柏市（白井市）の平塚本郷集会所・十九夜塔石仏群

2022/04/19 - 2022/04/19

昔、「十九夜」に、安産と子供の成育を願って　女性が集まり　お祈りをしたそうです。お祈りが　みんなが参集して、慰安・娯楽の場となったそうです。その「お祈り」のシンボルとして、「十九夜塔」が　建てられたのです。平成１１年本郷念仏記念碑という石柱もあってこの地区で女性を主としたと思われる念仏講が盛んだったことが偲ばれます。現在、平塚地区では庚申講は行なわれていません。高齢化、旧住民の減少で継続出来なく成っています。隣の延命寺にも石仏が沢山並んで居ます。参考にさせていただいたブログは下記です。
石仏神心　４５－２　北総石仏　白井５・４　本郷集会所・十九夜塔石仏群に詳しく書かれています。http://sekibutu.blogspot.com/　余りにも石仏が多く撮りのがした物がありそうです。

エリア 柏・流山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

延命寺の南隣り、平塚本郷集会所。常磐線我孫子駅から貸し自転車（レンタサイクル）が便利です。我孫子畔には自転車ロードあります。

白井市循環バス「ナッシー号」でバス停９８平塚本郷集会所で下車すると目の前が本郷集会所です。

バス停。

平塚本郷集会所、日に数本。不便ですので常磐線我孫子駅から貸し自転車（レンタサイクル）が便利です。

この御堂の解説はありません。

集会所の庭の境界沿いに北面して１１基の石仏が奥からほぼ年代順に並んでいます。又、直角に交わるように西面して５基の石仏が並んでいます。

平成１１年子安塔。この地区で女性を主としたと思われる念仏講が盛んだったことが偲ばれます。現在、平塚地区では庚申講は行なわれていません。高齢化、旧住民の減少で継続出来なく成っています。一番手前の台座が新しい子安塔は乳飲み子が乳房を含んだ造形が主ですが、この平成１１年塔は赤子が正面向きに合掌しているちょっと無理かなという石仏に仕上がっています。

昭和５８年子安塔となっています。

昭和４０年子安塔となっています。

昭和２８年子安塔となっています。

昭和８年子安塔、

大正七年二十三夜塔、

大正元年子安塔、

明治７年文字二十三夜塔、

明治１９年十九夜塔、

慶応三年（１８６７）子安塔、

一番奥が天保十四年（１８４３）、

西面する石仏ですが右から文政九年(1826)の十九夜塔。

次に文化八年(1811)が並びます。

明治２年の地蔵。

次は箱形の天明七年（１７８７）大乗妙典日本廻國供養塔です。

安永三年（１７７４）十九夜塔。

平成１１年本郷念仏記念碑という石柱もあってこの地区で女性を主としたと思われる念仏講の今も盛んなことが偲ばれます。