2022夏日の鈴鹿サーキット(2)スーパーGT第3戦鈴鹿（日曜日）

2022/05/28 - 2022/05/29

初音ミクをデカデカと描いた車が参戦しており、ジャン・アレジの息子も参戦しているという、スーパーGT。
このモータースポーツのことはTV観戦すら一度もしたことがないのだが、興味本位・ノリと勢いで前売りチケットを購入。
鈴鹿サーキットにて現地観戦してみた。
日曜日はいよいよ決勝レースがあるよ。

エリア 鈴鹿(三重)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

2日目（日曜日）
6時半頃、起床。
朝食は6時半からとれるので、6:45頃には１階の朝食コーナーへ。
パン数種類、シリアル、紅茶、サラダをのんびり食す。

R&Bホテル名古屋駅前 宿・ホテル

朝食後に部屋に戻ったら急に睡魔に襲われたので、ちょっと仮眠。
7:50頃にR&Bホテル名古屋駅前をチェックアウト。
部屋のカードキーを返却するだけ、超簡単。
写真は、ホテルから徒歩3分、名古屋駅前のモードタワー。
太陽が、照り付けております。

近鉄名古屋8:01発の急行に乗れたよ。
今回も余裕で座れた。

8:55頃、白子（しろこ）駅着。
昨日・土曜日と比べると（ほぼ同じ時間帯だけれど）今日・日曜日の方が白子駅で降りた人が多い。
改札を出て左手の階段を降りるとバス乗り場があり、全く待たずに鈴鹿サーキット行き直通バスに乗れた。
鉄道もバスも、首都圏の交通系ICカードも使えるから便利。
バスでは座れなかったけれど、まぁ30分程度立っているのは問題ない。

9時半前に鈴鹿サーキットにバスが着いたので、近鉄名古屋から１時間半で着いたことになるね。
チケットを見せてゲートを潜り

鈴鹿サーキット テーマパーク

昨日は観覧車の有る右側に進んだので、この日は左側から進んでみる。
遊園地部分のお店が並んでる側、って感じ。

2021年からF1に参戦している角田裕毅選手の紹介パネルが並んでいました。
昨年2021年は鈴鹿でのF1開催が予定されていたのだけれど、コロナ禍での入国制限でF1チームの入国が認められず、鈴鹿開催はお流れになったのだよね。
今年は鈴鹿サーキットでF1が開催されると良いね。

ウェルカム！なゲートを潜ると

グランドスタンド前の広場。
車はどうしてこういう顔なのかな～基礎知識が無いから全くわからないな～などと思いながら、各ブースを眺める。

で。昨日は立体交差やヘアピンが有る西コース側に行ったので、今日は第1コーナーからS字コーナーなどのある東コース側に行ってみるよ。
写真奥の傾斜のついた席は、第1コーナーの観客席。
この時間帯はコースを車が走っていないので、爆音は無し。

そこからぐるっと回ってきて、こちらが第2コーナー。
車は、写真の左奥にメインストレートから第1・第2コーナーと来て、写真手前左に進む感じ。
レースだと迫力あるオーバーテイク（追い抜き）が見られそうだよね。

ただ今、10時。逆バンク周辺まで来たよ。

ここの観客席にはカメラ野郎が集結しました。
逆バンクはいい感じにカーブしているので、写真が撮りやすいのだと思う。
そして、こうやってコースの周囲を歩き回ってみると、サーキットのコースというのは高低差があるのだということがよく分かる。

おや？ガレージのあるピットビルの裏側が見える。
車等を運んでくる大型トラックらしきものが並んでいる。興味深い。
そして、コース上はバスが。スタッフさんの移動用だと思われる。

グランドスタンドでは、「群雄割拠 JGTC～SGTの礎となった時代～」のトークショーをやっていまして、巨大電光掲示板にお喋りしている様子が写り、場内実況（？）の声が聞こえていた。
そして、その実況のお喋りの合間に、「今、トークが終わりました。デモラン、始まります」というような、スタッフさん（マーシャルさん）向け業務放送も聞こえた。
で。11時過ぎ、昨日も見た往年の名車３台のデモランがあったよ。
爆音の違いは、分かった。どれが、どれかはわからなかったけどな！

うろうろして視界を見比べた結果、少し戻ったS字コーナーに座ることに。
メインストレートから走ってくる車が遠いけれど見えるし、かなり視野がひらけているので、面白そうかな、と。

11:20頃、Porsche Carrera Cup Japan 第6戦決勝（10ラップ）が始まる。
車もタイヤもワンメイク。つまり、みんな同じ車・同じタイヤでレースをするとのことなのだが・・・そもそも自分にはこれらのポルシェとスーパーGTに参戦している車が見分けられない

「洋菓子店チームは、車体に大きくケーキが描かれているので、お子様や甘いものがお好きな方は是非応援してください」と場内実況。
物珍しいものは応援しておきたいので、安物のコンパクトデジカメで頑張って撮影したさ！

レースはセーフティーカーが入り、赤旗で終了に。
破損した車を回収する為だと思われるレッカー車らしきものがコースを走っていったよ。

12時、レースも終わったし、お腹も空いてきたので、グランドスタンド側に移動します。

サーキットを半周しなくても、地下道からグランドスタンド側に行けるよ。

しっかし、暑い！気温は30度を超えていたと思う。
ミスト噴射している場所があったけれど、サーキット全域でやって欲しいレベル。
昼食は写真を撮り忘れ。
パン屋さんで売っていた凍らせたジュースがとても便利でありがたかった！

食事をとって日陰で休んで、12:45頃、グランドスタンドの自分の席からは遠い「初音ミク」のガレージが見える場所に行って、写真を撮ってみた。
メルセデスAMGだけど初音ミク、これはギャップ萌え？

観客があまり座っていないグランドスタンドを見て気がついた。
（レース開始までまだ時間的余裕があるし、暑すぎるからみなさん日陰に避難していてグランドスタンドの席に着いていない状態。）
座席の前の柵に掲げられている横断幕は、選手（ドライバー）に対する応援の横断幕よりも、レースクイーンさん達に対する横断幕の方が圧倒的に多い。
「推し」の為に横断幕を作って掲げるんだよね。良いと思います。

13時過ぎた頃、ガレージからブンブン！とエンジン爆音が響くようになり、スーパーGTに参戦する車が「これから出まっせ」とばかりに姿を表す。

各車ピットレーンからコースに出て、ぐるっとコースを回って来てメインストレートを駆け抜けてゆく。

ウォームアップ走行。
つまり、決勝レース前の最後の確認、って感じですかね。

タイヤ交換、ドライバー交代、さらには給油の練習もしていたと思う。
メカニックさんのチームワークが試される場面だよね。

気温は30度超え。
場内アナウンスは「熱中症に気をつけて、こまめな水分補給を」と何度も繰り返していた。
でもね、マスクを外して良いとは言ってくれなかった。
政府あるいは地方自治体の方針に従ってのことで、イベント運営側の自由裁量という訳にはいかないことは承知しているけれど、マスク、暑いよ。
まぁ、マスクのお陰で顔面下半分の日焼けは防げるけどな！

13:50頃、いつの間にかセーフティーカーが現れてグリッドの先頭の位置に止まったなと思ったら

グリッド後方から、各チームのレースクイーン代表さんが車の番号が書かれたボードを持って登場。
決勝レースのスタートグリッドの位置に立ったよ。

その後、改めて各車がガレージから出てきて、コースをぐるっと回り

メインストレートの該当グリッドに停車。
馬力が有るGT500の車が予選順位順に並び、その後方に馬力が劣るGT300の車が予選順位で並ぶ、という仕組み。

肌の露出が多いのか少ないのか判断に迷う衣装を纏った各チームのレースクイーンさん達は、ここぞとばかりに自分達の車と、車の番号をアピール。
もしかして、36号車にいるのはジュリアーノ・アレジ？？（たまたま写真に写っていたんだけど）

各車かなりバラバラな順番でグリッドに着くんだなぁと思っていたら、GT300とGT500のポールポジション（予選１位）の車は、他の車がグリッドに着いた後におもむろに登場して自分のグリッドに着いたよ。
「諸君、もう席に着いたかね？では、ポールポジションの俺様の出番だぜ」って感じ？
様式美というか、クラシック音楽の演奏会で、楽団員が席に着いた後からコンサートマスター（主席バイオリニスト）が登場するのに似てるような気がした。

で。これでレースが始まるのかと思ったらそうじゃなくて。
ピットとコースを仕切っている柵が開いて、メカニックさん、スポンサーの幟を持った方、他のレースクイーンさん達がどやどや入って来た。

どういう時間帯というか、何をすることが許されている時間帯なのか、知識不足でよくわからず。
あの人たちは何をやっているのかな～と思っていたら、定刻になったらしく皆さんゾロゾロとピットレーン側に引き上げてゆき

14:35過ぎ、いよいよ、スーパーGT 第3戦 決勝レースのスタート。

白いゼッケン＆白いヘッドライトがGT500
黄色いゼッケン＆黄色いヘッドライトがGT300
・・・って言われても、識別できてないことが多いです。
ま、細けぇこたぁいいんだよ！爆音楽しいし！

セフティーカー解除後、GT500、GT300が別の列を作ってレースを再開させるというのは、なるほど上手く考えたルールだなぁと感心。

レース全体の展開がどうなっているのかさっぱり分からないのだが、そもそもチームの識別すらできていないのだから、展開とか関係ない。
自分の席から見える範囲のことを見て、音を感じて、楽しむ。

GT300の初音ミク、頑張ってました。
自分も頑張ってコンデジで写真を撮ったよ！

オーバーテイク（追い抜き）くるーーーーー？？
これはGT300同士の場面だけれど、馬力が違うGT500とGT300が同時に走っているので、GT500がGT300を軽々とオーバーテイクしてゆく場面は頻繁に有る。
それは単純に面白い。

16:45頃、決勝レース終了。
チームのメカニックさん達が健闘を讃えあっている様子がグランドスタンドから見えた。

完走した車は、グランドスタンド前にずら～っと並びます。
これまた、なかなか、壮観。

優勝チームインタビューをやっていたし、この後はパルクフェルメウォークと言って（持っているチケットの種類関係なく）お客さんがコースに立ち入って車を見られる時間があるのだけれど

帰路の混雑を少しでも避けるために、17時前にはグランドスタンドを出たよ。

近鉄白子駅からの直通バスが到着したのと同じ場所に、帰りの直通バスが待っている。
バス待ちのお客さんは大勢いたけれど、それを捌くだけのバスは来ていて、10分も待たずにバスに乗れた印象。

サーキットからの直通バスは17:40頃に白子駅に着いて、白子17:47発の急行に乗れたので

18:45頃には近鉄名古屋駅到着。
グランドスタンドの自分の席を立ってから２時間はギリギリかからず名古屋に戻ってきたことになるね。
近鉄急行に乗っている間にスマホから新幹線のチケットを確保したので、券売機等に寄ることもなく、連絡改札を抜けて新幹線改札を通過。

お弁当購入やおトイレの時間を考慮して名古屋19:20発の「のぞみ」にしたけれど、結果的には10分くらい前の新幹線にも余裕で乗れたと思う。
新幹線はほぼ満席。
指定席に着いて、お弁当を食べて、熟睡。
楽しかったね、次、どこ行く？

この旅行記へのコメント （2）

• あるき虫さん 2022/06/04 08:14:26

  鈴鹿サーキット。。

  菊花さん、はじめまして。
  
  私も同じ日に、鈴鹿サーキットにおりました。土曜日だけですが…。
  当日はものすごく暑かったですね、日焼けのコトを考えていなかったので、
  腕が変な焼け方をしてしまいました（腕時計のあとがクッキリと。。）。
  
  私は第1コーナーから第2コーナーにかけてのスタンドで観戦しておりましたが、
  なかなか眺望がよく、ホームストレートから逆バンクあたりまでを一望できました。
  爆音も生で体感できて、臨場感満載でした。
  
  ジュリアーノ・アレジの存在は、なんとなく気になりますよね。
  私もジャン・アレジ世代（ついでにゴクミ世代）なので、ジュリアーノの走りには
  なんとなくひいき目で見てしまいます。
  でも、どの段階でジュリアーノが走っているのか、現地だと分かりにくいですね。
  
  当日、私は東コース側にしかいなかったので、菊花さんの旅行記で、西側のコース
  の模様がよく伝わってきました。
  また、名古屋駅のナナちゃん人形をおさえられている辺りも、さすがですね。。
  
  
  あるき虫
  
  
  
  

  菊花さん からの返信 2022/06/04 16:36:07

  Re: 鈴鹿サーキット。。

  あるき虫さん、初めまして。コメントありがとうございます。
  
  土曜日、暑かったですね。アイスクリームが美味しかったです。
  日曜日は土曜日より更に雲が無いうえに風も無くて、なかなかヘヴィでした。
  それでも、スポーツカーたちが放つ爆音にさらされると、暑さを忘れて盛り上がれて、なかなか楽しかったです。
  
  今回私は予選と決勝はグランドスタンドの自席で見ましたが、次回はバトルポイントになるのであろう第1コーナーから第2コーナーにかけてや、ドライバーの腕が光るのであろうヘアピンカーブにも出かけてレースを見たいと思いました。（いつ、行こうかな。）
  
  セナ、プロスト、マンセル、アレジ、シューマッハのF1時代を知っているので、ジュリアーノ・アレジの名前には懐かしさが込み上げました（でも、全く識別できていませんが！）
  そのジュリアーノ、決勝ではドライブスルーペナルティーをいきなり食らっていましたよ・・・とほほ。