2022/09/30 - 2022/10/10
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Longchampさん
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毎年恒例となっていたパリ・ロンシャン競馬場で開催される凱旋門賞。
新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりのロンシャン(Longchamp)競馬場に来ました。
待ちに待った凱旋門賞当日、ロンシャン競馬場のゴール近くに行くといつものメンバーと会いました。今年の凱旋門賞天気が気になりますがどんな結果になるでしょう?
第3回目は凱旋門賞のレース観戦とその翌日に乗車したイタリアの高速列車フレッチャロッサを紹介します。
今回の旅行の目的
(1)凱旋門賞観戦
ロンシャン競馬場・芝2400m←今回の旅行記です。
(2)イタリアの高速列車、フレッチェロッサ
(FrecciaRossa)1000国際線に乗車←今回の旅行記です。
(3)イタリアの高速列車、イタロ
(italo)に乗車。
(4)世界三大夜景、ナポリの夜景を見る。
(5)ナポリで本場のマルゲリータを食べる。
(6)ミラノのドゥオーモ (ミラノ大聖堂)観光
(7)ミラノのサンタ マリア デッレ グラツィエ教会に行って「最後の晩餐」を見る。
(8)ミラノでスフォルツェスコ城でミケランジェロの未完の作品「ロンダニーニのピエタ」を見る
今回の旅の世界遺産
登録名:パリのセーヌ河岸
登録年:1991年
分類 :文化遺産
登録名:ナポリ歴史地区
登録年:1995年
分類 :文化遺産
登録名:レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院
登録年:1980年
分類:文化遺産
-全日程-
◎が今回の旅行記
9月30日(金)
新下関25時00分発(こだま) 博多
福岡空港20時00分発(JL330) 羽田空港21時40分着
10月1日(土)
羽田国際空港8時30分発(JL045)パリCDG16時45分
10月2日(日)
◎凱旋門賞 観戦
◎10月3日(月)
パリ・リヨン駅6時32分発(フレッチェロッサ9281)ミラノ・セントラル13時50分着
ミラノ・セントラル駅15時25分発(フレッチェロッサ9643)ナポリ・セントラル20時03分着
10月4日(火)
ナポリ観光
10月5日(水)
ナポリ観光
10月6日(金)
ナポリ・セントラル駅10時35分発(イタロ9980)ミラノ・セントラル13時15分着
10月7日(金)
ミラノ観光
10月8日(土)
ミラノ観光
10月9日(日)
ミラノ10時25分発 (AF1831) パリCDG11時55分着
パリCDG19時00分発 (JL046)
10月10日(月)
(JL046)羽田13時55分着
羽田18時40分発(JL331) 福岡20時30分着
福岡天神 サンデンバス 下関
写真はパリ・ロンシャン競馬場での凱旋門賞優勝シーン
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2022年10月3日(月)
午前中はパリ市内を散歩、美味しいクロワッサンめぐり。
午後から待ちに待った凱旋門賞を観戦するためロンシャン競馬場に向かいます。
-
パリメトロ1号線のポルト・マイヨ駅(Porte Maillot)に来ました。
この駅からシャトルバスでロンシャン競馬場に向かいます。 -
3年前まではポルト・マイヨを降りた所でロンシャン競馬場行きのシャトルバスがありましたが、乗り場が変更になったようです。
10分ぐらい歩いてシャトルバスに乗り込みました。 -
凱旋門賞のeチケット 65EUR/9,280円
今年も入場するスペースで入場料が決まっており、スタンド前(1番)のチケットを購入しました。
購入サイトをよく見ると今まで無かったゴール番前(4番)のチケットが新設されてびっくり!ところが数が少ないのかすでにソールドアウトとなってました。
スタンド前で観戦できない(2番)のチケットも健在、日本からロンシャン競馬場に来てこのチケット購入する事はないと思いますが、4番ゴール番前のチケットが新設された関係で2番の場所からゴールシーンを撮影する事となりました。
このチケットは7月18日にネットで購入。開催2週間前でないと印刷出来ない仕組みになってました。 -
ロンシャン競馬場のスタンド
撮影したのはスタンド区域に入れない2番の所。スタンド前に入るには門の所で紙チケットかチケットが表示できるスマホを見せないとスタンド内(1番)に入れません。 -
☆ ロンシャン競馬場のスタンド
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スタンド前からの風景。
午前中は晴れていたパリ市内も午後レースが始まる頃には雲が広がりました。
なんとか雨だけはと祈りましたが、ぽつりぽつりと小雨模様に。
30分ぐらいの雨が降ったりやんだりと残念ながら天気予報は的中してしまいました。 -
パトックです。
凱旋門賞に出走する日本馬を見たい気持ちはありますが、スタンド前に戻れない可能性があるので第1レースの前に撮影。 -
20頭の単勝人気が表示されました。
1番人気は14番のアルピニスタで4,8倍 2番人気は20番のルクセンブルク5,8倍 3番人気は15番のヴァデニ8,5倍
そして日本馬のタイトルホルダー11番は4番人気で8,6倍、ドウデュース19番は前走ロンシャン競馬場同距離で行われたニエル賞で4着と人気を落としたのか18倍、6番ディープボンド44倍、8番ステイフーリッシュ45倍です。 -
出走各馬がコースに入って来ました。
このタイミングでまた雨が降り出しました。馬場状態の重は避けられないでしょう!
これは日本馬にとってはきびしい状態を意味します。 -
11番の横山騎手とタイトルホルダーは急に目の前を横切って来たのでシャッターチャンスを逃してしまいました。
凱旋門賞のタイトルを取る事はできるでしょうか? -
6番は川田騎手とデーィプボンド、2年連続出走!
去年の雪辱となるか? -
8番クリストフ・ルメール騎手とステイフーリッシュ
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19番武豊騎手とドウデュース
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あし毛の馬体14番は1番人気のアルピニスタ。
凱旋門賞で1番人気になる牝馬は本当に強いので今年はどうでしょうか? -
雨の中凱旋門賞スタートしました!
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30秒8 平坦の直線から向こう正面の上り坂に向かいます。
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1分1秒8 スタンド側は雨はほとんど小降りでしたがカメラのレンズには雨の水滴が移す出されます。
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1分23秒5 この重馬場では心の中は穏やかではありません。
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1分51秒7 偽りの直線と言われるフォルスストレート、先頭は日本のタイトルホルダー。ここを過ぎると533mの最後の長い直線が待ってます。
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2分9秒7 直線に入ってゴールまで400m手前までタイトルホルダーは先頭!少し伸びる感じだったので応援したのですが・・・
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2分15秒7 やはり雨でこの重い馬場状態では日本馬には厳しい状態となりました。
先頭を走っていたタイトルホルダーですが、楽な手ごたえで来た1番人気のアルピニスタと入れ替わってしまいました。
この瞬間、今年も日本馬の優勝はなくなりました。 -
2分31秒9 ゴール手前50mで先頭に見えて来たのは1番人気芦毛のアルピニスタ!
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強い勝ち方でゴールを駆け抜けたのは5歳牝馬でGⅠ5連勝中の1番人気アルピニスタ。
凱旋門賞は古馬になると牝馬でも斤量58kgになります、本当に強い!
凱旋門賞の優勝でGⅠ6連勝となりました。 -
2着は2番人気のヴァデニで1番人気と2番人気が順当に1着2着という結果となりました。
そして3着は昨年の優勝馬トルカータータッソ、昨年は15人気での優勝だったので軽視してました。ごめんなさい! -
川田騎手とデーィプボンド、お疲れ様でした。
2年連続の凱旋門賞出走でしたが今年も残念な結果になってしまいました。
無事に日本に帰ってG1レース2着ばかりではなく初優勝期待しています。 -
手前クリストフ・ルメール騎手とステイフーリッシュ、
海外競馬の経験が多いステイフーリッシュ、お疲れ様でした。 -
横山和生騎手とタイトルホルダー、お疲れ様でした。
菊花賞、春の天皇賞、宝塚記念と強い勝ち方だったので深い芝でもこのスタミナがあればと期待しましたがレース直前の雨と重馬場はタイトルホルダーの味方をしてくれませんでした。それでもこれからの国内レース期待しています。 -
ドウデュースは残念ながら馬番と同じ19着と期待に応える事が出来ませんでした。
日本ダービーを10回目の騎乗で制覇した武豊騎手なら凱旋門賞も10回目の騎乗だったので同じような事が!と期待をしてました。
朝日杯フューチュリティステークスをドウデュースで初優勝したので凱旋門賞も初優勝と・・・
いつか武豊騎手が凱旋門賞を勝つ雄姿を見てみたいと思っています。 -
そして凱旋門賞を優勝したアルピニスタとルーク.モリス騎手
凱旋門賞優勝おめでとう!
11月6日現在ジャパンカップに予備登録していますが、果たしてアルピニスタは参戦するのでしょうか?ジャパンカップに出走する事になったら日本の高速馬場でも健闘してほしいです。 -
レース後歩行者天国のシャンゼリゼ通りに来ました。
-
やっぱり凱旋門だけは見なくては・・・
この後パリは夕陽で綺麗な空となりました!今日の天気が憎い。 -
2022年10月3日(月)
凱旋門賞観戦の次の日はイタリア・ミラノを経由してナポリに移動します。
ホテルを早朝チェックアウトをしてパリ・リヨン駅に徒歩で到着。
今日はフランスの誇るTGVではなくイタリアの高速列車フレッチャロッサに乗車します。
-
朝6時ですが構内は人であふれていました。それなのにホームに入線している車両が少なく間もなく出発時間がせまっている列車もあるのに出発する様子もなく少しあせってました。
ミラノ行きのフレッチャロッサのホーム番号はまだ決まっておりません。この時間にイタリアの赤い車両がホームに入線していないとやばい状態になる所でしたが、一番左側のホームに入線しているのを確認しひと安心。
まだ出発30分も前ですが改札が始まってました。
eチケットを改札にかざすとホーム内に入れました。以前はチケットがなくてもホームに入る事が出来ましたが、フランスでも改札が設けられていました。
これも以前パリで有ったテロの影響かもしれません。
左側一番下の6時32分発ミラノ・セントラル行きが今回乗車する国際列車です。 -
事前に予約したフレッチャロッサ9281列車のeチケット。
今回はエグゼクティブというクラスを予約しました。
予約したのは7月18日だったのですが、エグゼクティブクラスは最後の1席しか残っておりませんでした。ギリギリセーフでエグゼクティブを予約できました。
165EUR/23,557円
フレッチャロッサは4クラス制で座席は以下の配列は以下のとおりです。
エグゼクティブ・クラス(EXECUTIVE)1+1 2列座席
ビジネス・クラス(BUSINESS)1+2 3列座席
プレミアム・クラス(PREMIUM)2+2 4列座席
スタンダード・クラス(STANDARD)2+2 4列座席
スタンダードとプレミアムの座席は4列で2等車扱いですがプレミアムはドリンクやスナックのサービスが付いてきます。
次のビジネスは1等車扱いで3列座席、ドリンクやスナックのサービスが付きます。
そして、今回乗車するエグゼクティブは座席は片側1列で食事と飲み物のサービスが付きます(以前ETR500型でベネツィアからミラノまでエグゼクティブに乗車した時は食事のサービスは無かったので今回の国際線エグゼクティブに食事サービスがあるかわからなかったのですが、この後すぐ食事サービスがある事が判明しました) -
この車両がフレッチャロッサ(赤い矢)号。
昨年(2021年)12月にイタリアからフランス・パリまで営業を開始しました。
この列車がパリまで営業を開始する事になり早く乗車したいと思っていたので今回の旅行に目的のひとつです。
フレッチャロッサ9281列車の時刻表
Paris-Lyon 6時32分発
Lyon Part Dieu 8時30分着
Chambery 10時6分着
Modane 11時26分着
Bardonecchia 11時15分着
Torino Porta Susa 12時45分着
Milano Centrale 13時50分着 -
フレッチャロッサ1000のと書いてありますが、1000はブランド名で正式な型式はETR400。何故かこの車両より前に営業を開始した動力集中型のETR500より数字が少なくなっています。フレッチャロッサ1000は日本の新幹線と同じ動力分散式の車両です。
-
フレッチャロッサ1000
先頭車両を撮影。となりにダブルデッカーのTGV Duplexが入線していました。
フランスとイタリア違う国の列車が並んでいるのがいい感じ!
日本ではまず見られない光景。一時オリエント急行が日本に上陸した時のような事が無い限り見る事ができません。 -
1号車のエグゼクティブ・クラスにギャレーが積み込まれます。
パリーミラノ間に食事サービスがある事が確実に!
以前乗車したフレッチャロッサETR500エグゼクティブ・クラスで食事サービスが無かった乗車記はこちら
2017年10月 フランス凱旋門賞とイタリア鉄道の旅(4)ベネツィア後編
https://4travel.jp/travelogue/11296325 -
エグゼクティブ・クラスの車内
片側1列+1列 2列のシート配置
この車両には10座席しかありません。
最後の1席を予約する事ができて良かった! -
予約時最後の座席だった1Aのシート。
予約時に一番前で進行方向と逆向きは分かっていました。このエグゼクティブのシートは向きが変えられようですが前が壁なのは孤独すぎるので後ろ向きのまま乗車しました。
1Aの窓はほかの座席とくらべ窓が小さいのが難点。それ以上に残念だったのは、この編成に限ってと思いますが最前部と最後部の車両はラッピング車両だったのです。 -
2Aと3Aのシート
シート間隔は広いのですがエグゼクティブは座席と窓の位置が一致しません。 -
会議室的なこの空間もエグゼクティブ専用となってますがほとんど利用する乗客はおりませんでした。ソファーを置いてもう少し開放的な空間にした方が良いような気がしました。
-
まだ暗い中定刻でパリ・リヨン駅を出発しました。
初めて乗車するフレッチャロッサ1000のフランス・イタリア国際線本当に楽しみです。 -
車窓の景色はまだ暗いので撮影できず、期待していたエグゼクティブ・クラスの食事の時間となりました。
メニュー表です。 -
メニューを開いた左側は朝食のメニュ―
1Aの席だったのでアテンドさんが一番最初に朝食の注文を聞きに来たのですが、
いきなり聞かれても何を注文してよいかわからないので一番最後にしてもらいました。 -
ミックスフルーツサラダ
シナモングランブルのアップルケーキ
チョコレートクリームのウエハース
結局朝食は甘いものばかりになってしまいました。
クラブサンドウィッチを注文すればよかったかな? -
朝食も終わり8時を過ぎた頃外はだいぶ明るくなってきました。
ラッピング車両で残念と言ったのはこの画像が理由です。
カメラを窓ガラスに近づけるとこのようにラッピングの小さな穴が写ってしまい車窓の景色を撮影するには最悪の状態となります。 -
リヨン市ローヌ川を渡ります。
-
間もなくリヨン・パールデュー駅
-
Lyon Part Dieu(リヨン・パールデュー)駅
TGVのLCC版と言われる格安な高速列車OUIGO(ウィゴ)が停車してました。
始発駅がセントラルステーションではないなど利用するには不便な事も多くこの列車を利用する事は無いと思います。
次回はフレッチャロッサ1000でミラノを経由してナポリまでの乗車(乗り鉄)編を送ります。 -
2022年10月 凱旋門賞とフレッチャロッサ・イタロで行くイタリア鉄道の旅(4)フレッチャロッサ1000で行くナポリ乗り鉄編に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11785084
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この旅行記へのコメント (2)
-
- komnenosさん 2022/11/27 11:48:36
- フォローさせていただきました
- 投票ありがとうございました。
また、コロナ禍以降のイタリア旅行のあり方について非常に参考になりました。
今すぐイタリア訪問は仕事の都合でむずかしいですがいつかは行きたいと思っております。
またお邪魔させていただきますので今後ともよろしくおねがいいたします。
末筆ながらフォローさせていただきました。
よろしくおねがいいたします。
- Longchampさん からの返信 2022/11/29 00:21:35
- RE: フォローさせていただきました
- komnenosさんへ
投票とフォローありがとうございました。
新型コロナウイルスの中最近は規制も緩和されイタリアで帰国時のPCR検査もなくなり旅行計画中はどうなるかと思いましたが無事旅行を楽しむ事ができました。
イタリアは食事も美味しくて素晴らしい観光地がいっぱい有るので本当に
大好きな国です。
今回の旅行はナポリとミラノがメインでしたので、
komnenosさんのナポリ編を拝見しました。
ナポリの海岸線は本当に綺麗ですね。
これからも訪問させていただきます。
鉄道や競馬など趣味の投稿もありますが
これからもよろしくお願いいたします。
Longchamp
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