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3年振りの妻とのお泊まりの旅でした。博多から五島列島への夜行のフェリーが有ることを知り、長崎県の壱岐(いき)と五島列島福江島の2島を巡る3泊4日の旅を計画しました。<br />10月14日(金)の早朝、泉岳寺駅でダッシュで乗り換えたのが三崎口行きで、マヌケなスタートでした。羽田よりANAで飛び、福岡空港は日焼けしそうな日射し。タクシーで博多ふ頭第1ターミナルへ移動しました。<br />壱岐への九州郵船の高速船「ヴィーナス」は「ジェットフォイル」で、時速70km超の速力を有し、速度を増すと、船体のほとんどが浮上し、波の影響を受けなくなります。壱岐まで1時間で、1人5,340円と高価でした。旅の初日のランチは失敗しがちなので、ローソン100で買って、持って来た「助六寿司」をここで食べました。旅先の高揚感が有り、おいしかったです。<br />壱岐の芦辺港に到着、準備運動のつもりでちょっと歩きました。港を守る金刀比羅(ことひら)神社、貴船神社、事代主(ことしろぬし)神社を巡り、岬の高台へ上がり、壱岐神社へお参りしました。壱岐神社は戦争中の昭和19年(1944年)に造営され、壱岐で最も新しい神社です。元寇を戦われた亀山天皇様、後宇多天皇様、少弐資時(しょうにすけとき)公、壱岐市内護国御英霊様が祀られています。ここは「弘安の役」古戦場で、頂部に少弐資時公のお墓が有ります。壱岐と日本を守り、19歳で戦死した少弐資時公に感謝申し上げました。突端は龍神崎で、海が綺麗でした。<br />午後、予約していた壱岐タクシーでのタクシー観光を開始。壱岐は無数というくらい神社が有ります。まず、北へ走り、二の宮の「聖母宮」(しょうもぐう)へお参りしました。神功(じんぐう)皇后様のリアルな由緒が残っており、壱岐の北端の港であり、防衛上重要な地です。この10月14日は幸運なことに、この聖母宮の大祭で、漁船にたくさんの旗がはためいていて、勇壮な太鼓が響き、船の神事が行われていました。<br />壱岐の東側「はらほげ地蔵」様は小っちゃくて、「がっかり観光地」だと思いました。その「内海」(うちめ)という湾に「小島神社」が有ります。干潮時には砂州で繋がった陸繋島(りくけいとう)となり、満潮時には離島となります。行ったときは午後2時過ぎで、離島となっていて、とても綺麗な海で、心が洗われました。海に白い鳥居が見えて、神秘的で、眺め、拝みました。「壱岐のモンサンミッシェル」だそうですが、コジマだよ。あれとは別の神秘です。<br />一支国(いきこく)博物館でタクシー観光は終了としました。壱岐タクシーのタクシー観光は2時間で11,000円であり、2時間を超えていたと思いますが、11,000円でした。この博物館は中国の歴史書の「一支国」の記述に因むネーミングのよう。黒川紀章(きしょう)さんの晩年の設計の建築物です。<br />壱岐での宿は郷ノ浦の高台の「壱岐ステラコート太安閣」でした。ちょいと旅行券が残っており、これが使えた旅行代理店「日本旅行」で扱っていて、部屋が空いていた壱岐の宿がここだけでした。「ステラ」は「星」で、「太安」は中国の元号のよう。壱岐の最大最高級の宿で、上質な接客で、行き届いた施設でした。<br />10月15日(土)は、郷ノ浦港で電動アシスト付き自転車「壱岐ちゃり」を借り、説明を受けました。8時間1台2,200円でした。電動は自重が重いけど、水平移動はアシスト無しで平気でした。壱岐は起伏が多いけど、アシストで、急坂もラクチンでした。自分の脚も使おうと、モードは主に1としました。牧崎の「鬼の足跡」は溶岩地形の海食洞で、大穴がボコボコ空いています。通り掛かった「いきうどん」でおいしいうどんを食べました。たっぷりの薬味のオロシ生姜が効いていました。「天手長男(あまのたながお)神社」、「天手長比売(あまのたながひめ)神社」跡はミステリアスでした。それらの間の小川がこの下流でグルっと曲がって、幡鉾(はたほこ)川に合流し、東の「原の辻(はるのつじ)遺跡」横へと流れています。夕方、頑張ってクネクネ道を上り、島の最高峰、標高212.5mの岳の辻(たけのつじ)展望台へ上がりました。壱岐全域が見え、近くに九州が見えました。古代より九州-壱岐-対馬-朝鮮半島を行き来していたのでしょう。この日、100kmを走る「壱岐ウルトラマラソン」が開催中で、郷ノ浦がゴールでした。ジャマしないよう、壱岐ちゃりで走りました。<br />郷ノ浦より九州郵船フェリー「きずな」で博多へ戻り、博多の夜景が宝石のようで、大阪で福岡ソフトバンクホークスが負けた夜でした。博多ふ頭の「豊一」(とよいち)でお寿司やお酒などを頂きました。野母商船の「太古フェリー」に乗り、23:45出航。1日に2つのフェリーを乗り、珍しい経験でした。博多~福江1人が4,930円で、ツイン特別室が5,200円でした。このツインは写真では広く見えましたが、実際は畳2枚分でした。壱岐で買った麦焼酎を飲んで、寝ました。

長崎の島々(その1 壱岐)

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2022/10/14 - 2022/10/17

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いっちゃん2013

いっちゃん2013さん

3年振りの妻とのお泊まりの旅でした。博多から五島列島への夜行のフェリーが有ることを知り、長崎県の壱岐(いき)と五島列島福江島の2島を巡る3泊4日の旅を計画しました。
10月14日(金)の早朝、泉岳寺駅でダッシュで乗り換えたのが三崎口行きで、マヌケなスタートでした。羽田よりANAで飛び、福岡空港は日焼けしそうな日射し。タクシーで博多ふ頭第1ターミナルへ移動しました。
壱岐への九州郵船の高速船「ヴィーナス」は「ジェットフォイル」で、時速70km超の速力を有し、速度を増すと、船体のほとんどが浮上し、波の影響を受けなくなります。壱岐まで1時間で、1人5,340円と高価でした。旅の初日のランチは失敗しがちなので、ローソン100で買って、持って来た「助六寿司」をここで食べました。旅先の高揚感が有り、おいしかったです。
壱岐の芦辺港に到着、準備運動のつもりでちょっと歩きました。港を守る金刀比羅(ことひら)神社、貴船神社、事代主(ことしろぬし)神社を巡り、岬の高台へ上がり、壱岐神社へお参りしました。壱岐神社は戦争中の昭和19年(1944年)に造営され、壱岐で最も新しい神社です。元寇を戦われた亀山天皇様、後宇多天皇様、少弐資時(しょうにすけとき)公、壱岐市内護国御英霊様が祀られています。ここは「弘安の役」古戦場で、頂部に少弐資時公のお墓が有ります。壱岐と日本を守り、19歳で戦死した少弐資時公に感謝申し上げました。突端は龍神崎で、海が綺麗でした。
午後、予約していた壱岐タクシーでのタクシー観光を開始。壱岐は無数というくらい神社が有ります。まず、北へ走り、二の宮の「聖母宮」(しょうもぐう)へお参りしました。神功(じんぐう)皇后様のリアルな由緒が残っており、壱岐の北端の港であり、防衛上重要な地です。この10月14日は幸運なことに、この聖母宮の大祭で、漁船にたくさんの旗がはためいていて、勇壮な太鼓が響き、船の神事が行われていました。
壱岐の東側「はらほげ地蔵」様は小っちゃくて、「がっかり観光地」だと思いました。その「内海」(うちめ)という湾に「小島神社」が有ります。干潮時には砂州で繋がった陸繋島(りくけいとう)となり、満潮時には離島となります。行ったときは午後2時過ぎで、離島となっていて、とても綺麗な海で、心が洗われました。海に白い鳥居が見えて、神秘的で、眺め、拝みました。「壱岐のモンサンミッシェル」だそうですが、コジマだよ。あれとは別の神秘です。
一支国(いきこく)博物館でタクシー観光は終了としました。壱岐タクシーのタクシー観光は2時間で11,000円であり、2時間を超えていたと思いますが、11,000円でした。この博物館は中国の歴史書の「一支国」の記述に因むネーミングのよう。黒川紀章(きしょう)さんの晩年の設計の建築物です。
壱岐での宿は郷ノ浦の高台の「壱岐ステラコート太安閣」でした。ちょいと旅行券が残っており、これが使えた旅行代理店「日本旅行」で扱っていて、部屋が空いていた壱岐の宿がここだけでした。「ステラ」は「星」で、「太安」は中国の元号のよう。壱岐の最大最高級の宿で、上質な接客で、行き届いた施設でした。
10月15日(土)は、郷ノ浦港で電動アシスト付き自転車「壱岐ちゃり」を借り、説明を受けました。8時間1台2,200円でした。電動は自重が重いけど、水平移動はアシスト無しで平気でした。壱岐は起伏が多いけど、アシストで、急坂もラクチンでした。自分の脚も使おうと、モードは主に1としました。牧崎の「鬼の足跡」は溶岩地形の海食洞で、大穴がボコボコ空いています。通り掛かった「いきうどん」でおいしいうどんを食べました。たっぷりの薬味のオロシ生姜が効いていました。「天手長男(あまのたながお)神社」、「天手長比売(あまのたながひめ)神社」跡はミステリアスでした。それらの間の小川がこの下流でグルっと曲がって、幡鉾(はたほこ)川に合流し、東の「原の辻(はるのつじ)遺跡」横へと流れています。夕方、頑張ってクネクネ道を上り、島の最高峰、標高212.5mの岳の辻(たけのつじ)展望台へ上がりました。壱岐全域が見え、近くに九州が見えました。古代より九州-壱岐-対馬-朝鮮半島を行き来していたのでしょう。この日、100kmを走る「壱岐ウルトラマラソン」が開催中で、郷ノ浦がゴールでした。ジャマしないよう、壱岐ちゃりで走りました。
郷ノ浦より九州郵船フェリー「きずな」で博多へ戻り、博多の夜景が宝石のようで、大阪で福岡ソフトバンクホークスが負けた夜でした。博多ふ頭の「豊一」(とよいち)でお寿司やお酒などを頂きました。野母商船の「太古フェリー」に乗り、23:45出航。1日に2つのフェリーを乗り、珍しい経験でした。博多~福江1人が4,930円で、ツイン特別室が5,200円でした。このツインは写真では広く見えましたが、実際は畳2枚分でした。壱岐で買った麦焼酎を飲んで、寝ました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
3.5
グルメ
4.0
ショッピング
3.5
交通
3.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
タクシー ANAグループ 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
日本旅行
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