2019/10/16 - 2019/10/19
644位(同エリア805件中)
三峯霧美さん
旅の四日目は、やっと京都の南側、石清水八幡宮と城南宮に行きました。
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ホテルをチェックアウトして、近鉄に乗り丹波橋で京阪に乗換て石清水八幡宮駅へ。
7:57 石清水八幡宮駅 名前が変更になって、まだ数週間。
改札を出て右に歩くと八幡市駅 駅
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すぐにケーブルの駅が見えてきた。
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8:00 石清水八幡宮は男山の上、往路はケーブルを使います。
石清水八幡宮参道ケーブル 乗り物
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市街地にあるケーブル、京都の町が見下ろせる。
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8:05 ケーブル八幡宮山上駅
あっという間に到着。 -
駅の前にある展望台に行ってみよう
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ケーブルから見えた景色と同じ。
川が三本、木津川、宇治川、桂川、すぐ近くで全部合流して淀川になります。
尺八を練習する人がいて、BGMが風情たっぷりです。 -
ケーブル参道を歩て本殿方向に向かいます。
薄暗い道、竹林を横目に。 -
8:19 末社 三女神社
宗像三女神を祀ります
運輸流通などの安全の神様 -
神苑
石翠亭という休憩所と駐車場、正面に涌峯塔(ゆうほうとう)というシンボルタワー兼給水塔が見えてきました。 -
石翠亭の脇に本殿にむかうショートカットの道があるので、ここから本殿に向かいます。
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出たところが手水舎の前。
石清水八幡宮 式内社 二十二社 二所宗廟のひとつ 日本三大八幡宮のひとつ
祭神 八幡大神 比咩大神 神功皇后石清水八幡宮 寺・神社・教会
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さすがに大きな手水舎。
859年 奈良大安寺の行教が宇佐神宮で受けた神託によって、860年に清和天皇が社殿を造営したのが始まりです。 -
8:24 南総門
塀の四方に門がありますが、開いているのはここだけ。
武家の信仰が篤く、源義家はここで元服して八幡太郎義家と名乗ります。
源氏の氏神となり、鎌倉の鶴岡八幡宮はここから勧進されたのです。 -
本殿が少し傾いているのは、帰りに神様に背を向けないという配慮なんだとか
秀頼が社殿の修造と再建を行い、江戸時代にはたくさんの寺坊が並んでいました。 -
1868年 鳥羽伏見戦いでは 幕府軍の陣が敷かれ、一部の堂宇が焼失
明治の神仏分離で寺は廃されて、仏教施設は解体されました。 -
お参り終えて、8時半 唐突に君が代が大音響で流れました。
あわわ、無視して歩き回るわけにもいかず、立ち止まって心の中で国歌を歌う。 -
本殿が描かれたオリジナル御朱印帳を頂きました。
本蒔絵の金色の御朱印帳、あまりに綺麗なので、衝動買い。
使うのがもったいない -
神楽殿 ここから時計回りに本殿の奥を廻って行きます。
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本殿の裏側はぐるりと回ることができます。
楠木正成が奉納したというクスノキ 樹齢700年 -
囲む塀は信長が寄進したという。 西総門。
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末社 廣田社、生田社、長田社
いずれも神功皇后にゆかりの神社 -
校倉造の 宝蔵
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摂社 住吉社 こちらも神功皇后のゆかり
末社 一童社 祭神の磯良神は、神功皇后が朝鮮出兵の時、宝珠を献上したと伝わります -
北総門
西総門と東総門と三つの門は重要文化財 -
末社 黄船社 龍田社
水の神と風の神 -
若宮社と若宮殿社は修造中
末社 氣比社 こちらも神功皇后のゆかり
摂社 水若宮社 祭神 菟道稚郎子 応神天皇の皇子で兄に天皇の座を譲り自ら命を絶った。 -
鬼門封じ
丑寅の鬼門を封じるために石垣を切り取ってある。 -
招霊の木 おがたまの木
霊力の宿る木
後は東門 ここはお正月には開くそうです。 -
境内にはそこここに巨木が
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授与所で御朱印を頂こう!
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通常の御朱印
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漢字の八が鳩になってる御朱印
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武内社の御朱印 本殿瑞垣内にあって、見ることのできない摂社
祭神 武内宿禰命
景行天皇から仁徳天皇まで仕えたという伝説上の人物
仲哀天皇が崩御し二人の皇子が反乱を起こしたとき、武内宿禰は幼い皇子(後の応神天皇)を抱いて逃れ、数万の兵を率いて反乱軍を破ったそうです。 -
9:05 石燈籠の並ぶ参道を歩いて下山していきましょう。
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途中、書院の庭の枯山水は重森三玲氏の作庭。
そこに古い灯籠。1295年造
鎌倉時代中期のもの。 -
御羽車舎
元は経蔵 -
三の鳥居の近くにある一ツ石
参道を使った競馬やお百度参りの起点で、勝負石ともよばれ、必勝や勝運の石。 -
三の鳥居
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三の鳥居の後ろ側に御神馬舎
昔は神馬がいたそうですが、今は扉が閉まっています。 -
鳩峯庵の庭
1966年 重森三玲氏が台風で倒壊した三の鳥居の石を使って作庭しました。
重森氏は月参りを続けられていたそうです。 -
エジソン記念碑
エジソンが八幡の竹を使って白熱電球の長時間点灯に成功したことを記念して造られました、これは2代目らしい。
そばに車の充電スタンドがあるのは「わざと」なんだそうです。洒落乙 -
9:23 表参道の石段を下りて行きましょう。
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影清塚
ここに流れていた川に姿を映して、不浄を洗い清めたと伝わります。 -
塚の向かい側は 大扉稲荷社 創建は1829年
お参りした人が富くじに当たって信者が増え、寄進で社殿が建立されました。
祭神の名を知る人もなく、京都七条の占い師が「相槌稲荷の子で登毘良明神だ」というお告げを受けたそうです。 -
9:35 七曲がりの石段を下りていくと、相槌稲荷があります。
かつては八幡宮の末社だったそうです。
八幡五水の井戸があり、伯耆安綱が神様と相槌を打って,名刀「髭切」(北野天満宮所蔵)や「膝丸」を作ったと伝わります。 -
井戸、ちゃんとありますよ。
伯耆安綱はへ安時代中期の刀工で、国宝の「童切丸」を打った方。
やっぱりここの御利益は悪縁を断ち切り、良縁を結ぶという。 -
9:40 七曲がりをヒーヒー言いながら戻って、緩い下り坂を二の鳥居。
実は大扉稲荷社から道を間違えて降りてきてしまいました。
山の上の方にある石清水社にお参りしていません。 -
まじか! 往復する時間はあるけど、裏参道は驚異的な石段が続きます。
石段を見上げて深いため息をつく。
ものすごく迷いましたが、もう社務所で御朱印ももらっているので、行くしかない。
薄暗く湿気の多いい長い石段を、登ることにしました。 -
9:54 やっと 到着 明日は絶対に筋肉痛になる。
ここ、古くは石清水寺があり、本宮が創建されたときに護国寺になりました。
鳥居は1636年と刻まれる、境内最古の鳥居。 -
正面に霊泉「石清水」
男山五水の中で最もと尊ばれる水。
本宮で行われる祈祷には早朝に汲み上げられた石清水が献供されます。 -
右側に石清水社
祭神 天御中主命 -
社務所で頂いた御朱印
ここまで来たら、ちょっと遠回りですが、松花堂の跡を見て行こう -
9:58 なんだか良く分からない松花堂跡
松花堂昭乗が結んだ庵で昭乗は絵画、和歌、作庭、茶道に秀でた文化人。
彼が使っていた仕切りのある物入を、弁当容器に使ったのは昭和に入ってからです。 -
10:08 摂社 高良神社 こうらじんじゃ
860年、行教の創建と伝わります。このあたりの氏神様。 -
タブの木 高良神社の御神木 樹齢700年
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舞殿の奥に本殿があります。
この辺りは寺院た立ち並び、とても賑わっていて、徒然草に仁和寺の法師が石清水八幡宮の本宮と間違えて、ここだけお参りして帰ったというエピソードが書かれています。 -
祭神 高良玉垂命
鳥羽伏見の戦いで焼失し、現在の社殿は1906年に再建されました。 -
頂いた御朱印
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10:11 頓宮
年に一度の石清水祭で本殿から神霊が還されます。
お旅所みたいな位置づけなのかな。
この門は元の南総門でした。 -
頓宮殿
鳥羽伏見の戦いで焼失し、大正時代に造営されました。
石清水祭は放生会で神仏分離後、石清水祭として行われています。 -
オリジナルル御朱印帳のデザインは石清水祭
夜中に三座の神霊が500人のお供とともに頓宮へ下りてくる神幸行列の御朱印帳です。 -
参道は頓宮の中を通っています。
北側の門から出ると一の鳥居です。 -
10:15 一の鳥居
ちょっと道を間違えて、時間がかかってしまいました。 -
10:18 走井餅老舗
走井餅を二つ買いました。予定ではお茶と一緒にお餅で休憩する予定だったんだけど。
走井餅は大津宿から明治にこちらに分家してきました。
広重の東海道五十三次にも描かれていました。走井餅老舗 グルメ・レストラン
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とても丁寧に包んでいただいた。
明治にこちらに分家して、本家はほどなく廃業されたそうです。
さあ、お餅をぶら下げて飛行神社に向かいます。 -
10:26 飛行神社
住宅街にあって、鳥居が無ければ神社と気付かない。
創建は1915年 二宮忠八氏によります。
二宮忠八さんは飛行機の研究をしていましたが、ライト兄弟の飛行の成功を聞いて
研究を断念。飛行神社 寺・神社・教会
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この大きなエンジンはF-104という超音速の戦闘機のもの。
飛行機事故が多発したことに心を痛めた忠八さんは、私財を投じて神社を創建しました。 -
拝殿はギリシャ神殿風
祭神 饒速日命
祖霊社 飛行機事項で亡くなられた方々
薬光神社 -
大阪湾に沈んでいたゼロ戦の機種
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社務所で御朱印とオリジナル御朱印帳を頂きました。
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頂いた御朱印
プロペラの形の印が印象的 -
オリジナル御朱印帳の裏表紙は、二宮忠八が飛行実験に成功した玉虫型飛行器が描かれています。
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駅に戻る途中の道々、走井餅を食べ歩く。
まあ行儀悪いけど、時間無いしね。
10:40 城南宮に向かいます。
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