2019/01/05 - 2019/01/05
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モボ101さん
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2019年の年始に真夏のオーストラリア、メルボルンとシドニーに行きました。メルボルンに入り、夜行列車で移動してシドニーから帰る7泊8日のスケジュール。航空券の高いこの時期でも、出発日を12月31日まで遅らせて、通常料金に戻った航空会社を選定。
メルボルンとシドニーは、1993年以来の26年ぶり。今回は気楽な一人旅。2度目なので前回に見た、カンガルーもコアラもペンギンパレードも、羊の毛刈りもなく、トラムや蒸気機関車を求めて鉄道旅行の現地滞在正味6日間。
0日目
成田から中国国際航空で上海浦東乗り継ぎ。
1日目
空港からバスでメルボルン市内へ。無料区間のトラムで巡るメルボルン。トラムの全型式制覇。
https://4travel.jp/travelogue/11717478
2日目午前
メルボルン・サザンクロス駅から、中距離列車V/Lineでキャッスルメインへ。ヴィクトリアンゴールドフィールズ鉄道の蒸気機関車と、100年前のヴィンテージ客車。
https://4travel.jp/travelogue/11717704
2日目午後
メルボルンの北西130kmのベンディゴ。クラシックなトラムで巡る、ゴールドラッシュの面影の残る街。
https://4travel.jp/travelogue/11718690
3日目午前
メルボルン・フリンダースストリート駅から、メトロでベルグレーヴへ。丘陵地帯を走る蒸気機関車の牽く観光列車、保存鉄道パッフィンビリー。100以上年前の機関車とヴィンテージ客車。
https://4travel.jp/travelogue/11720192
3日目午後
メルボルン・フリンダースストリート駅のメトロとサウスバンクプロムナード、セントパトリックス大聖堂見学後、夜行列車XPTでシドニーへ。
https://4travel.jp/travelogue/11721569
4日目午前
シドニートレインズで街歩き オペラハウスのサーキュラーキーとシティー。
https://4travel.jp/travelogue/11722491
4日目午後
トラム代行バスで行くパワーハウスミュージアムとダーリングハーバー。
https://4travel.jp/travelogue/11722529
5日目午前
シドニーから列車とバスを乗り継いでニューサウスウェールズ鉄道博物館へ。
https://4travel.jp/travelogue/11723906
5日目午後
ピクトンから列車を乗り継ぎシドニーへ 夜のハーバーブリッジとオペラハウス。
【この旅行記です】
6日目午前
シドニートレインズに乗ってシドニートラム博物館へ。
https://4travel.jp/travelogue/11727155
6日目午後
オーストラリア鉄道の旅(その11 シドニートレインズで渡るハーバーブリッジとシドニーライトレール)
https://4travel.jp/travelogue/11727329
シドニーから北京へ
7日目
北京乗り継ぎで羽田着。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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NSW鉄道博物館からシドニーに戻ります。サールミアの停留所から、また今朝の運転士のバスに乗ってピクトン駅へ到着。
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列車の音が聞こえたのでホームに出てみたら、反対方向のモス・ヴェール行きのディーゼルカーが入線。
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今朝下車した隣駅のタフムアと違って、ピクトン駅は歴史がありそう。待合室もいい雰囲気。
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次の列車の発車時刻と途中停車駅の案内は、駅員が手動で操作する昔ながらのアナログ式。もうすぐキャンベルタウン行きが到着予定。モス・ヴェール行きは今発車したばかりで、次の列車は2時間後。
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キャンベルタウン行きのディーゼルカーがやってきた。
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定刻にピクトン駅に入線。これから2時間かけて、シドニーまで戻ります。
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T8系統のシドニートレインズに乗り換え駅のキャンベルタウン。先に反対方向のマッカーサー行きが発車していき、
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次いでセントラル方面が入線。行き先表示のシティーサークルは、セントラルから先、サーキュラーキーを通って都心を一周する環状線で、駅名ではありません。
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二階席の車窓から、ディーゼルカーの長距離列車、ニューサウスウェールズ・エクスプローラーとの出会い。
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夕刻にセントラルまで戻ってきました。シドニーから、NSW鉄道博物館訪問は1日がかり。
セントラル駅 駅
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セントラル駅は、T1からT8系統まであるシドニートレインズのうち5系統が集まる駅。高架と地下の5面10線のホームを使って、行先方面別に列車が発着。系統によって使用する車種が1~2種類に限定しているようです。
架線柱に隠れてしまったけど、フラットな正面でタンガラの愛称のあるT型は、1980年代後半から90年代半ばに登場した、国際コンペで車体のデザインを公募したチョッパ制御の電車。ゴニナン製の車体に、日本の電機品を装備。26年前のシドニー訪問時にはこのT型が最新型で、その斬新なデザインに驚いた記憶があります。 -
T型の後継車種は黒い顔で、2000年代前半に登場したVVVFインバータ制御、ミレニアムの愛称のM型。EDIレイル製の車体にフランスの電機品。このM型をベースに中距離仕様とした、NSWトレインリンクのH型の電機品は、日本に戻っています。
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これで、シドニートレインズが運行する全型式に出会うことができました。
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セントラル駅から近いチャイナタウンのランドマーク、ショッピングセンターのマーケットシティー。1階は、露店のような雰囲気のあるアジアンマーケット。
マーケットシティ ショッピングセンター
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エスカレーターで2階に上がると、アジアンメニューのフードコート。"替え玉"という名の日本のラーメン屋もあるが、
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"金塔"の中華麺をチョイス。なかなか繁盛しています。
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マーケットシティー近くでは、道路の中央にトラムの路線を新設する工事中。
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工事は既設のトラム路線との平面交差を経て、セントラル駅の地平の正面へ続いています。平面交差の設置工事でトラムが部分運休し、代行バスを運行していたんだ。
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セントラル駅から、シティーサークルのシドニートレインズに乗ってサーキュラーキーで下車。埠頭の背後には高層ビルの明かり。
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ライトアップされたオペレハウス。
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サーキュラーキーから先、バーバーブリッジの付け根付近は、18世紀末に最初の入植がはじまったシドニー発祥の地、ロックス。
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入植当時の面影を残す低層の建物や倉庫が残り、レストランや店舗として活用されています。
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ちょうどこの時、スペインの芸術家ダリの展示会が行われていました。常設展ではないらしい。
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ハーバーブリッジに上がり、橋の歩道から見たオペラハウス、サーキュラーキーとロックス。
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ハーバーブリッジは鉄道と道路の併用橋。両側には歩道、中央に8車線の車道、片側に寄せてシドニートレインズの複線の線路があり、1932年の開通時には路面電車が渡っていたらしい。
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歩道の上に建つ2本の塔は、ハーバーブリッジを支える支柱(パイロン)。上は展望台になっているけど、本日の営業はもう終了。
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パイロンをくぐると長さ約500mのアーチ橋の部分。海の上に出ます。時刻は21時。真夏の土曜日だけど、橋の上は人通りはほとんどなし。でも、警備員が定期的に巡回しているので治安の問題はないでしょう。
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橋の下を船が航行できるよう、中央部分は海面上52m。ここから眺めるシドニーの夜。
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オペラハウスにズームアップ。
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対岸のノースシドニーはもう目の前だけど、橋の真ん中まで来て折り返すことに。
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フェリーふ頭まで戻ってきました。橋の下に対岸の賑やかな明かりが。
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ズームアップすると遊園地、ルナパーク。
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フェリーふ頭から、シドニートレインズの高架のサーキュラーキー駅をくぐった内側で、トラムの線路の工事中。ここが始発で、市の中心部のタウンホールやセントラル駅を経て、南部に延びる新しい路線を建設中。2本の線路の真ん中に、何やら電気の接点のようなものが。
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ポイントの部分では複雑なことに。
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始発の停留所部分はまだ工事中。このトラム、ライトレールのCBDサウスイースト線は、約1年後の2019年12月下旬に開通。大半の区間はパンタグラフによる架線集電だが、都心部は景観に配慮してか架線レスとして、線路の間の給電用レールから電気を取る地表集電方式を採用。車両はアルストームのシタデス。架線集電のみのCAFウルボス3で運行する既存のトラムとは、互換性のない方式を採用。
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シドニートレインズのサーキュラーキー駅。ここからセントラルへは、シティーサークルの内回りでも外回りでも行けるが、内回りで来たので帰りも内回りで。
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黒い顔のM型が入線してきた。
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