2022秋の有明(4)楽天オープンテニス（シングルス予選2回戦、ATPサンデー）

2022/10/02 - 2022/10/02

テニス観戦づいているので、楽天ジャパンオープンテニス（男子テニス）シングルス予選２回戦を見たよ。
この日はATPサンデーと言って、本戦に出場する何人かの選手たちの公開練習があるのだ。

エリア 有明・新木場(東京)

楽天ジャパンオープンテニス、予選2日目。
今日はシングルス予選２回戦４試合と、ダブルス予選２回戦１試合があるよ。

昨日の予選１回戦は楽天モバイルアリーナ（ショーコート）で試合を見たので、この日・予選2回戦はセンターコートで試合を見ることに。
で、センターコート側の入り口から入ったら、クリアフォルダをくれて、そこに試合観戦時の注意事項の紙と、除菌シートが入ってた。

この日も「ほぼ」自由席（前売＝5,000円）
自由席の前方かつ直射日光の当たらない席は、試合開始予定時刻の10分前には適度に混み合っていた。
自分はゆったりのんびり座りたいので、まだガラ空きの2階1列目に座ってみたよ。

対戦カードが電光掲示されてる。

11時頃、シングルス予選第２回戦第１試合の選手が登場。

豪州、マックス・パーセル（Max PUECELL）選手

日本、清水悠太（Yuta SHIMIZU）選手

パーセル選手は昨日の１回戦で今井選手と対戦し、第３セットまでもつれ込んで勝った選手。
昨日見た選手なので少しだけ思い入れがあったのですが

試合が始まってみると、清水選手が積極的に前に出てくることに対して

パーセル選手はなかなか対応しきれず、ずるずるとプレー位置が下がりがち。
また、走らされているのでボールに追いつくのがギリギリだったり、打ち返す際の体勢が整わなかったり。
（写真は前に出てるパーセル選手だけどね。）

清水選手はサービスエースでの圧倒！という場面は少ないものの、ネット際も含めて反応においてパーセル選手を上回る印象。

「ニューボール、プリーズ」

試合の流れは清水選手優勢が続き

パーセル選手も一時はサービスエースで凌ぐものの、

清水選手が6-4、6-4で勝利。本戦への出場を決めたよ。
おめでと～！

負けたパーセル選手は手早く帰り、コートでは清水選手の勝利インタビューのためにマイクセッティング中。
そして。コート脇席の前には係員が並び、観客が前に押し寄せて選手にサインを求めることが無いよう監視中。

12時半頃、シングルス予選第２回戦第２試合の選手が登場。

日本、島袋将（Sho SHIMABUKURO）選手

日本、守屋宏紀（Hiroki MORIYA）選手
試合の出だしは守屋選手が調子が良く

島袋選手は若干後手を踏み

守屋選手がポイントを稼ぎ、第1セットを取る。

島袋選手は第２セットからウェアを替えたことで気分も変わったのか、じわじわと盛り返す。

逆に守屋選手はサーブが決まらないようになり、
（写真はサーブを打つ島袋選手）

そうなると攻撃的なサーブからの強気な試合を守屋選手はやれない展開に。

そして、島袋選手は厳しいサーブもガンガン決まるようになって第２セットを獲り、ワンセットオール。

守屋選手はここでウェアを替え盛り返そうとするのですが

島袋選手が作る試合の流れを変えることは、守屋選手にはできず。

島袋選手が5-7、6-3、6-3で勝利。本戦への出場を決めたよ。
自分が昨日の１回戦を見た選手（パーセル選手、守屋選手）は二人とも負けてしまって、ちょっとしょんぼり。

いや～、いい天気だね～。
島袋選手の勝利インタビューの後は、場内アナウンスの方が観戦時の注意事項やら、この後始まるATPサンデー（公開練習）に登場する選手のアナウンスなど。

15時頃、ATPサンデー（公開練習）1組目の選手がコーチらと共に登場
クロアチア、ボルナ・チョリッチ（Borna CORIC）選手

日本、ダニエル太郎（Taro DANIEL）選手

こういった練習は、各選手の要望を聞いて組み合わせを決めているとのこと。
例えば「１回戦で左利きの選手と対戦するから、練習相手は左利きを希望」「体慣らしの軽い練習ではなく、ガチの試合形式練習をしてくれる選手を希望」など

チョリッチ選手とダニエル選手がどういう理由で組み合わされたのかは不明ですが。
まずは、通常の試合前に行われるような練習をじっくり

休憩を挟んで、試合形式の練習

凄いサービスエースが決まったり、ボールがラインギリギリに決まったり。
観客は、試合の時よりは小声で話もするし、試合形式練習中に席移動もする。
でも、全体としてはおとなしくじっくりコートに見入り、素晴らしいプレーには拍手を送る感じ。

約50分の練習の後は簡単なインタビューが有って

ボールキッズ（ボールパーソンを勤めた子供たち）と記念撮影

16時頃、ATPサンデー（公開練習）２組目の選手がコーチらと共に登場
ノルウェー、カスパー・ルード（Casper RUUD）選手

セルビア、ミオミル・ケツマノビッチ（Miomir KECMANOVIC）選手
この写真だとちょっと分かり難いですが、Tokyoと書かれたTシャツを着てます。

ルード選手の登場に場内が沸いてました。
私がテニス選手を知らな過ぎて、会場の反応に「名前すら聞き取れなかったけど・・・有名選手なの？？」状態だったのですが、ルード選手はランキング上位の選手（ATPサンデー開催時点でランキング７位）なのですね。

ルード選手に比べると人気が少し低そうなケツマノビッチ選手ですが、

ケツマノビッチ選手の方が練習の内容が良いというか

ルード選手は「さすが！」というプレーを、練習ではあるけれど見せられていなかった印象。

16時頃、ATPサンデー（公開練習）3組目の選手がコーチらと共に登場
豪州、ニック・キリオス（Nick KYRGIOS）選手

豪州、タナシ・コッキナキス（Tanasi KOKKINAKIS）選手

キリオス選手のTシャツに何か描かれていること分かったのですが、自分の席からでは肉眼では何の柄か分からず。
そんな時、デジカメの望遠機能が役に立つ！
ってわけで、岸本斉史の漫画「NARUTO」Tシャツであることが判明。
「うちはサスケ」は「NARUTO」の登場人物。

コッキナス選手とキリオス選手はダブルスで組んで成績が良いとのこと。
練習中も仲が良い雰囲気が溢れ出てました。

二人とも高いレベルのプレーを披露。
かつ、ATPサンデーと称してお金をとって練習を公開していることを理解していて、観客へのサービスもたっぷり。

良いものを見せてもらった！という気持ちになれた。

18時から、あと1組がATPサンデー（公開練習）に登場するのですが、とっても満足したので帰ります。
面白かったね。次、どこ行く？