2014/06/13 - 2014/06/13
43位(同エリア105件中)
さっくんさん
アンダルシアの旅も大詰め。
マラガから程近い白い村フリヒリアナを訪れました。
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タリファからアルヘシラスを経由し帰国便が発つマラガに荷物を置いて、ネルハを経由しフリヒリアナに向かいました。
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フリヒリアナはスペインの美しい村の一位に選ばれた事もある美しい村です。マラガ近郊の白い村はロンダ周辺の白い村に比べ垢抜けていると言うか整備が行き届いている印象を受けます。アクセスは良いので別荘地の需要もあるからでしょう。
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フリヒリアナで聖体祭に出くわしました。
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この旅では、アルハンブラ宮殿のあるグラナダ等では混雑を嫌って聖体祭に鉢合わせしない様に注意しました。でも小さな村ではウエルカムです。
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初めて見る聖体祭は明るく長閑な雰囲気に包まれていました。
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村をパレードが練り歩きます。
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フラメンコ衣装のお姉さん。
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聖体祭に纏わる劇でしょうか?
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此方は結婚式。
おめでとう! -
フラメンコ姿のお姉さん、この祭で一番目立っていました。
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いや、決してストーカーではございません。
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一休み
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祭が過ぎ去れば村はひっそりとした雰囲気に戻ります。
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お祭りも楽しかったですが、私が此処を訪れた目的は、今回の多比のテーマ「イスラームの残り香」にあります。
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と言うのもフリヒリアナはレコンキスタ前後はモスリムの暮らす地域だった様です。
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村の至る処にこの様なボードが掲げられています。
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これはこの村に起こった悲劇の歴史が書かれています。
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アルハンブラが陥落しイスラームの民はグラナダから此処に落ち延び暮らしていましたが、弾圧が激しくなるとこの地で最期の反乱を起こしたのです。
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命を失った者、逃げ延びアフリカに去った者、そして生きる為に改宗せざる得なかった者…
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日本でも江戸時代、幕府のキリシタン弾圧が起こり、以降隠れキリシタンなんて歴史がありました。
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フリヒリアナはスペインに於ける隠れムスリムの里的存在だったのかもしれません。
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そんな考察をすれば、合点がいく事もあるのです。
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先ずレコンキスタでキリスト教は国土を取り戻したのだから、勝利を称えるボードである筈なのに、まるで平家物語の様に敗者目線で記述されていると言う事。
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そして今日は13日の金曜日。
何故キリスト教徒にとって望ましく無いだろう日に聖体祭が行われているのでしょう?
更に金曜日はムスリムにとっては聖なる日である事… -
ちょっと穿った見方でしょうか?
残り香を探す私の感傷でしょうか? -
何はともあれ聖体祭が行われるこの季節はアンダルシア中で花が咲き乱れます。
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白い村に赤い花が良く映えます。
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白地に赤の配色が落ち着くのは日本人故でしょうか?
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まるで方向案内の様な赤い鉢植えに沿って坂道を登ります。
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坂道の天辺の白壁にボード発見です!
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向日葵の黄色も負けてません。
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現地では日本程特別視されてはいない様ですが、やっぱり向日葵の花はアンダルシアに良く合います。
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教会がありました。
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先に紹介した歴史ボードはこの様に唐突に白壁に掲示してあります。
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白い村は大抵山の斜面に築かれる為、坂道が多いです。
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そして道は曲がりくねり複雑です。
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これらは防衛の為に意図的にそう作られたイスラームの街造りです。
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屋根を見下ろせる高さ迄登って来ました。
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赤い花の向こうに白い村、その更に向こうに紺碧の地中海。
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遠くに地中海が見渡せます。
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見下ろせば可愛らしいフリヒリアナ。
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この屋上のテラス、素敵だなぁ。
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さて坂道を下りましょう。
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村の中心が見えてきました。
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とても快適な下り坂。
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道の模様もお洒落です。
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印象的な二股まで降りてきました。
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フリヒリアナに向かう拠点となるネルハ迄戻って来ました。
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ネルハにはヨーロッパのバルコニーと呼ばれる地中海を見渡せるポイントに行きました。
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左右に美しい海岸線が続いています。
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6月だと言うのにもう海水浴客で賑わっています。
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正面には紺碧の地中海。
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本日も最後までご覧くださりありがとうございます。
次回はスペイン最後の滞在地マラガと近郊を旅します。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kummingさん 2022/05/29 00:28:58
- お久~でございます♪
- さっくんさん、おかえりなさいまし~
と、今ごろ言うのも変ですが、ちょっと前からブログアップされ始め、嬉しく拝見しています(^^♪
イスラムのかほり、ぷんぷんしてます。そうなんですね、アルハンブラが陥落した後、この地にて再起をはかっていたと。いっそのことあの時、(フランスのどこでしたっけ?)足止めされずに、赤地に黄色のイスラムの旗がフランスでなびいていれば良かったのに⁈ と思う私は変人奇人かもしれませんね。
とにかく、クロアチア、北アフリカ、ヴェネツィア、等々、さっくんさんの旅行記に出て来る、かつてはイスラム文化圏だった話、暗黒の中世といわれたヨーロッパにギリシアローマ文明を逆輸入させたイスラム文化、そういう地中海を巡る歴史、物語の世界を教えてくれました。
未だその影響下にあります。が、コロナ禍とウクライナ情勢で、先が見えない昨今、しかたがないので、現状は日本古代史で、心の穴を埋めています。
円安、サーチャージ高、どんどん遠ざかるヨーロッパ、でございますシクシク…
来月からサーチャージアップ、の情報に、いっそ今、来春のフライト購入してまおう!と、悪魔が耳元で囁いています(笑笑)
- さっくんさん からの返信 2022/05/30 09:38:11
- Re: お久~でございます♪
- 大変ご無沙汰してしまい申し訳ありません。コロナで海外旅行が難しくなり、プーのせいでサーチャージが上がり、旅人には試練の日々が続きますね。
アンダルシアとヴェネチアはルネッサンスに大きく影響を与えた地であり、ヨーロッパの文明開化の地でもありますね。
今スペインと言えばイメージするもの、白い村、向日葵、パエーリャ、フラメンコ…それらはイスラームとの邂逅が無ければ生まれなかったものですね。
今後も亀更新にはなりますが、ネタは豊富なので宜しくお願い致します。
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