2021/10/23 - 2021/10/23
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あおしさん
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JALの「どこかへマイル」を申し込んでみたら、羽田から関空行でした。
コロナも落ち着いて、飛行機を利用する人が増えて、このようなマイナーな路線になったのでしょう。
そこで久しぶりに奈良・飛鳥に行ってみました。
秋晴れの空の下のサイクリングは快適でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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羽田発朝7時の便で関空へ。
関空を使うのは初めてです。
小さい飛行機なので客席もほぼ満席。
コロナが落ち着いてきたので、飛行機の利用者も戻ってきたようです。関西国際空港 空港
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関空からは南海特急ラピート。
「鉄人28号」の異名を持つ斬新なスタイルの特急電車です。
ちょっと贅沢してデラックスシートで。
でも、私の乗った車両は私ともう1人の男性と2人だけ。
ガラガラでした。特急 ラピート 乗り物
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南海から近鉄南大阪線に乗り換えて約1時間で飛鳥駅へ。
近鉄南大阪線 乗り物
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「日本のふるさと・飛鳥」への玄関口駅、飛鳥駅。
奈良県明日香村にあります。
なんでも大手私鉄14社で唯一「村」にある駅だそうです。
駅前で電動レンタサイクルを借りました。
1日1400円。
ただ、5時までというのは早いなあ。
今日、まわりきれるかな。道の駅 飛鳥 道の駅
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まずは飛鳥歴史館へ。
ここには飛鳥のジオラマがあるので飛鳥の全体像を把握できました。
近くに高松塚古墳がありますが、午後イベントがあるらしいので後回し国営飛鳥歴史公園館 美術館・博物館
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近くにある鬼のせっちん。
つまり「鬼のトイレ」
飛鳥には奇岩が多くありますが、そのうちの1つ。
目の前の林の中には鬼のまないた、という奇岩もあります鬼の爼 鬼の雪隠 名所・史跡
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天武天皇、持統天皇陵。
中学校の教科書にも出てくる天皇の陵墓です。
天武天皇は壬申の乱で大友皇子を倒して天皇になり、強大な権力を持った天皇です。
持統天皇は奥さんで、その後天武天皇のあと、天皇になりました。
おそらく日本の歴史上もっとも権力を持った女性でしょう。天武 持統天皇陵 名所・史跡
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その後甘樫丘公園へ。
公園内は自転車も進入禁止なので歩いて展望台へ。
飛鳥を見渡せる場所です。
眼下にはかつて都のあった飛鳥京跡。
蘇我入鹿はここに屋敷を作り、都やそこに住む天皇を見下ろしていたほどの権力をふるったとされています。
しかし、中大兄皇子、中臣鎌足のクーデターで殺され、父蘇我蝦夷はここで屋敷に火をつけて蘇我一族は滅亡しました(645年・大化の改新)。
蘇我入鹿の気分で飛鳥京跡を眺めました。国営飛鳥歴史公園 公園・植物園
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逆側には持統天皇が飛鳥京から遷都した藤原京が広がります。
天香久山などの「大和三山」もよく見えました。 -
甘樫丘から降りてきて、飛鳥宮跡へ。
ここは中心の宮殿だった飛鳥板蓋宮のあったところ。
ここで皇極女帝の目の前で、蘇我入鹿は中大兄皇子らに殺されたとされます。
周囲はイネを刈り取った後の稲田ばかりでかつてここに壮大な宮殿があったことは想像もできませんでした。飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡) 名所・史跡
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近くにある「万葉文化館」へ。
無料の博物館。
飛鳥時代というより、もう少し跡の万葉時代、奈良時代の人々の生活ぶりを紹介する博物館です。奈良県立万葉文化館 美術館・博物館
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当時の「市」のお店が展示されていました。
ここは野菜や果物を売っているお店です。
当時の人々の食べているものもわかります。 -
万葉時代の芸能人。
万葉時代、奈良時代には人々が集まる「市」ではさまざまなショーや踊りなどを見せ芸人も登場してきました。 -
万葉文化館前の展望場所から見た飛鳥京跡。
今はほとんどが稲田になっています。明日香民俗資料館 美術館・博物館
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万葉文化館の前にある亀形石造物。
小判形石造物から亀形石造物へ水が流れています。
おそらく何らかの祭祀が行われたのではないかとされているようです。
貴重な遺跡なのかここは飛鳥では珍しく有料、300円かかりました。亀形石造物 名所・史跡
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さらに登って行くとあるのが「酒船石」。
飛鳥にある奇岩の1つ。
かわった形に造られた巨岩でこちらは何に使われたかよくわかっていないようです。酒船石 名所・史跡
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万葉文化館の近くにあるのが飛鳥寺。
飛鳥京時代は広大な寺院だったようですが、現在は20分の1の規模になってしまって、当時の面影はありません。
ここの仏像様は「飛鳥大仏」。
日本に仏教を取り入れた蘇我馬子や聖徳太子が発願し、鞍作鳥という人により作成されたとされる日本で一番古い仏像だそうです。安居院(飛鳥寺) 寺・神社・教会
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飛鳥寺の西側から。
ここはかつて「槻木の広場」と呼ばれたところです。
ここで中大兄皇子が蹴鞠をしているときに靴が脱げて飛んでしまい、それを中臣鎌足が拾ったことから2人はであったというエピソードが伝えられています。 -
奈良文化財研究所・飛鳥資料館にあった当時の飛鳥寺のジオラマ。
大きな寺院だったようです。 -
実のなり垂れ下がった稲穂の中から見た飛鳥寺。
目の前には蘇我入鹿の首がここまで飛んできたとい伝説から建てられた蘇我入鹿首塚がありました。蘇我入鹿首塚 名所・史跡
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さらに進んでいくと奈良文化財研究所・飛鳥資料館。
ここには飛鳥時代の飛鳥京や飛鳥寺、川原寺などのジオラマなどがありました。
今では想像もできませんが、壮大な宮殿や寺院があったようです。 -
天智天皇の時代に、日本で初めて作られた時計(水時計)の模型。
「漏刻」と言って、水槽から流れ出る水の量を用いて時の経過を測る装置です。
この時計が使われ始めたのが、天智天皇10年4月25日(西暦671年6月10日)であることから、現在も6月10日は「時の記念日」となっています。
ちなみに図り物を持っている役人はずっと立ちっぱなし。大変です。 -
飛鳥資料館の近くには「漏刻」があったとされる水落遺跡があります。
飛鳥水落遺跡 名所・史跡
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飛鳥の中心部から岡寺へ向かいます。
途中にあった中臣鎌足(藤原鎌足)生誕地。
飛鳥の中心部から少し離れたのどかな山村の中にありました。
現在に至るまで貴族の中の名家である藤原家ももとはこのような山村から始まったのです。藤原鎌足誕生地 名所・史跡
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かなり坂道を登って行き(電動自転車でよかった)到着したのは岡寺。
天智天皇の時代、天武天皇と持統天皇の皇子だった草壁皇子の住んでいた宮を寺院にしたそうで、飛鳥では由緒あるお寺です。
現在も厄除けのお寺として有名だそうです。
立派な本堂でした。岡寺 寺・神社・教会
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岡寺は高台にあるので飛鳥の風景が良かったです。
でも、夕方5時まで時間が無くなってきました。 -
岡寺から少し下ったところにある「石舞台古墳」。
飛鳥のシンボルと言っていいでしょう。
もともとは古墳の中に埋まっていた石部屋が露出したものとされています。石舞台古墳 名所・史跡
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石室へも入れます。
巨大な石室で、おそらく古墳も巨大だったことでしょう。
その巨大さから、推古天皇と聖徳太子の時代に、強大な権力者だった蘇我馬子のお墓だっただろうと考えられているようです。 -
時間が無くなってきてしまいました。
飛鳥駅へ戻ります。
途中にある川原寺跡。川原寺跡 名所・史跡
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川原寺も飛鳥京時代には壮大な寺院だったとされています。
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目の前には聖徳太子の生誕地に建てられたとされる橘寺がありましたが、時間がなく中に入る時間がありませんでした。
橘寺 寺・神社・教会
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途中の「亀石交差点」のそばにある亀石。
亀のような奇岩です。亀石 名所・史跡
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飛鳥駅に5時ギリギリに戻ってきました。
17時ぎりぎりにレンタサイクルも返せましたが、高松塚古墳に行きそびれました。
明日行くことにしましょう。飛鳥総合案内所 飛鳥びとの館 名所・史跡
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飛鳥駅から近鉄に乗って大和八木駅へ。
今日の泊りは「八木の辻」と呼ばれる古い街並みの残るところにある小さなビジネスホテルです。ビジネス観光ホテル 河合 宿・ホテル
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