久しぶりに「東京六大学野球」秋のリーグ戦を観戦。

2021/09/26 - 2021/09/26

この日は９月２６日。相変わらずのコロナ渦。感染者数は減ってきたとはいえ、緊急事態宣言は継続中です。
オリンピックやパラリンピックも終わり、「楽しみ無いなぁ」なんて思っていたところ、久々に「東京六大学野球」でも観戦しようと神宮に出かけてきました。
国立競技場はオープン前のようにまたフェンスで覆われていて、オリンピック関連の施設の撤去作業などが行われているようです。オリンピックのレガシーってどうなるんだろ。
何時も工事していて、オープンしたらしたで入場制限して近づけず、終わったらまた工事・・・（笑）。

野球は、それなりに楽しみましたが、六大学野球のレベルが下がったなぁと思わざるを得ない内容でした。

エリア 信濃町・千駄ヶ谷(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

都営「大江戸線」の国立競技場前を利用することが多く、メトロ「銀座線」外苑前駅が随分久しぶり。
学生時代には野球やラグビーの早慶戦を観戦しによく利用した駅です。当時は薄暗くて何となく便所臭い駅でしたが、すっかりリニューアル工事されエスカレータまであってびっくりでした。もちろん、匂いはしません（笑）。

外苑前駅 駅

秩父宮ラグビー場。
ラグビー関東大学対抗戦・リーグ戦も始まっていますが、この日はこちらの利用は無いようです。
先日、ラグビー場の建替え事業の方針も公表されましたね。

秩父宮ラグビー場 名所・史跡

神宮球場の斜め向かい側にある大きい建物は・・・。

2017年（平成29年）に建て替えられ、３代目がグランドオープンした「日本青年館ホール」と「日本青年館ホテル」です。
綺麗になりました！
以前ここの古いホールでＴＯＥＩＣの試験を受けたことがありますが、換気が悪く気分が悪くなった記憶があります・・・。

日本青年館ホール 名所・史跡

更に進むと、2019年9月14日に開館した「日本オリンピックミュージアム」。
オリンピックに関する様々な展示がされているようですが、館内見学にはＷｅｂ予約が必要です。入館料は500円とのこと。

日本オリンピックミュージアム 美術館・博物館

この先には国立競技場が見えます。

「日本オリンピックミュージアム」前の広場には幾つかのオブジェがあります。
これはクーベルタン男爵像。ご存じ「オリンピックの父」ですね。

オリンピックシンボル。
皆さんのお目当て。記念撮影する人多かったですが、合間に一枚パシャリ！
私にとっては、人が居ない方が良いわけで・・・（笑）。

神宮の六大学野球。お目当ての第二試合開始時間は１３：００から。
少し時間もあるので、腹ごなししていきます。

冒頭にも書きましたが、国立競技場はオープン前のようにまたフェンスで覆われています。

国立競技場 名所・史跡

で、やって来たのは・・・。

ラーメンの店 ホープ軒 千駄ヶ谷店 グルメ・レストラン

昭和35年、屋台で営業を始めたというホープ軒でランチです。
千駄ヶ谷まで来ると、やっぱりここで一杯食べたくなります。

店の公式ＨＰによると、創業者は赤坂や新橋などを屋台をひいて周り、1杯50円で販売していたそうです。
今はラーメン一杯８００円。時代と共に味も変えてきたそうです。
値段も、その時代時代のタクシー初乗り料金に合わせて設定しているとか。

美味い！
見た目ほど脂っぽくはないです。

ラーメンを食べ終え、国立競技場に沿って神宮球場に向かっています。
途中、見つけたのは「工事のお知らせ」掲示。ＮＨＫの五輪スタジオの解体作業だそうです。
国立競技場。
何時も工事していて、オリパラ開催に合わせてオープンしたらしたで、入場制限して近づけず、終わったらまた工事・・・（笑）。

「日本オリンピックミュージアム」まで戻って来ました。
今はこの巨大な建物が建ちますが、以前は「都営霞ヶ丘アパート」が何棟かありました。

そういえば「明治公園」もあったけど・・・。
オリンピックのために市民の生活基盤が破壊され、国立競技場には自由に入ることも出来ない・・・。だって、またフェンスで覆われているのだもの。
変わっちゃったなぁ～。

と、ぼやきつつ神宮球場に来ました。
「年寄りはグダグダうるさい」という声が聞こえそうですが・・・。

明治神宮野球場 名所・史跡

第１試合は立教ＶＳ東大。第２試合は明治ＶＳ慶應です。
どうやら、第１試合では東大が立教に勝ったらしい。

３塁側内野スタンドから観戦します。
２０００円です。

ちょうど試合前の練習が始まったところでした。

第１試合の選手達が退場するところ。
手前が東大です。「よくやった！」。

慶應のノック開始です。ノック時間は８分です。
選手達がテキパキしていて、練習が見られるこの時間は好きです。

コロナ禍でのリーグ戦は特別規則が定められています。
「優勝の決め方」
勝利１ポイント（勝点）、引分0.5ポイント（勝点）、敗戦0とする。
合計ポイント（勝点）が最も多いチームを優勝とする。
2校が同ポイント(勝点)で並んだ場合は、勝率の高いチームを優勝とする。
2校が同ポイント（勝点）、勝率で並んだ場合は優勝決定戦を行う。

ここまで、トップは立教の３ポイント。第１試合での東大戦での敗戦が痛い。
２位に、先週連勝し昨日引き分けた慶應が2.5ポイントで続いています。

さぁ、試合開始です。

スタンドに人影は疎らです。この日は緊急事態宣言中で、リーグ戦の観客数の上限は、5,000人。
宣言が解除された10月9日(土) 以降のリーグ戦は、上限を10,000人へ変更されるそうです。

慶應の背番号１番は、正木智也選手。

ここまでリーグ通算ホームラン数１０本はトップ。
春のリーグ戦優勝に貢献し、全日本大学野球選手権大会でも2戦連発アーチなどの大活躍でチームを日本一へ導き、自身は最高殊勲選手賞（MVP）に輝きました。
今秋のドラフト会議では目玉選手といえます。

応援団は外野席で寂しく、でも元気よく応援中です。
ただ、アナウンスでは「観客の座席は極力2ｍ以上（最低１ｍ）離すようお願いします。また、観客席で大声を出すこと、太鼓等の鳴り物を使うこと、応援歌の合唱、及びエールを送ること等を禁止させていただきます。」と放送されていました。

拍手をしたり、メガホンを打ったりして細やかに応援している人も・・・。

４回表に慶應一点先取！

ところがその裏に２点を入れられて１：２と逆転されてしまいます。

そのままずるずると進み１：２のまま。
両校とも、さしたる好投手にも感じないお互いのピッチャーを打ちあぐみます。「６大学野球のレベルが落ちたなぁ」と感じざるを得ません・・・。
敗色濃厚の９回表～。

慶應のピンチヒッター北村選手が起死回生の同点ホームラン！
結局９回裏の明治の攻撃を押さえて、２：２で引き分け。
前日も引き分けでしたから、0.5ポイント×２＝１ポイントを両チームが積み上げたことになります。
慶應が３ポイント、勝率で上回りトップに立ちました。

この日は大相撲の千秋楽。
早く帰ってＴＶを観ないと、と球場外に出ました。
夜はプロ野球のヤクルト戦があるようです。
グッズ売場のテントがオープンし始めていました。

セリーグトップをひた走るヤクルトですね。

以上、久しぶりの東京六大学野球でした。