ばぁば日本脱出　Venezia 5♪　Episode 6

2022/10/02 - 2022/10/02

今日も元気に？歩いて出勤
時差ボケなのか、未だに早寝早起き続いています。しかも腰痛の為、1日の稼働時間が制限付き(;O;)
7～8時間外にいると、ウルトラの星に帰らねばなりません。
毎日午前11時くらいになると、決まってシクシク傷みが始まる
なんと、空腹になると腰痛？　という奇病
なので、どっかで座って何か食べる！しばらく休んで再開、あとは、アドレナリン頼みで、見たい行きたい♪を続行
以前だったら1日で駆け抜けた行程を2日がかりで参る。

間違って滞在日数が増えた事が、ここに来て幸いなる哉（笑）ゆっくり、ゆるゆると過ごす毎日♪
3年の我慢の日々が報われる、最高の贅沢^o^

撮るの下手なくせに写真があると選別出来ず、悩む～
写真が多すぎてm(._.)m

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日も良いお天気
そして
毎日朝からお菓子三昧♪

出勤途中のリアルト橋

生きてま～す♪

https://youtu.be/OmR05t8tOkE

まだ朝早いので人出も少ない

無事を心配してくれる友へ
毎日の生存確認♪

有翼のライオン
の上に
鳥さんがくつろぐの図

https://youtu.be/ewcIEXnTZL0

イスラム圏との貿易、交流で栄えたヴェネツィア共和国
イスラム美術の影響が色濃く残る

、

Plazzo Ducale ドウカーレ宮殿
中庭より

黄金階段の写真がな～い、とやっとデジカメ写真から探し出す

元々は要塞としての役割を担っていた、ヴェネツィア共和国の総督邸、兼政庁、ドージェ(総督)の公邸だった建物で、住宅、行政府、立法府、司法府、刑務所、という複合的機能を持っていた。
イスラム建築の影響を感じさせる建物は、広場からはもちろん、船でヴェネツィアに来た人が最初に目にする建物として、運河側からの景観も意識して作られている。

塩野七生さまのヴェネツィア三部作の舞台、背景としてしょっちゅう登場します。歴代ドーシェの活躍も、時代の寵児だったヴェネツィアの活躍やイスラム圏や西欧列強、ローマ教皇との丁々発止のやり取り、駆け引きなどなど、活劇みたいな描写にぐんぐん引き込まれて面白いですよ！歴史や地政学的に読んでも、興味深いはず。

では
参る♪

Scala d’Cro 黄金階段
by A.Vittoria

24金の金箔で装飾されている

まず4階へ上がり、3階→2階と下りてきましょ

色がちがうデジカメの写真

Sala de Senato 元老院の間

ヴェネツィアで最も古い公的機関、上院の議会が開かれていた
天井画はテイントレット

まずSala del Senato(4つの扉の間)

Venice Enthorned as queen
by Tintoretto

Sala della Quanttro Porte 4つの扉の間
ヴェネツィアに赴いたハインリ

正直
どれがどこの何の絵？なのか

https://youtu.be/Js9fzZtnMu4

写真は火災跡の再現？

実際のところ、ここまでのどの部屋も豪華すぎて、どれが何やら？
になりにけり～

まず4階に上がって
4つの扉の間　　Sala delle Quanttro Porte
　「祈りをささげるグリマーニ総督」
　　　　　　　　　　by テイツイアーノ
「ヴェネツィアの海神のオマージュの受容」
　　　　　　　　　　by テイエポロ

謁見の間　　　　Sallla del Collegio　　
「レパント海戦の勝利を神に感謝するヴェルニエル総督」　　　　　　　　　　　　　by ヴェロネーゼ（正面玉座の壁）
「サンマルコ広場で聖マリアにかしずく総督アンドレアグレッテイ」
　　　　　　　　　　by テイントレット(玉座の反対側）
　　　　11枚の板枝　by ヴェロネーゼと弟子
　　　
謁見控えの間　　　Anticollegic　
　「エウロパの略奪」　byヴェロネーゼ
四季を表す4枚のパネル　by Teinntorett

元老院の間　　Sala del Senato　　
「ヴェネツィア称揚」　by Teinntorett（中央天井）

市民評議会の間
十人委員会の間　　Sala del Consiglio deci
「老いと若さ」　　by ヴェロネーゼ
羅針盤の間　　Sala della Bussola
　　　ライオンの口　市民からの投書箱（扉の横）

地図の間　　Salla delle Mappe
「増水した河を渡る聖クリストフォロー」
　　　　　　　　　　by テイツイアーノ

とみてきて
3階
ヴェネツィア共和国総督の公邸、総督の政庁、サロン
大評議の間
広い、柱がない、そして印象に残る絵が多い

大評議の間
神格化されたヴェネツィア礼賛
byヴェロネーゼ

人の姿をしたヴェネツィアが「勝利」から王冠を頂いている

大評議の間　　Sala del Maggior Consiglio

Paradiso 天国　　by テイントレット

8年の月日をかけたと言われる、世界有数の大きな油絵
元々飾られていたテツイアーノの絵が火事で焼失、その後請け負ったヴェロネーゼがなくなり、テイントレットが描くことになった、とか
息子のドメニコも協力、何枚かのキャンパスが組み合わされている。

壁や天井はテイントレットやボロネーゼらの全部で53枚もの絵で飾られている。
天井画35枚のうち20枚はモノ／クロームで「歴史」をテーマに、5枚は「セレニッシマの「歴史と寓意」がテーマでテイントレット、ヴェロネーゼ、イルパルマジョルジョーネ、パッサーノによって描かれた。

「ヴェネツィアの勝利」
　　　　　by ヴェロネーゼ最後の作（黄色い漆喰天井中央）

周囲の壁、天井の下のフリーズには、歴代ドーシェ総督の肖像画７６枚がにらみを利かせています?
火事の後にテイントレットに依頼され書き直されたが、大部分は息子のドメニコが描いた。ドージェたちが手にする巻物には任期中に行なった1番大きな業績が描かれている。

https://youtu.be/NRgVQf3sU8E

Battle of Salvore by Domenico Tintoretto

絵画や美術品の写真、解説は、他の4tr大御所のみなさまに丸投げ♪

Battle of Salvore by Domenico Tintoretto

Doge’s Place(総督邸)

Views from Sea and Land

Doge's Place(総督邸)

でも私的には
この絵に魅入られじーっと熱視線

Paradiso

Inferno 地獄
by Herri met de Bles

この絵は確か
通り道で見つけて
お気に入りに♪

結構、おどろおどろしいの、好き(映画はダメ)

Madonna con Bambino tra San Marco 聖母子
by Vincenzo Catena

羅針盤の間

扉の横にライオンの口
市民からの投書箱(密告書投入口)でした

羅針盤の間(ブッソラの間)

正義の像が立つ投票所
装飾はヴェロネーゼ、天井中央の「天使と徳を従えた聖マルコ」はフランス軍に持ち去られ、ルーブル美術館に展示されているとか

扉の横にあったライオンの口の裏側

実際に市民の密告による捜査、調査していたらしい

云わずとしれた
溜息橋
謂れもみなさんご存知

牢獄へ
でもあれだけきらびやかな世界
の隣合わせのなぜココに？
の必要性があったのか

その根拠、どっかで読んだ記憶はあれど思い出せず
運河を隔て、でも繋がっている、という立地

こんな処に

一日でも閉じ込められたら?

悔い改めよ！
言われなくても、早く出たいっ

ココは溜息橋、ではありません！
似て非なる

ちょっと重い気分になりにけり
で
出口へ
BookShop もあった、ような

カフェも併設

牢獄見たばかりでお茶、します？

1500年代のブロンズ製の井戸

ヴェネツィアの大小ので広場には大抵ある井戸
水の都、なれど陸地に非ず、雨水は貴重な水資源だった
生存本能強く、賢かったヴェネツィア^o^

ここから入る！
ものだとばかり思っていたのに
ロープが張られ(;o;)
出入り禁止状態

この写真
一等最初、冒頭に持って来たかったわ～

本来ここが入口なのでは？
って処から退場～

Porta della Carta 造形の門(布告門)

この方々は
とっても冷遇されていた(-｡-;
出口の脇、しかも工事中の天幕に隠れて
気付いてもらえない場所に！

私、探しました♪

サンマルコ広場を歩いていたら
https://youtu.be/dPsDbYeZgqs

気付いた時が曲の終わり近くだったので、もう一曲♪
https://youtu.be/LVrnasm8JXY

サンマルコ広場で絵を描く人♪

Museo Civico Correr コッレール博物館

ここからが本日のわたくし肝いりの、おススメエリア(^^♪

ヴェネツィア共和国が海洋国家、貿易大国でありその造船技術、航行技術、地図、不器、などなど、塩野七生さまの作品に出てくる戦闘シーンが脳裏に再現されるような、ガレー船の模型、ミニチュア、設計図、戦闘時の軍の配備図面、その展示は膨大な数、量、質を誇っています。ヴェネツィアの富がイスラム圏との交流、貿易と分かち難く結びついていた事、それ故に外交で国を保ち、イスラム国を初め諸外国と賢く渡りあってきた、歴史の側面が覗ける資料満載♪絵画館もあります。
ココ、絶対おススメです。

当初はDucale宮殿を予約すると、もれなくついてきて、入場時刻も指定しなければ、予約出来ない、というシステムに？？だった私、大いに反省

それなのにそれなのに
写真がない
デジカメ探ししてもない(;o;)
最終的には私の自己満足のための行為、ではありますが

入りま～

コッレール博物館より
サンマルコ広場

なぜ～こういう写真しかない(;o;)

ガレー船の模型、ミニチュア、設計図、当時の地図とか
たくさん撮ったつもりだったけど、
遠慮して撮らなかった？
見るのに夢中だった？
撮影禁止だった？

こんなピンぼけ(TT)

カノーヴァの作品、レリーフがたくさんあった記憶

Pinacoteca 絵画館の写真もないっ
ベッリーニ、カルパッチョなどの作品があります

出て来た処
たぶん

まだ日は高いけど、
Doucale
と
Correr
続けて見たので
かなりのお疲れ(;o;)

これは別の日の写真かも？

ゴンドラ乗船の予定はございません。
老女が1人寂しく乗ってもねえ
絵になりませぬ

和食屋さん
と
中華料理屋さん

イタリアではあまり、中華も韓国も、アジアンテイストの出店見かけない

この人込みを縫うように
google君に導かれるがままに歩みを進め

その案内でたどり着いたのはココ?
きっと渡し船があるもの、と信じてここまでやって来たものの

泳いで渡れ、って？？(-｡-;

仕方ないので、引き返して人混みの中へ再突入し

また、店内でもtake away でもO.K.
なパスタ屋さん♪

Bigoi

いきのいいパスタ職人♪

イカ墨パスタ、ペペロンチーノ♪

辛いのかける？って聞かれて即答、激辛だ～い好き^o^

公園で座って食べたり、歩きながら食べたり、
が、
フツ～になってしまった(-｡-;
イカ墨フレイバーで美味しゅうございました

古いおうちも素敵にデコレート♪

ん？？

歩いていたら、滞在先のベランダ(誰も使わない)が見えた♪

また買ってもうた
結構気にいると繰り返すタイプ
空腹時腰痛再発抑止対策として、常に食べ物常備、持ち歩くばあば

こんなニュースも

↓はおまけ^o^
Rogerさまの隣で涙するRafaに感激( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
あれから早1か月

ヴェネツィア編
まだまだ続きます～

この旅行記へのコメント （3）

• しにあの旅人さん 2022/11/09 06:53:02

  わーい、ヴェネティアだ！

  ヴェネティアムード満載。再訪した気になります。
  
  イタリアのホテルって、朝からお菓子なんですよね。ご自分で用意しても、やはりお菓子になりますか。
  
  ドカーレ宮殿のあのでかい絵、45度以上に首を維持するのが大変でしょう。よくもまあ、これだけごっちゃっと描き込んだものです。
  海戦の場面、塩野本に出てきたような。
  
  「結構、おどろおどろしいの、好き(映画はダメ)」
  ヘビは？　By妻は絵でもダメです。私もそのページ触らない。
  
  サンマルコ広場の動画、白い制服のサービスのおじさんになぜか感動。メニュー受け取って、さあ、何にしようかな、という期待感がなんとも言えないのですよね。
  
  「コッレール博物館」みていない！
  私のど好みなのですが。
  
  ゴンドラ乗っていないのですか。期待していたのです。前回は妙に肩肘はって、ふん、ふつーの観光客じゃねえぞ。ゴンドラはパス。高そうだし。次回は素直にお上りさんしたい。
  
  イカ墨パスタとイワシのパスタは、苦手でした。パレルモで、名物だとどっかで読んだので、イワシのパスタ注文したら、ボーイさんがにゃっと笑った。イワシはイワシ。本場の九十九里浜の住人としては、迂闊でした。

  kummingさん からの返信 2022/11/09 17:12:32

  Re: わーい、ヴェネティアだ！

  再々再訪、頂き心より御礼申し上げます～
  どんどん長くなってしまい、写真も減らせず、ご迷惑おかけしております(._.)
  朝からスゥイーツ、滞在が長くなるとちょっと参りました。自分で用意するなら、ヨーグルトと甘くないパン、ですが、ヴェネツィアは宿泊先に置いてあったので、それを頂きました。
  コッレーレ博物館、お勧めです♪たぶんしにあさんのお好みにも合致しているのではないか?　ガレー船の模型、ミニチュア、設計図、当時の地図、武器も地上戦用だけじゃなく、船上で使ってたヤツもありました!　も～、楽しかったです♪戦闘時の部隊配置図とかも！
  ヴェネツィアがどんだけ強い海洋国家、通商国家だったかの一旦が偲ばれる展示の数々。
  私も元々興味なかったのですが、ドゥカーレ宮殿ネット予約時に、もれなく付いてくる!しかも、ドゥカーレ宮殿の時刻指定→コッレーレ博物館時刻指定、しないと、予約購入画面に進めないシステム（笑）
  ゴンドラは一人で乗るモノではない!　でしょ～、次回by 妻さんと手に手を取って、お乗りあそばせ♪
  
  イカ墨パスタ、リゾット大好物ですが、食べたのはもどき？　食後にお歯黒にならなかったので、ニセイカ墨だった!
  イワシはポルトガルで食べて、なんだ、ただのイワシやん？
  
  もっと、ちゃんとレストランでお食事すれば良かった(;O;)と、今猛省中～

  しにあの旅人さん からの返信 2022/11/09 17:45:15

  Re: わーい、ヴェネティアだ！

  ポルトガルのイワシ、リスボンのなんとか丘のふもとで七輪みたいなもので焼いていたのを見て、食べるのをやめました。
  もしかして、あの種の炭焼き？イワシ以外の何物でもない。
  
  ヴェネティアのイカ墨パスタは、小さな運河に面したホテルご推薦のジモティ向けの店でした。まず真っ黒で、見た目が悪い。生臭い。By妻はきみ悪がって別のもの取りました。半分づつ交換しようと思いましたが、絶対嫌だという決意が眼に明らか。言い出せなかった。