疫病退散32　(三梨飯田、岩城の鹿島様に会いに行く。)

2021/09/26 - 2021/09/26

最近　人形道祖神にはまっている。

Google earthのストリートビューを眺めては、映像に映った道祖神を見に行くのだ。

湯沢市の旧稲川町と旧皆瀬村にある鹿島様は、
横手の鹿島様とは異なり、自然石を活用している独特の作り方をしている。

エリア 湯沢(秋田)(秋田)

• 旅行の満足度: 3.5

飯田地区に来た。
この地区には、4ヶ所に鹿島様がいる。

飯田の稲荷山の鹿島様だ

道の上には、藁でできた道切りがある。

自然石に　藁でできた衣装? を着せたものと言ってもいい。

石の形状に合わせて
作られている。

角もある。

道切というのは、日本の農村においては、村と山の境界にあたる野良や村と村の境には古くから魔や疫病をはやらせる神などが出入りすると考えられ、出入り口にあたる道には魔を防いだり、追い払うために道祖神が祀られたり、注連縄（または藁で作った蛇）を張ったりする習俗がある。

この地区は、鹿島様と　注連縄で　疫病の進入を防いできた。

周りは
りんご畑

もうすぐ収穫だろうか。

車を少し南下させると
祠があって
ここにも　鹿島様がいる。

ここも　石に　藁の衣装を着せている。

かわいい

兜みたいなのをかぶり
注連縄のベルトと
木でできた刀を腰にさしているのでしょうか。

聖なる場所との区別ということで結界を示す注連縄もあります。

次に来たのが
二ッ森

ここには、2体の鹿島様がいます。

何のおまじないでしょうか。

鎮火祭とは、火事防止
三柱大神とは、塞の神とも呼ばれ、災厄が入りこまないように守ってくれる、日本神話に登場する神様
守護は　守ってね。
ということだから　火事やいろいろな災難がふりかからないよう守ってくださいということだと思う。

これは　男女の神様でしょうか。

大きさがまったく違います。

次に来たのが、4ケ所目で
上野地区

T字路の　角　周辺にいます。

注連縄もあります。

ここも　同じようなスタイルだ。

別の地区に向かう。

稲川町岩城に来た。

この石に　かつて鹿島様が作られていた。
2012.９のストリートビューには　映っている。

3カ所に昔はあったものの。
2018年以降作られてはいないとのこと。

県道307号と県道279号と交わる場所にも
注連縄はあるが、石には　なにも　ない。
ここも岩城地区だとすれば、もうないのかも。。。
(2012.９のストリートビューには　注連縄だけで、何も映っていない。)