2015.09 「北海道＆東日本パス」旅 Vol.1 ～Day1 津軽海峡を越えて函館へ～

2015/09/24 - 2015/09/24

2015年9月に「北海道＆東日本パス」を使用して北海道を旅した。「北海道＆東日本パス」とはＪＲ北海道とＪＲ東日本管内の普通列車に乗り放題のフリー切符だ。他にＩＧＲいわて銀河鉄道、青い森鉄道、および北越急行にも乗車することができ、また急行券を購入すれば急行列車にも乗車できる。この切符を購入して当時住んでいた石巻から北海道への５日間の旅をしたのでこちらで皆さまと旅を共有していただけたら幸いです。ついでに駅弁や食事など、もぐもぐもの内容も併記する。

Day 1：今日の目的地は函館。せっかく旅に出るのだからアレコレしたいといろいろと計画を練る。その中で初っ端から奇策に出ることを決断。余裕はあるが、天候次第ではひょっとしたら失敗する可能性も....。そんなドキドキの旅の始まりに向けて海霧に覆われた早朝の駅に立った。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

Day 1

家からキャリーケースを持って早朝の仙石線の蛇田駅へ。まだ眠る町をゴロゴロと音を立てて旅がスタートした。駅は海霧に覆われ幻想的で、これからの旅のプロローグを演出してくれる。

蛇田駅 駅

１レグ：522S 蛇田-高城町
蛇田駅で最初に出発する仙台・あおば通行きが到着。あれ？北上するなら仙石線ではなく石巻線で小牛田駅へ向かうのが最短距離になるのだが....。

蛇田駅 駅

陸前大塚駅で下り列車と行き違い。向こうはマンガッタンライナーだ。

陸前大塚駅 駅

始発の仙台・あおば通行きを高城町駅で乗り捨てる。

高城町駅 駅

そして乗換えることもなく駅を出てしまった。

高城町駅 駅

そして仙石線沿いを歩いて移動をする。約800mほどの距離を10分で歩く。

仙石線の高城町駅から東北本線の松島駅まで徒歩移動することによって仙台駅始発の一ノ関行きに乗り込むことができた！。

石巻線で小牛田駅へ出て北上しても当日中に函館駅へ到達することもできるのだが、青森で食べたいものがあったので無理繰りなスケジュールを実行すると小牛田経由より青森に早く到着すると見つけてしまい、この離れ業の行程にしてしまった。

松島駅 駅

２レグ：521M 松島-一ノ関
無事に乗換え成功！。この日の最大のハイライトともいえるところで、２レグ目にして達成感が....（笑。

３レグ：1529M 一ノ関-盛岡
一ノ関駅で乗換え。ここで時間があったので１番線ホームにある立ち食い蕎麦屋で朝ラーメンをしようと思ったが、営業開始が10時からだったのでお腹を空かせたまま盛岡へ向かう。

一ノ関駅 駅

もぐもぐ１：盛岡駅　三陸秋刀魚岩手箱
当初は一ノ関駅で朝ラーメンで朝食をとる予定だったが開店前で食べられなかったので、盛岡駅で駅弁を購入する。

好物の秋刀魚を使った駅弁。

左「秋刀魚有田煮」
中央「焼き秋刀魚ほろほろ磯辺」
右「〆秋刀魚蓮根のせ」

美味しい贅沢な朝食となった。

４レグ：4527M 盛岡-八戸
盛岡駅では一旦改札を出てから駅ビル内を移動して「IGRいわて銀河鉄道」の改札を抜ける。青春１８きっぷの場合は別に乗車券を購入しなければならないが、北海道＆東日本パスはこの先の青い森鉄道を含めて利用できるのでそのまま乗車する。

盛岡駅 駅

盛岡駅を出て北上していくと、だんだんと乗客が下車していき....この車両には私一人だけ。ということで呑み鉄モードへ。

八戸駅で乗換え。これから乗る列車....あれ？どこかで見たことがある....あ、Macintosh のオペレーションシステム "Mac OS 8" のですね♪（笑。

八戸駅 駅

５レグ：3729D 快速「しもきた」 八戸-野辺地
大湊線の終着駅で会う大湊行きの列車だからと侮っていたら、込んでいる訳ではないが座席は全て埋まっていた。失礼ながら意外な乗車率に驚き。

北東北のローカルエリアと侮っていたがシートはほぼ埋まっていたので連結部の運転席となりのスペースに陣取る。

６レグ 3529D 快速「しもきた」 野辺地-青森
八戸駅から乗ってきた快速「しもきた」は野辺地駅から大湊線を走り大湊駅へ向かう。私は野辺地駅で下車し、次は大湊駅からやってきた同じく快速「しもきた」青森行きに乗り換え。

野辺地駅 駅

こちらは先ほど乗ってきたのと違い、空いていた。なのでゆったりと座って青森駅へ向かう。

もぐもぐ２：まるかいラーメン　中盛
青森駅で一旦下車し、徒歩でアスパム近くへ。向った先は「まるかいラーメン」。ここのラーメン食べたくて、今朝の仙石線から東北本線への徒歩移動乗り換えをやらかしたのだ。

まるかいラーメン グルメ・レストラン

青森ラーメンの中で大好きな「まるかい」のラーメン。もちろんスープまですべていただいた。ごちそうさま。

まるかいラーメン グルメ・レストラン

７レグ：662M 青森-新青森
ラーメンを食べた後、青森駅へ戻り電車に乗って１駅だけ移動する。

目的地は当時の東北新幹線の終点となる新青森駅。

新青森駅構内にはお土産などが盛り沢山♪。で、こちらの日本酒のチョイ呑みの自動販売機が目的。試飲感覚で呑んでみて「じょっぱり」をお土産に購入する。

新青森駅 駅

８レグ：4019M 特急「スーパー白鳥19号」 新青森-青森
新青森駅でお土産購入など時間調整をしたのち、特急「スーパー白鳥」で青森駅へ戻る。本来なら「北海道＆東日本パス」では特急列車に乗ることはできないのだが、新青森-青森間のみを利用する場合は特急券なしで乗車できる特例がある。

新青森駅 駅

新青森駅を出た特急「スーパー白鳥19号」は一旦青森駅へ行き、そこで進行方向を変えて函館駅へ向かう。東北新幹線の乗客を函館へ送るための運行方式で、いま新幹線が函館まで行くようになるまでの暫定の運用となっていた。

９レグ：341M 青森～蟹田
さて、そろそろ函館へ向かいましょう。青森駅から普通列車で津軽線の中でも大きな駅となる蟹田駅へ。

青森駅 駅

１０レグ：4021M 特急「スーパー白鳥21号」 蟹田～木古内
蟹田駅から再び特急「スーパー白鳥」に乗り換え。ここから青函トンネルを越えて北海道の木古内駅まで当時では特急列車しか走っていないので、蟹田駅から木古内駅まで特例として「北海道＆東日本パス」では（通常でも乗車券のみで）乗車できる。
（現在では北海道新幹線になり特例は無くなっている）

蟹田駅 駅

特急「スーパー白鳥」に乗車。自由席は空いていたので問題なく着席できた。

青函トンネルを走行して津軽海峡を潜って渡っている。トンネル内で車内販売が来たのでコーヒーをオーダー。海底でコーヒーを楽しむ贅沢な時間が過ぎた。

青函トンネル 名所・史跡

木古内駅で特急「スーパー白鳥」から下車。普通列車に乗換えて函館駅を目指すことに。

木古内駅 駅

１１レグ：135D 木古内～函館
たった１両の函館行きに乗り込む。

ほとんど乗客のいない車内。ちょこちょこと揺れる車内で、その揺れに任せてまったりと過ごした。

函館駅に到着し、当時札幌に居たいつもの同行者と合流する。そしてホテルにチェックインして荷物を置いて遅い夕食をとるために出かけることに。

もぐもぐ３：ラッキーピエロ函館駅前店（旧） チャイニーズチキンカレー
ホテルの裏手にあるラッキーピエロ函館駅前店（現在は閉店して移転している）へ。21時を過ぎているにも関わらず行列が出来ていた。

ラッキーピエロ 函館駅前店 グルメ・レストラン

ホテルに戻り明日に備える。窓からは青函連絡船の「摩周丸」の姿が見えた。

さて、そろそろ寝ましょう....お休みなさいませ。

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