2022/11/27 - 2022/11/27
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kojikojiさん
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この旅行記のスケジュール
2022/11/27
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夏から秋にかけて予約したツアーが全部全国旅行支援の対象になり、40%割引になった旅も4回目になりました。前回の北海道の旅から3日開けての出発で、その間にいくつかの用事を片付け、妻に至っては洗濯しに帰ってきただけみたいと呆れられました。今回申し込んだのはクラブツーリズム社の「浜ゆで男鹿の蟹と大間マグロに舌鼓 男鹿・津軽半島と日本海の絶景3日間」というツアーで、1人59,900円でした。全国旅行支援で2泊16,000円と都道府県クーポンが2日で6,000円あったので実質37,900円になりました。秋田県と青森県に渡るツアーなので、クーポン券を宿泊するホテルでいただいても、県境を越える前に使わなければならないので少し不便ではありました。
出発前に添乗員さんから連絡のあるのがクラブツーリズムの良いところで、事前に参加人数が分かります。今回は32名というのが先に分かりました。当日は午前8時10分に東京駅日本橋口に集合して早めに手続きをします。配られた座席表を見てびっくりで、何と通路を挟んで泣き別れの上に出入り口の目の前の席です。これで車内でしかお昼を食べる時間はありませんと言われても…。添乗員さんに理由を尋ねても、「もう1組の方は前後に分かれてます。」とか「JRから割り当てられた座席ではこうなってしまう。」とはっきりしません。乗車してから車掌に交渉するということになりましたが、上野や大宮から乗って来るお客さんもいるようなので話しは進みません。妻にお願いして自由席の座席は押さえてあり、大宮駅を過ぎてしばらくしても埒が明かないので自由席に移動する旨を添乗員さんに伝えました。その後は2時間ほど楽しく食事しながら初冬の車窓風景を楽しみました。新幹線を北上駅で下車して、待っていたバスに乗り換えて男鹿半島に向かいます。途中横手の町外れを通過しましたが、秋田や山形には50年以上足を踏み入れていないと思いました。今回行く男鹿半島も初めての旅なので楽しみにしていました。秋田自動車道を昭和男鹿インターで降りてしばらく走ると左手に巨大ななまはげ像が立ち、右手に八郎潟の調整池と八郎潟干拓防潮水門が見えました。そして広大な田んぼが続き、山道に差し掛かるとその頂上に「寒風山回転展望台」が見えてきます。ほぼ快晴の天気だったので山頂からの景色は最高でした。秋田湾の海岸線には風力発電の風車が並び、その海岸線の先には男鹿半島が望め、北側には能代へ続く海岸線と風車が見えます。風は少し強いですが11月の終わりというのにポカポカした陽気で良かったです。寒風山を下ったバスは男鹿温泉を越えて「入道崎」に着きました。予定の20分では陽が落ちる前にここを離れなければならず、添乗員さんの計らいで15分ほど延長になりました。ここも風は強いのですが、寒さを感じるほどではありませんでした。思い思いに夕日を待ちますが、最後は雲に隠れてしまったので海に沈むところは見えませんでしたが、とてもきれいな夕日を楽しむことが出来ました。バスは男鹿温泉に戻り「男鹿観光ホテル」にチェックインしました。夕食は会席料理が並んでいますが、どの料理も地産の食材や料理なのでとても美味しくいただけました。途中で石鍋料理が始まり、大きな桶の中に鯛のカマが大量に入れられ、焼けた石が投入されていきます。沸騰すると灰汁が出てきて、それを取り除いて味噌を入れ、最後に入れた白葱をお玉で焼けた石に当てて料理が完成しました。これは初めて見るものでしたが、理にかなった地域性のある面白い料理方法でした。地酒も美味しく夕食を堪能した後は近くの劇場で行われる「五風なまはげ太鼓」を観に行きました。同じツアーの隣の席のご夫婦と一緒になりましたが、添乗員さんから説明もなかったので他の方は観に来ていませんでした。出発の前日になって今回の旅先について調べていて、この日の夜も開催されると知って楽しみにしていました。隣の席の奥さんが「東京でも和太鼓の演奏を聴きに行くけど結構高いのよ。ここでは600円で観られるからお得だわ。」とおっしゃっていましたが、なるほどその通りだなと思いました。前半はなまはげのいでたちの3人が演奏しますが、迫力があるので惹きこまれます。後半は4人でさらに迫力ある演奏が続きます。30分ほどの演奏会でしたが、気が付くと劇場は満席で、近隣のホテルから送迎バスが出ているほどでした。ホテルに戻って大浴場で温泉を楽しみましたが、北海道の旅の疲れが取れたような気分でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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午前8時10分の集合より早めに東京駅日本橋口に到着しました。ここに集合するのはトラピックス社とクラブツーリズム社だけですがものすごい混雑でした。年齢層は我々より上の団塊世代から80歳前後の方ばかりです。集合時間の30分前には添乗員さんが手続きを始めるので、すぐに手続きを済ませました。
東京駅 駅
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午前8時48分発の「やまびこ53号」で北上駅まで移動します。添乗員さんが団体切符を持っていて、参加者は座席シート番号の書かれた紙だけが手渡されます。よく見ると20のCとDという目の前が出入り口で通路を挟んだ泣き別れの座席です。もう一方ご夫婦で前後に分かれているケースもあるようです。
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ツアーの時間割上新幹線の車内で昼食をするように指示がありながら、いきなり気分は大なしです。ツアー中のバスの車内では飲食禁止なので、新幹線の中ではゆっくり食事できると思っていました。添乗員さんには席が空いているか車掌さんに聞いてもらえるよう交渉しましたが、あまり前向きな回答はもらえません。最悪のことを考えて妻には自由席に並んでもらって席を確保してもらいます。
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上野駅からも大宮駅からも途中乗車してくるツアーの方がいるので、添乗員さんもそちらの対応ばかりで車掌さんが通っても話しは進みません。大宮駅を過ぎたら空いている席を探してもらえるということでしたが、食事する時間もあるので自由席に移りました。団体行動なので勝手なことはしたくないのですが、座席シートを伝えて席を空けました。
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自由席の2人席に座ることができて、ようやく旅が始まった気がします。まずは檸檬堂で乾杯します。自由席はほぼ満席でしたし、指定席もほぼ埋まっていた。あのまま待っていても2人の席が確保できたとも思えませんでしたから、自由席に移動して正解だったと思います。その後は下車するまで添乗員さんもこちらへ来ることも無かったので、迷惑もかけなかったと思います。
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数週間前に花巻と遠野を訪ねた旅の時は車窓から見える山々は紅葉で美しかったのですが、季節がもう1つ進んだような気がします。左から男体山、右に向かって大真名子山、小さなピークが小真名子山、帝釈山と女峰山には少し雪が積もっています。
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左側の3つのピークが西平岳と中岳と釈迦が岳(高原山)で、右側には1591峰と1700峰がきれいに見渡せます。
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この日のお弁当は「分とく山 特製海鮮幕の内」です。妻にお弁当を買いに一度JRの改札の中に入ってもらいましたが、午前8時前ですごい混んでいたようです。
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妻は羽田空港でも東京駅でも同じような弁当を探してきます。どんだけカニやイクラやサーモンが好きなのでしょう。
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吾妻連峰の山々も山頂部分が少しだけ白くなっています。もう数日したら真っ白になるのだろうと思えます。
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実際この旅の終わった数日後には北海道から東北にかけてが寒波に覆われ、景色は大きく変わったようです。
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刈入れの終わった田んぼは渡り鳥の休憩の場所のようです。真っ白なオオハクチョウは全てが真っ白なので幼鳥はいないようです。前の週の北海道の旅よりたくさんのオオハクチョウを見ることが出来た旅でした。
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北上川に注がれる和賀川の流れが見えるとすぐに北上駅に到着です。
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午前11時45分に北上駅で新幹線を降りるとあっという間に走り去っていきました。今年はいつになく東北新幹線に乗ることの多い年でした。
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初めて降りた閑散とした北上駅です。東北新幹線はどこもそうですが、東口が栄えているのは仙台駅ぐらいでしょうか。
北上駅 駅
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駅前の駐車場には岩手交通のバスが待っていました。ここから男鹿半島を巡り、津軽半島まで走って最後は盛岡駅まで我々を送ってくれます。
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ツアーのメンバーは32名で、バスはほぼ満席です。トラピックス社の場合はコロナ前から毎日座席は変わりますが、クラブツーリズム社はコロナ禍になってからはツアー中のバスの座席は変わりません。
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今回のツアーバスは後方の3列が回転させるとサロンになるタイプのもので、座席もピッチが前方より1.5倍くらい広いものでした。さらに最後尾の席が片側空いていたので妻はそちらに移りました。新幹線ではちょっと嫌な気分でしたが、ツアーバスでは少しだけ良いことがありました。
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バスは北上江釣子インターから高速に乗り、北上ジャンクションから秋田自動車道に入りました。秋田に最後に来たのは山形蔵王でスキーをした帰りに横手で梵天とかまくらを見た昭和42年の1967年以来のことです。
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何で55年間も秋田県に足を踏み入れなかったのかは分かりませんが、梵天とかまくらを見に行きたい気持ちはここ数年高まってきています。
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男鹿半島へ入る前に西仙北パーキングエリアで休憩が15分ありました。ほとんどファミリーマットの様な建物でした。
西仙北サービスエリア 道の駅
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岩手県交通のバスのデザインは昭和の時代のままのようなレトロさを感じます。
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地図を見てもあまり馴染みのない地名ばかりが並んでいます。2023年の夏に横浜港から青森のねぶたと秋田の竿灯と高知のよさこい、徳島の阿波踊りを巡るクルーズがあるのですが、帰ったら申し込んでみようと思いました。
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バスは秋田市を通過してさらに北西を目指して走ります。今回の旅も天気は良くこの先の景色も期待が出来ます。
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秋田自動車道を昭和男鹿半島インターチェンジで降りて、一般道をしばらく走ると右手に大きな平野が見えてきました。ここまで来て気が付きましたが、男鹿半島と言えば八郎潟の干拓地がある場所です。
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江川漁港という地名はグーグルマップで現在地を確認しながらだったので分かりました。その先には八郎潟の調整池もあるようです。
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調整池との間には「八郎潟干拓防潮水門」が見えました。防潮水門は調整池の水位を一定に保ち、日本海からの海水の浸入を防いでいます。
八郎潟干拓地 名所・史跡
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春に行った三陸の旅でも同じような水門をいくつも見ましたが、そのどれもが2スパンや3スパンの物でした。ここまで大きいものは初めて見たと思います。八郎潟の干拓は昭和30年代の巨大な国家プロジェクトでしたから、小学校の社会科でも学ぶことも多かったので記憶に残っています。
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巨大な「なまはげ像」を越えると男鹿半島に入ったのだと感じました。しばらく進むと右手に「寒風山」が見えてきました。最初の観光地ですが、天気が良いので楽しみです。
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八郎潟というと子供の頃に見た「まんが日本昔ばなし」のことも思い出しました。友達の分のイワナも食べてしまった八郎が龍の姿になり、各地を追われながらもここに湖を造り、田沢湖のたつこ姫を嫁にもらうという話しでした。
https://www.youtube.com/watch?v=JfqqixZLQTg -
バスは「寒風山」のヘアピンカーブを登りながら山頂を目指します。標高355 メートルの成層火山で、山頂部は滑落で2つに分かれています。芝生に覆われた山肌と近隣に障害物がないことから、パラグライダーが盛んに行われているそうです。
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山頂には1964年に建てられた回転展望台や八郎潟の資料館が設置されています。
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回転展望台のガラス窓の内側ではカラフルなベンチが回っているのが見えます。
スカイレストラン ファミリオ グルメ・レストラン
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ここでは20分ほどのフリータイムになります。日本海から風が通り抜けますが、ポカポカ陽気なので寒さは感じませんでした。
寒風山 自然・景勝地
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秋田湾の海岸線には巨大な風力発電の風車が並んでいます。かなり早いスピードで回転しているのと、打ち寄せる白波からも風の強い場所なのだと感じます。うっすらと鳥海山が見えましたが、カメラでは確認できないほどでした。
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1920年代は大正天皇の病気が深刻化し、また国内にデモクラシーや社会主義の思想が広まり、従来の統治方法が通用しなくなる危機の時代でした。危機を乗り越えるため、筧克彦とその門下は五箇条の御誓文を標語として掲げ直し、その標語を用いた象徴的記念碑を国民の手で作り上げることを試みました。その実践が「誓の御柱」の建立で、1926年から1934年までの間に7か所で建設され、現存する5か所のうちの1つがここに残されています。
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男鹿の港もきれいに見渡せます。この近くに翌日昼食を食べる「道の駅OGARE」もあるはずです。
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山頂北西には大噴火口があり「鬼の隠れ里」(石倉)と呼ばれる巨石が積み重なった所があるそうです。岩屋の中に男鹿の鬼が住んでいたとの伝説が残っているようですが、これは溶岩ドームが崩落したものだということです。
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南西にある小噴火口はその姿が良く残っています。火口を取り巻く峰は蛇越(じゃこし)長根と言われ、昔は古玉の池という池があり、そこに身を投げたお玉という村娘が大蛇に変身し、古玉の池が干上がったため、尾根を越えて西にある新珠池(玉の池)まで移動したという伝説が残るそうです。
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八郎潟の八郎の物語などスケールの大きな伝説の残る地だと感じます。展望台の下には売店があり、秋田の名物がいろいろ売っています。秋田県のクーポンはホテルにチェックインしないといただけないので、使える時間は限られています。
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この日の夜はホテルで男鹿の名物料理の「石焼料理」をいただきましたが、使われる石は「生き石」「金石(かないし)」とも呼ばれている火山岩で正式名称を「溶結凝灰岩」と呼びます。この石が海岸の波で丸く削られることで調理に使えるそうです。そんな石もこの火山から生まれたと思うと感慨深いものがあります。
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小学校の社会科で学んだ八郎潟を初めて見ることが出来ました。刈入れの終わった秋の風景もきれいですが、一面の田んぼの緑の季節も美しいのだろうと想像してみます。
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昨年の12月20日に羽田空港から函館空港へ向かう機内から見えた八郎潟も雪に覆われてとてもきれいでした。
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先ほど通過して来た調整池もきれいに見渡せます。この日は暖かでしたが、3日後には暴風雪となりこの辺りは真っ白に雪で覆われたと知りました。
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かつては面積220平方キロと日本の湖沼面積では琵琶湖に次ぐ第2位の広さでしたが、大部分の水域が干拓によって陸地化されて陸地部分が大潟村になっています。戦後になって立案された本格的な干拓計画は、食糧増産および働き口のない農家の次男や三男が増加している問題の解決を目的として、干拓の先進国であるオランダから技術協力を受けて実施されたもので、20年の歳月と約852億円の費用を投じられました。
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添乗員さんにシャッターを押していただきました。翌日のツアーの内容では「真山神社」を参拝した後に「伝承館」でなまはげ習俗体験しますが、そこで観光は終わりになっています。隣接する「なまはげ館」にどうしても行きたいと思っていたので、神社の参拝をあきらめてでもここへ行けないか相談していました。
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「寒風山」の西には男鹿半島が広がり、先端には「入道崎」が見えました。その手前が男鹿温泉なので、この日宿泊する「男鹿観光ホテル」もあるはずです。
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風が強いので雲の流れも速く、ずっと見ていても飽きることがありません。北海道の雪も2週間以上遅れているようでしたが、日本海側の東北地方の雪も遅れているようです。数日後にここが真っ白になるとは思えないような陽気でした。
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バスは来た道とは別のルートで「寒風山」を下りました。男鹿半島の北側の道を通って「入道崎」に向かうようです。
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刈入れの終わった田んぼに乗っているバスのシルエットがきれいに写っていました。男鹿温泉郷を通過してバスはさらに進んでいきます。
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午後3時30分に「入道崎」に到着しました。冬の夕方は陽が沈むのも早く、午後4時過ぎには日の入りのようです。ここでもフリータイムは20分ですが、添乗員さんからホテルのチェックインが遅くなりますが、午後4時15分まで延長することになりました。これには皆さん大喜びでバスの中に拍手が湧きます。
入道崎 自然・景勝地
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さすがに海岸線は風が強く日も陰ってきたので少し寒いですが、風景はあまりにも美しいです。
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駐車場の付近には食堂やお土産物屋が8軒ほど並んでいますが、開いているのは1軒だけでした。そんな店も陽が沈む前の午後4時には閉まってしまいました。
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駐車場から灯台に向かって歩いてみます。草原の中の気持ち良い遊歩道が出来ています。
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白と黒のストライプの美しい灯台は入道崎の突端に立つ大型灯台で、明治31年の1898年に建造されました。11月上旬までは上まで登れたようですが、来年の4月まで閉鎖されていました。
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灯台と記念写真を撮りました。同じような写真はエジプトのアブシンベルに行く途中の砂漠と、オランダのスヘーフェニンゲンの海岸で撮ったことを思い出します。
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日本とは思えない風景にそんなことを思ったのかもしれません。流れる雲と刻一刻と赤く染まっていく夕日は美しいです。北緯40度線上の灯台として太平洋側の岩手県普代村にある陸中海岸の黒崎灯台と対をなすそうです。偶然にもこの春に黒崎灯台も遊覧船から眺めていたのを思い出します。
入道埼灯台 名所・史跡
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北緯40度線上にあることからそれを印した安山岩のモニュメントが置かれています。ストーンヘンジか何かの遺跡のようにも見えます。
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何やら古代遺跡のような雰囲気です。思いついたのがエジプトのアブシンベル神殿やインカの遺跡やストーンヘンジのようですが、北緯40度線上を表しているだけのようです。
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海岸段丘が発達していますが日本海の荒波の波食によって浸食され、落差30mもある荒々しい姿を表しています。
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どんどん太陽が低くなり、太陽光線は弱くなってきますが、その色はどんどん赤くなってきます。
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ヘルシンキからストックホルム、ストックホルムからリガ、タリンからヘルシンキへのフェリーの旅をしたときはその船上から大小100くらいの灯台を見たと思います。最後のタリンでは雑貨屋さんの店先で陶器製の灯台が売られており、30センチ以上の物を2つも買ってしまいました。その灯台とよく似ているシルエットです。
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大きな波が打ち寄せては白い波しぶきを上げています。やはり太平洋より日本海の方が海が荒いように思えます。
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海岸段丘が延々と続いていますが、景色は変わりなさそうなので遠くまで進みませんでした。
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分厚い雲の中に太陽が隠れると途端に周囲が暗くなってきました。雲間からこぼれる光線は天使の梯子とかレンブラント光線と呼ばれるものです。
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巨大な目玉の様な姿を見せた後は輝きを失っていきます。
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瞼を閉じるように太陽が見えなくなると天体ショーは終わりです。そろそろバスに戻る時間です。
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南の空には月が昇ってきました。
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バスで数分戻るとこの日宿泊する男鹿観光ホテルに到着しました。ルームキーは部屋置きなので、皆さんはクーポンを受け取ると我先にエレベーターに向かいます。混み合うのが嫌なのでいつも最後に部屋に向かうようにしています。
温泉もよく、食事も美味しくコスパの高いホテル。なまはげ太鼓も至近距離。 by kojikojiさん男鹿温泉 湯けむりリゾート 男鹿観光ホテル 宿・ホテル
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ロビーにはなまはげの像が2体置かれてありました。写真に撮ったら本当に襲われているようです。
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部屋は8畳間の和室でした。建物は古い昭和の雰囲気ですが、部屋はリニュアルしてありました。
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今回は秋田県で1泊、青森県で1泊なので、翌日のお昼までに秋田県のクーポン券を使わなければ紙くずになってしまいます。受け取りも夕方になってからですので、使えるのはホテルと翌日のお昼のタイミングしかありません。
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晩御飯の飲み物には秋田県の地酒がずらりと並んでいます。部屋で缶チューハイを飲んできているので、日本酒からスタートします。
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潟上市の小玉酒造の大平山はすっきりとした呑み口で美味しかったです。潟上市は秋田自動車道を降りてから八郎潟に至る途中の辺り市です。やはり通ってきた場所のお酒を飲みたいものです。
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一番最初に目についたのがこの鍋です。仲居さんに尋ねると「だまこ鍋」というものだそうです。ご飯を軽く潰して丸めたもので、この地方の言葉で「丸める」という意味の「だまける」からきたという説や「お手玉」をあらわす秋田言葉「だまこ」からきているとする説もあるようです。
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長ネギ、マイタケ、ゴボウ、鶏もも肉、そしてセリを入れるのがポイントだそうです。「だまこ」を棒状にすれば「きりたんぽ」ですが、この鍋はしょっつるを使ってはいません。体が温まって美味しかったです。
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秋田牛のローストビーフ。
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先付けは左から「鮭の切込み」という魚の麹漬けです。これは日本酒によく合います。真ん中は「ぎばさ」というわかめやもずくと同じ海藻です。正式名称はアカモクで、甘酢に漬けられています。右側は「ハタハタ寿司」です。
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お造りは真鯛と甘えびなど三点盛りで、これも新鮮で美味しかったです。
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普段は絶対に食べないブリ大根。正直美味しいと思って食べたのはこれが初めてかもしれません。煮魚など食べない妻も全部食べたので美味しかったのだと思います。
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秋田と言えば「いぶりがっこ」ですね。スモーキーな香りのする美味しい漬物です。これは翌日お土産に買い求めました。クリームチーズと一緒に食べても美味しいです。
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食事の途中で「石焼料理」の実演が始まりました。皆さん調理台の周りに集まります。
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使われるのは新鮮な鯛のカマの部分です。多分下処理などは済んでいるのだと思います。
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それを桶に張られたお湯の中に入れてしまいます。
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そこへ炭火で1500℃くらいに熱しられた石をどんどん入れていきます。先に入れた魚が焼けてしまわないか心配になってしまいます。
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入れる瞬間には泡が上がり、海中火山の噴火のようです。この石は「生き石」「金石(かないし)」とも呼ばれている火山岩で、正式名称を「溶結凝灰岩」です。この石が海岸の波で丸く削られることで調理に使えるそうです。さらに普通の石であれば内部に水分が含まれていて、熱すると割れてしまいますが、この石は溶岩が固まったものなので、内包する水分は含まれていないと説明されました。
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中の魚が煮えて来ると大量の灰汁が出てきます。それをすくい取ると準備が出来ます。
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使われるのは地元の味噌です。かなり大量の味噌が入れられますが、途中で2回ほど味見がありました。1回目は妻が味見して「ちょっと薄い。」ということで追加の味噌が入れられました。最近妻の味噌汁が辛いことがあるのでちょっと心配になります。
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次の方が味見して「ちょうどいいです。」とおっしゃったので責任は我が家から移行されました。これで一安心です。大量の斜め切りされた白葱が大量に投入されます。
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お玉に乗せられた焼けた石に押し当てるので見ているだけで美味しそうです。
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鯛のカマの味噌汁なんて絶対に食べないのですが、これは美味しい料理でした。普段なら味噌汁だけ飲む2人ですが、皮も身もきれいに頂きました。ホテルの方も親切で料理も美味しかったので大満足でした。
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午後8時30分から近くの劇場で「五風なまはげ太鼓」という重要無形民俗文化財の「男鹿のナマハゲ」と日本古来の「和太鼓」を融合させた男鹿独自の郷土芸能を観ることが出来ます。ホテルの外壁には巨大ななまはげの顔が浮かんでいます。
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「男鹿温泉交流会館 五風」まではホテルから歩いて3分ほどの距離です。ホテルのロビーにも幟がたてられていますが、添乗員さんから説明などはありませんでした。そのせいか同じツアーの方で観に来ていたのはバスで隣の席だったご夫婦だけでした。
男鹿温泉交流会館五風 温泉
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木彫のなまはげと記念写真を撮っておきましょう。
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北海道の旅から帰ってきて数日で男鹿の旅だったので、予定を作ってから確認する時間がありませんでした。前日になってネットで検索していてこの「五風なまはげ太鼓」を知り、この日も開催されていると知りました。
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30分ほどの公演ですが、600円というお値段も嬉しいです。隣に座っていた奥さんが「東京でも和太鼓の演奏会に行くのですが、8,000円とかするので、600円はお得よね。」とおっしゃっていました。確かにそうだなと思いました。
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午後8時30分に開演しました。最初は女性が1名で演奏を始めます。公演は写真撮影も出来て、逆にSNS等で紹介してくださいということでした。
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ステージの演奏に気を取られていると後方からなまはげが乱入してきます。
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神のしるしとしての「御幣(ごへい)」を付けた杖を手に持って巡ります。
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これだけでありがたい気分になってきます。
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なまはげの「ゲテ」と呼ばれる藁製の蓑状の衣装は面とともに神に扮する象徴的なものです。ここから落ちた藁は縁起物なので、切れた御幣と共に後で拾っておきます。
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3人のなまはげが太鼓の演奏を始めますが、見た目も含めてすごい迫力です。
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3月に能登半島の輪島で観た「御陣乗太鼓(ごじんじょうだいこ)」も面を被って太鼓を叩き、迫力がありましたが「なまはげ太鼓」もすごい迫力です。
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大きな太鼓を抱えてスタンバイします。
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もう1人のなまはげが太鼓の演奏を始めます。
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3人のなまはげが代わる代わる演奏をしますが、衣装や髪の毛が舞うので見入ってしまいます。
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新しい催しと分かっていても太鼓もなまはげも本物で、それを男鹿半島で観ているので作り物のような感じは全くしません。
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いつも使用しているSONYのα6000が北海道の旅の途中で壊れてしまい、入院中なのでサブカメラを使っていますが、同じSONYのサイバーショットの連写機能が意外に優れているので撥さばきのいい感じの写真が撮れました。
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前半の15分の「なまはげ太鼓」は迫力がありました。
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後半は最初のMCの女性を含めた4人の演奏が始まります。中央の男性がリーダーのようです。
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最初はソロの演奏があります。若い女性ですが力強い迫力のある撥さばきです。夕食を食べたばかりの下腹に響いてきます。
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リーダーの演奏は素人が聴いていても迫力があって上手でした。
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途中でジャンプしたりパフォーマンスも取り入れています。
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最後は気力を振り絞っての演奏になります。高校生の頃までずっと剣道をしていてたのですが、素振りを続けた最後の腕のだるさが蘇って来るようです。
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30分ほどの演奏会でしたが、とても楽しかったです。毎日の開催ではありませんが、これがツアーに組み込まれない、またはオプションにならない理由が分からないです。近隣の少し離れたホテルからは送迎バスでたくさんの方が来ていました。
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ホテルの廊下に貼られたポスターが意外に良く出来ていて面白いです。
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ホテルに戻ってようやく温泉に浸かることが出来ました。遅い時間だったので空いていて良かったです。
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誰もいない貸切風呂は気持ちの良いものです。男鹿温泉の湯は泉質も良く温まりました。
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露天風呂からは秋田杉の林が見えました。もう冬だというのに肌寒さも感じません。
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