2022/10/04 - 2022/10/04
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kummingさん
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スクロヴェーニ礼拝堂
3年越しの悲願成就
長くなりますが、話は3年前に遡り
スクロヴェニー礼拝堂とPadovaカード48Hをネット購入していました。そこにコロナ禍、販売サイトのVivaticketに問い合わせました。
「こういう事情で行けません。不可抗力なので、返金、またはチケットの有効期限延ばせませんか?」
何度かのメールのやり取りの後、一年有効のヴァウチャー受け取り、その後も渡航出来ない状況が続きます。そして、しばらくして36か月後まで有効期限延びた、というメールを貰ったのに、もうその頃は、渡航出来るのはいつの事やら(;o;)という気持ちになってて、貰った事すら上の空(-。-;
で、今回行く事になり、日時指定をネット経由で購入した後、「36か月後ならまだ使えるじゃん?」と思い出し(笑)
そこでばあばは考えた!「今度Padova に行くけど、スクロヴェニー礼拝堂は日時指定したくてネット購入したけど、貰ったヴァウチャーの使い方が分からなかった。せめて、Padovaカード48Hだけでも、何とかなりませんか?」
返事が来たその時、私帰国途上の機中の人でございました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日は本番、歩いててくてく
ローマ時代の遺跡 -
では3年越しの案件について
ちょっと寄り道 -
このメールがとどいたのが、10月19日!
私、帰国のフライト搭乗中~
今更どうしろってか?
せめて↓の36か月有効お知らせメールで、ヴァウチャーの使い方を教えてくれていたら(;o;) -
こちらは、21年6月9日に届いたメール
voucherの使い方を問い合わせたのに、返事が遅かった!
このメールをプリントアウトして、受付で見せて、36か月に延びてます、と伝えたにも関わらず、有効期限過ぎてる!
と、無視され
ちゃんと読んでくれた?
昔買ったチケットのプリントアウトも一緒に見せたので、そっちの方を採用?(TT)
もっと食い下がるべきだったかも
まあ、ここまで来て、一応言うだけ言ったし(-。-;
イタリアのおばちゃんたちは、手強かった! この後Roma での大一番がありますが、取り付く島がない?ってオーラ出すのよ、ばあばは全面降伏、0勝3敗、敵わない(ーー;) -
そんな事は一旦なかった事にして
頭も心も0クリア
まずここに入れられて、videoでお勉強♪
予約時刻前だったけど、まだ人少なくて入れてくれました。 -
待機を終えて、
いざ礼拝堂へ♪ -
わお~
-
スクロヴェニー礼拝堂、、エンリコ・デッリ・スクロヴェニーが私財を投じて建設建設したのは、父親レジナルドの罪と、自身の贖罪、免罪のためだったとか。父親は地獄堕ちした高利貸しとしてダンテの「新曲」に出てきます。
当時、過剰な利子をとる高利貸しは罪深く、臨終の際のキリスト教の秘蹟を受けられず、金融業者たちは地獄堕ちする事を恐れていました。 -
最後の審判
ここを知ったのは確か
師匠のブログでだったかな?
他にも、たくさん素晴らしい解説付きのトラベラーさんたちのブログがあります♪
蘊蓄は、是非、そちらでご覧いただくとして -
地獄の図
これを観て「地獄にだけは行きたくない!」と思わせる手口らしい
けど、なんか怖くない(笑) -
左右下から2段に「イエスキリストの生涯」
幼児虐殺
鞭打たれるキリスト 捕らえられたキリストはユダヤ教司祭の前で嘲笑される -
キリスト誕生(上段)
最後の晩餐(下段)
横並びに見るべきところ、縦2つずつの写真で分かり辛いですm(._.)m -
物語は横並びに時系列に展開していて
左側上段「受胎告知」→上段をぐるっと回って
下段→ という順にみたいところ
エジプトへの避難(上)
キリストを引見するカイアファ(下) -
幼児キリストの神殿奉納(上)
ユダの接吻(下) キリストに接吻するユダ、守ろうとする弟子たち -
東方博士の礼拝(上)
弟子の足を洗うキリスト(下) -
神殿でのキリスト(2段目)
十字架磔刑への道(下段) 死刑宣告され十字架を担いで処刑場ゴルゴダの丘へ向かう
1番上の段には聖母マリア伝
ヨアキム伝
ですが、到底じっくり見る時間はなく -
キリストの洗礼(2段目)
磔刑(下段) 弟子に支えられる成分マリアと、十字架にすがるマグダラのマリア -
カナの婚礼(2段目)
キリストの埋葬、キリストへの哀悼(下段) -
ラザロの復活
キリスト復活 「我にすがるな」 -
エルサレム入城
昇天 -
神殿清め 商人たちを追い払うキリスト
聖霊降臨 キリスト復活・昇天後信徒たちの上に聖霊が降った -
内陣
↑受胎告知の天使を遣わす神
受胎告知(左に天使ガブリエルと右にマリア) -
この子、待ってる時に話しかけたら、シャイないい子でfirenzeから来てて、今Padovaの大学で生物学専攻中だそう。英語はイマイチだったけど、お互い様、って事で、どうにかコミュニケーション成立^ ^
↑隠し撮りはいけません? -
この青が観たかった♪
-
下の方に
7つの美徳(賢明・剛毅・節制・正義・信仰・慈愛・希望)と
7つの悪徳(愚鈍・移り気・憤怒・不正・不信仰・嫉妬・絶望)の擬人像が描かれている
中から
嫉妬 -
不信心
-
-
一巡してから
もう一度
キリストの生涯をじっくり鑑賞しつつ
横並びに撮影♪
嬰児虐待 ベツレヘムでユダヤの王誕生を預言されヘロデ王は2歳以下の子供を殺す -
キリスト生誕
-
東方博士の礼拝(マギの礼拝)
-
幼児キリストの神殿奉献
-
エジプトへの逃避
-
神殿でのキリスト
-
キリストの洗礼 腰巻きつけてない
-
カナの婚礼 葡萄酒が足りなくなって、水を葡萄酒に変えた、とか
-
ラザロの復活 死後4日経つラザロを復活させた
-
キリストのエルサレム入場
-
神殿清め 神殿から商人を追い払うキリスト
出店とかあっても良くないですか? -
最後の晩餐
キリストの差し出すパンに手を添えているユダ -
弟子の足を洗うキリスト
「主よ、なぜ私の足を洗ってくれるのですか?」
「いずれ分かる時がくる」
この先あたりで時間切れ(;o;) -
出口に誘導される中、最後の抵抗
内陣(祭壇)横
↑受胎告知(左 ガブリエル 右聖母マリア)
↓キリストの生涯(下) -
内陣横
15分では短い!
どっちを優先するか
撮影する、じっくり見る?
それが問題 -
次の予約の方たちがど~っと入場
-
3年越し、いや、もっと前からの夢が叶ってしやわせ♪
空いてる時間帯だけでも、もうちょっと延長できませんか~ -
続いて
お隣のエルミターニ市立博物館へ(料金はスクロヴェニー礼拝堂予約に含まれてます) -
ここが広いのなんのって(°_°)
次回に続く
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この旅行記へのコメント (6)
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- 3104ねえねえさん 2022/11/21 13:09:00
- スクロヴェニー礼拝堂本物に感動しました!
- kumming様
スクロヴェニー礼拝堂の映像に感動しました!やはり本物は素晴らしいです!
大塚国際美術館で見たレプリカでさえ私は感激していたのですが時の流れが感じられる色彩に1枚ずつ、じっくり拝見させていただきました。丁寧に掲載いただき、ありがとうございます!
私もミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラッツイエ修道院で『最後の晩餐』を見学した時もそうでした。あの空間で撮影しなくても15分間は短かったです!
チケットの件は残念でした。相変わらずのルーズなイタリア時間対応にも困ったものですね。コロナ禍様々な被害に悔しくなりますね。
続きも楽しみにしています!
- kummingさん からの返信 2022/11/21 19:13:26
- Re: スクロヴェニー礼拝堂本物に感動しました!
- 3104ねえねえさん、コメントありがとうございます♪
100個のぽち(いいね)より、1個のカキコ、嬉しいです。
私も大塚美術館のスクロヴェニー礼拝堂は、美しすぎる?と思っていました。現場に来て、やっぱり所々剥落していたり、ちょっと薄汚れ感?あるのを見つけ、本物っぽさを感じたり(笑笑)
スクロヴェニー礼拝堂の旅行記、他にたくさん優れものがございますよ!ただ、最近、撮影すると自動的によりクリアに調整する機能とかあるみたいで、写真で見る方が美しい⁈と思う事もしばしば(-。-;
所詮、本物を見た、という自己満足ですが、ここに来られて良かったです♪
-
- しにあの旅人さん 2022/11/21 09:23:49
- 画期的最後の晩餐
- すごい、このごちゃごちゃ感!それでも空白の代わりに青空が広がっていて、まだ息つける感があります。青空ですよね。剥落しているではないみたい。それでもパレルモのアラブ・ノルマン・金ピカ様式よりはほっとする。
悪魔さんは全然怖くない。むしろ滑稽、昔の人はこれで地獄が怖いと思ったんでしょうか。似たような悪魔さんをフィレンチェで見たような気がします。
最後の晩餐、初めて合理的な構図を見ました。ちゃんと丸テーブルに座っている。
ふつー、どういうわけか横一列なんですよね。あれはあり得なくて、右端と左端の何人かづつはお互いに顔も見えません。会話不可能。
まあ、絵の構図上ああしなければいけないという演出上の必要性はわかります。
昔、キキリンが、寺内貫太郎一家で、一家団欒のテーブルのカメラ側に人がいないのを見て、「どうしてこの家ではこちら側に誰も座らないいんだろうね」というアドリブを入れたことがあります。
この最後の晩餐は、その演出上のタブーを打ち破る画期的な構図です。
こういうの美術史で話題になっていませんか。
↓のペダルさんの光輪が顔の前にいく件、作者の苦悩がよくわかります。光輪を頭の後ろに持ってくると、テルテル坊主みたいのが手間に5個並びます。それはなんとしてでも避けたかった。するとこれしか方法がないのです。
作者はなんか言っていませんか。
- kummingさん からの返信 2022/11/21 19:02:09
- Re: 画期的最後の晩餐
- 最後の晩餐、こういう構図は初めてご覧になりましたか?
時代を追うと、寺内貫太郎家のお茶の間様式ではなくて、この様にテーブルをぐるっと回って着席している構図のも出てきたみたい。
ある時までは常識だった事を打ち破る、例えばそれまで戴冠式で王冠を授けるのはキリスト教司祭のお偉いさんだったのに、FDllはエルサレムで式典に誰も出席してないからって、自分で王冠被ったり、ガリレオがそれでも地球は回ってると主張したり、そういう事がある時点で起きて、あたりまえが非常識になり、新たな常識が現れる、みたいな。
キリスト教が強力で世の中の価値観を牛耳っていいた時代から、ギリシアローマ時代のより人間的な基準が重要視されるようになる過程で、絵画もより立体的、写実的に変わっていき、そういう時代の初めの方に、このジョットさんは位置づけられていらっしゃるらしいです。
この平面的な絵でも、当時は画期的だったとの事、なので、光輪の件は、それは言わないお約束♪ そういう時代だったのね!と見て見ぬふりをするのが大人の対応⁈(いつもは私もソコをつつくタイプですが)
でもこんな面白い地獄では地獄堕ちも怖くない?で良かったのか、疑問の余地ありですね♪
-
- pedaruさん 2022/11/21 05:54:55
- パドヴァ
- kummingさん おはようございます
記憶力の希薄なpedaruですが、パドヴァのことはよく覚えているから不思議です。
スクロベーニ礼拝堂のジョット、今も目に浮かびます。
kummingさんの旅行記、たいへん驚き,感心しました。たくさんの絵を鮮明に撮影されましたね。しかも動画まで。
きっと得意の英語で、「私は日本の旅行評論家です。写真撮影の時間を延長してもらえませんか?おおくの日本人が私の写真を見て、ここにやってくるでしょう。」とだましたのではないかとの疑惑が浮上します。
しかし、神様はお見通し、でもそれならばと、お許しくださるでしょう。
それにしても、最後の晩餐、後ろ向きの人の光輪が顔の前にあるのは昔のこととはいえ
おかしくないですか?幼稚すぎー。
pedaru
- kummingさん からの返信 2022/11/21 18:10:15
- Re: パドヴァ
- 師匠、こんにちは♪
私も、師匠のパドヴア編は忘れられません。いえ、あの駅→ホテル→駅への激走事件があったから?ではありません⁈ スクロヴェニー礼拝堂を教えて頂き、ありがとうございましたm(._.)mあの人あの時から、いつかきっとこの目で見たい!と念じていました。コロナ禍を乗り越えて、ようやく悲願達成^o^
写真は下手だし、見る順番も撮る順番も定まらぬまま、あっという間に15分(*_*) 動画も同じ列を撮っているし、冷静な判断出来なかったみたいで、もっと作戦立てて臨むべきでした。
後ろ向きの人たちの光輪ですが、あの時代のキリスト教宗教画としては、光輪は省けない、とはいえ、透明感描くのは技術的な問題があって、やむを得ない対処だったと、大目に見てあげましょ~
それを言っちゃ、おしまいよ?言わない約束、ってやつ(笑)
幼稚な絵、大好き♪
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