2022/04/15 - 2022/04/22
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chemireさん
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「おわら風の盆」で有名な富山市八尾町へ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JALグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2022/04/21 (木)旅7日目
天候不良などで「立山アルペンルート・雪の大谷」に行けなかった時の予備日として富山に連泊したため、この日はノープラン。
とりあえず、富山駅に向かいました。 -
改札口で切符を出すと、駅員さんが腕時計で時間を確かめていました。あと1分遅かったら、改札を通してもらえなかったのかも。
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越中八尾駅で下車。時刻表を見たら、次の普通列車猪谷行きは4時間後。乗り遅れなくて良かった。
越中八尾駅 駅
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駅から徒歩圏内に見所がいっぱい。
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降りた人は数人でした。
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歩き出して、すぐに見つけたマンホール蓋には立山と雪の結晶。
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前日に見た景色を思い出します。
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八尾町の花木ツバキ。
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10:56 駅前通りから10分くらい歩くと井田川に架かる坂のまち大橋に辿りつきます。
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おわらの女踊りをかたどったレリーフが素敵。
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さらに5~10分ほど歩いて町民ひろば方面へ。街灯のカサが「編みがさ」になっています。
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禅寺橋を渡り振り返ると、台地の斜面に石垣が積み上げられて築かれた八尾独特の景観が広がります。
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前日に立山駅で買った玉殿の湧水を持参しました。おいしい。
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標識はあるけれど、お祭りの時期ではないせいか観光客は見当たらず、地元の方と思われる人とも、数名すれ違っただけでした。
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ちゃつみ♪
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11:32 橋を戻って、禅寺坂へ。
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八尾は、飛騨の山々から流れる多くの川が集まるため昔から川の氾濫に悩まされていた地域で、水害から逃れようと江戸時代に高台に町を開いたのが石垣の起源だそうです。
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長崎とは違う印象の坂の町。
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それにしても、毎日この坂を登るのは大変そう。
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坂を登ると展望所があって、遺しておきたい八尾の景観を見渡せます。
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前日とは、うってかわっての曇天。晴れていたら、川の流れがもっと綺麗に見えたのかな。
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11:50 坂の上に広がる町は、とても落ち着いていました。
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側溝蓋に町の花木ツバキ。
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ちょうど正午となり、オレンジ色の暖簾に惹かれて入店。
手打そば 高野 グルメ・レストラン
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冷やしおろしそば800円。手打ちの田舎そばは、甘めのつゆでサラッと完食しました。
長居はせず、お会計を済ませ散策へ。 -
諏訪町本通り。石畳のまち並みで無電線化の整備が行なわれ、昭和61年には「日本の道100選」に選ばれたそう。
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諏訪社
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旅に来たことのご挨拶と、旅の無事を願いました。
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静かな町並みが続きます。お祭りの時には、たぶん身動きが取れないほど観光客が集まるのでしょう。
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若宮八幡宮。こちらでも、旅で訪れたことのご挨拶と旅の無事を願いました。
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八尾町は、江戸時代から戦前まで蚕種(カイコの卵)を多く生産し全国に出荷していたことから「蚕都」と呼ばれていたそう。
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側溝蓋には曳山の車輪。
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蔵の並ぶ道を進んで、
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13:30 富山市八尾曳山展示館へ。
八尾曳山展示館 美術館・博物館
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見越(けんけし)と呼ばれる彫刻。
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見越・神武天皇東征之図
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曳山の装飾
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毎年、5月3日に行われる曳山祭で町内を曳き回される曳山の図解。
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絢爛豪華な6基の曳山は、富山県有形民俗文化財に指定され、八尾曳山展示館では3基が常設展示されています。
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八尾曳山の起源は、寛保元年(1741年)。
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東町曳山
起源:寛保2年(1742年)
御神体:小野小町・深草少将
屋根:二重屋根 -
上新町曳山
起源:寛保元年(1741年)
ご神体:在原野業平・供女。曳山起源より古い元禄年間に作られた富山藩前田家のひな人形だそう。 -
江戸時代、八尾の町は蚕種・生糸・和紙などを売買する集散地として栄え、町人たちは自分たちが築いた財力を基盤に、彫刻や彫金、漆工・金細工などで飾った曳山を作りました。
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西町曳山
起源:延享3年(1746年)
御神体:恵比寿神
屋根:八ツ棟造りと四尾の金鯱見越 -
車輪の装飾も町ごとに異なり豪華そのもの。
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お土産用の手拭いが飾られていました。真ん中のが気に入ったけれど、見るだけで。
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毎年9月1・2・3日に行われる「おわら風の盆」。古いポスターの色合いが風情を増していて良い感じ。
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曳山展示館を出て、再び蔵の並ぶ道を通って進みます。
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最初は気づかなかったけれど、踊り手の出す手の向きが目的地方向を示しているなんてお洒落。
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持参した立山の湧水を飲み終わってしまったので、栃波の天然水を選びました。
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15:00 おわら資料館へ。JR越中八尾駅からそのまま向かえば、徒歩で約30分くらいの距離です。
八尾おわら資料館 美術館・博物館
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越中おわら発祥地と刻まれています。
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富山で休もう。
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歴代のポスター。
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ポスターだけでも、見応えがあります。
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越中おわら節
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三つの踊り。
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衣装は町によって違うそう。
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新・旧のおわらの踊りの映像が流れていました。両方とも見たのは私だけで、2回ずつ鑑賞。
実際を見てみたい。 -
見学を終えて受付の女性に会釈をしたら、丁寧に挨拶を返してくれたので、感想と質問がてら声をかけてみました。
もともと女踊りの踊り手さんだったそう。町内の青年団に入って、18歳から衣装を着て踊れるそうです(上限は微妙な言い回しでした)。小さい子たちは、浴衣を着て「風の盆」に触れ、お揃いの衣装を身につけることに憧れを抱くと、控えめながら熱く語ってくれました。
ビデオやポスターの雰囲気も素敵でしたが、お話を伺ってますます実際に見たい気持ちになったと伝えたら、とても喜ばれたのが印象的。郷土愛が羨ましく思えました。 -
15:20 案内図を確認して、まち歩きを再開。
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素敵な建物だなと思って近付いたら北陸銀行でした。
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銀行の写真を撮っていたら「何を撮ってるの?そんなの撮ってるってことは、地元の人じゃないでしょう? 」と、年配の女性から声をかけられました。
旅行で来たこととか、素敵な町に魅了されたことを答えると、そのまま15分くらい立ち話に。
通り沿いに住まわれている方で、風の盆時には、ふだん2~3分で行けるお店に30分もかかるから祭りは嫌い。でも、こんなこと言っちゃいけないんだけどねと、こっそりと思いを話してくれました。 -
電柱にも風の盆。
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15:34 桐野山聞名寺。
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1290年 本願寺第三世覚如上人が北陸巡行の際に建立されました。
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現在残る本堂は、1812年に建築された総欅造り銅板葺きの本願寺様式の立派な建物です。
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八尾町は、この寺の門前町だそう。
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5月3日の八尾曳山祭りでは、曳廻しの出発地点となっているそうです。
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16:00 八尾八幡社へ。旅で訪れたとご挨拶。
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越中八尾曳山祭は、八尾八幡社の春季祭礼。
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16:11 八尾天満宮
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八尾天満宮。こちらでも、旅で訪れたと手を合わせます。
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16:15 寺社巡りでパワーをいただいて、駅方面へ戻ることにしました。
井田川にはいくつかの橋が架かっています。緑色の欄干のこの橋は十三石橋。水流が速いです。 -
前夜祭中止など一部変更はありますが、今年は9月1日~3日まで、おわら風の盆の行事開催予定です。
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行きには気づかなかったけれど、駅前の銀行も町の中に溶け込む作りになっていました。
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切符を買って富山駅まで戻ります。
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17:53 富山駅に戻ってきました。ここにも踊り手がいたのね。
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18:00 とやマルシェのれん横丁のすし玉は長蛇の列だったので、比較的空いていた「きときと寿司」へ入店。
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見た目からして美味しそう。
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地物を選びながら、美味しくいただきました。
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カウンター目の前の雄大な景色を見て、1日の締めくくり。
旅最終日の夜でしたが、欲張ることなくホテルに向かいました。朝食が美味しくて、39プランで宿泊費も安かったので、旅初日に泊まったグランテラス富山に戻ってチェックイン。 -
04/22(金)
7泊8日の旅も最終日となりました。と言っても、この日は観光もなく移動だけ。ギリギリまで遊んで最終便で帰るという旅も良いけれど、今回は無理をしない日程で動きます。ホテルグランテラス富山(BBHホテルグループ) 宿・ホテル
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晴れていたら見えるであろう立山連峰を想像しながらの朝食。雪の大谷に行った時の快晴は、ホント恵まれた1日でした。
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朝食後に、部屋でゆっくり休んでからチェックアウト。立山と雪のカラーマンホールを見つけました。可愛い。
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今回は乗らなかった路面電車。カッコいいなぁと思いながら見送ります。
この後、金沢行きのバスがあったので、それに乗りました。富山駅から金沢駅まで65分・1200円。行きは電車を利用したけれど、荷物も増えたのでバスは楽です。 -
金沢駅からバスを乗り換えて小松空港まで向かいます。
金沢駅 駅
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金沢駅と聞いて連想する「鼓門」は、駅東広場側にあります。駅西は静か。
東側を散策してもよかったけれど、金沢は何度も旅しているので空港に向かうことにしました。 -
小松空港行きのバスは駅西広場から出ます。
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金沢駅西口から小松空港までの所要時間は40分。乗客は10人足らずでした。
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当たり前だけど、行きには付いていた近江町まで行ける200円分のチケットのオマケは無し。
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バスが出発してすぐに車窓から見えた北陸電力のマンホール。なんてことないデザインだけれど、旅先でしか見られないので、ついつい気になってしまいます。
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バス車内で、うとうとする間もなく空港に到着。追加のお土産を買うこともないので、荷物を預けて保安検査場を通過し搭乗口付近へ。
空港で1~2時間、ぼ~っと過ごすのも良いものです。 -
遠くに見える雪の残る山々を見ていたら、爆音とともに飛び立つ機体が。防衛省・航空自衛隊が管理・運営している飛行場なんだなぁと実感。
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スーパーやコンビニで、その地域でしか買えない菓子パンを探すのが好き。出発を待ってる間に空港で食べたら好みの味だったので、いつかリピートします。
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時間になったので搭乗。また来るねー。
小松空港 (小松飛行場) 空港
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8日間の旅で買ったお土産いろいろ。立山駅と富山駅で買ったもの。
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小布施駅と富山駅で買ったもの。富山は白えび推しです。ほしりんごは、プレーンヨーグルトに添えて食べるとさらに甘みを感じました。
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金沢駅で、ビーバーを2袋ずつ購入。
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冷凍しておいて、あとで味わったけれど、昆布味を主張しているわけでもなくモチモチして美味しかったです。コンビニに1袋だけ残っていたので、買えて良かった。
次は、黒部ダムとブルーインパルスを見る旅がしたいなぁ。
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