桜満喫　マダムの春旅イン弘前　②　1日目の２　藤田記念庭園・洋館（大正浪漫喫茶室）・和館・匠館

2022/04/19 - 2022/04/19

　2022年4月19日（火）～21日（木）桜をめでる一人旅に出かけました。もともとは4月17日（日）から3日間のツアーを申し込んでいたのですが、3月16日の地震で東北新幹線が運休。復旧予定日は、旅行終了後の4月20日。それで、早々に見切りをつけキャンセル。ＪＡＬマイルでエアチケットを取り、一人で回ることにしました。その後、新幹線は予定より早くに復旧。ちょっと早まったかな？でも、桜の見ごろは見事的中！しかも、全くの傘いらずの晴天！弘前市内に2泊し、3日間、弘前市内、芦野公園、五所川原佞武多館を公共交通機関と二本の足で、動き回り、朝に昼に夜に、桜をしっかり満喫・堪能しました。その3日間の旅行記です。主な行程は下記のとおりです。①②③・・は旅行記の番号です。細かく分けましたので、興味のある所だけでも、よろしければ最後まで、お付き合いいただければ幸いです。
1日目　4月19日（火）自宅～羽田～青森～弘前市　旧第八師団長官舎①　
　　　　　　　　　　藤田記念庭園・洋館（大正浪漫喫茶室）和館・匠館②
　　　　　　　　　　弘前城植物園③弘前公園・弘前城④
　　　　　　　　　　買い物　夜の弘前公園　弘前パークホテル⑤連泊
2日目　20日（水）　芦野公園⑥五所川原立佞武多館⑦
弘前図書館・山車展示館・東奥義塾外人教師館・サロンドカフェアンジュ⑧　　
　　　　　　　　ミニチュア建造物館・青森銀行記念館・弘前市立観光館⑨
　3日目　21日（木）弘前公園・弘前城⑩
弘前教会・弘前カトリック教会・びっくりドンキー・青森空港
～羽田空港～帰宅⑪

エリア 青森

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　2022年4月19日　旅行1日目の続き
　弘前市内観光で、まず訪問したのはこちら、藤田記念庭園。弘前市出身の藤田謙一氏が1919（大正八）年に別邸を構える際、東京から庭師を招いて造らせた江戸風な景趣の庭園です。

藤田記念庭園 公園・植物園

　藤田氏は日本商工会議所会頭を務めた方だとか。
　開園時期は4月中旬から11月23日までとあります。冬はお休みの庭園なんてあるのね。

　ご時世ということで、来園者カードに記入しました。協力は致しますが、万一、罹患者が出た場合、私に電話がかかってくるのでしょうか？個人情報大丈夫？効果があるのかしら？？？

　3施設共通券を購入。520円。ここだけのものだと320円ですからお得です。お花もお庭も大好きです。本日のみ有効なので、今日中に3施設すべて回ります。

　パンフレットも頂きました。地図は読めませんが、この程度なら何とかなりそう。
駐車場が無料というのも、車利用者には助かりますね。

　広さが6600坪とあります。広すぎて、実感できません。高台部と低地部に分かれていることは理解できました。滝があるのだから、高さの違いがあるのよね。つまり、階段か坂道を、降りて上る？？膝に来そう・・・

ジャーン！枝垂れ桜！美しい！まずこれに目が留まりました。桜、弘前の桜！

樹齢180年。高さ16ｍ、太さ4ｍ50ｃｍだそうです。

　枝垂れ桜は普通の桜より時期が遅いですが、ここのは早い。
花が降ってくるような気がしました。桜にご挨拶して

　正午前ですが、洋館の「大正浪漫喫茶室」へ。弘前と言えばアップルパイ。どこのお店のどんなお店のを食べようかと、ちゃんと予習もしてきました。1日1個でも3個食べられるはず・・・こちらの店員さんにもお聞きしました。「サクサクでお勧めなのは？」そうしたら、右上の「ジャルダン」とのこと。

大正浪漫喫茶室 グルメ・レストラン

　アイスはちょっとね。
　お庭が見える席は満席だったので、待つことにしました。せっかくならゆったりとお庭をながめながら、頂きたいです。

　待つ間、建物内の鑑賞。ステンドグラスが美しい。

暖炉もあります。

こちら側にもステンドグラス。

グランドピアノもあります。

　ベヒシュタイン　モデルＡ
ピアノのシュトラディバリウスだそう。どんな音なのか聞いてみたい気はします。

天井にはシャンデリア。

お席のご用意ができ、入店。ここでも来店者カードを記入。

メニュー表も大正浪漫的な雰囲気。

ランチとしてなら、カレーや、パスタでしょうが。

ガレットもありますけれど。

　お酒は飲めないので、いりません。

ここからも、あの枝垂れ桜が見えます。このお席でよかった。

なんと岩木山も見えます！

紙ナプキンも大正浪漫！

　店員さんお勧めのアップルパイが来ました！あれ、「温」と書いてあったのに、常温？？私の頭の中では、「温」というのは、焼き立て熱々のもの、「冷」は冷蔵庫から出したてのもの…だったのに。確かにサクサクはしてますけれど。弘前の方は、常温を「温」とおっしゃるのでしょうね？お腹が空いていたので、黙って頂きましたが、弘前での1食目で、カルチャーショックを受けました。八幡東イオンのパン屋さんのアップルパイの方が、私の好みの味でした・・・帰宅したら、冷凍パイシートで、自分で作ります・・・
　セットで825円現金払いでした。景色代金だと思うことにします。

食後は気を取り直して、お庭の散歩。ミツバツツジかな？

　パンフレットの表紙にもなっているのがここですね。お庭に滝と、赤い太鼓橋。日本の美という感じがします。秋は秋で美しいでしょうね。それにしても先ほどのは洋館だったし、お庭に滝だなんて、どれだけお金持ちなのだか・・・

　お池には鯉、人懐こく（？）近寄ってきたので、バッグの中から、せんべいを取り出し（ドラえもんポケットみたい）砕いて撒いてやりました。餌やり禁止とは書いてなかったし・・・ものすごく大きな口で、ぱくついて、もう一匹も寄ってきました。仲よくおあがり。そういえば去年、ねぷた村の「揚亀園」の池で、どこかのマダムたちが金魚サイズの鯉に「大きくおなり」と言いながら、エサをやってましたっけ。シニアマダムには鯉は、わが子のように思えるのかなと、ふと思い出して我が身も同様だと思ってしまいました。

　こちらにも枝垂れ桜。こちらのは色が濃いです。先ほどの180年のが老婆だとすると、こちらは熟女ですかね？

木蓮の仲間ですね。白とピンクの間の淡い薄ピンク色で、綺麗です。

　足元には、草に見えるかもしれませんが

ふきのとう。少し育って、ふきになる前。

　こんなに沢山生えてます。フキノトウでも食べられるけれど、育てて、蕗にして、料理するのかな？食べることばかり考えていますね。
　茶屋の中は覗けず、水琴窟は眺めただけ。

　次は和館に入ります。上部には弘前公園の写真。棚の上には・・林檎！

　こちらの床の間には、掛け軸とつぼ、石？

　この写真、ＳＮＳで有名になっているという、桜のハートの部分ですね。弘前公園で探して見ましょう。

　釘隠し、上は桐？藤？下は菊？かな？？？なぜ上と下で絵が違うのかな？藤田家の家紋？

板戸に書かれています。鶴かしら？

　ぶどうの彫り物でしょうか？下が杉戸？凝っています。下々は、この隙間に埃が溜まるから、お掃除が大変ね。と、つい、思ってしまいますが。　

和室。シャンデリアのような電灯。床の間には

九谷焼唐獅子
　金箔塗りだそうです。

箪笥
　これは分かります。去年青森屋で学習しました。

　津軽塗のななこ塗！すっかり忘れてましたけど。（笑）全く忘却力だけは
増していきます。だからこそ、何度も旅に出て、そういえば・・・と思い出すのです。（と弁解しておきます）

匠館も覗きます。天井からの明かりが、洋風というか、和風というか。

　奥の方は作家さんの作品を展示販売しています。

　そして手前は大きなテーブルで、食事ができるようになっています。
こちらも同額で825円現金。りんごのタルトドリンク付き。タルト大好き人間としては、こちらを食べたらよかったかなあ。あちらは眺めがよかったからねえ。2個は入りませんから、次回のお楽しみということで。

ランチもできます。

さっき食べたばかりですが、目はしっかりととらえています。

ふわふわかき氷もあり、どこかの僕ちゃんが食べていました。

目はいろいろと惹かれています・・・

　記念に一筆箋をお買い上げ。
手書き風の絵です。