マダムの春旅イン博多・佐賀・小倉・行橋　③　２日目の１　博多～名護屋城址～呼子

2022/03/29 - 2022/03/29

　2022年3月28日（月）～4月2日（土）恒例のマダムの一人福岡旅です。3回目のワクチン接種の抗体もでき、蔓防も解除となり、大手を振っての旅。いつもと違うのは、「誕生日」そしてメインは「法要」この時期ですから、桜を見ます！そして誕生日なのですから、（そうでなくても）美味しいものを頂こうと思っての計画でした。暖かかったり、急に冷え込んだり、毎週の開花情報が出るたびに、間に合うのか、遅いのか、ドキドキしながらの旅でした。数年ぶりに、久々の日帰りバス旅行をし、従姉妹や友達と、お茶や食事をし、法要も行い、誕生日を、春を楽しんで来ました。主な行程は以下の通りです。①②③・・は旅行記の番号です。よろしければ最後までお付き合いください。
3月28日（月）1日目 自宅～羽田10：05発JAL313便　福岡着12：05
　　　 　　博多駅周辺での買い物①　従姉と夕食　ホテルラフォレスタ泊②
29日（火）2日目　第一観光日帰りバス旅行　
　　　　　 博多駅筑紫口～名護屋城博物館桜～呼子活きいか料理昼食③
　　　　　 ～浦ノ崎駅桜～武雄温泉物産館～佐賀シャンリーにて　　　　
　　　　牛陶板焼き膳の夕食～博多～天神　ザワンファイブ福岡天神連泊④　
30日（水）３日目　天神周辺での買い物　福岡城址でのお花見⑤
31日（木）４日目　博多～小倉～行橋　お寺挨拶　～小倉　エステ　
　　　　　　　　　アーバンホテルかじまち連泊⑥
4月1日（金）５日目　小倉～行橋　お寺法要　～小倉　友達とお茶　
　　　　　　　　　　 従妹と夕食⑦
2日（土）６日目　 小倉～博多　買い物～福岡空港13：00発　JAL314便　
　　　　　　　　　羽田着14：40～自宅⑧

エリア 呼子・玄海(佐賀)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　2022年3月29日（火）晴れ　旅行２日目　
　久しぶりのバス旅行です。福岡では大手の旅行会社　第一観光主催。3列独立シートなので、隣を気にせず座れるという点、桜が見られるという点が気に入りました。ご時世ですし、見知らぬ方との相席は、遠慮したいです。昼食、夕食の2食付いていますし。ネット予約、カード払いで、簡単です。数日前に催行確定が出たので、安心しました。この会社のツアーは何度も利用していますが、時々、催行されず、同じ日出発の別のツアーに参加したこともあります。

「呼子活きイカｖｓ佐賀牛　山海味覚の大饗宴　浦ノ崎駅と名護屋城址の桜」という長い題が付いています。これは行程表。添乗員さん（以下ＴＤ）は、初めて見る男性。人数確認などベテランそうな仕事ぶり。すべて行程表の時刻通りに、ぴったりこなしています。が、これを配る際にも、お客の方を見ようとしない。車内禁煙という話はしたが、ガイド的な説明は最低限度しかしない。・・という点で、ちょっと？と思いました。

　8：50　博多駅出発。
タワー6兄弟の末っ子、福岡ポートタワー横を通過。

博多ポートタワー 名所・史跡

コロナ前は、大型船舶が何隻も停泊していました。

　3列シートは、こんな並び方です。右側が縦に1列。通路を挟んで、2列が少しずつずれて並んでいます。

　遠くにマリノアの観覧車とホテルが見えます。

　9：00　拾六町でトイレ休憩。小倉駅からだとここまで90分ですから、そろそろ休憩しないとね。

　売店などはなく、トイレしかないというのも、お客が散らばらず、行程表通りにこなすには都合がよいですね。お客は全部で29名とそこそこの人数ですし。

　車高は高いです。乗降のたびに、ドライバーさん（以下ＤＲ）がステップを出してくれました。

足置き台がパカンと倒れ、おろせます。

　ふくらはぎの所も持ち上げられます。フルフラットとまではいきませんが、足は確かに楽です。バスそのもののシステムは足に優しくて、気に入りました。
　ただ、やはり、友達同士で参加の、後ろの女性二人が、マスク越しではありますが、常にしゃべり続けています。久しぶりのバス旅行のせいか、私、耳栓忘れました・・・うるさいし、飛沫が気になります。
　阪急のツアーなら、「車内禁煙、マスク着用」以外にも「車内飲食禁止、会話は最低限」と必ずＴＤが言うのですが、このＴＤは言いません。

海沿いを走ります。

菜の花畑が見えます。

佐賀県に入ったのでしょう。

　道路標示が「伊達政宗陣跡」とあります。秀吉が朝鮮出兵した際、大名たちが陣を張ったとＴＤ。なるほど。

　名護屋城博物館
立派な建物です。こんなに立派な建物なのに、入場無料というのが素晴らしい。佐賀県てお金持ち県なの？

佐賀県立名護屋城博物館 美術館・博物館

　お目当てはこの黄金の茶室。
　黒い幕を持ち上げて、入場。ここだけは写真撮影可。フラッシュ禁止。

竹の茶室も下に見えます。

　博物館入り口で頂いたパンフレット。城址に行きたい方はそちらへ、博物館に行きたい方はどうぞと、外で解散したので、各自勝手に入場。最初に入場した方が、「どちらの団体ですか？」と、パンフレットを渡されそうになっていました。ＴＤが先に来て、人数を告げてもらう物じゃないの？個人個人で入られたら、博物館の方、迷惑なのでは？

　なになに、国の特別史跡、過去の史実に対する反省の上に立って。日本列島と朝鮮半島との交流の歴史を調査・研究・展示紹介し、今後の友好・交流の推進拠点となることを目指しているとあります。

　肥前名護屋は、７年間のみ存在した、人口20万人を超える幻の都市です。秀吉が大陸への出兵拠点となる城を築き、全国の大名たちを集めて街を作りました。　

　黄金の茶室は、豊臣秀吉が、自らの権威と財力を見せつけ、見るものを圧倒する、とっておきの「舞台装置」だったそうです。

　館蔵名品展の出品資料一覧

朝鮮通信使は、江戸時代に12回来日したそうです。

　唐津東松浦の歴史に関するもの
　鯨の捕獲、運搬、解体が行われたそう。

　天目茶碗も展示されていました。

秀吉が使ったもう一つの茶室　草庵茶室

簡素な四畳半の茶室です。写真撮影可

　トルハルバン
　韓国の済州島でも見かけました。石製の爺さんという意味で、守り神です。
　パンフレットも、沢山無料で頂きましたし、その財源は、佐賀県の税金なのかしら？
　帰る際、居酒屋のように大きな声で、「ありがとうございました」と声を掛けられ、驚きました。博物館なのに・・・

　博物館を出て、城跡に向かいます。
こちらは100円、任意の寄付です。こちらでもパンフレットを頂きました。

名護屋城跡 名所・史跡

　名護屋城は、現在は苔むした石垣のみ残る城跡です。予約制で、ガイドツアーもあります。

　名護屋城址ガイドマップ
　わずか5か月で築城されたそうで、当時の大坂城に次ぐ規模を誇ったそうです。
周辺には全国から参集した大名の陣屋が150以上も建てられ、人口20万人を超える城下町が出現しました。

　桜がきれいです。

安土桃山時代の貴重な技術を示す石垣が、よく残っています。

名護屋城跡 名所・史跡

　歴史探訪の道

ＡＢＣコース
　大名の名前がずらり。

歴史好きには、楽しそうなお散歩コース。

DEFコース
波戸岬を巡るコースもあります。

城のかげ溜まり池というそうです。

左手に行くと搦め手口ですが、直進します。

内務省の管轄らしい。

大手口の桜

私の手の届くところに、咲いていた桜。まとまって束になって咲いている。

咲き方が少し違う。縦並びで咲いている。

まとまるとこんな感じ。

　旗竿石
　軍旗や馬印などを立てるために、玄武岩質の自然石でつくられたもの。

日韓海峡沿岸県市道交流知事会議記念植樹　楠

　バスに戻りました。足元にコンセントが2つもありました。充電もできて便利。知っていれば充電器持ってくるんだった。重いのでパスしました。朝から夜までなら、充電しなくても持つでしょう。

　次はランチ。海舟へ。以前この会社のツアーで、ランチを頂いたことがあります。

玄海いか舟処 海舟 本店 グルメ・レストラン

　テーブルにはこれだけセッティングしてあり、ご飯とお吸い物は後で運ばれてきました。でも肝心のイカはなかなか来ず。あちらの端からだから、こちらは最後になりました。一人参加席は、互い違いになっています。

　来た来た。イカ。これは3人分。中央のような状態で来て、上だけ、自分のお皿に移します。一人分ずつにして持って来てくれると嬉しいけれど。この残った部分は、ゲソ天ぷらにしてくれます。
　

次にいかしゅうまい。和からしで頂きます。２個だからすぐペロリ。

　これもだいぶ待ってから来ました。衣はいらないので、はがして頂きました。
生が苦手な方がいて、全部天ぷらにしてもらっていました。パックに入れてもらって、お持ち帰りしてました。このご時世で、お持ち帰りＯＫなのかな？本人が良ければよいけど。

　最後は一口ゼリー。
衣以外は完食。美味しく頂きました。

二人席は対面。

　店の前は海。ボートで来店する方もいるのかな？

呼子の海が広がっています。

澄み切っていて美しい海です。

お店の前にも桜が1本。綺麗に咲いています。