2019GW南イタリア＋ミラノの旅（１６）ミラノ初上陸！ドゥオーモ広場散策と美味しいミラノグルメ

2019/05/02 - 2019/05/02

２０１９年ＧＷは１４年ぶりのイタリアへ。旅の目的は南イタリアとミラノの「最後の晩餐」鑑賞です。７日目はアルベロベッロを出発後、バーリから空路でミラノへ移動、ドゥオーモ広場そばのホテルへ予定通り到着しました。まだ明るい時間でしたので翌日朝いちばんで予定しているドゥオーモ入場の下見と近くの散策をしました。初めてのミラノですが、定番のミラノ地元飯であるカツレツやリゾットも美味しいし、夜景もキレイですね。
～旅程～　
４月２６日（金）　成田→香港（機中泊）
４月２７日（土）　香港→ローマ→ナポリ（ナポリ泊）
４月２８日（日）　ナポリ→ポンペイ→ナポリ（ナポリ泊）
４月２９日（月）　ナポリ→サレルノ→アマルフィ（アマルフィ泊）
４月３０日（火）　アマルフィ→ポジターノ→アマルフィ（アマルフィ泊）
５月１日（水）　アマルフィ→パエストゥム→マテーラ→アルベロベッロ（アルベロベッロ泊）
５月２日（木）　アルベロベッロ→バーリ→ミラノ（ミラノ泊）
５月３日（金）　ミラノ（ミラノ泊）
５月４日（土）　ミラノ→香港（機中泊）
５月５日（日）　香港→成田（日本帰国）

エリア ミラノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ミラノ入り後　ホテルでのチェックインを済ませてドゥオーモ広場へやってきました

ドゥオーモ広場 (大聖堂広場) 広場・公園

ドゥオーモ広場は観光客で賑やか。広場の面積は約17,000平方メートルもあり、ミラノの文化・芸術・商業の中心です。

ドゥオーモ広場 (大聖堂広場) 広場・公園

その広場の中心に鎮座するドゥオーモも1386年に着工して完成したのは1813年と500年近くの歳月を費やしています。ドゥオーモは思っていたイメージより色が白いです。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

ミラノのドゥオーモは聖母マリアに捧げられた世界最大級のゴシック建築で全長157m、幅92m、高さ108mもあり、ゴシック建築の大聖堂としてはバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂に次ぐ大きさだそうです。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

2004年から2008年にかけての修繕工事で、現在の美しい姿を取り戻したそうです。明日　朝一番でドゥオーモの内部はもちろん、テラスに登って見学したいと思います

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

続いて広場周辺を散策してみます

ドゥオーモ広場 (大聖堂広場) 広場・公園

広場の騎馬像はイタリア王国初代国王ヴィットーリオ・エマヌエル2世です。サルデーニャ王国の最後の国王としてイタリア統一戦争に終止符を打ち、王国の国父と呼ばれました。

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世騎馬像(ドウォーモ) モニュメント・記念碑

続いてはドゥオーモと同じようにミラノのシンボルとなっているヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアです

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

イタリアの建築家ジュゼッペ・メンゴーニにより1865年から1877年の間に建設され、石造りの伝統工法を基に、ガラス・鉄・石・鉄骨が組み合わされた建築美で傑作と呼ばれる美しいショッピングアーケードです

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

ドーム状の屋根は、イタリアで初めて鉄とガラスを用いて造られているそうです。おしゃれなリストランテや世界的なハイブランドが軒を連ねる通りはミラノらしい優雅な雰囲気です。

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

入り口に入ってすぐの「モッタミラノ1928」。有名で優雅な高級カフェだそうです

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

中央のガラスドームが見えました。明るいですね。ドーム四隅にはフレスコ画が描かれていて、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカの4大陸を表しているそうです。

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

中央ドームの下のガッレリアの中心まで来ました

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

中央広場の床には美しいモザイク画が5つ描かれています。真ん中がイタリア王国の紋章、それを取り囲むようにしてミラノ、トリノ、フィレンツェ、ローマの紋章が配されています。

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

このうち牛の紋章でまわる人が

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

牛のデザインの紋章のくぼみにかかとをのせて３回転すると幸せになれると言われています

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

多くの観光客が次々とここで回転し、写真撮影していました

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

ということで美しいガッレリアを抜けて、その先へ向かいます

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

ガッレリアを抜けるとスカラ座が見えました

スカラ座 劇場・ホール・ショー

パリ、ウイーンのオペラ座と並んで三大オペラ座と称されるミラノのスカラ座です。他の２カ所と比べると外観はシンプルです。オリジナルの18世紀の建物は第二次世界大戦で破壊され再建されたそうです。

スカラ座 劇場・ホール・ショー

スカラ座前のスカラ広場にはレオナルド・ダ・ヴィンチの銅像。一番上の立像がもちろんレオナルド・ダ・ヴィンチです。下段の銅像はレオナルデスキと言われた４人のお弟子さんです。

スカラ広場 広場・公園

レオナルド・ダ・ヴィンチは当時ミラノを支配していたスフォルツァ家に呼ばれてこのミラノにやってきました。呼ばれた目的はミラノを守るための軍事的なアドバイスをするためだそうです。「万能の天才」と言われる所以ですね。

スカラ広場 広場・公園

さて再びガッレリアです

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

寄りませんでしたがプラダ本店が見えます

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

これから明日のドゥオーモ見学の下見＆情報収集へ行ってみます

フェラーリ ストア その他の店舗

途中見かけたフェラーリストア。イタリアのシンボルですね。

フェラーリ ストア その他の店舗

ということで再びドゥオーモ広場へ戻りました

ドゥオーモ広場 (大聖堂広場) 広場・公園

再びドゥオーモを一周してみます。正面ファサードにあるブロンズ製の大扉です。大きいですね。ドゥオーモには5つの扉がありますが、元々木製の扉だったそうです。１９０８年に中央の１枚がブロンズ製になり、残りの４枚も１９６５年頃に取り替えられたそうです。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

ブロンズ製のドアの表面には、イタリアの彫刻家「ルドヴィーコ・ポリアーギ」が手掛けたもので、花や果物、動物をモチーフにして聖母マリアの生涯が彫られています。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

正面ファサードにはドゥオーモの「FAST-TRACK チケット」専用のチケット売り場がありました。このチケットがあれば並ばなくて済むみたいです。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

正面ファサードの向かって一番右手がドゥオーモ内部への入口のようです。ここに並んで入場するみたいです。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

ここに並ぶ前にチケットを購入しなさいと注意書きがあります。チケットはドゥオーモの右手の建物にあるようです。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

こんな看板もありました。明日の予定がタイトなので、ドゥオーモの観光は待ち時間無しで朝一番で入場したいと思い、じっくり確認しました。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

ファースト・トラックパスは２５ユーロ。大聖堂内部、屋上テラス、歴史的エリア、博物館、サン・ゴッタルド教会の料金が含まれているみたいです。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

屋上テラスのみのファースト・トラックは２３ユーロ。パスのほうがお得ですね。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

ドゥオーモの施設の位置図もありました。リフトはファサードの真裏にあるようです。後で見に行ってみましょう。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

開場は大聖堂内部が８時から、屋上テラスが9時、博物館は１０時からでした。明日は先に大聖堂内部、そなと屋上テラスを見学することに決定です。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

ドゥオーモの向かって右手にある建物が目につきました。これは「パラッツォ・レアーレ」という１３世紀ネオクラッシック様式の建築物で、ミラノを統治した貴族や有力者や、フランス皇帝ナポレオンが暮らした宮殿です。現在は王宮博物館として一般公開されているそうです。

パラッツォ レアーレ 城・宮殿

その隣にはドゥオーモ美術館がありました。ここにチケット売りがあるそうです。

ドゥオーモ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

いろいろ模索しましたが、最終的にチケットはドゥオーモのサイトから購入しました。ドゥオーモ・パス・リフトで１７．５ユーロでした。入場は朝一番の８時～１０時です。これで明日予定通りの時間を確保できました。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

ドゥオーモをとりあえず一周してみます

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

巨大です。見上げながらながらなので首がたいへん。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

ドゥオーモの壁にはたくさんの彫像が装飾として飾られています

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

内部はステンドグラスになっているかと思いますが、どうなっているのでしょう。明日が楽しみです。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

ファサードの反対側にやってきました。ドゥオーモの北側に「ADMISSION BY LIFT」と言う看板がありました。屋上テラスにエレベーターで登る事ができる「ドゥオーモ・パス・リフト」の入り口です。明日はここから入場のようです。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

これで明日朝一番のドゥオーモ入場の事前確認は終了。明日はドゥオーモのあと、ブレラ美術館、スフォルツァ城、最後の晩餐鑑賞と盛りだくさんの観光なので入念に準備できてよかったです。

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

リフト入口の近くにあった「フットボールチーム」というスポーツ店。今回の旅行ではサッカーのユニフォーム収集をすっかり失念してました。次回忘れずに購入したいですね。

フットボールチーム (ドゥオーモ店) 専門店

続いてドゥオーモのすぐ横にある建物へ向かいました。（ガッレリア側です）

リナシェンテ (ミラノ店) 百貨店・デパート

ミラノの百貨店「リナシェンテ」です。トイレ休憩もかねて入ってみました。

リナシェンテ (ミラノ店) 百貨店・デパート

この４階でオリーブ・オイルやバルサミコ酢を物色。自分土産として購入しました。

リナシェンテ (ミラノ店) 百貨店・デパート

リナシェンテを出るときに出会った狼のようなワンちゃん。

リナシェンテ (ミラノ店) 百貨店・デパート

正面が見えませんが体形や毛並みがワイルドで美しいです

リナシェンテ (ミラノ店) 百貨店・デパート

こんなワンちゃんを連れてデパートで一緒に買い物しているとはカッコいいですね

リナシェンテ (ミラノ店) 百貨店・デパート

まだ暗くなりませんが、そろそろ暗くならないうちにディナーに向かいたいと思います

ドゥオーモ (ミラノ大聖堂) 寺院・教会

ドゥオーモ広場から離れて反対側へ行ってみたいと思います

ドゥオーモ広場 (大聖堂広場) 広場・公園

宿泊するホテルの裏通りがミラノのトラムのルートになってました

メルカンティ広場 広場・公園

本数も多そうですので明日乗ってみたいと思います

メルカンティ広場 広場・公園

レストランへ向かう途中に美術館を発見

アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー

アンブロジアーナ絵画館でした。明日時間があったらぜひ寄ってみたいと思います。

アンブロジアーナ絵画館 博物館・美術館・ギャラリー

アンブロジアーナ絵画館から徒歩数分歩きました

サン セポルクロ広場 広場・公園

少し入り組んだ小路にあるトラットリア・ミラネーゼです。ガイドブックに出てたレストランテです。予約なしでも入れました。

トラットリア ミラネーゼ イタリアン

オーダーしたのは当然ミラノの定番料理です。お店の名物の無塩バターのミラノ風カツレツ。大きいですね。しっかり骨付きです。

トラットリア ミラネーゼ イタリアン

とっても大きかったの２人でシェアして食べました。大きいながらも飽きずに食べることができ美味しかったです。

トラットリア ミラネーゼ イタリアン

こちらもお店おススメの「オッソ・ブーコとミラノ風リゾット」。オッソブーコとは子牛の骨付きすね肉を煮込んだ料理です。これもとても美味しいミラノ料理でした。量的にも二人だとこの２品とつけあわせのパンだけで十分で料金も６０ユーロくらいとお手頃価格でした。大満足のディナーでした。

トラットリア ミラネーゼ イタリアン

レストランテを出るとミラノの街もいよいよ夜が更けてきました

トラットリア ミラネーゼ イタリアン

ドゥオーモ広場のライトアップまではまだ明るいのでいったんホテルへ戻りました

メゾン ミラノ ウナ エスペリエンツ ホテル

暗くなってからホテルを出てドゥオーモ広場へ再びやってきました。まだ観光客が多く賑やかです。ドゥオーモ広場すぐそばのホテルを予約してよかったと実感。

ドゥオーモ広場 (大聖堂広場) 広場・公園

ガッレリアも輝いてキレイです

ドゥオーモ広場 (大聖堂広場) 広場・公園

ドゥオーモも白色が映えて、より美しく見えます

ドゥオーモ広場 (大聖堂広場) 広場・公園

夜だと建物に複雑でたくさんの白色の建材が使われていることがはっきりわかるので、より重厚で感じます。

ドゥオーモ広場 (大聖堂広場) 広場・公園

ドゥオーモの上を見上げると「マドンニーナ」の名で親しまれている黄金のマリア像が光輝いてました。明日のミラノ観光が楽しみです。

ドゥオーモ広場 (大聖堂広場) 広場・公園