徳島・香川満喫の旅⑨大塚国際美術館B3作品番号161～242

2022/09/07 - 2022/09/09

　夏の観光シーズン中、ずっと外出を自粛していました。9月に入り、早速行動開始です。でも台風で飛行機が飛ぶか前日までドキドキ天気予報から目が離せませんでした。
　マイルをe JALポイント交換し、JALダイナミックパッケージ徳島in・高松outのAir&Hotel特典付を利用した3104ねえねえツアー第5段です。
　小樽へ行った時には友人と「次は鳴門と小豆島だね！」で決定していました！徳島と香川には道の駅巡りを楽しんでいる"いつもの友人"と2014年に訪れているので2度目の訪問になります。
　4トラ旅行記やクチコミから盛りだくさんの旅情報を参考にさせていただき、友人と二人で密を避けての充実した楽しい旅行となりました。
　コロナ禍、催行中止で訪問出来なかったアムステルダム国立美術館・ニューヨークメトロポリタン美術館・滞在日が休館だったウィーン美術史美術館への想いもあり、大塚国際美術館は愚かにもコンプリートを目指していました。笑
　大塚国際美術館編は後半に旅行記番外編として記録に残す事にしました。興味のある方は合わせてご覧いただければ嬉しいです。
　これから旅行を予定されている方々への情報提供として少しでもお役に立てたり以前旅行なさった方々に現在の様子をお伝え出来たら幸いです。
　旅行編①から⑥番外編大塚国際美術館は⑦～⑰まであります。よろしければ、目を通してみて下さい。
　①9月7日羽田空港～鳴門渦潮観潮
　②眉山～サンルート徳島
　③9月8日高松港～小豆島
　④小豆島～JRクレメント
　⑤9月9日玉藻公園～栗林公園
　⑥上原屋本店～羽田空港
　⑦大塚国際美術館B3作品番号
　　　　　　1～80
　⑧大塚国際美術館B3作品番号
　　　　　　81～160
　⑨大塚国際美術館B3作品番号
　　　　　　161～242
　⑩大塚国際美術館B2作品番号
　　　　　　243～323
　⑪大塚国際美術館B2作品番号
　　　　　　324～404
　⑫大塚国際美術館B2作品番号
　　　　　　405～483　　　　　　　　　　　　
　⑬大塚国際美術館B1作品番号
　　　　　　484～580
　⑭大塚国際美術館B1作品番号
　　　　　　581～680
　⑮大塚国際美術館B1作品番号
　　　　　　681～744
　⑯大塚国際美術館B1作品番号
　　　　　　745～821
　⑰大塚国際美術館2F1F抜粋作品
★美術館都合で展示内容変更あり★

エリア 鳴門(徳島)

大塚国際美術館のコンプリートを目指しましたが約5時間滞在しても無理でした。渦潮干潮クルーズ後に残りチャレンジするつもりでしたが渦潮の感動覚めやらず美術館前を通過してしまいました！コンプリート出来なかった1Fと2Fの作品は前回訪問時、4トラの存在を知らず思いのままに撮影した分のみ一緒に記録させていただく事にしました。
『』はオリジナルを鑑賞した作品・「」は鑑賞していない作品です。今後、『』作品が増えて旅行記更新出来たらいいなと淡い期待を込めています。
尚、番号がとんだり、前後したりする箇所は全て2022.9.7大塚国際美術館にて配布されている展示作品リストを参考に展示室番号順に作成しているためです。更に自分的には耳慣れている「エゴン・シーレ」⇒【シーレ・エゴン】・「パブロ・ピカソ」⇒【ピカソ・パブロ】や「ルーベンス」⇒【リュベンス】等々、表記が異なる？部分も全て作品リストに準じて記録してあります。

展示室24
161　「大天使ミカエル」ビザンティン美術館・アテネ・ギリシア
大塚国際美術館の特徴の作品タッチがコロナ禍で不可でしたが陶板とは思えないくらいに板に描かれた質感そのままの見事な再現技術は素晴らしいです！

162　「ウラディミールの聖母子」トレチャコフ美術館・モスクワ・ロシア
母が子に抱く慈しみや愛情の機微を示すエレウーサ型で人間味ある表現への転換期を代表でロシアの聖母子イコンに大きな影響を与えたそうです。

163　「聖母子」ビザンティン美術館・アテネ・ギリシア

164　「キリストの変容」ルーヴル美術館・パリ・フランス
★解説プレート★
キリストの生涯で一度だけ神の姿を見せた場面である。タボール山近くで3人の弟子と一緒にいたキリストの姿が一瞬にして変わり、顔は日のように輝き衣は光のように白くなり、預言者エリヤ(左)とモーセ(右)と共に現れたという。使徒は左にヤコブ、右にペテロ、中央手前がヨハネで放心状態からやっと覚めた様子である。質の高さ、画面構成の緊密度から首都コンスタンティノポリスの工房の作例と考えられる。

165　「ヤロスラヴリの聖母」トレチャコフ美術館・モスクワ・ロシア
偶然にも強面のキリストガイド輝いています。

166　『冥府への降下(アナスタシス)』エルミタージュ美術館・サンクトペテルブルク・ロシア
2019年待望のエルミタージュ美術館でガイドさんからキリストの話を伺いながら見た作品です。平和な時代にサンクトペテルブルクとモスクワへ行っておいて良かったです。

167　「ラザロの復活」ロシア美術館・サンクト・ペテルブルグ・ロシア

168　「アブラハムの饗応」ベナキ美術館・アテネ・ギリシア

169　フェオファン・グレーク(テオファネス)「キリストの変容」トレチャコフ美術館・モスクワ・ロシア

170　エル・グレコ「東方三博士の礼拝」べナキ美術館・アテネ・ギリシア

171　「キリストと十二使徒の祭壇前飾り」カタルーニャ美術館・バルセロナ・スペイン

172　「聖キリクスと聖女ユリッタの祭壇前飾り」カタルーニャ美術館・バルセロナ・スペイン

173　「ジョフリー・プランタジネットの埋葬用肖像画」テッセ美術館・ル・マン・フランス

174　「マドンナ・デッラ・クレメンツァ」サンタ・マリーア・イン・トラステーヴェレ聖堂・ローマ・イタリア

175　コッポ・ディ・マルコヴァルド「玉座の聖母子」サンタ・マリーア・ディ・セルヴィ聖堂・オルヴィエート・イタリア

176　「丸い玉座の聖母子」ナショナルギャラリー・ワシントン・アメリカ

177　聖フランチェスコの画家「聖フランチェスコと二天使」サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ聖堂・アッシジ・イタリア

178　「聖フランチェスコと四つの死後の奇跡」サン・フランチェスコ聖堂宝物館・アッシジ・イタリア

179　ベルリンギエーリ・ボナヴェントゥーラ「聖フランチェスコとその生涯(ペッシャ祭壇画)」サン・フランチェスコ聖堂・アッシジ・イタリア

180　サン・フランチェスコ・バルディの画家「聖フランチェスコとその生涯」サンタ・クローチェ聖堂バルディ礼拝堂・フィレンツェ・イタリア

181　ローマ派「祝福を与える玉座のキリスト・聖母・福音書記者聖ヨハネ」ティヴォリ大聖堂・ティヴォリ・イタリア

182　「十二祝祭図（ドデカオルトン）」フィレンツェ大聖堂美術館・フィレンツェ・イタリア
キリストを祝う毎月の祝祭に応じてキリストの生涯伝から選ばれ、この十二大祭はイコンにも取り込まれたそうです。

182　「十二祝祭図（ドデカオルトン）」フィレンツェ大聖堂美術館・フィレンツェ・イタリア
12の主題は「受胎告知」「キリストの降誕」「神殿奉献」「キリストの洗礼」「キリストの変容」「ラザロの復活」「エルサレム入城」「キリストの磔刑」「冥府に下るキリスト」「商店」「聖霊降臨」「聖母の眠り」だそうです。

183　グィード・ダ・シエナ「玉座の聖母子」パラッツォ・プップリコ(サン・ドメニコ聖堂旧蔵)・シエナ・イタリア

展示室25
225　聖フランチェスコの画家「小鳥への説教」サン・フランチェスコ聖堂下堂・アッシジ・イタリア

226　聖フランチェスコの画家「十字架上のキリスト」ウンブリア国立美術館・ペルージャ・イタリア
友人と二人でショッキングな表現に同じリアクションをとってしまった両足の甲から滴り落ちる血液の量が痛々しいキリストでした。

227　ジョット「小鳥への説教」サン・フランチェスコ聖堂上堂・アッシジ・イタリア

展示室26
228　ジョット「父イサクの祝福を求めるエサウ」サン・フランチェスコ聖堂上堂・アッシジ・イタリア

229　「十字架上のキリスト」ピサ国立美術館・ピサ・イタリア

230　ドウッチョ「マエスタ（荘厳の聖母）」シエナ大聖堂美術館・シエナ・イタリア
★解説プレート★
1260年にシエナがフィレンツェに勝利を収めた事を機に聖母がシエナの守護神として迎えられて以降、トスカーナ地方に都市の守護神としての聖母崇拝が高まった。聖母子を中心にそれぞれの都市の縁の聖人、殉教者そして天使による天上の宮廷の人々に囲まれた「マエスタ」または「荘厳の聖母」と呼ばれる主題の大構図が生まれた。ドウッチョの「マエスタ」はその中で規模と質において最高のものである。

230　ドウッチョ「マエスタ（荘厳の聖母）裏面」シエナ大聖堂美術館・シエナ・イタリア

231　「十字架上のキリスト」ピサ国立美術館・ピサ・イタリア

232　「わが唯一の望み」(「一角獣を従えた貴婦人」より)クリュニー美術館(国立中世美術館)・パリ・フランス
6枚一組作品の一つです。タピスリーまで再現出来るのですね！

233　「貴婦人と竜」アンジェ城タペストリー美術館・アンジェ・フランス

234　「竜を退治する大天使ミカエル」アンジェ城タペストリー美術館・アンジェ・フランス

235　ジュンタ・ピサーノ「十字架上のキリスト」サンタ・マリーア・デッリ・アルジェリ聖堂美術館・アッシジ・イタリア

236　聖フランチェスコの画家「十字架降下と聖母の哀悼」ウンブリア国立美術館・ペルージャ・イタリア

237　ファエンツァの画家「キリストの降誕・十字架降下とキリストの埋葬」ボローニャ国立絵画館・ボローニャ・イタリア

238　サン・マルティーノの画家「玉座の聖母子・ヨアキムとアンナの物語」ピサ国立美術館・ピサ・イタリア

239　「ナルボンヌの祭壇飾り布」ルーヴル美術館・パリ・フランス

240　カルトン・アンゲラン「アヴィニョンのピエタ」ルーヴル美術館・パリ・フランス

展示室27
241　ルブリョーフ・アンドレイ「聖三位一体」トレチャコフ美術館・モスクワ・ロシア

242　「聖母子」カリエ・ジャミイ(旧コーラ修道院)・イスタンブール・トルコ
番号が前後したり、とんだりしていますが、なるべく展示作品リストに従って整理しています。B3コンプリートしました。　
館内マップと作品リストはこちらのサイトから御覧になれます。
https://o-museum.or.jp/publics/index/424/
B2の⑩に続きます。

この旅行記へのコメント （2）

• よしめさん 2022/09/29 23:05:28

  こんばんは。よしめです。

  3104ねえねえ様
  　大塚美術館編、膨大な作品、本当に1枚ずつ写真を撮って（しかも画像が美しい）説明も加えられているのですね。よく飽きずに、ここまでまとめられましたね。さすがと感心してしまいました。
  　複製なんでしょ、現地で本物を見た方が良いわと、数年前まで思っていました。が、コロナ禍で実際に海外に行って実物を見ることが、難しい今、こんなに、本物のように、実物の絵画のように飾られ、展示されているなら、見てみたいものだなあと、考えが変わりました。海外に行くこと、そして美術館をうろつくことは、体力に、自信がなくなってきているので、不安ですし。
  　どこの美術館に飾られているのかも書いてくださっているので、そうそう、これ、あそこで見たっけと、旅の思い出と共によみがえって来ました。システィーナは特に、現地日本人ガイドさんが、「初めは自由にご覧ください。後で解説します」とおっしゃって、しばらく放置されたので、なおさら不安な気持ちにもなり、解説が染みた記憶があります。
  　お疲れになったでしょう。しばらくゆっくりお休みください。
  　よしめ

  3104ねえねえさん からの返信 2022/09/29 23:28:11

  Re: こんばんは。よしめです。

  よしめ様
  　早速のお立ち寄り、いいね！、コメントありがとうございます！
  　何度も心が折れそうになりながらも頑張りました！サイズ記入をカットしたり、莫大な量の多さに解説プレート記入も抜粋にしたりと紆余曲折を繰り返しながらアップ内容を作成して来ました。笑
  　後半も宜しくお願いします！