2020年1月19日、倉敷・島根旅行の帰りの飛行機の中、<br /><br />妻「今度の遠出は温泉三昧がいいなー」<br />僕「いいねえ。今年の夏は別府温泉でも行こか！」<br /><br />と盛り上がり計画は立てたものの、日本中にコロナ嵐が吹き荒れ緊急事態宣言まで発出。その後も解除と発出を繰り返し、なかなか実現せず。<br /><br />そして2022年、ようやく2年越しのリベンジを決意し大分への旅行を決行！<br /><br />今回は別府2泊、由布院1泊の3泊4日。撮った写真も3,963枚(あほか)。どれをアップするか厳選していましたが、だんだんめんどくさくなってしまい、11編の旅行記にしてしまいました。<br /><br />ダラダラした超長編ですが、どうぞ最後までお付き合い願います。<br /><br />《総走行距離：測ってないっす》<br /><br />[こちらは 11-6 です]

3泊4日大分 (11-6) 由布院温泉憧れの湯の坪街道を散策

12いいね！

2022/05/27 - 2022/05/30

622位(同エリア1432件中)

エリア

湯布院・由布院温泉(大分)

[これより前は 11-5 へ]

別府湾SAから車で40分弱、由布市にある《狭霧台》に着きました。

狭霧台名所・史跡
大分の名峰、由布岳の中腹にある展望台で、由布院の街全体を見下ろせます。
由布岳を縫うように走る《やまなみハイウェイ》。空気が美味しい！

やまなみハイウェイ名所・史跡
小さな売店があります。

狭霧台展望所グルメ・レストラン
僕「何か買う？」
妻「うーん．．．」

じゃあ出発！
狭霧台から車で10分、由布院駅に到着。

駅近くのコインパーキングに駐車し、まずは駅横の《由布市ツーリストインフォメーションセンター》へ。

由布院温泉観光案内所名所・史跡
中は天井が高く、観光案内所とは思えないオシャレな空間。
お目当てはロードマップ。ちなみに由布院名物の観光辻馬車、乗るつもりはなかったけど、10時の時点ですでに今日の全便予約が満席になってました。
インフォメーションセンターを出ると、何やら耳に心地よいディーゼルエンジンの音が。

ふと駅のホームを見ると、真っ赤な車体のキハ185系「特急ゆふ」が発車。これは幸先良いスタート！
木造でレトロだけど、どこか洗練されたデザインの《由布院駅》。実際に駅構内には「アートホール」というミュージアムスペースがあります。

由布院駅駅

遠くに見えるは名峰《由布岳》。何度も夢に見た、駅前からのこの景色。やっと来られたね、憧れの由布院に。

今日は由布院散策にたっぷり5時間も時間取ってるので、気になる店があったらじゃんじゃん寄ってちょうだい！

さあ、湯の坪街道を目指して出発！

由布岳(豊後富士) 自然・景勝地
と言って歩き始めた途端、いきなり駅前の土産物店《日乃新》に突っ込む妻。

はえーよ！
店前にある手湯には見向きもせず、
釣られて僕も入店し色々と見ていましたが、

僕「まだまだこれからだから！」

とあれこれ物色する妻の背中をグイグイ押し出し、とりあえず店外へ。
すると目の前をスルスルとかわいいバスが通過。今年の4月から運行を始めたばかりの低速EVバス「ノルク」。

予約制で1日3便、由布院駅発～フローラハウス～宇奈岐日女神社～由布院駅を周遊しています。
さあ気を取り直し、改めて出発！
まず駅前通りを歩いていて現れたのは、《宇奈岐日女(うなぎひめ)神社》の大鳥居。

この鳥居のずっと先に神社が。

宇奈岐日女神社寺・神社・教会
湯の坪街道までは、しばらく大通りの駅前通りを歩きます。
見て見ぬフリをして通り過ぎようとした《自然工房石ころ館》。

妻「なんか由布院っぽくていいかも！」

どこがや。
でもこのオシャレな感じは由布院っぽいかも。

妻「なーにーをー買ってーもーらーおーかなー」

毎度聞かされるこのセリフ。いつもドキドキします。

こちらは《ゆふいん夢蔵》。由布院のいたるところにある和雑貨・土産のお店。

ゆふいん夢蔵お土産屋・直売所・特産品
小さい店ながらも品ぞろえは豊富。
《ゆふいんバーガーハウス》は、由布院ランチの定番のひとつ。

お腹空いてたら絶対に食べたかったなー。

ゆふいんバーガーハウスグルメ・レストラン
今度は《由布院ラスク》に入店。じゃんじゃん立ち寄ってと言ったものの、いくらなんでも立ち寄り過ぎやろ！

おかげで、いつまで経っても湯の坪街道にたどり着けない．．．

由布院ラスクグルメ・レストラン
店内は色々なラスクがいっぱい。

妻「買おうかなーどうしようかなー」

とさんざん迷った挙句、迷い疲れて結局買わずじまい(なんじゃそりゃ
ようやく湯の坪街道の入口に到着。橋を渡り右側にそれる小路が《湯の坪街道》。

ここからが本当の由布院散策の始まり！さあ、行くよ！
って、また寄るんかい！

《B-speak》はロールケーキのお店でした。

B-speak グルメ・レストラン
いよいよ湯の坪街道に突入。

湯の坪街道名所・史跡
湯の坪街道を歩き始めてすぐ、《人力車えびす屋湯布院》の人力車とすれ違い。

妻「たまには人力車もいいかもねー」

高いけど、たまにならいいかな。
人だかりのある店を見つけ店内へ。

《どんぐりの森》は、ジブリ作品のキャラクターグッズのお店。

由布院どんぐりの森専門店

入口では大きなトトロのぬいぐるみと撮影ができます。
たまたま人が写っていませんが、店内はかなりの混雑。

妻「そりゃジブリだもんね」
遠くに由布岳を眺め、色々とお店を巡りながらの散策は最高！

この程よい混み具合も「ただいま旅の真っ最中！」って感じで、なんか嬉しい。
カフェと和洋菓子の店《鞠智(くくち)》。

僕「良い雰囲気の店だなー」
妻「パパどこ行くの？」

由布院鞠智グルメ・レストラン
妻「蕎麦食べるの？」
僕「いや写真撮るだけ．．．」
妻「なにそれ！？」
妻「ジャズとようかんだって。ジャズ聞きながら羊かん食うのかな？」

立ち寄りませんでしたが、そうではなく、鍵盤をデザインした羊かんを売ってるようでした(見た目ぐっど！
少し小腹が空いたので《金賞コロッケ》に寄ろうかな。てか、金賞コロッケって倉敷にもなかったっけ？

後で旅行記読み返したらありました。立て看板が同じデザインなので、たぶん同じ系列かも。

湯布院金賞コロッケ２号店グルメ・レストラン
色んな種類があるけど、ここはやっぱり「金賞コロッケ」かな。
うん、美味しい！これはいける。

妻「美味しいけど、私は肉屋の揚げたてアツアツのが好きだなー」

それ正解。
妻「花の道？花屋？」

なんか見たことある「巣みつ」の写真。

蜂蜜商品の専門店でした。しかも島根に行ったとき、出雲大社店に寄ってます。

妻「そうだよ！巣みつソフト食べたよね。あれ美味しかったー」
木漏れ日の射す湯の坪街道。
そう言えば後で今夜の宿の方に聞いたのですが、コロナが始まる前の湯の坪街道はほぼ外国の方に占領されていて、日本人観光客が不安に陥るくらい全く日本語の会話が聞かれなかったそう。
今回は日本語しか聞こえませんでしたが、インバウンドが再開したらまた同じ状況になるかもですね(それがダメだと言ってるわけじゃないので悪しからず。
ちょっと横道それて《やすらぎ湯の坪横丁》に入ってみましょう。

湯の坪横丁名所・史跡
小路の両脇には魅力的な店がいっぱい。ここだけで半日過ごせそう。
僕「ドクターフィッシュだって。古い角質食べてもらう？(笑」
妻「昔高山へ旅行に行った時、パパが手を入れたらいっぱい寄ってきて笑った(笑」

それお前だろ！(ちなみに2017年3月の高山旅行記(後半)に記載
妻が吸い込まれるように《鉄鍋火屋》へ。
調味料やご飯のお供を売ってるお店。
試食した「ラー油きくらげ佃煮」がよほど気に入ったらしく、妻が一袋購入。

自宅で冷奴に乗せて食べてます(ダイエット始めたらしい

相変わらず店寄りまくりで、一向に前へ進まない。
妻「絹ごし食パンが気になるー」
《YUFUIN BAKER TSUBAMEYA》は、その名の通りパンを中心とした品ぞろえ。
2階に上がってみます。
妻「ちょっとお腹すいた」

じゃあ蕎麦でも食うか(また蕎麦かよ
と言うことで、湯の坪横丁の2階にある《天地庵由布院はなれ》へ。
新しい感じの雰囲気の良いお店。開店10分後で、他にまだ客はいません。
料金は前払い、レジで注文と同時に支払いします。

どれもこれも美味しそうで、リンダ迷っちゃう。
入店するとすぐに名簿を記入。このご時世、大事な行動記録ですね。
ここは無難に「天ざる」を。揚げたて天ぷらも蕎麦も美味しいのですが、なぜか蕎麦が短い。

でも他の口コミサイト等を見ても、どこにもそんなコメント無し。たまたまだったのかな？

店を出て1階に降りると、何やら人だかりが。
妻「見て見て！鳥めっちゃ美味しそう！」

店先で鳥の半身が豪快に焼かれています。
しまった、こっちでランチしても良かったな(今となっては．．．
げ！今度はカレーパンの専門店！食いてー！

なぜランチしてから現れるんだ．．．
悔しさを紛らわすため、2件隣の《倭物やカヤ》へ。
完全和雑貨のお店。
僕「《由布院オルゴールの森》寄ってく？」
妻「今日はいいや。それよりも、ゆふいんって、なんで漢字で由布院と湯布院の2つがあるの？」

元々「ゆふいん」は由布院でしたが、戦後に由布院町と湯平(ゆのひら)村が合併し、湯布院町と言う地名が生まれました。そして地元の方たちは町名が湯布院町になっても、旧由布院町の地域に限定して表す時は「由布院」、旧湯平村を含む全地域を表す時は「湯布院」と使い分けていたそうです。
しかしややこしくなったのが平成の大合併。湯布院町と近隣の町がさらに合併して「由布市」となり、由布院温泉や由布院駅のある地域は「由布市湯布院町」と言う地名に。由布院、湯布院、由布ともうわけワカメ。
またもや湯の坪街道を少しそれ、今度は趣向を変えて《湯布院フローラルビレッジ》へ。

YUFUIN FLORAL VILLAGE テーマパーク