2014/06/10 - 2014/06/10
11位(同エリア27件中)
さっくんさん
サアラ・デ・ラ・シエラに続いて岩に因んだ白い村を訪れました。
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サアラ・デ・ラ・シエラの美しい朝焼けに背を押され、ロンダを経由して再び岩に因んだ白い村を訪れます。
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訪れた村の名はセテニル・デ・ラス・ボデガス。
通称セテニル。
もう見ての通り岩の窪みを巧みに利用して築かれた村です。 -
村の入り口にあたるこの部分はレストラン等がありました。
散策に疲れたら戻って来ましょう。 -
岩の窪みを巧みに利用した建築は、勿論それにより貴重だった筈の建材を少なく済ますと言う効果もあった事でしょうが、それ以上に迫り来るレコンキスタ軍からの防衛の意味が強かったでしょう。
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村はテーブル状にせり出した岩場に囲まれた窪地に位置します。
そんな立地だから岩場に登れるポイントでは岩の上から村を見渡しました。 -
アップしました。
まるでサンドイッチの様に岩の窪みに家が建てられているのが解ります。 -
セテニル中心部を眺めました。
なんか不自然な部分があります。 -
此方も岩の窪み嵌め込まれた様に建つ家がありました。
だから不自然に見えたのです。 -
岩肌沿いに急坂を下っていきます。
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「此方が昨夜大雨の為、岩盤が落下し民家を押し潰した現場です!」
とTVレポーターが絶叫してそうな構図です。 -
でも此方も岩場を利用した現地ではごく普通の家なのです。
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地震が無い国だからこその文化ですが、日本人だとついつい地震を真っ先に考えて不安になります。
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日本人にとって通り抜けるのがちょっと不安になってしまう路地でもありました。
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岩に囲まれた平地部も全くの平らでは無いので家々が立体的に折り重なっていてその風景も見応えがありました。
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再び岩場を登ってセテニルを見下ろします。
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現在でこそ中央部も白い家々で覆われていますが、もしかすると紛争当時は岩場の陰にひっそりと民家が建てられていただけなのかもしれません。
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サアラ・デ・ラ・シエラでは岩場を見張り台の様に使っていましたが、セテニルでは隠れ家として利用してきました。
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昔から人類は岩場を巧みに利用して生活の場を築いてきた事が解ります。
地震が少なく岩場が多いヨーロッパでは尚更の事だったでしょう。 -
こうした岩に囲まれた盆地的な環境は嘗てペトラでも見る事が出来ました。
ペトラでは周囲の岩肌は民家では無く墓として利用し平地部に人々が暮らしましたが、隠れ家的な利用方法はセテニルと同じです。 -
セテニルを取り囲む岩場の窪みがある部分は殆ど家が建てられています。
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岩の上部の家は後から建てられたのでしょうか?
土地の所有権とかはどうなるのでしょう? -
岩に押し潰されそうな民家を眺めながら坂を登ります。
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見ているだけで不安になります。
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家の中はどうなっているのでしょう?
前だけ家を作って中は天然の洞穴なら建材の節約になりそうです。 -
平地の中央部では普通の白い村の風景がありました。
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サアラ同様セテニルの民家も花で家を彩る事を忘れません。
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枝分かれした谷にもサンドイッチ状の民家がありました。
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それにしても見事に岩の隙間を埋めたものです。
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岩で日差しをある程度防げるから壁は白くなくても良いだろうに、白にこだわるのは此処がアンダルシアだからでしょう。
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これだけの岩場にひっそりと村が築かれた為村は難攻不落な要塞の様だったと言われます。
七回攻めても堕ちない…そんな言葉が村名の由来だそうです。 -
レコンキスタ軍のカステーリャの女王イザベラ1
世はセテニル包囲戦で流産したと言う逸話も残ります。
それだけ難攻不落であったと言う事でしょう。 -
此方では谷の両側に岩に嵌め込まれた家屋が並びます。
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セテニルの子供達。
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村の外れまで来たので引き返して入り口へと戻ります。
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岩が天然の陽射し避けになっています。
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入り口のレストランのある岩場に戻ってきました。
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お客さんで賑わっています。
では私も中に入ります。 -
遅い昼食です。
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岩の窪みを利用した家を改装したレストランに入りました。
屋上は天然の岩をそのまま利用しています。
やっぱり建材の節約になりそうです。 -
セテニル、今となっては岩と同居する不思議な村ですが、当時としては切実な問題。
イスラームがこの地で生きた残り香を感じられた村でした。
最後までご覧になってくださりありがとうございました。
次回はサアラやセテニルを訪れる為の拠点としたロンダの街を紹介します。
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