京都旅行記(ブログ) 一覧に戻る
年に1度の会社の連続休暇は、これまで迷うことなく海外旅行に使っていました。<br />秋までには何とかなるんじゃないかとの儚い願いも、当然のごとく崩れ落ち、11月になっても長期休暇は残ったまま。<br />どうしよっかな~と考えていたら、ハタと気が付きました。コロナ禍の鎖国状態を逆手にとってやろうと。<br />これまでオーバーツーリズムで、ゆっくり観光できなかったところに行っちゃえと。<br />「そうだ京都行こう!」<br />いつも出張ついでとか、日帰りとか、せいぜい1泊程度でバタバタと回っていた京都を、腰を据えてのんびり回ってみようと。<br />そうとなれば、「そうだ京都行こう」のテーマ曲「私の好きなもの」のメロディーを口ずさみながら、旅のしおりを作って錦繍の京都に乗り込みました。<br /><br />ちなみに、基本一人旅の予定だったのですが、最初の1泊はマリオットボンヴォイの無料宿泊特典を使って、「ウエスティン都ホテル京都」に宿泊することにしたので、最初の1泊だけ相方も参戦。その後の3泊4日はのんびりと一人旅を楽しみました。(相方は南禅寺の湯豆腐をメインの目的にして1泊だけで帰宅しました)<br />カメラ好きの御朱印(オールド)ガールは、一人旅の方が気を遣わず動けていいんだということを、昨年の和歌山の旅で知ってしまった私。今年もストレスフリーで楽しみました。癖になりますな~。<br /><br />【第1日  総歩数 12,393歩】<br />自宅→京都駅→(山科駅)→蹴上駅→ウエスティン都ホテル京都→蹴上インクライン→南禅寺船溜→菊水→南禅寺三門→水路閣→南禅院→琵琶湖疎水→蹴上船溜→ねじりまんぽ→粟田神社→ウエスティン都ホテル京都

錦繍の京都でのんびり一人旅 第1日

13いいね!

2021/11/23 - 2021/11/27

18781位(同エリア43931件中)

0

49

mirilin

mirilinさん

この旅行記のスケジュール

2021/11/23

この旅行記スケジュールを元に

年に1度の会社の連続休暇は、これまで迷うことなく海外旅行に使っていました。
秋までには何とかなるんじゃないかとの儚い願いも、当然のごとく崩れ落ち、11月になっても長期休暇は残ったまま。
どうしよっかな~と考えていたら、ハタと気が付きました。コロナ禍の鎖国状態を逆手にとってやろうと。
これまでオーバーツーリズムで、ゆっくり観光できなかったところに行っちゃえと。
「そうだ京都行こう!」
いつも出張ついでとか、日帰りとか、せいぜい1泊程度でバタバタと回っていた京都を、腰を据えてのんびり回ってみようと。
そうとなれば、「そうだ京都行こう」のテーマ曲「私の好きなもの」のメロディーを口ずさみながら、旅のしおりを作って錦繍の京都に乗り込みました。

ちなみに、基本一人旅の予定だったのですが、最初の1泊はマリオットボンヴォイの無料宿泊特典を使って、「ウエスティン都ホテル京都」に宿泊することにしたので、最初の1泊だけ相方も参戦。その後の3泊4日はのんびりと一人旅を楽しみました。(相方は南禅寺の湯豆腐をメインの目的にして1泊だけで帰宅しました)
カメラ好きの御朱印(オールド)ガールは、一人旅の方が気を遣わず動けていいんだということを、昨年の和歌山の旅で知ってしまった私。今年もストレスフリーで楽しみました。癖になりますな~。

【第1日  総歩数 12,393歩】
自宅→京都駅→(山科駅)→蹴上駅→ウエスティン都ホテル京都→蹴上インクライン→南禅寺船溜→菊水→南禅寺三門→水路閣→南禅院→琵琶湖疎水→蹴上船溜→ねじりまんぽ→粟田神社→ウエスティン都ホテル京都

旅行の満足度
4.5

PR

  • 久しぶりに新幹線に乗って京都に向かいます。<br />ひと月に何度も新幹線に乗っていたころもあるというのに、全くコロナ禍ってやつは!<br />秋晴れの中の富士山が車窓に現れると、やっぱりシャッター押しちゃうんですよね~。<br />日本人はみんな富士山が大好きですから~。ルンルン♪<br />あ、でも相方は隣で高いびきですが…

    久しぶりに新幹線に乗って京都に向かいます。
    ひと月に何度も新幹線に乗っていたころもあるというのに、全くコロナ禍ってやつは!
    秋晴れの中の富士山が車窓に現れると、やっぱりシャッター押しちゃうんですよね~。
    日本人はみんな富士山が大好きですから~。ルンルン♪
    あ、でも相方は隣で高いびきですが…

  • さて、あっという間に京都到着。<br />初日は相方と一緒なので、南禅寺での湯豆腐と、「蹴上インクライン」の散策がメイン予定です。相方は人混みが嫌い、紅葉には興味なし、もちろん御朱印にも興味なし…て感じなんで、「錦繍の神社仏閣御朱印巡り」は明日までお預けです。<br /><br />てことで、10:51に京都に着くとまずJR琵琶湖線で山科へ行き、地下鉄東西線に乗り換えて「蹴上」駅へ。今日のお宿「ウエスティン都ホテル京都」にチェックイン。まだ11:30にもなっていなかったのですが、お部屋に入ることができました。さすがウエスティンですね。それに加えて私がマリオットボンヴォイのゴールド会員だったので、アップグレードした最上階のお部屋。ヤッター!<br />湯豆腐は南禅寺参道にある「菊水」というお店を12:30に予約しているので、ホテルのお部屋で小休憩してから「蹴上インクライン」を見学しつつお店に向かうことにしました。<br />ちなみに「菊水」までは、ホテルから「蹴上インクライン」を下って15分ほどです。<br /><br />「蹴上インクライン」は、全長582m、高低差約36メートルの琵琶湖疏水の急斜面で、船を運航するために敷設された世界最長の傾斜鉄道跡です。1891(明治24)年から運航し、舟運の衰退とともに1948(昭和23)年に役割を終えましたが、現在はその廃線跡が京都市の文化財に指定されています。

    さて、あっという間に京都到着。
    初日は相方と一緒なので、南禅寺での湯豆腐と、「蹴上インクライン」の散策がメイン予定です。相方は人混みが嫌い、紅葉には興味なし、もちろん御朱印にも興味なし…て感じなんで、「錦繍の神社仏閣御朱印巡り」は明日までお預けです。

    てことで、10:51に京都に着くとまずJR琵琶湖線で山科へ行き、地下鉄東西線に乗り換えて「蹴上」駅へ。今日のお宿「ウエスティン都ホテル京都」にチェックイン。まだ11:30にもなっていなかったのですが、お部屋に入ることができました。さすがウエスティンですね。それに加えて私がマリオットボンヴォイのゴールド会員だったので、アップグレードした最上階のお部屋。ヤッター!
    湯豆腐は南禅寺参道にある「菊水」というお店を12:30に予約しているので、ホテルのお部屋で小休憩してから「蹴上インクライン」を見学しつつお店に向かうことにしました。
    ちなみに「菊水」までは、ホテルから「蹴上インクライン」を下って15分ほどです。

    「蹴上インクライン」は、全長582m、高低差約36メートルの琵琶湖疏水の急斜面で、船を運航するために敷設された世界最長の傾斜鉄道跡です。1891(明治24)年から運航し、舟運の衰退とともに1948(昭和23)年に役割を終えましたが、現在はその廃線跡が京都市の文化財に指定されています。

    インクライン 名所・史跡

  • 蹴上付近は高低差の関係で舟の往来ができなかったため、疏水の建設とともに運用された水力発電所の動力を使い、台車に舟を載せてケーブルカーと同じ原理で移動させるという手法が取り入れられたそうです。これによって、貨物の積み下ろしをせずに、京都市内と琵琶湖の高低差を乗り切ることができたとのことで、京都-大津間の輸送技術が飛躍的に向上したそうです。ものすごいアイデアですよね。<br />明治になって首都が東京に移り、京都の衰退を何とか止めたいとの思いがあったということですが、崖っぷちに立つといいアイデアが浮かぶんですかね。<br /><br />途中には、レールの上を走らせていた台車と船の様子が再現されています。

    蹴上付近は高低差の関係で舟の往来ができなかったため、疏水の建設とともに運用された水力発電所の動力を使い、台車に舟を載せてケーブルカーと同じ原理で移動させるという手法が取り入れられたそうです。これによって、貨物の積み下ろしをせずに、京都市内と琵琶湖の高低差を乗り切ることができたとのことで、京都-大津間の輸送技術が飛躍的に向上したそうです。ものすごいアイデアですよね。
    明治になって首都が東京に移り、京都の衰退を何とか止めたいとの思いがあったということですが、崖っぷちに立つといいアイデアが浮かぶんですかね。

    途中には、レールの上を走らせていた台車と船の様子が再現されています。

  • 蹴上インクラインを下りきると、美しい噴水のある「南禅寺船溜」です。<br />ここには、疏水建設に関わる当時の様々な資料や実物を数多く展示している「琵琶湖疏水記念館」もあり、琵琶湖疏水の歴史や役割について、楽しみながら学ぶことができます。

    蹴上インクラインを下りきると、美しい噴水のある「南禅寺船溜」です。
    ここには、疏水建設に関わる当時の様々な資料や実物を数多く展示している「琵琶湖疏水記念館」もあり、琵琶湖疏水の歴史や役割について、楽しみながら学ぶことができます。

  • なんと、この噴水は琵琶湖疎水の水の圧力だけで吹き上げているとか。

    なんと、この噴水は琵琶湖疎水の水の圧力だけで吹き上げているとか。

  • 電力不足だからって、止める必要がないわけですよね。エコな噴水です。<br />

    電力不足だからって、止める必要がないわけですよね。エコな噴水です。

  • 琵琶湖疎水がとうとうとトンネルから流れ出ています。<br />このレンガ積みと石でできたトンネル、いかにも明治の近代建築臭がして、私の好物です。

    琵琶湖疎水がとうとうとトンネルから流れ出ています。
    このレンガ積みと石でできたトンネル、いかにも明治の近代建築臭がして、私の好物です。

  • 「蹴上インクライン」は桜の名所で、桜の時期にはものすごく混雑すらしいのですが、秋はすぐそばの南禅寺の人混みが信じられないほど、ひっそりとしている場所もあります。これは、南禅寺前交差点、橋の上から撮影したものです。<br />とてもシックな雰囲気で、結構おすすめポイントです。

    「蹴上インクライン」は桜の名所で、桜の時期にはものすごく混雑すらしいのですが、秋はすぐそばの南禅寺の人混みが信じられないほど、ひっそりとしている場所もあります。これは、南禅寺前交差点、橋の上から撮影したものです。
    とてもシックな雰囲気で、結構おすすめポイントです。

  • 「蹴上インクライン」を歩いているうちに湯豆腐予約の時間が近づいてきました。<br />予約したお店は、南禅寺の参道を少し入ったところにある「菊水」という料亭旅館です。<br />本当はブログなどでよく見かける参道沿いの「順正」か「八千代」あたりを予約したかったのですが、満席で玉砕。かろうじてこの「菊水」だけが何とか予約できたのです。

    「蹴上インクライン」を歩いているうちに湯豆腐予約の時間が近づいてきました。
    予約したお店は、南禅寺の参道を少し入ったところにある「菊水」という料亭旅館です。
    本当はブログなどでよく見かける参道沿いの「順正」か「八千代」あたりを予約したかったのですが、満席で玉砕。かろうじてこの「菊水」だけが何とか予約できたのです。

    南禅寺参道  菊水 宿・ホテル

  • でも参道にある「順正」や「八千代」よりも、参道から少し入ったところにある「菊水」の方が、しっとり落ち着いた雰囲気で「隠れ家」感があり、大人な私達にはピッタリ(笑)<br />結果オーライだったと大満足でした。

    でも参道にある「順正」や「八千代」よりも、参道から少し入ったところにある「菊水」の方が、しっとり落ち着いた雰囲気で「隠れ家」感があり、大人な私達にはピッタリ(笑)
    結果オーライだったと大満足でした。

  • 長年、料亭旅館として愛されてきただけあって、お食事をするお部屋は、美しい日本庭園に面していました。

    長年、料亭旅館として愛されてきただけあって、お食事をするお部屋は、美しい日本庭園に面していました。

  • ランチは10種類ほどのコースが用意されていましたが、私たちが予約しておいたのは、もちろん「南禅寺名物 湯豆腐会席 全7品」。食前のシャンパン1杯付です。<br />楽しみ~<br />

    ランチは10種類ほどのコースが用意されていましたが、私たちが予約しておいたのは、もちろん「南禅寺名物 湯豆腐会席 全7品」。食前のシャンパン1杯付です。
    楽しみ~

  • 左上が先付、胡桃豆腐と舞茸、針ラディッシュにお出汁がかけられたもの。<br />右上が前菜、お皿には、昆布〆鯛のお寿司や、壬生菜のお浸し、子持ち鮎、栗の旨煮と山桃が上品に並んでいます。その左の鉢はとんぶりのおろし和えに三つ葉と菊の花が添えられたもので、季節感たっぷりです。<br />左下がマグロのお造り。<br />右下が鉢物で小蕪の含め煮と海老、大葉の天ぷらです。

    左上が先付、胡桃豆腐と舞茸、針ラディッシュにお出汁がかけられたもの。
    右上が前菜、お皿には、昆布〆鯛のお寿司や、壬生菜のお浸し、子持ち鮎、栗の旨煮と山桃が上品に並んでいます。その左の鉢はとんぶりのおろし和えに三つ葉と菊の花が添えられたもので、季節感たっぷりです。
    左下がマグロのお造り。
    右下が鉢物で小蕪の含め煮と海老、大葉の天ぷらです。

  • そしてメインの湯豆腐は、食事の途中から小さなお風呂のような桶で、たれと共に温めてくれます。

    そしてメインの湯豆腐は、食事の途中から小さなお風呂のような桶で、たれと共に温めてくれます。

  • 湯豆腐は、2種類のたれで食べることができます。<br />左下が醤油だれに花かつおです。もみじおろしもついていましたが、私は辛いのが苦手なので使いませんでした。<br />右下が、吉野餡と生姜です。これは珍しいですよね。とてもおいしくて、ほとんどこちらのたれで食べてしまいました。

    湯豆腐は、2種類のたれで食べることができます。
    左下が醤油だれに花かつおです。もみじおろしもついていましたが、私は辛いのが苦手なので使いませんでした。
    右下が、吉野餡と生姜です。これは珍しいですよね。とてもおいしくて、ほとんどこちらのたれで食べてしまいました。

  • 素敵なお庭を見ながらの湯豆腐は、本当においしくて、あっという間に完食。<br />お豆腐も残り一切れとなった時に、慌ててお庭との2ショット撮ってみました。<br />ちなみにこのお庭は、名作庭家「七代目小川治兵衛」が手掛けたものだそうです。

    素敵なお庭を見ながらの湯豆腐は、本当においしくて、あっという間に完食。
    お豆腐も残り一切れとなった時に、慌ててお庭との2ショット撮ってみました。
    ちなみにこのお庭は、名作庭家「七代目小川治兵衛」が手掛けたものだそうです。

  • 〆のご飯は、「八代目儀兵衛」の最高級ブレンド米「翁霞」を、1組づつ土鍋で炊いて出してくれます。匠の技が結晶した、お米の最高峰とのことです。<br />なめこ汁と壬生菜やしば漬けなどの京都のお漬物が数種類ついています。

    〆のご飯は、「八代目儀兵衛」の最高級ブレンド米「翁霞」を、1組づつ土鍋で炊いて出してくれます。匠の技が結晶した、お米の最高峰とのことです。
    なめこ汁と壬生菜やしば漬けなどの京都のお漬物が数種類ついています。

  • デザートは、これも京都らしい生麩に粒あんが添えられていました。<br />紅葉麩が可愛いですよね。<br />あっさりとした甘さでとても上品でした。<br /><br />久々に和食を高級料亭で頂きましたが、大満足。また行きたいです。

    デザートは、これも京都らしい生麩に粒あんが添えられていました。
    紅葉麩が可愛いですよね。
    あっさりとした甘さでとても上品でした。

    久々に和食を高級料亭で頂きましたが、大満足。また行きたいです。

  • お腹もいっぱいになってしまったので、腹ごなしを兼ね、南禅寺に行ってみました。<br />人混みが嫌いな相方は渋々でしたが、目的の湯豆腐が予想以上に美味しかったこともあり、ぶつぶつ言いながらも軽い足取りで門をくぐっていました(笑)

    お腹もいっぱいになってしまったので、腹ごなしを兼ね、南禅寺に行ってみました。
    人混みが嫌いな相方は渋々でしたが、目的の湯豆腐が予想以上に美味しかったこともあり、ぶつぶつ言いながらも軽い足取りで門をくぐっていました(笑)

    南禅寺 寺・神社・教会

  • 三門までの参道です。コロナ禍前に比べれば、信じられないぐらい空いているんだろうと思いますが、それでも結構な人がいますね。<br />三門の上にもたくさんの人影が見えます。私も三門の上には上がったことがなかったので、上がってみることにしました。<br />

    三門までの参道です。コロナ禍前に比べれば、信じられないぐらい空いているんだろうと思いますが、それでも結構な人がいますね。
    三門の上にもたくさんの人影が見えます。私も三門の上には上がったことがなかったので、上がってみることにしました。

  • 急な階段を上がっていくと…「絶景かな絶景かな」<br />かの有名な石川五右衛門が歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」の中で、南禅寺三門からの満開の桜の景色を愛でて言った名台詞ですが、紅葉もなかなかの眺めです。

    急な階段を上がっていくと…「絶景かな絶景かな」
    かの有名な石川五右衛門が歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」の中で、南禅寺三門からの満開の桜の景色を愛でて言った名台詞ですが、紅葉もなかなかの眺めです。

  • 黒い瓦屋根と赤い紅葉の眺めは「The 日本」って感じがします。

    黒い瓦屋根と赤い紅葉の眺めは「The 日本」って感じがします。

  • 紅葉もいいけど瓦の重ね方にも興味が湧く私…建築大好き(笑)

    紅葉もいいけど瓦の重ね方にも興味が湧く私…建築大好き(笑)

  • 参道に目をやれば、やっぱり人がいっぱい。<br />でも桜のシーズンや、コロナ禍前などは路面が見えないほどの人になるのかもしれませんね。

    参道に目をやれば、やっぱり人がいっぱい。
    でも桜のシーズンや、コロナ禍前などは路面が見えないほどの人になるのかもしれませんね。

  • 水路閣の方に行ってみます。<br />人はいますが、色づいた木々の向こうに煉瓦造りの水路閣が見える景色は、やっぱり素敵です。

    水路閣の方に行ってみます。
    人はいますが、色づいた木々の向こうに煉瓦造りの水路閣が見える景色は、やっぱり素敵です。

  • 人混み嫌いの相方の機嫌を損ねないうちに、ちょっとマイナーな南禅寺の塔頭寺院「南禅院」に行ってみました。水路閣をくぐって階段を上がったところにあります。<br />マイナーとはいえ、南禅寺発祥の地と言われる寺院で、亀山天皇が正応2(1289)年に出家して法皇となった離宮の遺跡だそうです。<br />国指定名勝と国指定史跡の歴史ある寺院です。

    人混み嫌いの相方の機嫌を損ねないうちに、ちょっとマイナーな南禅寺の塔頭寺院「南禅院」に行ってみました。水路閣をくぐって階段を上がったところにあります。
    マイナーとはいえ、南禅寺発祥の地と言われる寺院で、亀山天皇が正応2(1289)年に出家して法皇となった離宮の遺跡だそうです。
    国指定名勝と国指定史跡の歴史ある寺院です。

    南禅寺 南禅院 名所・史跡

  • 庭園は当時の面影を残し、鎌倉時代末の代表的池泉回遊式庭園です。

    庭園は当時の面影を残し、鎌倉時代末の代表的池泉回遊式庭園です。

  • 京都の三名勝史跡庭園の一つに指定されているだけあって、回遊路の風情は格別です。幽玄静寂という言葉がぴったりくる感じです。

    京都の三名勝史跡庭園の一つに指定されているだけあって、回遊路の風情は格別です。幽玄静寂という言葉がぴったりくる感じです。

  • 池越しに見える南禅院方丈は、応仁の乱で荒廃していたものを、元禄16年(1703)徳川綱吉の母、桂昌院の寄進によって再建された、総桧の入母屋造こけら葺きです。<br />紅葉に囲まれたこの雰囲気、素敵です。

    池越しに見える南禅院方丈は、応仁の乱で荒廃していたものを、元禄16年(1703)徳川綱吉の母、桂昌院の寄進によって再建された、総桧の入母屋造こけら葺きです。
    紅葉に囲まれたこの雰囲気、素敵です。

  • 南禅院から再び水路閣に戻りました。ここは有名なフォトスポットであることもあり、大混雑。写真は明日の朝撮ることにして、水路閣の上を流れる琵琶湖疎水に沿って、歩いてみました。

    南禅院から再び水路閣に戻りました。ここは有名なフォトスポットであることもあり、大混雑。写真は明日の朝撮ることにして、水路閣の上を流れる琵琶湖疎水に沿って、歩いてみました。

    水路閣 名所・史跡

  • 水路閣の上は琵琶湖疎水分線が流れています。なかなか勢い良く流れていてびっくりしました。

    水路閣の上は琵琶湖疎水分線が流れています。なかなか勢い良く流れていてびっくりしました。

  • 境内の方を見ると、山門が見えました。ここからの眺めもなかなかです。<br />

    境内の方を見ると、山門が見えました。ここからの眺めもなかなかです。

  • 水の流れに沿って歩いていくと、蹴上インクラインの最上部に出ました。<br />はるか彼方に京都の町が見えています。

    水の流れに沿って歩いていくと、蹴上インクラインの最上部に出ました。
    はるか彼方に京都の町が見えています。

  • ここから船を台車にのせてレールの上を走らせて京都の市街地に運んだんですね。

    ここから船を台車にのせてレールの上を走らせて京都の市街地に運んだんですね。

  • 蹴上インクラインには、要所要所に当時の様子をVRで見ることができるQRコードがありました。

    蹴上インクラインには、要所要所に当時の様子をVRで見ることができるQRコードがありました。

  • 蹴上インクラインの上流、第1疏水と第2疏水の合流点にある船溜です。停船場として、荷物の積み下ろしや船頭たちの休憩場所として利用されていたところだそうです。<br />右奥には、京都御所に防火用水を送水していた 国指定登録有形文化財の「旧御所水道ポンプ室」が見えます。明治期を代表する宮廷建築家であり、京都国立博物館や東京の赤坂離宮(現在の迎賓館)を設計した片山東熊(とうくま)の作品だそうで、円柱付きバルコニーなどを備えた重厚感ある意匠に仕上がっているそうです。<br />ただ…ずーっと歩いていたので、ここに到達したときは結構疲れちゃっていて、建物の近くにまで行かず、じっくり建物を見ませんでした。<br />明治期の西洋建築好きだというのに、痛恨のミスです。

    蹴上インクラインの上流、第1疏水と第2疏水の合流点にある船溜です。停船場として、荷物の積み下ろしや船頭たちの休憩場所として利用されていたところだそうです。
    右奥には、京都御所に防火用水を送水していた 国指定登録有形文化財の「旧御所水道ポンプ室」が見えます。明治期を代表する宮廷建築家であり、京都国立博物館や東京の赤坂離宮(現在の迎賓館)を設計した片山東熊(とうくま)の作品だそうで、円柱付きバルコニーなどを備えた重厚感ある意匠に仕上がっているそうです。
    ただ…ずーっと歩いていたので、ここに到達したときは結構疲れちゃっていて、建物の近くにまで行かず、じっくり建物を見ませんでした。
    明治期の西洋建築好きだというのに、痛恨のミスです。

  • このレンガ造りのトンネルは、蹴上インクラインの線路下にあるトンネル(=方言で「まんぽ」)です。荷物を載せた船の重さに耐えられるよう強度を高めるために、レンガがらせん状に積まれ、ねじれている様子から「ねじりまんぽ」と呼ばれます。<br />トンネルの入口上部には、第3代京都府知事だった北垣国道が書いた扁額があります。扁額の「雄観奇想(ゆうかんきそう)」は「見事な眺めと優れた考え」という意味だそうです。<br />

    このレンガ造りのトンネルは、蹴上インクラインの線路下にあるトンネル(=方言で「まんぽ」)です。荷物を載せた船の重さに耐えられるよう強度を高めるために、レンガがらせん状に積まれ、ねじれている様子から「ねじりまんぽ」と呼ばれます。
    トンネルの入口上部には、第3代京都府知事だった北垣国道が書いた扁額があります。扁額の「雄観奇想(ゆうかんきそう)」は「見事な眺めと優れた考え」という意味だそうです。

    琵琶湖疏水ねじりまんぼ 公園・植物園

  • 内部のレンガ、確かにねじれています。ずーと見ていると吸い込まれそうな、なんだか不思議な感覚になります。<br />ちなみに、地下鉄蹴上駅からすぐのこのトンネルをくぐって行くと、南禅寺への近道になっています。

    内部のレンガ、確かにねじれています。ずーと見ていると吸い込まれそうな、なんだか不思議な感覚になります。
    ちなみに、地下鉄蹴上駅からすぐのこのトンネルをくぐって行くと、南禅寺への近道になっています。

  • 「ねじりまんぽ」について書かれた看板も入口に立っているので、しっかりお勉強してから通りましょう。

    「ねじりまんぽ」について書かれた看板も入口に立っているので、しっかりお勉強してから通りましょう。

  • ホテルからコンビニ求めてふらふら歩いていたら、紅葉の美しい神社があったので、ちょっと寄ってみました。<br />ここは「粟田神社」という平安時代から続く神社で、偶然にも「旅の神様」として有名だそうです。旅行中に立ち寄るには最適な神社でした。<br /><br />

    ホテルからコンビニ求めてふらふら歩いていたら、紅葉の美しい神社があったので、ちょっと寄ってみました。
    ここは「粟田神社」という平安時代から続く神社で、偶然にも「旅の神様」として有名だそうです。旅行中に立ち寄るには最適な神社でした。

    粟田神社 寺・神社・教会

  • 8月に桧皮葺拝殿のお屋根替えをしたとかで、とても美しい姿でした。

    8月に桧皮葺拝殿のお屋根替えをしたとかで、とても美しい姿でした。

  • 紅葉の時期が一番美しい神社とかで、紅葉と灯篭そして左下には柚子という、美しい写真が撮れました。<br />その向こうの御朱印の列はご愛敬です。

    紅葉の時期が一番美しい神社とかで、紅葉と灯篭そして左下には柚子という、美しい写真が撮れました。
    その向こうの御朱印の列はご愛敬です。

  • え…と、境内に置かれた水盤?にアヒルのおもちゃがいっぱい。<br />コロナ禍で殺風景になった手水舎に浮かべていたアヒルさんを、こちらにお引越ししたそうなのですが、大小さまざまな水盤に、これまた大小色とりどりのアヒルさんがいっぱいいました。<br />

    え…と、境内に置かれた水盤?にアヒルのおもちゃがいっぱい。
    コロナ禍で殺風景になった手水舎に浮かべていたアヒルさんを、こちらにお引越ししたそうなのですが、大小さまざまな水盤に、これまた大小色とりどりのアヒルさんがいっぱいいました。

  • 粟田神社のHPには「当社の石段下の道は旧東海道・東山道であり、この辺りは京の七口(京都の七つの出入口)の一つである粟田口であり、京都を行き来する旅人は旅の安全を祈り感謝し、このお社に参拝されました。何時しか当社は旅立ち守護の神として崇敬を集めております。」と記されています。<br />楽しい旅ができたのは、旅の初日にこの神社をお参りしたご利益だったのかも…。<br />境内には付近に多く住んだ刀工ゆかり鍛冶神社もあることから、刀剣の御朱印もいただきました。

    粟田神社のHPには「当社の石段下の道は旧東海道・東山道であり、この辺りは京の七口(京都の七つの出入口)の一つである粟田口であり、京都を行き来する旅人は旅の安全を祈り感謝し、このお社に参拝されました。何時しか当社は旅立ち守護の神として崇敬を集めております。」と記されています。
    楽しい旅ができたのは、旅の初日にこの神社をお参りしたご利益だったのかも…。
    境内には付近に多く住んだ刀工ゆかり鍛冶神社もあることから、刀剣の御朱印もいただきました。

  • 初日の予定はすべて終了。ホテルに戻ってきました。<br />蹴上駅のすぐそばにあるラグジュアリーホテル「ウエスティン都ホテル京都」です。<br />ま、私は無料宿泊ですが(笑)

    初日の予定はすべて終了。ホテルに戻ってきました。
    蹴上駅のすぐそばにあるラグジュアリーホテル「ウエスティン都ホテル京都」です。
    ま、私は無料宿泊ですが(笑)

    ウェスティン都ホテル京都 宿・ホテル

  • 明るく広々としたツインルーム。ベッドは「雲の上の寝心地」と称される「ヘブンリーベッド」で、大きくて寝心地ばっちりです。

    明るく広々としたツインルーム。ベッドは「雲の上の寝心地」と称される「ヘブンリーベッド」で、大きくて寝心地ばっちりです。

  • バスルームも広々。大きなバスタブに、洗い場付きのバスルームです。日本人にはありがたい!<br />ただ、このホテルには京都最大級の広さの天然温泉SPAがあるので、私はお部屋のお風呂には入りませんでした。<br /><br />このタオルの多さがラグジュアリーホテルであることの証明ですね。

    バスルームも広々。大きなバスタブに、洗い場付きのバスルームです。日本人にはありがたい!
    ただ、このホテルには京都最大級の広さの天然温泉SPAがあるので、私はお部屋のお風呂には入りませんでした。

    このタオルの多さがラグジュアリーホテルであることの証明ですね。

  • 窓からは京都市街が一望のもと。<br />京都市動物園の観覧車が見えますが(笑)右手には金戒光明寺も見えます。この写真には写っていませんが、左手には平安神宮の鳥居も見えていました。

    窓からは京都市街が一望のもと。
    京都市動物園の観覧車が見えますが(笑)右手には金戒光明寺も見えます。この写真には写っていませんが、左手には平安神宮の鳥居も見えていました。

  • 夕食は、コロナ禍ってこともあり、ホテルのお弁当をお部屋で頂きました。<br />お部屋でのんびり食べるのもいいですよね。<br />そう、この夕食時の飲み物を買いにコンビニに行って、粟田神社に寄ったってわけです。<br /><br />食事後、前述の天然温泉SPAで疲れを癒し、翌日朝の南禅寺の写真撮影に備えて、早々にヘブンリーベッドに潜り込み初日が終わりました。<br /><br />【第1日 総歩数 12,393歩】

    夕食は、コロナ禍ってこともあり、ホテルのお弁当をお部屋で頂きました。
    お部屋でのんびり食べるのもいいですよね。
    そう、この夕食時の飲み物を買いにコンビニに行って、粟田神社に寄ったってわけです。

    食事後、前述の天然温泉SPAで疲れを癒し、翌日朝の南禅寺の写真撮影に備えて、早々にヘブンリーベッドに潜り込み初日が終わりました。

    【第1日 総歩数 12,393歩】

13いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP