2024/07/21 - 2024/07/21
180位(同エリア1332件中)
やまたまさん
この旅行記スケジュールを元に
城跡歩きが好きで関東を中心に城跡をめぐっていますが、関東には天守の立つ城が少ないですね。たまにはドン!と天守がそびえる城跡も見たいなと思った次第。
せっかくなら現存天守のある城跡に出かけてみるか、と思いたち国宝天守のある松江城に出かけてみました!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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JR松江駅から松江城までは、市内観光に便利な「ぐるっと松江レイクラインバス」を利用。綺麗なデザインのバスに乗り込み、天気も良く気分も上々で出発です。
松江駅 駅
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イチオシ
松江市には国内で7番目の面積を誇る宍道湖があり、河川も多く”水の都”なんて呼ばれています。
大手門前バス停で下りると、さっそく内堀越しの松江城の石垣が見えてきます。水堀に石垣を映し、水の都の城らしい美しいロケーションですね。 -
城山公園入口では「堀尾吉晴公の像」がお出迎え。
堀尾吉晴は息子・忠氏と共に松江藩を開き、松江城を築城した武将です。主に豊臣秀吉の家臣としての活躍で知られます。堀尾吉晴公の像 名所・史跡
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入口にあたる場所はかつての大手門跡。
国宝松江城天守の石標を見ると、テンションがあがりますね!松江城山公園 花見
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大手門は枡形門と呼ばれる形態です。四角い空間を石垣や塀で囲み、侵入者を直進させずに閉じ込めるための構造。
右手に折れた城内の入口の門は、石垣のみが残っています。 -
城門には約14.5mの広い間口を持った、2階建ての巨大な櫓門が立っていました。
この大手門は復元が検討されているのですが、建物の復元根拠となる資料が揃っていらしい。それでなんと500万円の懸賞金を架けて、古写真や資料を探している最中なんだそうだ。
何か手がかりが見つかると良いですねえ。 -
大手門を抜けた先には、二之丸下ノ段と呼ばれる曲輪が広がる。こちらには、洪水や飢きん対策の備蓄米を置く米蔵屋敷があったそうだ。
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二之丸下ノ段の入口には、「ぶらっと松江観光案内所」と「ちどり茶屋」があります。
ぶらっと松江観光案内所では記念品の販売もあり、帰りにこちらで御城印を購入しました。ちどり茶屋では松江名物の割子蕎麦も頂けるので、こちらで昼食を頂くのも一考ですよ。ちどり茶屋 グルメ・レストラン
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本丸に向かう道は正面の二之丸下ノ段側でなはく、左折すると現れるこちらの石階段だ。
左手の二ノ丸の石垣や櫓内から、城兵が手ぐすね引いて銃や弓で待ち構えている姿が目に浮かびます。 -
この本坂周辺の石垣石には、様々な刻印が見受けられて興味深いです。
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刻印は工事分担のマーキングと考えられますが、こんなに沢山の種類があるとは!
絵が刻まれたりしているのは、職人の遊び心もあったりして!? -
石階段を上がると、右に曲がってすぐに左に折れる坂が見えます。
城内は要所要所では必ず曲り角かあり、城内から常に横矢で狙われる造りになっています。 -
その坂を上がる手前の中曲輪は、石垣越しの雄大な天守を望めるオススメのビューポイントなので素通りに注意です!
松江城では天守のみならず、箇所によって様々な表情を見せる石垣にも注目です。
石垣築成に招かれたのは、知る人ぞ知る石垣職人集団である穴太衆(あのうしゅう)。織田信長の安土城の石垣普請で、その名を全国的に広めました。 -
イチオシ
丸みをもった花頭窓(かとうまど)が印象的。屋根にそそり立っている鯱(しゃちほこ)も見える。
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坂を上ってさらに右に曲がると、ようやく本丸に続く坂が現れる。
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上り切ると本丸入口の一ノ門が現れます。
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本丸には無料で入場できますが、天守内の見学にはここで入場券の購入が必要です。
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本丸に入ると、東北隅に築かれた国宝天守が見えてきました!
実は現存天守を見るのは今回初めてだったりするので、やや興奮気味です、はい(笑)。 -
イチオシ
少し古風なフォルムと、独特の風合いの石垣が印象的でした。
様式は初期の天守に見られる望楼型で、外観は4重、内部は5階建てに地下1階付きの構造です。
慶長期を代表する天守で現存する12天守の一つ。さらに国宝指定の5天守のうちの一つでもあります。
現存天守の中では、高さは姫路城・松本城に次ぐ3番目で、総床面積は姫路城に次ぐ2番目の広さを誇ります。松江城 名所・史跡
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石切りの際の矢穴が見えたり、積み方も荒々しくて無骨な感じの石垣も印象的。
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全体が黒い下見板での仕上げで、白漆喰部分が少ないのが外装の特徴。湿気対策として柿渋や煤などが混ぜられているそうだ。
実用性・機能性が考慮されているのが、長持ちの秘訣のようですね。 -
そして天守内に入場。受付カウンターに、日本100名城スタンプが設置されていました。
入った階は地階になります。
左手の柱に祈祷札(レプリカ)が写っていますが、実はこれが平成27年の国宝指定の決め手となった重要品なんです。
平成24年に松江神社(二之丸内)で祈祷札が2枚発見されます。
築城年の「慶長拾六年」の記載があり、築城時の祈祷に使用されたと考えられましたが、松江城の札という確証がなかった。
しかしその後の調査で、この地階の2本の柱に祈祷札が掲げられていた釘痕が奇跡的に見つかったということです。
小さな釘穴を見つけるのには、苦労されたんでしょうなあ。 -
昭和30年に天守屋根の鯱はを解体修理した際の、再利用できなかった部材の一部が展示されています。
松江城の鯱は高さが2.08mで、木造の現存鯱の中では日本一の大きさを誇るそうですよ。 -
天守築城では長く大きな柱を用いずに、2階分を通す程度の長さの柱を使用。
さらに上階と下階の柱の位置をずらし荷重を分散させるという、先進的な技法が取られています。 -
周囲を板で包み鉄輪(かなわ)で止めて補強して使う、包板(つつみいた)と呼ばれる手法も独特。全数の約1/3の柱がこの手法によるものです。
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壁の各所には、鉄砲や矢を放つための狭間(さま)と呼ばれる穴がある。窓は外側から内部が見えづらい格子窓。
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二ノ丸にあった、時を知らせたり城内の合図に使用された重厚な太鼓。
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そしてこちらが天狗の間とも呼ばれる、天守最上階の5階です。
壁がない部屋で、四方の視界が開けて景観が一変!開放感があります! -
360度の周囲が見渡せて、なかなかの眺望。かつての城主も、ここからの見晴らしを楽しまれていたことでしょうねえ。
こちらは武家屋敷などが残る北側で、城周囲にある内堀が望めます。 -
そしてなんといっても南側から西側にかけて望む、宍道湖の景色が最高でした!
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飾られていた国宝指定書のコピー。原本は松江歴史館に保管されています。
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天守見学後は、本丸南側の一段低い位置にある二之丸へ。
現在の二之丸跡には、明治時代に建てられた松江神社と興雲閣(こううんかく)があります -
松江神社には松江藩の松平家初代藩主の直政のほか、徳川家康、松江藩7代藩主であった松平治郷、そして松江開府の祖として堀尾吉晴が祀られています。
地階に貼られていた祈祷札は、こちらで発見されたものです。松江神社 寺・神社・教会
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そして松江神社の南側には、なぜかレトロな洋風建築「興雲閣」があります。
なんで城跡に洋館が?って感じですが、元々は明治36年に明治天皇の行在所とする目的で建てられたそうだ(天皇の巡幸は実現せず)。
こちらでは華麗な装飾・彫刻が施された館内を、無料で見学できます。興雲閣 美術館・博物館
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二ノ丸には3基の櫓が復元されています。
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こちらは北ノ門を抜けた本丸の裏手にある「水の手門」。
裏手側なので見逃しやすい場所ですが、見事な石垣が残っているので是非立ちよりたいポイントです。
以上、最後までご覧頂きありがとうございました。
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旅行記グループ 松江城めぐり
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