アンタルヤ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
9月には帰国時のPCR検査もなくなることを期待して、エミレーツ航空の安いチケットを早くに購入。運よく9月7日からPCR検査も必要なくなり、当初の予定通り4日の夜無事成田を出発。トルコへの旅行は私は3回目。主人は2回目。今回はカッパドキアのトレッキング、トルコのエーゲ海沿岸のリキアンウェイのほんの一部のトレッキング、さらに、メイス島やロードス島へフェリーでの訪問が主たる目的。いつもはレンタカーでの旅が多い私達だが、車で走らない日が多いということで、ほとんどをバスでの移動とした。<br />第16部は、トルコ最後の旅行記で、アンタルヤに1泊した後、アンタルヤ空港からイスタンブール経由で帰国したときの旅行記です。アンタルヤでは公共交通機関の移動にいろいろトラブルにあい、ナンタルヤ(ナントイウコトカ)のアンタルヤでした。(表紙写真は、朝のアンタルヤ旧市街)<br /><br />今回の旅の大まかな旅程は以下の通り<br /><br />9月4日 夜エミレーツ航空でドバイ経由でイスタンブール着(5日)。<br />9月5日 トルコ航空でアンカラへ。アンカラ泊<br />9月6日 アンカラからギョレメへ(バス)<br />     9月6日から9月10日までギョレメ伯<br />9月10日 ギョレメからコンヤヘ(バス)。コンヤ泊<br />9月11日 コンヤからシデヘ(バス)。シデ泊<br />9月12日 シデからフェティエヘ。フェティエからオルデニズへ(バス)<br />     9月12日から14日までオルデニズ泊。<br />9月14日 オルデニズからフェティエ。フェティエからカシヘ(バス)。       カシ泊      <br />9月15日メイス島(ギリシャ)往復.(フェリー)<br />9月16日 リキアンウェイトレッキング。<br />9月17日 カシからカルカンヘ(バス)。カルカン泊<br />9月18日 カプタスビーチ往復。カシからフェティエへ(バス)。フェティエ泊<br />9月19日 フェティエからロードス島へ(フェリー)<br />9月19日から9月21日までロードス島泊<br />9月21日 ロードス島からフェティエへ。フェティエ泊<br />9月22日 フェティエからデニズリへ(バス)。デニズリ2泊<br />9月24日 デニズリからアンタルヤへ(バス)アンタルヤ泊<br />9月25日から9月26日 アンタルヤからイスタンブールへ(トルコ航空)。イスタンブールから成田へ(エミレーツ航空)

団塊夫婦のトルコ&ギリシャ絶景の旅・2022ー(16)アンタルヤ経由で帰国へ&トルコ事情あれこれ

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2022/09/24 - 2022/09/26

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miharashi

miharashiさん

9月には帰国時のPCR検査もなくなることを期待して、エミレーツ航空の安いチケットを早くに購入。運よく9月7日からPCR検査も必要なくなり、当初の予定通り4日の夜無事成田を出発。トルコへの旅行は私は3回目。主人は2回目。今回はカッパドキアのトレッキング、トルコのエーゲ海沿岸のリキアンウェイのほんの一部のトレッキング、さらに、メイス島やロードス島へフェリーでの訪問が主たる目的。いつもはレンタカーでの旅が多い私達だが、車で走らない日が多いということで、ほとんどをバスでの移動とした。
第16部は、トルコ最後の旅行記で、アンタルヤに1泊した後、アンタルヤ空港からイスタンブール経由で帰国したときの旅行記です。アンタルヤでは公共交通機関の移動にいろいろトラブルにあい、ナンタルヤ(ナントイウコトカ)のアンタルヤでした。(表紙写真は、朝のアンタルヤ旧市街)

今回の旅の大まかな旅程は以下の通り

9月4日 夜エミレーツ航空でドバイ経由でイスタンブール着(5日)。
9月5日 トルコ航空でアンカラへ。アンカラ泊
9月6日 アンカラからギョレメへ(バス)
     9月6日から9月10日までギョレメ伯
9月10日 ギョレメからコンヤヘ(バス)。コンヤ泊
9月11日 コンヤからシデヘ(バス)。シデ泊
9月12日 シデからフェティエヘ。フェティエからオルデニズへ(バス)
     9月12日から14日までオルデニズ泊。
9月14日 オルデニズからフェティエ。フェティエからカシヘ(バス)。       カシ泊      
9月15日メイス島(ギリシャ)往復.(フェリー)
9月16日 リキアンウェイトレッキング。
9月17日 カシからカルカンヘ(バス)。カルカン泊
9月18日 カプタスビーチ往復。カシからフェティエへ(バス)。フェティエ泊
9月19日 フェティエからロードス島へ(フェリー)
9月19日から9月21日までロードス島泊
9月21日 ロードス島からフェティエへ。フェティエ泊
9月22日 フェティエからデニズリへ(バス)。デニズリ2泊
9月24日 デニズリからアンタルヤへ(バス)アンタルヤ泊
9月25日から9月26日 アンタルヤからイスタンブールへ(トルコ航空)。イスタンブールから成田へ(エミレーツ航空)

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
鉄道 高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配

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  • 風光明媚な地中海沿岸地域の中心都市・アンタルヤ。人口は100万ちょっと。市内は観光客であふれ、トルコの代表的なリゾート地だ。当初はここを拠点にレンタカーで回ることも考えたが、結局レンタカーはやめて、バス移動にしたことと、後半にロードス島とパムッカレに立ち寄ったため、アンタルヤは1泊だけになってしまい、ほとんど観光せずに帰国の途に就くこととなった。(写真は、旧市街のハドリアヌス門)

    風光明媚な地中海沿岸地域の中心都市・アンタルヤ。人口は100万ちょっと。市内は観光客であふれ、トルコの代表的なリゾート地だ。当初はここを拠点にレンタカーで回ることも考えたが、結局レンタカーはやめて、バス移動にしたことと、後半にロードス島とパムッカレに立ち寄ったため、アンタルヤは1泊だけになってしまい、ほとんど観光せずに帰国の途に就くこととなった。(写真は、旧市街のハドリアヌス門)

  • 9月24日、パムッカレ最終日。今日も早朝からバルーンが飛んでいた。

    9月24日、パムッカレ最終日。今日も早朝からバルーンが飛んでいた。

  • デニズリからアンタルヤへは、Kamil KocのバスをFlixbusのサイトで予約。このサイトは、ちゃんとPDFでチケットをメールで送ってくるので、それをスマホに転送しておいた。バスの出発は10時45分。宿のご主人が、混んで乗れないこともあるのて1時間前にはパムッカレを出た方がいいというので、8時半にはホテルをチェックアウトして、パムッカレのバスターミナルへ。10分ぐらい待つとデニズリ行きのミニバスがやってきたので、乗車。始発でないので、すでに大半の座席がうまっていたが、ぎりぎり席に座ることが出来た。デニズリのバスターミナルには、9時ちょっと過ぎに到着。Kamil Kocのカウンターに行くと、5番から出るので、そこで待つように言われた。

    デニズリからアンタルヤへは、Kamil KocのバスをFlixbusのサイトで予約。このサイトは、ちゃんとPDFでチケットをメールで送ってくるので、それをスマホに転送しておいた。バスの出発は10時45分。宿のご主人が、混んで乗れないこともあるのて1時間前にはパムッカレを出た方がいいというので、8時半にはホテルをチェックアウトして、パムッカレのバスターミナルへ。10分ぐらい待つとデニズリ行きのミニバスがやってきたので、乗車。始発でないので、すでに大半の座席がうまっていたが、ぎりぎり席に座ることが出来た。デニズリのバスターミナルには、9時ちょっと過ぎに到着。Kamil Kocのカウンターに行くと、5番から出るので、そこで待つように言われた。

  • バスターミナルの中。まだ十分時間があるので、中の椅子で座ってコンピュータで写真を処理して時間をつぶした。バスの発車時刻が近づき、5番のプラットホームに移動してバスの到着を待つが、アンタルヤ行きのバスが一向に現れない。現れたのは他の都市に行くバスばかり。アナウンスも係員の説明も何もなく、結局2時間近く待ってようやくアンタルヤ行きのバスがやってきた。この間、他の乗客は係員に文句を言うのでもなく、ただおとなしく座って待っているだけ。トルコでは、これが日常茶飯事ということだろう。トルコ語を話せる乗客は同じ会社のバスのスタッフに何やら尋ねてはいたが、文句を言っている様子もなかった。

    バスターミナルの中。まだ十分時間があるので、中の椅子で座ってコンピュータで写真を処理して時間をつぶした。バスの発車時刻が近づき、5番のプラットホームに移動してバスの到着を待つが、アンタルヤ行きのバスが一向に現れない。現れたのは他の都市に行くバスばかり。アナウンスも係員の説明も何もなく、結局2時間近く待ってようやくアンタルヤ行きのバスがやってきた。この間、他の乗客は係員に文句を言うのでもなく、ただおとなしく座って待っているだけ。トルコでは、これが日常茶飯事ということだろう。トルコ語を話せる乗客は同じ会社のバスのスタッフに何やら尋ねてはいたが、文句を言っている様子もなかった。

  • 結局2時間近く遅れて、12時半過ぎにようやくデニズリを出発。バスの運転手やそのほかの係員からも何の説明も謝罪も聞くことはなかった。

    結局2時間近く遅れて、12時半過ぎにようやくデニズリを出発。バスの運転手やそのほかの係員からも何の説明も謝罪も聞くことはなかった。

  • 飲み物とスナック菓子はサービスされたので、スナック菓子を全種類取ってお昼の代わりにすることに。お昼過ぎにはアンタルヤに着くと思っていたので、昼食を用意していなかったのだった。

    飲み物とスナック菓子はサービスされたので、スナック菓子を全種類取ってお昼の代わりにすることに。お昼過ぎにはアンタルヤに着くと思っていたので、昼食を用意していなかったのだった。

  • バスは、遅れを取り戻そうと、かなりのスピードで走っていった。途中で1回トイレ休憩があったが、お昼時の割には短い休憩だった。

    バスは、遅れを取り戻そうと、かなりのスピードで走っていった。途中で1回トイレ休憩があったが、お昼時の割には短い休憩だった。

  • アンタルヤの手前では、かなり険しい山並みの中を走る。

    アンタルヤの手前では、かなり険しい山並みの中を走る。

  • 午後の3時半ごろ、アンタルヤのバスターミナル(Otogar)に到着。時刻表では3時間半の所要時間が、実質3時間で到着したことになる(30分は遅れを挽回)。

    午後の3時半ごろ、アンタルヤのバスターミナル(Otogar)に到着。時刻表では3時間半の所要時間が、実質3時間で到着したことになる(30分は遅れを挽回)。

  • 今日の宿は、アンタルヤの旧市街の入り口にあり、Otogarからトラムで行くことにした。トラムへの案内をたどって歩いて行くと、入り口は地下にあった。

    今日の宿は、アンタルヤの旧市街の入り口にあり、Otogarからトラムで行くことにした。トラムへの案内をたどって歩いて行くと、入り口は地下にあった。

  • 地下に入った後で、入り口を振り返る。

    地下に入った後で、入り口を振り返る。

  • 先は、まだ長い通路が続いていた。バスターミナルからやけに遠いところに駅をつくったものだ。

    先は、まだ長い通路が続いていた。バスターミナルからやけに遠いところに駅をつくったものだ。

  • 券売機でチケットを買う。例によってわかりにくく、英語表記に変えてようやくチャージされたアンタルヤカードを購入。50リラを入れると、15リラがカード代になり、残りの35リラがチャージされた(おつりは出ないので要注意)。一回の乗車が8リラなので、二人で2回乗車できる勘定だ。空港方面に行くアントライと呼ばれる路線に乗車しようと、プラットホームで待っていると、突然何やらアナウンスがあり、乗客は皆ホームから立ち去りはじめた。その内の一人が英語が話せて、その人の説明によると、電車が事故で運行停止になったとのこと。この日2度目のトラブル発生と相成った。

    券売機でチケットを買う。例によってわかりにくく、英語表記に変えてようやくチャージされたアンタルヤカードを購入。50リラを入れると、15リラがカード代になり、残りの35リラがチャージされた(おつりは出ないので要注意)。一回の乗車が8リラなので、二人で2回乗車できる勘定だ。空港方面に行くアントライと呼ばれる路線に乗車しようと、プラットホームで待っていると、突然何やらアナウンスがあり、乗客は皆ホームから立ち去りはじめた。その内の一人が英語が話せて、その人の説明によると、電車が事故で運行停止になったとのこと。この日2度目のトラブル発生と相成った。

  • アンタルヤのトラムの路線図(地球の歩き方より)。図の緑色の線が最初に乗る予定だったアントライ。この路線が使えなくなり、駅にあった路線図を見ると、図の赤い点線の路線が書かれていたので、その路線でMuzeまで行き、青い路線(ノスタルジック・トラムヴァイ)に乗り換えて、旧市街の入り口のカレカプスまで行くことにした(赤い点線の路線は、地球の歩き方にはない新しい路線)。

    アンタルヤのトラムの路線図(地球の歩き方より)。図の緑色の線が最初に乗る予定だったアントライ。この路線が使えなくなり、駅にあった路線図を見ると、図の赤い点線の路線が書かれていたので、その路線でMuzeまで行き、青い路線(ノスタルジック・トラムヴァイ)に乗り換えて、旧市街の入り口のカレカプスまで行くことにした(赤い点線の路線は、地球の歩き方にはない新しい路線)。

  • 改札口へ戻ると、係員が乗客の名前を控えていて、運転再開後に無料で改札を通してもらえるとのこと。1時間半くらいかかるというが、保証もないので、私達は上の図にある迂回ルートで旧市街に向かうことにした。迂回路の路線の駅(Batigar)は、アントライのOtogar駅から上記長い地下道を少し戻ったところにあり、改札口が開いていたので、そのままフリーで入ろうとすると、そこにいた駅の女性乗務員に止められ、改札を通すように言われ、結局最初の運賃は無駄になってしまった(アントライが停止したと言っても聞き入れてもらえず)。

    改札口へ戻ると、係員が乗客の名前を控えていて、運転再開後に無料で改札を通してもらえるとのこと。1時間半くらいかかるというが、保証もないので、私達は上の図にある迂回ルートで旧市街に向かうことにした。迂回路の路線の駅(Batigar)は、アントライのOtogar駅から上記長い地下道を少し戻ったところにあり、改札口が開いていたので、そのままフリーで入ろうとすると、そこにいた駅の女性乗務員に止められ、改札を通すように言われ、結局最初の運賃は無駄になってしまった(アントライが停止したと言っても聞き入れてもらえず)。

  • この地下鉄は、新しい路線で、地球の歩き方には書かれていない路線だった。

    この地下鉄は、新しい路線で、地球の歩き方には書かれていない路線だった。

  • 終点のMuzeで降りると、その横のホームに、写真の古めかしい電車がはいってきた。これが、旧市街に行くノスタルジック・トラムヴァイだった。この電車には間に合わず、30分待って次の電車に乗ったが、車内は狭く、車いすの人や乳母車も乗り込んできて、大混雑だった。カードのチャージはほとんど残っていないはずなのに、なぜかこの電車には乗れてしまった。カードには、60分以内の乗り換えはフリーと書かれていたので、そのせいかも知れない。<br /><br />

    終点のMuzeで降りると、その横のホームに、写真の古めかしい電車がはいってきた。これが、旧市街に行くノスタルジック・トラムヴァイだった。この電車には間に合わず、30分待って次の電車に乗ったが、車内は狭く、車いすの人や乳母車も乗り込んできて、大混雑だった。カードのチャージはほとんど残っていないはずなのに、なぜかこの電車には乗れてしまった。カードには、60分以内の乗り換えはフリーと書かれていたので、そのせいかも知れない。

  • ようやく、旧市街の入り口のカルカプスで電車を降りることが出来(予定ではアントライのイスメットパシャで下りるはずだったが)、今日の宿(Hotel Twenty)にチェックイン。結果的には宿はカルカプス駅からのほうが近くてよかった。時刻は夕方5時半過ぎ。二度にわたるトラブルで、結局3時間近くのロス。この日のうちにデューデンの滝を見ようと思っていたが、それもパーになってしまった。このホテルは、部屋はかなり狭いが、旧市街に近く、空港へ行くアントライのイスメットパシャ駅にも歩いて行けるので選んだ宿だった。カルカプス駅前の時計塔は残念ながら補修中で、撮影ができなかった。

    ようやく、旧市街の入り口のカルカプスで電車を降りることが出来(予定ではアントライのイスメットパシャで下りるはずだったが)、今日の宿(Hotel Twenty)にチェックイン。結果的には宿はカルカプス駅からのほうが近くてよかった。時刻は夕方5時半過ぎ。二度にわたるトラブルで、結局3時間近くのロス。この日のうちにデューデンの滝を見ようと思っていたが、それもパーになってしまった。このホテルは、部屋はかなり狭いが、旧市街に近く、空港へ行くアントライのイスメットパシャ駅にも歩いて行けるので選んだ宿だった。カルカプス駅前の時計塔は残念ながら補修中で、撮影ができなかった。

  • 夕食前に旧市街を散策。

    夕食前に旧市街を散策。

  • まずはハドリアヌス門へ向かう。

    まずはハドリアヌス門へ向かう。

  • ハドリアヌス門。かなり古い門だ。

    ハドリアヌス門。かなり古い門だ。

  • 下から見上げて。彫刻が彫られているというが気が付かないほどだった。

    下から見上げて。彫刻が彫られているというが気が付かないほどだった。

  • 旧市街側から。

    旧市街側から。

  • 趣ある旧市街独特の建物。

    趣ある旧市街独特の建物。

  • 狭い路地。

    狭い路地。

  • 道の正面にはカレイチのランドマーク・イヴリ・ミナーレ。高さは38m。

    道の正面にはカレイチのランドマーク・イヴリ・ミナーレ。高さは38m。

  • ミナーレの隣のイヴリ・ジャーミーのそばにあるイタリアンレストランへ。ここは宿からも近く、ピザがおいしいと評判のお店ということで、入ってみた。フンギのピザを注文し、二人でシェア。評判通りとてもおいしかった。<br />、

    ミナーレの隣のイヴリ・ジャーミーのそばにあるイタリアンレストランへ。ここは宿からも近く、ピザがおいしいと評判のお店ということで、入ってみた。フンギのピザを注文し、二人でシェア。評判通りとてもおいしかった。

  • 厨房。ちゃんと窯で焼いている。

    厨房。ちゃんと窯で焼いている。

  • 再びイヴリ・ミナーレ。

    再びイヴリ・ミナーレ。

  • 見上げて。

    見上げて。

  • カルカプス駅の方面へ行って見る。

    カルカプス駅の方面へ行って見る。

  • 駅前広場は人であふれていた。

    駅前広場は人であふれていた。

  • 電車の線路を越えて向こう側へ。

    電車の線路を越えて向こう側へ。

  • 知らないで行って見たら、バザールだった。

    知らないで行って見たら、バザールだった。

  • バザール入口にあったお菓子屋さん。トルコのお菓子が山積みされていた。甘そう。

    バザール入口にあったお菓子屋さん。トルコのお菓子が山積みされていた。甘そう。

  • 広場からバザール入口を撮影。コロナを忘れたかの光景だ。マスクは私達だけ。

    広場からバザール入口を撮影。コロナを忘れたかの光景だ。マスクは私達だけ。

  • 9月25日。夜が明けて、屋上のテラスに上がると、アンタルヤ市街地の向こうに赤く染まった山並みが見えていた。

    9月25日。夜が明けて、屋上のテラスに上がると、アンタルヤ市街地の向こうに赤く染まった山並みが見えていた。

  • 右側。

    右側。

  • 入り江と山並みを拡大して。

    入り江と山並みを拡大して。

  • アンタルヤ空港発は11時20分だが、早めに8時半ごろホテルをチェックアウト。宿の主人に空港行きのトラムのIsmetpasa駅への行き方を聞くと、写真の傘の道を行けばいいといわれ、その通りを歩いて行く。

    アンタルヤ空港発は11時20分だが、早めに8時半ごろホテルをチェックアウト。宿の主人に空港行きのトラムのIsmetpasa駅への行き方を聞くと、写真の傘の道を行けばいいといわれ、その通りを歩いて行く。

  • 5分ほど歩いてトラムの駅に出たが、昨日でアンタルヤカードのチャージを全部使ってしまったので、新たにチャージするために券売機に行ってみると、コイン(1リラ)しか使えないようになっていた。コインの持ち合わせがなく、チャージできずに困っていると、幸い駅の係員が出てきたので、1回分のチャージのお金を払うと、改札を通してくれて、空港行きのトラムに無事乗車することが出来た。以前は、1~2リラで乗れたのが、インフレで上がってしまい、機械がそれに追いつかないのだろう。

    5分ほど歩いてトラムの駅に出たが、昨日でアンタルヤカードのチャージを全部使ってしまったので、新たにチャージするために券売機に行ってみると、コイン(1リラ)しか使えないようになっていた。コインの持ち合わせがなく、チャージできずに困っていると、幸い駅の係員が出てきたので、1回分のチャージのお金を払うと、改札を通してくれて、空港行きのトラムに無事乗車することが出来た。以前は、1~2リラで乗れたのが、インフレで上がってしまい、機械がそれに追いつかないのだろう。

  • 20分ほどで空港駅に到着。駅は高架の上に出来ていた。

    20分ほどで空港駅に到着。駅は高架の上に出来ていた。

  • 国内線のターミナルへ。

    国内線のターミナルへ。

  • トルコ航空のチェックインカウンターは、思ったより空いていて、すんなりとチェックイン。イスタンブール行きの飛行機は、定刻通り離陸したが、残念ながら、割り当てられた席は右側で、海側とは反対側だった。離陸してまもなく、窓からアンタルヤ郊外の険しい山並みが見えた。なお、国内線の中にも、プライオリティパスの使えるラウンジがあり、出発前にここに入って待つことが出来た。

    トルコ航空のチェックインカウンターは、思ったより空いていて、すんなりとチェックイン。イスタンブール行きの飛行機は、定刻通り離陸したが、残念ながら、割り当てられた席は右側で、海側とは反対側だった。離陸してまもなく、窓からアンタルヤ郊外の険しい山並みが見えた。なお、国内線の中にも、プライオリティパスの使えるラウンジがあり、出発前にここに入って待つことが出来た。

  • 遠くにはきれいな湖も。たぶんベイシェヒル湖。

    遠くにはきれいな湖も。たぶんベイシェヒル湖。

  • 別の湖(エーリディル湖)の上空を通過、写真左下に湖に突き出た半島が見えるが、これがエーリディルの街で、当初ここにも立ち寄ることも考えたが、コンヤからのバスが満席で、あきらめたのだった。

    別の湖(エーリディル湖)の上空を通過、写真左下に湖に突き出た半島が見えるが、これがエーリディルの街で、当初ここにも立ち寄ることも考えたが、コンヤからのバスが満席で、あきらめたのだった。

  • 途中で出た機内食。ホットサンドがおいしかった。

    途中で出た機内食。ホットサンドがおいしかった。

  • その内黒海が見えてきた。新しいイスタンブール空港は、イスタンブール市街の北側、黒海沿岸に近いところにあるので、一度黒海に出てから着陸するようだった。

    その内黒海が見えてきた。新しいイスタンブール空港は、イスタンブール市街の北側、黒海沿岸に近いところにあるので、一度黒海に出てから着陸するようだった。

  • 着陸直前。黒海沿岸にもマンションが立ち並んでいた。

    着陸直前。黒海沿岸にもマンションが立ち並んでいた。

  • イスタンブール空港は、多くのトランジット客で大混雑。空港内ではマスク姿はほとんど見られず、出国ゲート前もマスクなしの長い行列が出来ていた。出国ゲートを出ると、プライオリティパスが使えるラウンジがあり、入って見たが、混雑していたので、早々に出てしまった。写真は、到着フロアから出発フロアに上がる階段横にあったPCR検査場(写真右端)。航空券を予約したときは、まだ帰国時のPCR検査が必要だったので、それに備えてイスタンブールの日本領事館に問い合わせて、場所や費用などを教えてもらっていた。結局、帰国時にはPCR検査も必要なくなり、ここを訪れる必要もなくなったのは何よりラッキーだった。

    イスタンブール空港は、多くのトランジット客で大混雑。空港内ではマスク姿はほとんど見られず、出国ゲート前もマスクなしの長い行列が出来ていた。出国ゲートを出ると、プライオリティパスが使えるラウンジがあり、入って見たが、混雑していたので、早々に出てしまった。写真は、到着フロアから出発フロアに上がる階段横にあったPCR検査場(写真右端)。航空券を予約したときは、まだ帰国時のPCR検査が必要だったので、それに備えてイスタンブールの日本領事館に問い合わせて、場所や費用などを教えてもらっていた。結局、帰国時にはPCR検査も必要なくなり、ここを訪れる必要もなくなったのは何よりラッキーだった。

  • ドバイで成田行きに乗り継ぐ。真夜中にもかかわらず、通路は人であふれていた。日本人以外はマスクもほとんど付けていなかった。4時間のトランジット時間をラウンジでのんびり過ごした。

    ドバイで成田行きに乗り継ぐ。真夜中にもかかわらず、通路は人であふれていた。日本人以外はマスクもほとんど付けていなかった。4時間のトランジット時間をラウンジでのんびり過ごした。

  • 9月26日、夕方5時過ぎに成田に到着。飛行機を降りて、入国ゲートの方角へ歩いて行くと、前方に突然写真の行列が現れた。検疫のため、MySOSのチェックを行っていた。MySOSを開き、画面の左下のアイコンをタップしてQRコードを出すようにと突然言われ、最初は戸惑ったが、無事QRコードを出すことが出来、入国はすんなり通過。MySOSの画面には、審査終了で色が青くなっていれば、画面をそのまま検疫で見せるようにとあったので、やや説明不足だと感じた。なにはともあれ、PCR検査の必要もなく、現地でコロナにかかることもなく無事帰国できたのは幸いだった。

    9月26日、夕方5時過ぎに成田に到着。飛行機を降りて、入国ゲートの方角へ歩いて行くと、前方に突然写真の行列が現れた。検疫のため、MySOSのチェックを行っていた。MySOSを開き、画面の左下のアイコンをタップしてQRコードを出すようにと突然言われ、最初は戸惑ったが、無事QRコードを出すことが出来、入国はすんなり通過。MySOSの画面には、審査終了で色が青くなっていれば、画面をそのまま検疫で見せるようにとあったので、やや説明不足だと感じた。なにはともあれ、PCR検査の必要もなく、現地でコロナにかかることもなく無事帰国できたのは幸いだった。

  • 最後に今回の旅行で経験したトルコ事情のまとめ。<br />(交通事情)<br />1.鉄道はあまり使えないので、国内移動はバス移動が基本。バス会社は、大手のKamil KocやMetroをはじめ、多くの会社があり、バス路線も充実している。Kamil Kocは現在Flixbusの傘下にあり、Flixbusのサイトから簡単に予約が取れるので、今回もメインの移動に活用した。他の会社でもネット予約は可能なところもあるが、トルコ語表記だったりで不安があり、今回は使わなかった。大手のバスは3列シート、中小のバスは4列シートだが車体はやや小さめ。いずれにしても席数はそれほど多くはなく、満席だと乗れないので、予約できる路線は事前に予約しておいた方が無難だろう。<br />2.都市近郊の近距離路線では、ドルムシュと呼ばれるミニバスが縦横無尽に走っていて、これは予約は不要(というより不可能)。運賃は距離によるが、近場では10数~20数リラ(1リラ≒8円)。乗車時に運転手に現金で払うので、細かなリラ(10,20など)を用意しておく必要がある。バスによってはカードも使えるようだが、旅行者には難しいかも。バスの車体は小さく、日本のマイクロバスと同じ。満員になることもあり、大きな荷物を持って乗るのは厳しいかもしれない。写真は、フェティエで乗ったミニバスの車内。満員にもかかわらず私達以外は誰もマスクを着けていなかった。<br />3.バスでなければタクシーの利用になる。今回の旅行では、1度も使うことはなかったが、おそらくバス代の5~10倍程度と思われる。最近の激しいインフレで、かなり高くつくことは覚悟した方が良いだろう。<br />4.当初地中海沿岸地域は、レンタカーで回ることも考えたが、直前でバス移動に切り替え、レンタカーはカッパドキアで1日借りるだけにとどめた。この判断は結果的に正解だったと思う。トルコの市街地は、どの道路も両側路上駐車の列で埋まり、交通の混雑も激しい。運転もかなり荒っぽいので、ちょっとしたミスで厄介なトラブルに巻きこまれる可能性もある。今回の旅でもそれを偶然目にすることとなった。<br />   =&gt; https://4travel.jp/travelogue/11779915<br />レンタカー会社の対応も実にいい加減で、カッパドキアで借りた会社は、トルコ国内では大手の会社だったが、提供された車のガソリンがほとんど空という、日本では考えられない状況だった。どうしても使うなら、少々高くても、世界的に名を知られた大手(HertzやAvisなど)の系列の業者を使った方がいいかも知れない(保証の限りではありません)。<br />

    最後に今回の旅行で経験したトルコ事情のまとめ。
    (交通事情)
    1.鉄道はあまり使えないので、国内移動はバス移動が基本。バス会社は、大手のKamil KocやMetroをはじめ、多くの会社があり、バス路線も充実している。Kamil Kocは現在Flixbusの傘下にあり、Flixbusのサイトから簡単に予約が取れるので、今回もメインの移動に活用した。他の会社でもネット予約は可能なところもあるが、トルコ語表記だったりで不安があり、今回は使わなかった。大手のバスは3列シート、中小のバスは4列シートだが車体はやや小さめ。いずれにしても席数はそれほど多くはなく、満席だと乗れないので、予約できる路線は事前に予約しておいた方が無難だろう。
    2.都市近郊の近距離路線では、ドルムシュと呼ばれるミニバスが縦横無尽に走っていて、これは予約は不要(というより不可能)。運賃は距離によるが、近場では10数~20数リラ(1リラ≒8円)。乗車時に運転手に現金で払うので、細かなリラ(10,20など)を用意しておく必要がある。バスによってはカードも使えるようだが、旅行者には難しいかも。バスの車体は小さく、日本のマイクロバスと同じ。満員になることもあり、大きな荷物を持って乗るのは厳しいかもしれない。写真は、フェティエで乗ったミニバスの車内。満員にもかかわらず私達以外は誰もマスクを着けていなかった。
    3.バスでなければタクシーの利用になる。今回の旅行では、1度も使うことはなかったが、おそらくバス代の5~10倍程度と思われる。最近の激しいインフレで、かなり高くつくことは覚悟した方が良いだろう。
    4.当初地中海沿岸地域は、レンタカーで回ることも考えたが、直前でバス移動に切り替え、レンタカーはカッパドキアで1日借りるだけにとどめた。この判断は結果的に正解だったと思う。トルコの市街地は、どの道路も両側路上駐車の列で埋まり、交通の混雑も激しい。運転もかなり荒っぽいので、ちょっとしたミスで厄介なトラブルに巻きこまれる可能性もある。今回の旅でもそれを偶然目にすることとなった。
       => https://4travel.jp/travelogue/11779915
    レンタカー会社の対応も実にいい加減で、カッパドキアで借りた会社は、トルコ国内では大手の会社だったが、提供された車のガソリンがほとんど空という、日本では考えられない状況だった。どうしても使うなら、少々高くても、世界的に名を知られた大手(HertzやAvisなど)の系列の業者を使った方がいいかも知れない(保証の限りではありません)。

  • (ホテル・食事など)<br />1.トルコの公共トイレは、ほとんどが有料(2~3リラ)。バスターミナルなどでは、無人のゲートになっている場合もあり、入るには1リラコインが必要だ。長距離バスで移動すると、途中でトイレ休憩があるが(バスの中にはトイレはない)、ここでも同様で、トイレを使うためには、細かいリラ(1リラコインか5リラ)が必要なので、事前に用意しておく必要がある。1回20~30円だが、回数が多くなると馬鹿にならない。<br />2.トルコのホテル代は、ヨーロッパに比べれば、半分か三分の一ぐらい。高級志向の強い方は別として、日本のビジネスホテル並みのグレードであれば、二人で朝食付きで6~7千円で十分。中には3千円未満も。今回の旅行では、トルコ国内で1泊1万を超えたのは、1カ所だけだった。ただ、安宿はカードが使えない場合もあるので、現金はある程度必要で、手持ちの現金はユーロがお勧め。ホテルでそのまま払えるからだ(おつりはリラでもらえる)。<br />3.トルコでの食事は、概しておいしく、ほとんど完食でき、まずくて食べられないものは一つもなかった。レストランでの食事は量が多く、一人前を二人でシェアして丁度いいほどで、食事代も二人で2~3千円程度で済むことが多かった。ホテルの朝食も、野菜や果物が豊富。パンもおいしく、どのホテルも満足だった(ただし、イスラム教なのでソーセージ類は魚肉だけ)。また、日本のラーメンのような麺類が食べられないことが、不満と言えば不満だった。<br />4.トルコの近代化は目を見張るものがあり、カッパドキアの周辺でも日本よりはるかに近代的なマンション群が林立していたのには驚かされた(写真)。今回訪れた地域は、観光客が多いところだったせいかも知れない。都市の間を結ぶ高速道路も素晴らしく立派で、町中は多数の車があふれかえっていた。一方、見かけの華やかさに比べると、バスの運行管理やサービスの面では、まだまだという印象を持つことに。バスターミナルなどでは、乗客への情報提供はほぼ皆無。運行管理もかなりアバウトで、遅れも日常的らしく、2時間遅れでも乗客は文句も言わずに待っていた。トルコ国内をバスで移動するときは、時間に十分余裕を持つ必要があるだろう。<br />(インターネット/スマホ)<br />1.トルコのホテルでのインターネット環境は、概して良好で、ギョレメで一時的にネットが使えなかったことを除き、どのホテルの部屋でもWiFi接続はスムーズだった。<br />2.今回、帰国時の検疫のため、夫婦それぞれスマホを持っていったので、そのうち1台のSIMを交換しようとしたが、最低料金が40ユーロとバカ高だったのでやめてしまった。そのため、野外でのネット接続は出来なかったが、Mapsmeにトルコの地図データをあらかじめダウンロードしておいたので、GPS機能と併用することにより、野外でも十分使用できた。トルコのトレッキングコースには道標がほとんどなく、今回Mapsmeにかなり助けられ、その威力を体験できたのは収穫だった。<br />3.トルコではお互いのコミュニケーションは、スマホアプリのWhatsAppが必須で、ホテルやレンタカー会社とのやり取りでも同様だった。トルコでは、まだ多くの人が英語が話せない(あるいは読めない)上に、いろいろな国から外国人観光客が押し寄せるため、スマホの翻訳機能に頼ることが理由の一つのようで、日本以上にスマホやネット依存度が高くなっている印象を受けた。<br />4.インターネットに関するトラブルもあった。それは、旅行中にBooking.comで予約しようとしても、何らかの障害でトルコ国内は予約が出来ないようになっていたことである。旅の最後の方でようやく復旧したが、これは予想外のトラブルで、一つのサイトだけに頼るのも問題だと感じた(他のエクスペディアなどは使えたので)。 <br />(トルコの物価)<br /> 現在、トルコは日本以上に激しいインフレの最中にあり、観光施設の入場料やバス代などは、2,3年前の3倍位になっている。同時にリラ安も進んでいるが(現在は1リラ8円弱)、インフレの方が優っているので、日本円換算でもかなりの値上がりと思った方が良いだろう。トルコの代表的なファーストフード、ケバブも1人前100リラ近くになり、日本のマックよりもむしろ高いぐらいだ(ただし量は多く、一人では食べきれない)。<br /> そのため、最初に用意したリラもどんどんなくなってしまい、旅の途中でATMで補充することに。なお、リラは日本で替えると手数料がバカ高なので、現地でATMから引き出した方が良い。ATMにカードを入れると、英語表記が選べて、どのATMでも引き出しはスムーズだった。リラ以外では、ユーロもそのまま使える場合が多いので、クレジットカードが使えない場合の予備として持っていくことをお勧めする。<br /> 以上、いろいろなことがあったが、コロナに感染することもなく、致命的なトラブルもなく、無事3週間のトルコ旅行を終えることが出来た。ただ、今は円安なので、今後しばらくは、海外には行かないかも知れません(?)。

    (ホテル・食事など)
    1.トルコの公共トイレは、ほとんどが有料(2~3リラ)。バスターミナルなどでは、無人のゲートになっている場合もあり、入るには1リラコインが必要だ。長距離バスで移動すると、途中でトイレ休憩があるが(バスの中にはトイレはない)、ここでも同様で、トイレを使うためには、細かいリラ(1リラコインか5リラ)が必要なので、事前に用意しておく必要がある。1回20~30円だが、回数が多くなると馬鹿にならない。
    2.トルコのホテル代は、ヨーロッパに比べれば、半分か三分の一ぐらい。高級志向の強い方は別として、日本のビジネスホテル並みのグレードであれば、二人で朝食付きで6~7千円で十分。中には3千円未満も。今回の旅行では、トルコ国内で1泊1万を超えたのは、1カ所だけだった。ただ、安宿はカードが使えない場合もあるので、現金はある程度必要で、手持ちの現金はユーロがお勧め。ホテルでそのまま払えるからだ(おつりはリラでもらえる)。
    3.トルコでの食事は、概しておいしく、ほとんど完食でき、まずくて食べられないものは一つもなかった。レストランでの食事は量が多く、一人前を二人でシェアして丁度いいほどで、食事代も二人で2~3千円程度で済むことが多かった。ホテルの朝食も、野菜や果物が豊富。パンもおいしく、どのホテルも満足だった(ただし、イスラム教なのでソーセージ類は魚肉だけ)。また、日本のラーメンのような麺類が食べられないことが、不満と言えば不満だった。
    4.トルコの近代化は目を見張るものがあり、カッパドキアの周辺でも日本よりはるかに近代的なマンション群が林立していたのには驚かされた(写真)。今回訪れた地域は、観光客が多いところだったせいかも知れない。都市の間を結ぶ高速道路も素晴らしく立派で、町中は多数の車があふれかえっていた。一方、見かけの華やかさに比べると、バスの運行管理やサービスの面では、まだまだという印象を持つことに。バスターミナルなどでは、乗客への情報提供はほぼ皆無。運行管理もかなりアバウトで、遅れも日常的らしく、2時間遅れでも乗客は文句も言わずに待っていた。トルコ国内をバスで移動するときは、時間に十分余裕を持つ必要があるだろう。
    (インターネット/スマホ)
    1.トルコのホテルでのインターネット環境は、概して良好で、ギョレメで一時的にネットが使えなかったことを除き、どのホテルの部屋でもWiFi接続はスムーズだった。
    2.今回、帰国時の検疫のため、夫婦それぞれスマホを持っていったので、そのうち1台のSIMを交換しようとしたが、最低料金が40ユーロとバカ高だったのでやめてしまった。そのため、野外でのネット接続は出来なかったが、Mapsmeにトルコの地図データをあらかじめダウンロードしておいたので、GPS機能と併用することにより、野外でも十分使用できた。トルコのトレッキングコースには道標がほとんどなく、今回Mapsmeにかなり助けられ、その威力を体験できたのは収穫だった。
    3.トルコではお互いのコミュニケーションは、スマホアプリのWhatsAppが必須で、ホテルやレンタカー会社とのやり取りでも同様だった。トルコでは、まだ多くの人が英語が話せない(あるいは読めない)上に、いろいろな国から外国人観光客が押し寄せるため、スマホの翻訳機能に頼ることが理由の一つのようで、日本以上にスマホやネット依存度が高くなっている印象を受けた。
    4.インターネットに関するトラブルもあった。それは、旅行中にBooking.comで予約しようとしても、何らかの障害でトルコ国内は予約が出来ないようになっていたことである。旅の最後の方でようやく復旧したが、これは予想外のトラブルで、一つのサイトだけに頼るのも問題だと感じた(他のエクスペディアなどは使えたので)。 
    (トルコの物価)
     現在、トルコは日本以上に激しいインフレの最中にあり、観光施設の入場料やバス代などは、2,3年前の3倍位になっている。同時にリラ安も進んでいるが(現在は1リラ8円弱)、インフレの方が優っているので、日本円換算でもかなりの値上がりと思った方が良いだろう。トルコの代表的なファーストフード、ケバブも1人前100リラ近くになり、日本のマックよりもむしろ高いぐらいだ(ただし量は多く、一人では食べきれない)。
     そのため、最初に用意したリラもどんどんなくなってしまい、旅の途中でATMで補充することに。なお、リラは日本で替えると手数料がバカ高なので、現地でATMから引き出した方が良い。ATMにカードを入れると、英語表記が選べて、どのATMでも引き出しはスムーズだった。リラ以外では、ユーロもそのまま使える場合が多いので、クレジットカードが使えない場合の予備として持っていくことをお勧めする。
     以上、いろいろなことがあったが、コロナに感染することもなく、致命的なトラブルもなく、無事3週間のトルコ旅行を終えることが出来た。ただ、今は円安なので、今後しばらくは、海外には行かないかも知れません(?)。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • tamaemonさん 2022/10/12 00:42:24
    あっという間に終わってしまったトルコ、ギリシャ!
      miharashiさん、トルコ、ギリシャの旅、お天気にも恵まれて!?読んでいる方は暑さまではわからないので、綺麗な写真がいっぱいで楽しませていただきました。

     3週間は長いなあ~なんて思って旅行記ずーと拝見してましたが、あっという間に終わってしまった感じがします。それにしても、すごい体力!山登りまでされて、バス移動等では早めの出発に暑い中待たされて、バスに揺られるも時間も不定期!?それでもしっかり対応されているのにはさすがです。

     もう何十年も前ですが、メキシコに行った時に、ロスからメキシコシティー行きの飛行機の乗り換えの時に現地係の日本人の方から、「飛んでも戻ってくることがあるので、引き返してきたら電話ください!」!?何を言っているのか最初は理解できませんでしたが、その時は問題なく多少遅れることはあっても引き返すことはありませんでしたが、帰りのカンクーンからロス便が待てど暮らせど6時間、ゲートの係りの人に聞きに行っても「ここだから待っていればそのうち出発する」!?もうびっくりでした。この時からラテン系の国に行く時にはこれが普通と、肝に銘じることにしました。
     それに比べると日本の航空会社は優秀だなあと思いますね。でもギスギスしながら旅するよりも、のんびりこういうこともあるかって思いながら時間に余裕持って旅するのも大事だなあって思うようになりました。

     欧州の中でもトルコは安いイメージでしたが、だいぶ上がっているようですね。最近ニュースでよく欧米の物価高、凄まじいものがあるようですね。まだ日本は政府が助成金等で抑えてはいるのですが、いつまで続くことやら?円安も大きいですね。前は国内旅行より海外の方が安く済んだことも多かったんですが、どうも雲行きが怪しく、miharashiさんも最後に書かれてましたが、しばらく海外には・・・私も1月のイタリア旅行の後は??になりそうです。

     とても参考になりました!いつかトルコに!夢見ております。

                     tamaemon
     

    miharashi

    miharashiさん からの返信 2022/10/12 17:40:06
    Re: あっという間に終わってしまったトルコ、ギリシャ!
    tamaemonさんへ
     私達の旅行記を丁寧に見ていただき、本当にありがとうございます。実はこの返事も、磐梯吾妻スカイラインの一切経山に登ったその日の旅先(那須のペンション)で書いています。
     私達の旅行記は、これから行く人にとって、出来るだけ参考になるように心がけて書くようにしています。そのため、トルコの最終回はかなりくどくなってしまいました。でも読んでいただけて光栄です。 miharashiより

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