2015.09 「北海道＆東日本パス」旅 Vol.3 ～Day3 日本最長普通列車 2429D 完乗旅～

2015/09/26 - 2015/09/26

2015年9月に「北海道＆東日本パス」を使用して北海道を旅した。「北海道＆東日本パス」とはＪＲ北海道とＪＲ東日本管内の普通列車に乗り放題のフリー切符だ。他にＩＧＲいわて銀河鉄道、青い森鉄道、および北越急行にも乗車することができ、また急行券を購入すれば急行列車にも乗車できる。この切符を購入して当時住んでいた石巻から北海道への５日間の旅をしたのでこちらで皆さまと旅を共有していただけたら幸いです。ついでに駅弁や食事など、もぐもぐもの内容も併記する。

Day 3：昨夜宿泊した札幌からスタート。今日のメインは日本一運行時間が長い普通列車「2429D」に始発の滝川駅から終点の釧路駅まで完乗すること。まずは始発駅である滝川へ向けて出発！。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

Day 3

早朝の札幌駅。これから滝川駅へ向けて出発。

札幌駅 駅

１４レグ：2127M 札幌-滝川
朝７時前の出発。都心から郊外へ向けて走るので、車内は非常に空いている。転換シートに座って３日目の旅が始まった。

ちなみに昨夜泊まったホテルはインバウンド客が大騒ぎしていて正直睡眠不足....さてどうなることやら。

７時前ながら札幌駅構内では駅弁の販売をしていたので朝食にと入手。

駅弁の弁菜亭 専門店

もぐもぐ９：札幌駅　弁菜亭　いしかり弁当
焼き鮭とすき焼き（？）がメインの幕の内弁当だ。朝食として美味しくいただいた。

駅弁の弁菜亭 専門店

滝川駅に到着。乗り換え時間があるので一旦改札の外に出てみる。待合室には興味深いポスターが貼ってあった....見に行ってみたいな。

滝川駅 駅

時間調整したのち、再度改札を抜けてホームへ。１両のみの釧路行き2429Dが出発準備をしている....。乗客はまばらだな。

滝川駅 駅

１５レグ：2429D 滝川-釧路
いよいよ滝川駅から普通列車で釧路駅へと向かう。特にトラブルさえなければ２度目の旅となるはずだ。

ちなみにン十年前には内地から青春１８きっぷを利用して完乗している。その時とこれから乗る列車からの眺めにどんな違いがあるのかな？。

定刻に出発。そして早々に金麦を開けてしまう。

長時間乗車し続けるからと、今回の旅に出かける前に用意しておいたおやつ達。満を持して 2429D の車内で登場！。

終点の釧路駅までたっぷり時間があるので、こんなことしながら旅を楽しむ。

定刻に富良野駅に到着。

富良野駅 駅

駅構内にはディーゼル機関車がいた。ここから貨物列車が走っているのかな？。

富良野駅 駅

富良野駅での停車時間があるので恒例の甘太郎ダッシュを♪。

富良野駅 駅

改札を出て駅前にある甘太郎へ行って、定番の「ハムタイ」を手に入れてくる。

と、ハムタイを買うために富良野駅から出ているうちに、１両増結をしてこの先は２両編成で釧路へ向かうことになった。

甘太郎 グルメ・レストラン

もぐもぐ１０：甘太郎　ハムタイ
外見はタイ焼きなのだが、中身はハムとマヨネーズが入っている。なので「ハムタイ」と。オヤツに美味しい♪。

甘太郎 グルメ・レストラン

富良野駅を出発し、いくつかの駅に停車しながら進む。そして落合駅に到着。

落合駅 駅

対抗する列車との交換の為、しばらく停車するということでホームに出て時間つぶしを。

落合駅 駅

跨線橋を渡って反対ホーム、そして駅舎へ行ってみよう。

落合駅 駅

跨線橋からいま乗っている列車を見下ろす。他の乗客もホームに降りて各々散策していた。

落合駅 駅

一旦駅舎の外へ。駅前には道道1117号のヘキサ（道道番号標識）が立っていた。

落合駅 駅

列車に戻ってきて行先表示板と共に自撮りする。

落合駅 駅

いつもの同行者はまだ反対側のホームに居るよ。

落合駅 駅

同行者もこちらのホームに戻ってきて駅銘板と一緒に記念写真。

....こちらの落合駅は2016年8月末に迷走台風である「ライオンロック（台風10号）」による被害により現在では前後の区間が運休となっていて、列車がやってくることが無くなっている。

※ライオンロック（台風10号）は観測史上初の太平洋側の東北（岩手県大船渡市付近）に上陸している

落合駅 駅

新得から来た普通列車。この列車を待っていた。

落合駅 駅

交換が完了したので、こちらも出発する。

これから峠を下り新得駅を目指す。

落合駅 駅

もぐもぐ１１：新得駅　せきぐち　天玉そば
新得駅に到着したら停車時間を利用して駅そばをテイクアウト♪。

駅そば せきぐち グルメ・レストラン

天玉そばをすすりながら新得駅を出発。次は帯広駅で食料調達の予定だ。

新得駅 駅

帯広駅では停車時間が長かったのでインデアンダッシュをしてみた。

インデアン 東３条店 グルメ・レストラン

帯広を出てしばらく走ると駅の無いところで停車する。

どうやら貨物列車との交換のようだ。

貨物列車とすれ違い、こちらも出発する。

もぐもぐ１２：インデアン　インデアンカレー
さて、帯広駅での停車時間を利用してインデアンダッシュして入手したカレーを食べようとしたが....意外と車内には下校する高校生が多く乗車していたのでデッキで食べることにした。カレー臭を車内に漂わせてしまったら、食べ盛りの高校生を刺激してしまいそうだったのでｗ。

もぐもぐ１３：池田駅　レストランよねくら　十勝牛のワイン漬けステーキ弁当
この旅の実況中継をSNSで発信していたら友人から強く勧められたので、車内から電話をして駅弁の予約をする。そして池田駅の停車時間にホームで受け取ったのがこちらのステーキ弁当。こちらは同行者とシェアしながらいただいた。

....と「バナナ饅頭はどうした？」というクレームがｗ。

レストランよねくら グルメ・レストラン

釧路駅へ向かう 2429D 。尺別駅でも対向列車との交換の為に長時間停車する。

尺別駅 駅

滝川駅からロングランの 2429D 。なんだかお疲れのように見えてくる。

尺別駅 駅

2429D が交換の為に長時間停車した尺別駅は2019年３月に廃止になってしまった。

尺別駅 駅

同行者も 2429D の旅を楽しんでいる様子。

尺別駅 駅

釧路発の特急「おおぞら」と交換。さぁ、釧路駅へ向けてのエピローグだ。

尺別駅 駅

滝川駅から釧路駅まで走り通す 2429D は乗務員１名のみのワンマン運転をしている。そのため無人駅で乗車するときには整理券を受け取り降車時には運転台にある料金箱に運賃を投入しなければならない（無人駅降車の場合）。料金表は先頭車の最前方に掲示されていて、整理券は最大で４７番が発行されているようだった。

2429D のロングランを乗り通して釧路駅に到着。

釧路駅 駅

すっかり暗くなった釧路駅。

釧路駅 駅

半日以上共にした列車と記念写真を。

釧路駅 駅

私も記念に撮影。

釧路駅 駅

釧路駅からさらに東へ。2429D に接続して根室駅へ向かう列車を見送る。

釧路駅 駅

改札を出てから窓口に申請して乗車証明書をいただいた。

って、こんなサービスやっていたのね。これは同行者がチェックしていて教えてもらった。乗車記念に良いね。

釧路駅 駅

再びホームに戻る。お、行先表示板を発見！。

北海道ワイド周遊券で何度も行った弟子屈（摩周）駅のものがあった。

釧路駅 駅

厚岸も行きたいな。そして乗換えて根室中標津へ向かうと....←それは厚床駅。

厚岸駅は「かきめし」の駅弁が有名だよね。

釧路駅 駅

さて、この旅 ”Day 3” はまだまだ続く。

釧路駅 駅

１６レグ：2532D 釧路-帯広
滝川駅から乗ってきた 2429D の１両がまだまだ働く。釧路駅から折り返して新得を目指す。私たちもこの列車に乗り込んで戻る行程へ。

釧路駅 駅

もぐもぐ１４：釧路駅　引田屋　いわしのほっかぶり
釧路駅で名物駅弁「いわしのほっかぶり」を入手。夜食としていただく。

弁当工房 引田屋 グルメ・レストラン

釧路駅からの列車には乗客が無く、こんなことも出来てしまった。長旅の疲れを少しでもリカバリーしようとして、ちょっとだけ仮眠。みなには「Ｃ寝台」と言われてしまった。

Day ３ は、このあと帯広駅で下車して駅前にあるアパホテルへ投宿する。乗換は２回、３つの列車に乗っただけの旅だったが距離も長く充実した１日だった。

アパホテル＜帯広駅前＞ 宿・ホテル