徳島・香川満喫の旅⑯大塚国際美術館B1作品番号745～821

2022/09/07 - 2022/09/09

　夏の観光シーズン中、ずっと外出を自粛していました。9月に入り、早速行動開始です。でも台風で飛行機が飛ぶか前日までドキドキ天気予報から目が離せませんでした。
　マイルをe JALポイント交換し、JALダイナミックパッケージ徳島in・高松outのAir&Hotel特典付を利用した3104ねえねえツアー第5段です。
　小樽へ行った時には友人と「次は鳴門と小豆島だね！」で決定していました！徳島と香川には道の駅巡りを楽しんでいる"いつもの友人"と2014年に訪れているので2度目の訪問になります。
　4トラ旅行記やクチコミから盛りだくさんの旅情報を参考にさせていただき、友人と二人で密を避けての充実した楽しい旅行となりました。
　コロナ禍、催行中止で訪問出来なかったアムステルダム国立美術館・ニューヨークメトロポリタン美術館・滞在日が休館だったウィーン美術史美術館への想いもあり、大塚国際美術館は愚かにもコンプリートを目指していました。笑
　大塚国際美術館編は後半に旅行記番外編として記録に残す事にしました。興味のある方は合わせてご覧いただければ嬉しいです。
　これから旅行を予定されている方々への情報提供として少しでもお役に立てたり以前旅行なさった方々に現在の様子をお伝え出来たら幸いです。
　旅行編①から⑥番外編大塚国際美術館は⑦～⑰まであります。よろしければ、目を通してみて下さい。
　①9月7日羽田空港～鳴門渦潮観潮
　②眉山～サンルート徳島
　③9月8日高松港～小豆島
　④小豆島～JRクレメント
　⑤9月9日玉藻公園～栗林公園
　⑥上原屋本店～羽田空港
　⑦大塚国際美術館B3作品番号
　　　　　　1～80
　⑧大塚国際美術館B3作品番号
　　　　　　81～160
　⑨大塚国際美術館B3作品番号
　　　　　　161～242
　⑩大塚国際美術館B2作品番号
　　　　　　243～323
　⑪大塚国際美術館B2作品番号
　　　　　　324～404
　⑫大塚国際美術館B2作品番号
　　　　　　405～483　　　　　　　　　　　　
　⑬大塚国際美術館B1作品番号
　　　　　　484～580
　⑭大塚国際美術館B1作品番号
　　　　　　581～680
　⑮大塚国際美術館B1作品番号
　　　　　　681～744
　⑯大塚国際美術館B1作品番号
　　　　　　745～821
　⑰大塚国際美術館2F1F抜粋作品
★美術館都合で展示内容変更あり★

エリア 鳴門(徳島)

大塚国際美術館のコンプリートを目指しましたが約5時間滞在しても無理でした。渦潮干潮クルーズ後に残りチャレンジするつもりでしたが渦潮の感動覚めやらず美術館前を通過してしまいました！コンプリート出来なかった1Fと2Fの作品は前回訪問時、4トラの存在を知らず思いのままに撮影した分のみ一緒に記録させていただく事にしました。
『』はオリジナルを鑑賞した作品・「」は鑑賞していない作品です。今後、『』作品が増えて旅行記更新出来たらいいなと淡い期待を込めています。
尚、番号がとんだり、前後したりする箇所は全て2022.9.7大塚国際美術館にて配布されている展示作品リストを参考に展示室番号順に作成しているためです。更に自分的には耳慣れている「エゴン・シーレ」⇒【シーレ・エゴン】・「パブロ・ピカソ」⇒【ピカソ・パブロ】や「ルーベンス」⇒【リュベンス】等々、表記が異なる？部分も全て作品リストに準じて記録してあります。

展示室76
755　バーン・ジョーンズ・エドワード『コフェトゥア王と物乞いの少女』テート・ギャラリー・ロンドン・イギリス

756　バーン・ジョーンズ・エドワード『黄金の階段』テート・ギャラリー・ロンドン・イギリス

769　クリムト・グスタフ『接吻』オーストリア美術館(ベルヴェデーレ宮殿)・ウィーン・オーストリア
★解説プレート★
クリムトはラヴェンナの教会で見たモザイクをひとつのきっかけとして「黄金様式」へと移行し始める。これはその代表作で工芸的な美しさに満ちた絢爛たる作品である。抱き合う男女の頭部と顔、手足は写実的で、それ以外は平面的に描かれている。足元には楽園の花が咲き乱れているが、具体的にどんな場所かについては曖昧に描かれている。そうした超現実的な空間でこそ純粋な愛の夢は実現されるというのがクリムトの主張だったようである。

オーストリア美術館(ベルヴェデーレ宮殿)のオリジナル作品です。残念ながらツアーのフリータイムの日、ウィーン美術史美術館は休館でした。こちらは事前予約して堪能して来ました！

770　クリムト・グスタフ「アデーレ・ブロッホ・バウアーの肖像Ⅰ」ノイエ・ギャラリー・ニューヨーク・アメリカ

771　シーレ・エゴン『死と乙女』オーストリア美術館(ベルヴェデーレ宮殿)・ウィーン・オーストリア

772　シーレ・エゴン『四本の樹』オーストリア美術館(ベルヴェデーレ宮殿)・ウィーン・オーストリア

オーストリア美術館(ベルヴェデーレ宮殿)のオリジナル作品です。

773　シーレ・エゴン『家族』オーストリア美術館(ベルヴェデーレ宮殿)・ウィーン・オーストリア

展示室77
735　ピアッツェッタ・ジョヴァンニ・バッティスタ『聖母被昇天』ルーヴル美術館・パリ・フランス

736　ダヴィッド・ジャック＝ルイ『皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠』ルーヴル美術館・パリ・フランス
★解説プレート★
この作品は皇帝の座にのぼりつめたナポレオン一世の注文によって制作された。パリのノートルダム寺院で行われたナポレオンの戴冠式でナポレオンが自ら戴冠した後、皇后ジョセフィーヌの頭上に冠を載せようとする瞬間が描かれている。これ程の大画面を破綻なくまとめる技量は並大抵のものではない。保守的な画壇での評価は分かれたが注文主のナポレオンは、この絵の出来映えにいたく満足したと伝えられている。

こちらはルーヴル美術館のオリジナル作品です。ナポレオンではなく皇妃ジョセフィーヌの戴冠の様子が描かれている理由はナポレオンは、わざわざ教皇にローマから赴いてもらったにも関わらず教皇から戴冠されるべき王冠を自ら手に取り、自分自身で頭に乗せてしまったからだそうです。

もう1枚、ヴェルサイユ宮殿にもありました。こちらが画質は最悪ですがヴェルサイユ宮殿のオリジナル作品です。2枚の絵画には当時の法律の関係上、微妙に違うところがあります。ヴェルサイユ宮殿の方は皇妃のマントを持つ2人の女性の後ろに並ぶ5人の内、左から2番目の妹だけピンクのドレスを着ています。もうひとつは中央正面の一際高い椅子に座っているナポレオンの母親がヴェルサイユ宮殿の方はヴェールを被っています。しっかり確認して来ました！

737　ジェリコー・テオドール『メデューズ号の筏』ルーヴル美術館・パリ・フランス

展示室78
689　セザンヌ・ポール『首吊りの家』オルセー美術館・パリ・フランス

690　セザンヌ・ポール『モデルヌ・オランピア』オルセー美術館・パリ・フランス

691　セザンヌ・ポール「自画像」フィリップスコレクション・ワシントン・アメリカ

692　ルノワール・オーギュスト「ヴィクトール・ショケの肖像」フォッグ美術館・ケンブリッジ・アメリカ

693　セザンヌ・ポール「松の木のあるサント＝ヴィクトワール山」コートールド美術研究所・ロンドン・イギリス

694　セザンヌ・ポール「三人の浴女たち」プティ・パレ美術館・パリ・フランス

695　セザンヌ・ポール『リンゴとオレンジ』オルセー美術館・パリ・フランス

696　セザンヌ・ポール『カード遊びをする二人の男たち』オルセー美術館・パリ・フランス

697　ゴーギャン・ポール「光輪のある自画像」ナショナル・ギャラリー・ワシントン・アメリカ

698　ゴーギャン・ポール「自画像(レ・ミゼラブル)」ゴッホ美術館・アムステルダム・オランダ

699　ゴーギャン・ポール『美しきアンジェ―ル』オルセー美術館・パリ・フランス
★解説プレート★
この作品のユニークな点はモデルを円形の枠に入れて周囲から独立させている事である。これに近い構図は既に広重の「名所江戸百景」にも見られ、画家がこれにヒントを得た可能性は高い。モデルはゴーギャンの友人の妻、左下に丁寧に書かれた彼女の名前には、画家が親愛の情と感謝の意を込めて制作した事が現れている。画家自身はその出来栄えに満足であったが肝心のアンジェールとその夫はその「醜女」ぶりに引き取りを拒否した。

700　ゴーギャン・ポール「説教の後の幻影」スコットランド国立美術館・エディンバラ・イギリス

701　ゴーギャン・ポール「黄色いキリストオールブライト・ノックス美術館・バッファロー・アメリカ

702　ゴーギャン・ポール「イア・オラナ・マリア（マリアを拝む）」メトロポリタン美術館・ニューヨーク・アメリカ

703　ゴーギャン・ポール『ヴァイルマティ』オルセー美術館・パリ・フランス

724　ティソ・ジェイムズ「東方三博士の旅」ミネアポリス美術研究所・ミネアポリス・アメリカ

725　ティソ・ジェイムズ『休日』テート・ギャラリー・ロンドン・イギリス

726　ティソ・ジェイムズ『舞踏会』オルセー美術館・パリ・フランス

727　アルマ＝タデマ・ローレンス『お気に入りの習慣』テート・ギャラリー・ロンドン・イギリス

728　アルマ＝タデマ・ローレンス「銀色のお気に入り」マンチェスター市立美術館・マンチェスター・イギリス

729　ベロ－・ジャン『マグダラのマリア』オルセー美術館・パリ・フランス

730　ルイス・ジョン・フレデリック『シエスタ』テート・ギャラリー・ロンドン・イギリス

731　ジェローム・ジャン＝レオン「裁きを受けるフリュネ」ハンブルク美術館・ハンブルク・ドイツ

732　ソロモン・ソロモン「サムソンとデリラ」ウォーカー美術館・リヴァプール・イギリス

733　ベリー・レオン『メッカヘの巡礼』オルセー美術館・パリ・フランス

734　カバネル・アレクサンドル『ヴィーナスの誕生』オルセー美術館・パリ・フランス

こちらもオルセー美術館のオリジナル作品です。

738　ブーグロー・ウィリアム『ヴィーナスの誕生』オルセー美術館・パリ・フランス

774　ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ・ピエール『貧しき漁師』オルセー美術館・パリ・フランス

775　ホドラー・フェルナント「夜」ベルン美術館・ベルン・スイス

776　ホドラー・フェルナント「選ばれし者」ベルン美術館・ベルン・スイス

777－1　セガンティーニ・ジョヴァンニ「生成（「アルプス三部作」より）」 セガンティーニ美術館・サン=モリッツ・スイス

777－2　セガンティーニ・ジョヴァンニ「存在（「アルプス三部作」より）」 セガンティーニ美術館・サン=モリッツ・スイス

777－3　セガンティーニ・ジョヴァンニ「衰退（アルプス三部作）」セガンティーニ美術館・サン=モリッツ・スイス

778　セガンティーニ・ジョヴァンニ「湖を渡るアヴェ･マリア」ザンクト･ガレン美術館（寄託）・ザンクト･ガレン・スイス

779　セガンティーニ・ジョヴァンニ「編み物をする娘」チューリッヒ美術館(寄託)・チューリッヒ・スイス

780　セガンティーニ・ジョヴァンニ「生命の泉に寄る愛の天使」ミラノ市立近代美術館・ミラノ・イタリア

展示室79
781　ルドン・オディロン『仏陀』オルセー美術館・パリ・フランス

782　ルドン・オディロン『目を閉じて』オルセー美術館・パリ・フランス

783　ルドン・オディロン「ヴィオレット・エイマンの肖像」クリーヴランド美術館・クリーヴランド・アメリカ

784　シェレ・ジュール「大地」ニース市立美術館・ニース・フランス

785　シェレ・ジュール「ピエロに扮したパントマイム役者ジョルジュ・ヴァーグ」ニース市立美術館・ニース・フランス

786　モッサ・ギュスターヴ＝アドルフ「彼女」ニース市立美術館・ニース・フランス

787　カリエール・ウジェーヌ『親しみ』オルセー美術館・パリ・フランス

788　シュワーベ・カルロス『墓掘りの死』ルーヴル美術館・パリ・フランス

789　シュワーベ・カルロス「百合の聖母」ゴッホ美術館・アムステルダム・オランダ

790　ベックリン・アルノルト「波間のたわむれ」ノイエ・ピナコテーク・ミュンヘン・ドイツ

791　ベックリン・アルノルト「死の島」ライプツィヒ美術館・ライプツィヒ・ドイツ

792　ケラー・フェルディナント「ベックリンの墓」カールスルーエ美術館・カールスルーエ・ドイツ

793　トーロップ・ヤン「宿命論」クレラー＝ミュラー美術館・オッテルロー・オランダ

794　トーロップ・ヤン「三人の花嫁」クレラー＝ミュラー美術館・オッテルロー・オランダ

795　クノップフ・フェルナン「沈黙」ブリュッセル王立美術館・ブリュッセル・ベルギー

796　ド・ニュンク・ウィリアム・ドグーヴ「黒鳥」クレラー＝ミュラー美術館・オッテルロー・オランダ

797　クノップフ・フェルナン「見捨てられた町」ブリュッセル王立美術館・ブリュッセル・ベルギー

798　アンソール・ジェイムズ「嵐を鎮めるキリスト」オステンド市立美術館・オステンド・ベルギー

799　アンソール・ジェイムズ「陰謀」アントウェルペン王立美術館・アントウェルペン・ベルギー

800　アンソール・ジェイムズ「イーゼルの前の自画像」アントウェルペン王立美術館・アントウェルペン・ベルギー

801　アンソール・ジェイムズ「ストーブで暖まるアメリカ骸骨」キンベル美術館・フォートワース・アメリカ

802　アンソール・ジェイムズ「仮面と死神」リエージュ近代美術館・リエージュ・ベルギー

803　メルリー・グザヴィエ「秋」ブリュッセル王立美術館・ブリュッセル・ベルギー

804　ワッツ・ジョージ・フレデリック『希望』テート・ギャラリー・ロンドン・イギリス

展示室80
805　ソーン・アンデシュ・レオナルド「真夏のダンス」ストックホルム国立美術館・ストックホルム・スウェーデン

806　ソールベリ・ハラルド「北の花咲く野原」オスロ国立美術館・オスロ・ノルウェー

807　キーランド・キティ「夏の夜」オスロ国立美術館・オスロ・ノルウェー

808　ソールベリ・ハラルド「ロンダーネの冬の夜」オスロ国立美術館・オスロ・ノルウェー

809　ヤンソン・ウジェーヌ「リッダー庭園の夜明け」プリンス・オイゲンス美術館・ストックホルム・スウェーデン

810　クローグ・クロスティアン「病める子」オスロ国立美術館・オスロ・ノルウェー

811　ムンク・エドヴァルト「病める子」オスロ国立美術館・オスロ・ノルウェー

812　ムンク・エドヴァルト『メランコリー』オスロ国立美術館・オスロ・ノルウェー
ムンク展で、お目にかかりました。

813　ムンク・エドヴァルト『叫び』オスロ国立美術館・オスロ・ノルウェー　
初来日の「叫び」お目にかかりにムンク展へいきました。
★解説プレート★
「黒く青いフィヨルドと町の上には血まみれの舌のような形の炎がかかっていた。友人は先を行き、私は恐ろしさに震えながら後に残った。その時、自然を駆け抜けるような大きな終わる事のない叫びを聞いた」(ムンク)。斜めに走る欄干から生まれる、画面左奥へ収斂してゆく遠近法的な空間が心理的な緊迫感を一層高めている。画家の個人的な体験に重ね合わせた世紀末の目次録的な世界である。

814　ムンク・エドヴァルド『思春期』オスロ国立美術館・オスロ・ノルウェー
ムンク展で、お目にかかりました。

815　ムンク・エドヴァルト「ダグニー・ユールの肖像」ムンク美術館・オスロ・ノルウェー

816　ムンク・エドヴァルド『星月夜』ムンク美術館・オスロ・ノルウェー　
ムンク展で、お目にかかりました。ミュージアムショップではポケモンとコラボした「叫びのピカチュウ」のぬいぐるみが可愛くて思わず買ってしまいました！笑

817　ムンク・エドヴァルト「生のダンス」オスロ国立美術館・オスロ・ノルウェー

1057　ムンク・エドヴァルト「マドンナ」ムンク美術館・オスロ・ノルウェー
「マドンナ」のリトグラフはムンク展で見ました。

818　ベリ・リッカード「北欧の夏の宵」イェーテボリ美術館・イェーテボリ・スウェーデン

819　ハマーショイ・ヴィルヘルム「座る女のいる室内」オーフス美術館・オーフス・デンマーク

820　キッテルセン・テオドール「湖の怪物」オスロ国立美術館・オスロ・ノルウェー

821　リング・ラウリッツ・アンデルセン「6月・タンポポの種を吹く娘」オスロ国立美術館・オスロ・ノルウェー
B1コンプリートしました。でも、ここで時間切れです。残念ながら渦潮観潮船乗場へ移動する時間となりました。1F・2Fは前回、訪れた時に思いのままに撮影した作品のみ記録として残した⑰に続きます。