2022/04/15 - 2022/04/22
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chemireさん
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2022/04/16(土)旅2日目
チューリップを愛でる1日。
曇天で迎えた朝でしたが、天気予報によれば午後2時から晴れるそうなので、朝日岳の残雪がきれいに見えることを願ってスケジュールを調整しました。
富山駅~滑川~入善~朝日舟川新~富山駅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
-
4/16 旅2日目の朝。
07:35
素泊まり予約でしたが、10周年39(サンキュー)プランの客は、500円で朝食バイキングができるということなので希望しました。
富山らしいホタルイカの沖漬けや赤巻(板についてない赤いカマボコ)などのメニューもあって、これで500円はお得。
しっかり朝食を摂ってから、チェックアウト。今日も富山に滞在しますが、連泊予約が出来なかったので、富山駅前のホテルに荷物を預けに移動しました。 -
09:24
東横インに荷物を預かってもらい身軽になってから、あいの風とやま駅から泊方面に向けて出発。
方面ごとに富山の名物などが描かれていたけれど、これは雷鳥? -
(土)・(日) に使える1,500円の1日フリー切符を、とやま駅の窓口で購入しました。
あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物
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09:39滑川発泊行き~09:57滑川駅。
まずは滑川駅で下車して、ほたるいかミュージアムを目指します。滑川駅 駅
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駅から真っ直ぐ歩くこと7~8分で、海岸に突き当たりました。この浜をホタルイカと蜃気楼の観光に開発したのは明治42年(1909年)と書かれています。
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海を眺めてみたら、風は強いし波も高め。ほたるいかミュージアム(道の駅)は、この右側です。→ この時に嫌な気配を感じるほどの想像力は持っていませんでした。
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「本日の発光ショーは中止です」と入り口で案内をしています。天候不良で、ほたるいか漁が出来ないからだとか。「明日も開催できるか分かりません」と。
ほたるいかミュージアム 美術館・博物館
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見上げた空の色や、さっき見た海の様子を思えば、船は出せないだろうなと納得。あっさりと諦めて入館はせず、道の駅だけをサラッと眺めて次の場所に向かうことにします。
道の駅には食事をできる場所があって、ホタルイカのしゃぶしゃぶを楽しんでいる人もいました。 -
行きには気づかなかった歩道のタイル絵。やっぱり、ほたるいかの発光ショー見たかったな。
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滑川駅に戻ると、ほたるいかが笑顔で呼びかけています。この子に悪気はないのはわかるけど、まるでダメ押し。自然相手の事なので仕方無いけど、発光ショー見たかったな(つくづく)。
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10:46 滑川発泊行き~11:12入善駅。
気を取り直してチューリップ畑を目指します。入善駅 駅
-
駅から徒歩4~5分の所にある入善観光案内所。ここ面白かったです。
駅で地図の写真も撮ったし訊ねたいこともなかったけど、なんとなく入ってみると、ご高齢の女性がふたりで世間話をしていました。
「いらっしゃいませ」と声をかけられ、どんなご用ですか?という雰囲気だったので、フラワーロードのことを訊ねてみました。
「◯◯さん、あそこ何て言うの?」
「いま、チューリップのやってる所?」
「私、よく分からないけど高校の信号の先だよね」
「そうそう。体育館があるからまっすぐ行って」
「何分くらいかしらね?」
「そうねぇ、どのくらいかしらね」
思わず笑ってしまいそうになりながら、しばらくおふたりのやりとりを伺っていました。
結局、何分かかるかも分からないままパンフレットを頂いて「気をつけてね 」と送り出されましたが、ほっこりする場面に出会えてよかったです。
高齢者再雇用としての場所で、案内所機能には重きを置いていないようでしたが、これが地方ならではの現状なのかなとも感じました。 -
11:28 観光案内所を出て3 ~4分歩くと、花月公園内にある大きな桜の木と白い鳥居が見えました。
満開のしだれ桜は、風が吹くたびに花びらが舞って風情あふれてます。 -
入善神社
ご祭神
誉田別尊(ほむたわけのみこと)
応神天皇
入善には初めて伺いましたとご挨拶して、安全に楽しい旅が続けられるようにとお願いしました。 -
狛犬の表情やフォルムが個性的。
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神社の創建は不詳。北陸の神社らしく、社殿はアルミサッシで覆われていましたが、狛犬はこのままで風雪に耐えてきたはず。なんとも健気です。
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チューリップのマンホールの上に、桜の花びらが散ってきれい。
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こっちの蓋は小さめです。
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11:52 案内所で伺った通りに高校のある信号を通過すると、水の小径があるとGoogleマップに示されたので行ってみました。川に沿って歩道が整備されています。
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小水力発電の実証実験だそうです。水流がすごくて見ていて楽しい。
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水の小径をたどると、先ほどとは違った形の装置で実験が行われていました。ここは電球が光るようになっていて、実験の様子が分かりやすいから面白かった。
しばらく眺めてから、歩みを再開。 -
12:11 Googleマップによれば入善駅から2.4kmとなっているけれど、寄り道をしたこともあって、駅近くの案内所から50分かかってやっと到着。自家用車やレンタカーで来ている人ばかりで、駅から歩いているのは私だけみたいでした。
けっこう距離があったので、観光案内所のおふたりが説明できなかったのも納得です。にゅうぜんフラワーロード 祭り・イベント
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入善町で数個の農家が、水田裏作としてチューリップ球根生産を始めたのは1937(昭和12)年。戦時中に一時中断し、1947(昭和22)年に栽培を再スタート。
1960年前後には生産者が300人を超えたこともあったそうですが、現在は約20戸弱の農家が、年間約100品種・300万球の球根などを生産されています。 -
この時には曇天。晴れていたら、北アルプスの残雪が見られたのかな。
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天気予報によると、午後2時過ぎから晴れるとか。日差しも少なかったし、見頃にはちょっと早かったけれど、それでもとてもきれい。
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チューリップは連作障害があるので、毎年植える場所を移動するそう。会場になった畑の近くに住む民家の方々が羨ましいです。
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12:32 近くには小さなイベント会場があって、入善町の特産品「深層水仕込カキ」をいただけるスペースもありましたが時間の関係でパス。
公園のベンチに座り、昼食用に持参したナッツ類で小腹を満たしてから、来た道を戻り入善駅に向かいます。 -
13:31入善駅~13:36泊駅に到着。
期間限定で泊駅からチューリップ栽培会場まで無料臨時バスが出ています。 -
13:55 今日のメインテーマは、ここ。
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イチオシ
あさひ春の四重奏。
チューリップ、菜の花、桜、そして朝日岳・白馬岳の残雪。ヒバリが鳴く春爛漫の風景は、この世の楽園と表現されるほどです。
今年は桜の開花が早くわずかしか残っていませんでしたが、それでも素敵な景色が広がっています。天気予報通り、晴れてきて良い感じ♪ -
桜が満開ならこんな風景が見られたみたい。
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チューリップ球根栽培畑。
全盛期には30軒ほどあったチューリップ球根農家は、今は1軒だけに。サイトで調べたどころでは、その1軒が「チュリストやまざき」さんだそうです。 -
イチオシ
かつて桜の開花期と同じ頃に咲くチューリップの栽培をしていたと懐かしむ地元のお年寄りの声を聞いて、オランダから極早生の品種を取り寄せ、2009年に初めてチューリップの花が桜の開花に揃ったそう。
以来、山崎さんは、同じ時期に咲く菜の花も植え、春の花畑の絵を描くような景観づくりを意識した栽培をされていると観光サイトにありました。 -
チューリップの花をそのまま咲かせておくと、種が出来て球根の養分が取られてしまうので花を摘み取ってしまうそう。花摘み後、地中で育った球根は梅雨入り前に掘り上げられ、次の根付け時期まで乾燥・保管されます。
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桜が咲いていなくても絵になる風景。
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菜の花をまじまじと見るのは子供の頃以来かも。
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ひとしきりチューリップと菜の花を堪能してから、川沿いへ。
1957(昭和32)年、舟川の河川改修の際、堤防の両岸1.2kmに約280本のソメイヨシノが植えられ維持・管理されているそうですが、枝ではなく、 -
地面をピンク色に染めていました。
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斜面にちょっと見えるピンクの部分は、球根を育てるために摘まれたチューリップの花びら。桜の根元に撒かれて肥料となり、桜の幹を大きく育てるという美しい循環方式です。
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川の向こう側には、多くの桜が咲いていました。
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みんなチューリップ鑑賞に夢中で、ここまで桜を見に来る人はあまりいません。
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満開。
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堤防を一周して、チューリップ畑に戻ってきました。
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菜種油を採るための菜の花畑。
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ひたすらチューリップを眺めます。
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ツートンカラーのワールドピース。
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見頃は、もうちょっと先のよう。
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富山生まれの桃太郎。Momotaroとして海外にも出荷され人気が高いそうです。
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チューリップの名前が書いてあるプレートを写さなかったので種類が分かりませんが、とにかくきれい。
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チューリップ農家さんのご苦労や努力のおかげで、
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素敵な光景を見ることができて感激しています。ありがとうございました。
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色とりどりの光景が素敵と思って見ていたら、
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チューリップ畑の中に人影が。
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肥料の袋を手にして、考え込むようにじっとチューリップを見つめています。
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チューリップを栽培している農家さんのようです。
真剣に見つめていらっしゃる姿が印象的でした。
(すみません、こっそり写真を撮らせていただきました。) -
もう一度ゆっくりと残雪を眺めてから、バスに乗り込み泊駅に向かいます。
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泊駅まで無料バスで送ってもらって帰路につきました。(土)・(日)は15分おきにバスが出ているので、時間ロスが少なく助かります。
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待合室にあったヒスイを含んだ大きな石。ヒスイ海岸まで足を延ばす体力がなくて帰ることにしたけれど、ヒスイ探しも面白そうです。
15:39泊駅発~16:25富山駅着。泊駅 駅
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16:49 お昼がナッツ類だけだったので、お腹ペコペコ。夕食先を探すのも大変なので、JR富山駅直結「きときと市場とやマルシェ」にあったお店へ迷わず入店。
日本酒も食材も酒器も“オール富山”にこだわった居酒屋さんで、昼飲みもできるみたいです。とやま方舟 富山駅店 グルメ・レストラン
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カウンターに案内され、まずはハイボールから。アルコール類を注文した人には、食前酒としてぐい呑みで地酒が出てきます。銘柄を忘れてしまったけれど美味しくて、食欲(酒欲?)に火が点きました。
変わり奴。白エビがいい味出してます。 -
ブリ大根。最高。
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「黒部峡」純米吟醸
富山県最東端、新潟県との県境にある朝日町に、越中境の酒蔵として寛永3(1626)年に創業した林酒造場。
歴史ある蔵元が多い富山県でも最古の酒蔵だそう。 -
お豆腐屋さんの名のついた厚揚げ。日本酒に合います。
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「林」純米吟醸〈雄町〉
林酒造場の新しい顔として平成25(2013)年に発表された「林」。〈雄町〉は岡山県産雄町を100%使用しているそうです。
お酒の味を語るほど詳しくはないけど、とにかく美味しい。翌日の予定がなければ深酒したかった。 -
18:26 ホテルに戻って荷物をおろすと、駅側に面した部屋は西向きだったらしく、陽光がビルに反射してとてもきれい。
これは夕焼けを見なければ!
歩き疲れでゆっくり休もうかと思ったけれど、展望塔に行くことにしました。 -
18:47 歩いて富山市役所展望塔へ。駅からなら徒歩10分くらいです。
富山城址公園方面の空の様子が変わるのを楽しみました。富山市役所展望塔 名所・史跡
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18:55
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18:58
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19:00 暮色に包まれていく街の様子を、地上70mから無料で見下ろせます。
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19:01 もうすぐ満月。雲が時々かかってしまうけれど、きれいな月でした。
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19:06 立山あおぐ特等席。望遠鏡がロボットの顔みたいに見えて可愛い。
夜景を堪能している間に、展望塔をサラッと1周した方が1名だけいました。天候や時間帯によっては立山連峰が一望できるし、夜景もきれいなので、ゆっくり見学されることをお勧めします(しかも無料ですし)。 -
ホテルに戻る前に、夜なら人出も少なくてゆっくりお土産を探せるだろうと駅ビルに立ち寄りました。お酒をいただいた方舟さんも、この中にあります。
駅ビルの中に美味しいお店があるなんて、富山って素晴らしい。きときと市場とやマルシェ スーパー・コンビニ・量販店
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19:53 以前、展望塔を訪れた時も月が綺麗だったことを思い出しながら、1日を締めくくります。あの時はスーパームーンだったかな。
https://4travel.jp/travelogue/11463387
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