3泊4日 大分 (11-11) 坂の城下町 杵築武家屋敷跡と哀愁の大分空港

2022/05/27 - 2022/05/30

2020年1月19日、倉敷・島根旅行の帰りの飛行機の中、

妻「今度の遠出は温泉三昧がいいなー」
僕「いいねえ。今年の夏は別府温泉でも行こか！」

と盛り上がり計画は立てたものの、日本中にコロナ嵐が吹き荒れ緊急事態宣言まで発出。その後も解除と発出を繰り返し、なかなか実現せず。

そして2022年、ようやく2年越しのリベンジを決意し大分への旅行を決行！

今回は別府2泊、由布院1泊の3泊4日。撮った写真も3,963枚(あほか)。どれをアップするか厳選していましたが、だんだんめんどくさくなってしまい、11編の旅行記にしてしまいました。

ダラダラした超長編ですが、どうぞ最後までお付き合い願います。

《総走行距離：測ってないっす》

[こちらは 11-11 です]

エリア 住吉浜・杵築(大分)

[これより前は 11-10 へ]

昭和の町から車で50分、杵築市の《きつき城下町資料館》へ到着。

きつき城下町資料館 美術館・博物館

資料館に駐車するも、資料館自体はは華麗にスルー。

ちなみに武家屋敷にはここ「南台武家屋敷跡」と、通りを渡って北側にある「北台武家屋敷跡」の2か所があります。

城下町らしく武家屋敷の並ぶ通り。

杵築 名所・史跡

まずは南台武家屋敷跡の《中根邸》から。

中根邸 名所・史跡

中根家九代家老、中根源右衛門が住んでいたお屋敷。

入場は無料です。

我が家のように廊下を歩きまわる妻。

何も展示されていませんが、当時の人々の息吹が聞こえてきそう。

ちょっと雨が強くなってきました。

今度は《塩屋の坂》を下り北台武家屋敷跡へ。石畳に風情を感じます。

向こうに見える上り坂が酢屋の坂。ただの坂なのにめちゃ絶景！

塩屋の坂を下った通りにある《綾部味噌店》。老舗の風格を漂わせています。

綾部味噌 グルメ・レストラン

味噌屋として創業したのは1900年ですが、建物は18世紀終わりごろに建てられたそう。

《酢屋の坂》を上る妻。上り坂はいつもブツブツ言ってますが、この良き風情に気を取られ、上り坂であることを忘れています(んなわけない

酢屋の坂 名所・史跡

坂を上りきると、そこは《北台武家屋敷跡》。

北台武家屋敷跡 名所・史跡

有料の《大原邸》は外から見学したのみ。

大原邸 名所・史跡

隣りの《能見邸》は無料なので、ちょっと入ってみるかな。

能見邸 名所・史跡

能見さんの屋敷でしたが、1800年以前は別の人が住んでたようです。

良さげな雰囲気の中庭。

玄関に飾られてる屏風。

邸内には甘味処もあり、ゆっくりお茶を楽しめます。

かまどは復元したそうですが、流し台は当時のまま。

和食器や雑貨も売られていました。

妻「かわいい小物がいっぱいあるね」

次は向かいにある《藩校の門》へ。

藩校の門 名所・史跡

江戸時代から残る藩校学習館の「藩主御成門」で、今でも小学校の校門として使われているそう。

学習館の中へ入ってみます。

目を引いたのが、ど真ん中にある再現ジオラマ。なかなか精巧です。

《磯矢邸》も有料だったので、またいつかの機会に。

磯矢邸 名所・史跡

通りの先にあった《勘定場の坂》は、下らずにここでUターン。

勘定場の坂 名所・史跡

再び酢屋の坂を下り、駐車している南台武家屋敷跡へ。

短時間でしたが、江戸の風情が残る杵築の街並みを楽しむことができました。今回は時間が無かったので諦めましたが、杵築城など他にも色々と見所があります。

さてと、そろそろ大分空港へ行くか！

4日間連れ添ったレンタカーと涙の別れを告げ空港内へ。

大分空港 空港

取りあえず2階の土産物屋へ行ってみるかな。

ここで最後のショッピング。旅行記にはあまり書いてませんが、道中は色々とお土産を買い、ここでも「地だこのやわらか煮」を購入。

写真撮るの忘れましたが、激ウマでした。

明太子もこんもりと。

おんせん県らしく、空港内には足湯も完備。

大分空港「足湯」 温泉

ここで最後の湯浴みを満喫。適度な温度で気持ち良い！

単なる沸かし湯ではなく、本物の温泉。しかも別府八湯です。

いい時間になったのでチェックイン。お土産いっぱい買って手荷物増えたので、キャリーバックは預けるかな。

まだ時間があるので、軽く食事でも。レストラン街は3階にあります。

寿司やラーメンなど色々ありましたが、手ごろな値段で眺めの良さそうな《スカイライン》へ。

ビューレストラン スカイライン グルメ・レストラン

とり天も食べたいし、郷土料理満載の御膳もいいなあ。でもそんなに入らないし．．．

太刀魚重も食べたい！

でもここは「大分名物と生ビールのセット」で。

妻は「ゆず塩サラダパスタ」を注文。

窓際の席に並んで着席。平日なので店内は空いています。

左は大分名物「りゅうきゅう」、その隣は「とり天」。りゅうきゅうとは、新鮮な地魚を醤油、みりん、ごまなどのタレに漬け込んだ漁師料理。こちらではブリが使われています。タレがよく染み込んでて、ビールが進む進む！

雨の大分空港。地上から眺める、大分で最後の景色です。雨降ってるけど。

さらば大分。また来ます！

妻「やっぱ帰りはちょっと寂しいよね」

と言いつつすたすた歩く妻。

次に飛行機使って旅行するのは、いつになるかな？

帰りの機中では、次の訪問地をどこにするかで盛り上がりました。

ずっと楽しみにしていた温泉三昧の大分旅行。たくさんの美味しい食べ物、楽しい観光、優しい人たちに出会えて大満足！一生忘れられない思い出がたくさんできました。

さて、そろそろバスに乗って帰るか。いろいろ買ったお土産を肴に、家で旅の余韻を楽しむかな。明日からも仕事がんばろう！

とてもとても長い旅行記でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港