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旅の二日目は京都から舞鶴に移動。<br />メインは西国札所巡りですが、天橋立と伊根の舟屋も見てみたい。<br /><br />まずは西舞鶴でレンタカーを借りて出発です。

2019年秋 京都と大阪 御陵印・西国札所巡り・天橋立 2日目【1】天橋立、智恩寺と股のぞきの傘松公園

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2019/10/16 - 2019/10/19

703位(同エリア953件中)

三峯霧美

三峯霧美さん

旅の二日目は京都から舞鶴に移動。
メインは西国札所巡りですが、天橋立と伊根の舟屋も見てみたい。

まずは西舞鶴でレンタカーを借りて出発です。

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  • 7:15 京都駅の城崎温泉行特急の発車ホームに行くと、自由席の入り口前には10人ほどの人の列、みんな早いなぁ。<br />窓際の席を確保、発車直前には全席がうまりました。<br /><br />7:32発車、車窓から景色を眺めていると、隣に座った某新聞を読み込んでいる50歳くらいの女性にカーテン閉めてくれって言われました。<br />一瞬だけ様々な感情がわきあがりましたが、陽の光が差し込んで新聞が読みにくいんでしょね。カーテンを半分だけ閉めて差し上げました。<br /><br />こうして、ときどき、自己中になっていないか、我が身を振り返れって、神の啓示が起こります。(ま、ここに書いて、溜飲下げてる時点で、ちっせぇわけで)<br /><br />8:38 綾部駅で舞鶴線に乗換。舞鶴線はガラガラで座ってゆっくり景色を眺めました。

    7:15 京都駅の城崎温泉行特急の発車ホームに行くと、自由席の入り口前には10人ほどの人の列、みんな早いなぁ。
    窓際の席を確保、発車直前には全席がうまりました。

    7:32発車、車窓から景色を眺めていると、隣に座った某新聞を読み込んでいる50歳くらいの女性にカーテン閉めてくれって言われました。
    一瞬だけ様々な感情がわきあがりましたが、陽の光が差し込んで新聞が読みにくいんでしょね。カーテンを半分だけ閉めて差し上げました。

    こうして、ときどき、自己中になっていないか、我が身を振り返れって、神の啓示が起こります。(ま、ここに書いて、溜飲下げてる時点で、ちっせぇわけで)

    8:38 綾部駅で舞鶴線に乗換。舞鶴線はガラガラで座ってゆっくり景色を眺めました。

    綾部駅

  • 9:13 西舞鶴駅到着<br />オリックスレンタカーは営業所が駅から離れているので、駅まで無料送迎があります。<br />黒いトヨタ、ルーミーで迎えに来てくれて、その車が二日間私の足になりました。<br /><br />9:35 事務所で手続きをして、出発。

    9:13 西舞鶴駅到着
    オリックスレンタカーは営業所が駅から離れているので、駅まで無料送迎があります。
    黒いトヨタ、ルーミーで迎えに来てくれて、その車が二日間私の足になりました。

    9:35 事務所で手続きをして、出発。

    西舞鶴駅

  • 10:22 この二日間は天気が芳しくない予報なので、雨が降ってない今のうちに天橋立に行くことにしました。<br />智恩寺の駐車場に入る道を間違えて参道に入ってしまい、面倒なのでそのまま参道の駐車場に停めました。<br /><br />まだ観光客も少なく、お店もあんまり開いてない。

    10:22 この二日間は天気が芳しくない予報なので、雨が降ってない今のうちに天橋立に行くことにしました。
    智恩寺の駐車場に入る道を間違えて参道に入ってしまい、面倒なのでそのまま参道の駐車場に停めました。

    まだ観光客も少なく、お店もあんまり開いてない。

  • 10:24 智恩寺 天橋山 智恩寺<br />立派な門が現れました。「黄金閣」1767年上棟。<br /><br />文殊菩薩が御本尊で、切戸の文殊とか九世戸の文殊などと呼ばれているそうです。<br />

    10:24 智恩寺 天橋山 智恩寺
    立派な門が現れました。「黄金閣」1767年上棟。

    文殊菩薩が御本尊で、切戸の文殊とか九世戸の文殊などと呼ばれているそうです。

    智恩寺 寺・神社・教会

  • 大きな鉄製の手水鉢は、お寺のお坊さんが使う湯舟だったそうです。<br />鉄湯船 鎌倉時代後期のもの。<br /><br />ぶら下がっている扇子は「すえひろ扇子」というおみくじです。

    大きな鉄製の手水鉢は、お寺のお坊さんが使う湯舟だったそうです。
    鉄湯船 鎌倉時代後期のもの。

    ぶら下がっている扇子は「すえひろ扇子」というおみくじです。

  • 文殊堂 1657年改修 <br />伝わるところによれば、808年に平城天皇の勅願時として創建。<br />後醍醐天皇から勅額を下賜されたと伝わります。

    文殊堂 1657年改修 
    伝わるところによれば、808年に平城天皇の勅願時として創建。
    後醍醐天皇から勅額を下賜されたと伝わります。

  • 御本尊は秘仏で年に数回の開帳があるそうです。<br />日本三文殊の一つ。<br /><br />イザナギ、イザナミが国土創生の時、ここで暴れていた龍を治めるために中国から文殊菩薩を迎えて、悪龍を善龍にしたという言い伝えがあります。

    御本尊は秘仏で年に数回の開帳があるそうです。
    日本三文殊の一つ。

    イザナギ、イザナミが国土創生の時、ここで暴れていた龍を治めるために中国から文殊菩薩を迎えて、悪龍を善龍にしたという言い伝えがあります。

  • 雪舟が描いた天橋立図(国宝)に描かれた古刹です。<br /><br />文殊菩薩信仰は謡曲の「九世戸」(くせのと)にも謡われます。<br />帝の臣下が文殊菩薩を勧請するために天橋立に来て、出逢った二人の漁師に、九世戸という地名の由来を尋ねます。

    雪舟が描いた天橋立図(国宝)に描かれた古刹です。

    文殊菩薩信仰は謡曲の「九世戸」(くせのと)にも謡われます。
    帝の臣下が文殊菩薩を勧請するために天橋立に来て、出逢った二人の漁師に、九世戸という地名の由来を尋ねます。

  • 漁師は昔ここで暴れていた龍神を鎮めるために、天神七代、地神二代の九世をかけて、天橋立を造り文殊菩薩を迎えて、龍神を鎮めたことが由来だと言います。<br /><br />その日は地神と天神が燈を灯して天地を結び橋をかける神事があると言い、姿を消します。

    漁師は昔ここで暴れていた龍神を鎮めるために、天神七代、地神二代の九世をかけて、天橋立を造り文殊菩薩を迎えて、龍神を鎮めたことが由来だと言います。

    その日は地神と天神が燈を灯して天地を結び橋をかける神事があると言い、姿を消します。

  • 夜が更けると、空から天女が舞い降り、海から龍神が現れて御燈を神前に捧げると、神々は御代を言祝ぎ、天女は天空に、龍神は海中に姿を消したました。<br />というのが、能のストーリー。<br /><br />ここに描かれた神事は 7月24日に行われる出舟祭に引き継がれているようです。

    夜が更けると、空から天女が舞い降り、海から龍神が現れて御燈を神前に捧げると、神々は御代を言祝ぎ、天女は天空に、龍神は海中に姿を消したました。
    というのが、能のストーリー。

    ここに描かれた神事は 7月24日に行われる出舟祭に引き継がれているようです。

  • 秋ですね、マツタケと焼き栗を売る出店があります。<br />焼き栗・・・気になるなぁ。

    秋ですね、マツタケと焼き栗を売る出店があります。
    焼き栗・・・気になるなぁ。

  • 左に暁雲閣という鐘楼門<br />1722年にお子さんを亡くした宮津の商家の主人が建立したそうです。<br /><br />右は明治に建立された鐘楼<br />奥に庫裏が見えています。

    左に暁雲閣という鐘楼門
    1722年にお子さんを亡くした宮津の商家の主人が建立したそうです。

    右は明治に建立された鐘楼
    奥に庫裏が見えています。

  • 多宝塔<br />1501年建立 中央に大日如来が安置されています。<br />府中城主が病の全快を感謝して建立したと伝わります。

    多宝塔
    1501年建立 中央に大日如来が安置されています。
    府中城主が病の全快を感謝して建立したと伝わります。

  • 誘惑に負けて栗を買いました。<br />この旅の道々、おやつに少しずつ食べようっと!

    誘惑に負けて栗を買いました。
    この旅の道々、おやつに少しずつ食べようっと!

  • 御朱印を頂きました<br />文殊大士

    御朱印を頂きました
    文殊大士

  • お寺の脇、観光用のボートが係留されてるところに、知恵の輪 灯籠があります。<br />江戸時代のもので、輪の中に明かりが灯されて、目印にしてたそうです。<br />三回くぐると頭が良くなるんだそうですよ。<br />くぐるって、どうやって?<br />

    お寺の脇、観光用のボートが係留されてるところに、知恵の輪 灯籠があります。
    江戸時代のもので、輪の中に明かりが灯されて、目印にしてたそうです。
    三回くぐると頭が良くなるんだそうですよ。
    くぐるって、どうやって?

  • 天橋立の内側は波も穏やかで、モーターボートで海を走ったら、気持ちよさそうです。<br />先に見えるあの橋を渡って天橋立に渡ります。

    天橋立の内側は波も穏やかで、モーターボートで海を走ったら、気持ちよさそうです。
    先に見えるあの橋を渡って天橋立に渡ります。

  • 10:40 小天橋 <br />文殊運河にかかる橋で、船が来ると回転して通行できるようになっています。<br />船が来ないと回らないって操作する建物に張り紙がしてありました。<br />

    10:40 小天橋 
    文殊運河にかかる橋で、船が来ると回転して通行できるようになっています。
    船が来ないと回らないって操作する建物に張り紙がしてありました。

  • 天橋立の内海は阿蘇海、穏やかな海で川が流れ込んでいます。<br />例にもれず、水質汚濁は江戸時代からあるそうで、天橋立の北側にも水路を作って外海の水を引き込もうという案が出ては、そのたびに廃案となっているそうです。

    天橋立の内海は阿蘇海、穏やかな海で川が流れ込んでいます。
    例にもれず、水質汚濁は江戸時代からあるそうで、天橋立の北側にも水路を作って外海の水を引き込もうという案が出ては、そのたびに廃案となっているそうです。

  • もう一つ橋があります。<br />大天橋 砂州が切れているところが「切戸」

    もう一つ橋があります。
    大天橋 砂州が切れているところが「切戸」

  • 日本三景の石碑<br />西国札所巡りが終わったら宮島に行きたいな。

    日本三景の石碑
    西国札所巡りが終わったら宮島に行きたいな。

  • 宮津湾側<br />凪ってこういう景色なんでしょうね。空が写ってる。<br />関東の太平洋側ではお目にかかれない海です。

    宮津湾側
    凪ってこういう景色なんでしょうね。空が写ってる。
    関東の太平洋側ではお目にかかれない海です。

  • 日本の道100選に選ばれた府道 天の橋立線<br />レンタサイクルを借りて、向こう側まで行って乗り捨てられます。<br /><br />行きは観光船、帰りはレンタサイクル、一日たっぷり時間があれば、そんな楽しみ方もいいな。

    日本の道100選に選ばれた府道 天の橋立線
    レンタサイクルを借りて、向こう側まで行って乗り捨てられます。

    行きは観光船、帰りはレンタサイクル、一日たっぷり時間があれば、そんな楽しみ方もいいな。

  • 外海側は夏になると海水浴場になるそうです。<br /><br />湾の真ん中に海上保安庁の船がいる。

    外海側は夏になると海水浴場になるそうです。

    湾の真ん中に海上保安庁の船がいる。

  • 松は人工林ではなく、自生しています。<br />あまり深く根が張れないので、すぐ倒れるそうです。<br /><br />

    松は人工林ではなく、自生しています。
    あまり深く根が張れないので、すぐ倒れるそうです。

  • イザナギ、イザナミが国生みの時に「天の浮き橋」(天と地を結ぶ橋)に立ち、何もない海を掻きまわして、滴り落ちた潮が積もり重なり、島となりました。<br />その天の浮き橋が天橋立なんだそうですよ。<br />

    イザナギ、イザナミが国生みの時に「天の浮き橋」(天と地を結ぶ橋)に立ち、何もない海を掻きまわして、滴り落ちた潮が積もり重なり、島となりました。
    その天の浮き橋が天橋立なんだそうですよ。

  • 10:59 天橋立神社が見えてきた。<br /><br />イザナギが天橋立の北側にある籠神社の奥宮にいるイザナミに会うために天から掛けたはしごが倒れてしまったというのが「天橋立」の名の由来とも。<br />

    10:59 天橋立神社が見えてきた。

    イザナギが天橋立の北側にある籠神社の奥宮にいるイザナミに会うために天から掛けたはしごが倒れてしまったというのが「天橋立」の名の由来とも。

  • 神社の手水は磯清水<br />周りを海に囲まれているのに、真水が涌く井戸です。

    神社の手水は磯清水
    周りを海に囲まれているのに、真水が涌く井戸です。

  • 名水百選だし、本当に真水なのか舐めてみたいところですが、昨今の状況(責任問題が面倒)で、煮沸しないでそのままの飲用は不可。

    名水百選だし、本当に真水なのか舐めてみたいところですが、昨今の状況(責任問題が面倒)で、煮沸しないでそのままの飲用は不可。

  • 神社に続く参道 海辺に鳥居があります。<br /><br />和泉式部が磯清水を詠んだ歌があります。<br />平安時代には天橋立があったということですね。

    神社に続く参道 海辺に鳥居があります。

    和泉式部が磯清水を詠んだ歌があります。
    平安時代には天橋立があったということですね。

  • 鳥居からの阿蘇海を眺めます。風がないので凪。<br />昔、天橋立はこの辺りまでしかなく、神社には船でお参りしたそうです。<br /><br /><br />

    鳥居からの阿蘇海を眺めます。風がないので凪。
    昔、天橋立はこの辺りまでしかなく、神社には船でお参りしたそうです。


  • 天橋立神社 橋立明神<br />祭神 八大龍王<br /><br />真水の湧く霊泉 磯清水を祀った神社というせつもあるそうです。

    天橋立神社 橋立明神
    祭神 八大龍王

    真水の湧く霊泉 磯清水を祀った神社というせつもあるそうです。

  • 恋愛成就のパワースポット<br />お社と灯籠が並びます。<br />社務所などなく、無人です。

    恋愛成就のパワースポット
    お社と灯籠が並びます。
    社務所などなく、無人です。

  • 与謝蕪村の句碑<br />はし立や 松は月日の こぼれ種<br />蕪村は阿蘇海に面する与謝野町の生まれです。<br />与謝を名乗るようになるのは40代からだそうです、なぜ母の出身地で幼少を過ごした与謝を選んだのかは分からないそうです。<br />

    与謝蕪村の句碑
    はし立や 松は月日の こぼれ種
    蕪村は阿蘇海に面する与謝野町の生まれです。
    与謝を名乗るようになるのは40代からだそうです、なぜ母の出身地で幼少を過ごした与謝を選んだのかは分からないそうです。

  • 違和感満載の大砲<br />大正時代に海軍大臣から海軍思想普及のために下付されたそうです。<br />イギリス製のアームストロング砲<br />江戸末期に薩摩藩がイギリスから購入した軍艦「春日」に搭載されていたそうです。

    違和感満載の大砲
    大正時代に海軍大臣から海軍思想普及のために下付されたそうです。
    イギリス製のアームストロング砲
    江戸末期に薩摩藩がイギリスから購入した軍艦「春日」に搭載されていたそうです。

  • 天橋立の成り立ちは、内海の阿蘇海が2200年前に汽水化が始まったという調査結果から、その頃の土砂崩れや宮津湾北側で断層地震などが起こり、土石流が海に流れ込み、砂州が大きくなって行ったそうです。

    天橋立の成り立ちは、内海の阿蘇海が2200年前に汽水化が始まったという調査結果から、その頃の土砂崩れや宮津湾北側で断層地震などが起こり、土石流が海に流れ込み、砂州が大きくなって行ったそうです。

  • 近年、大きな松や変わった形の松に名前を付けたそうです。<br />これは・・・そうそう、智恵の松<br />根元から三本に分かれているので、三人寄れば文殊の知恵ってことから、命名されました。<br />

    近年、大きな松や変わった形の松に名前を付けたそうです。
    これは・・・そうそう、智恵の松
    根元から三本に分かれているので、三人寄れば文殊の知恵ってことから、命名されました。

  • 与謝野鉄幹、与謝野晶子の句碑。<br />与謝野鉄幹の父が与謝野町の出身で、二人は天橋立をたびたび訪れたそうです。<br />二つの石が寄り添うような歌碑が2006年に建てられました。 <br /><br />これ、現在なら、なぜ晶子の石が小さいのかって言われそう。<br />実際の二人の身長差ってことにしておきましょうや。

    与謝野鉄幹、与謝野晶子の句碑。
    与謝野鉄幹の父が与謝野町の出身で、二人は天橋立をたびたび訪れたそうです。
    二つの石が寄り添うような歌碑が2006年に建てられました。 

    これ、現在なら、なぜ晶子の石が小さいのかって言われそう。
    実際の二人の身長差ってことにしておきましょうや。

  • はしだて茶屋 <br />営業していません。<br />時間があれば、ここで休憩して何か甘味でも頂こうかと思ってたんだけど。<br />車に戻ろう。

    はしだて茶屋 
    営業していません。
    時間があれば、ここで休憩して何か甘味でも頂こうかと思ってたんだけど。
    車に戻ろう。

  • 廻旋橋を渡り終わると、通行止めになりました。<br />やった!<br />なんていいタイミング、橋が回転を始めました。

    廻旋橋を渡り終わると、通行止めになりました。
    やった!
    なんていいタイミング、橋が回転を始めました。

  • ほぼ岸と並行になりました。

    ほぼ岸と並行になりました。

  • 船が通り抜けて行きます。<br />幸先の良い、この旅、この後もラッキー続きで行きたい!<br /><br />11:22 駐車場に戻って天橋立の北側にある傘松公園に向かいます。

    船が通り抜けて行きます。
    幸先の良い、この旅、この後もラッキー続きで行きたい!

    11:22 駐車場に戻って天橋立の北側にある傘松公園に向かいます。

  • 11:47 籠神社の駐車場に移動 駐車場保全協力金700円。参拝者は30分まで無料。<br /><br />お参りは後にして、傘松公園に行くリフトに乗ります。

    11:47 籠神社の駐車場に移動 駐車場保全協力金700円。参拝者は30分まで無料。

    お参りは後にして、傘松公園に行くリフトに乗ります。

  • 丁度ランチタイム、修学旅行生が団体さん向けの食堂に吸い込まれていく。<br /><br />レンタカーの旅は公共交通機関の待ち時間ロスタイムが無く快適です。<br />一人でナビを見ながらのドライブは苦にならないし、むしろ一人の車旅は好きなんですが、有名観光地になると、車を停めるたびに料金が発生するのがね・・・。

    丁度ランチタイム、修学旅行生が団体さん向けの食堂に吸い込まれていく。

    レンタカーの旅は公共交通機関の待ち時間ロスタイムが無く快適です。
    一人でナビを見ながらのドライブは苦にならないし、むしろ一人の車旅は好きなんですが、有名観光地になると、車を停めるたびに料金が発生するのがね・・・。

  • ロープウェイの駅、府中駅。府中は明治時代の村名です。<br /><br />このすぐそばに国分寺があり、先ほどの籠神社は丹後国一宮で、総社も兼ねていたという説があります。<br />現在も丹後国の国府の場所は不明で、近くの安国寺遺跡が国府という可能性もあります。<br />明治にいくつかの村が合併して府中村になりました。

    ロープウェイの駅、府中駅。府中は明治時代の村名です。

    このすぐそばに国分寺があり、先ほどの籠神社は丹後国一宮で、総社も兼ねていたという説があります。
    現在も丹後国の国府の場所は不明で、近くの安国寺遺跡が国府という可能性もあります。
    明治にいくつかの村が合併して府中村になりました。

    傘松公園 公園・植物園

  • 傘松公園に登るのはケーブルカーとリフトのどちらかが選べます。<br />待ち時間の無いリフトを選択<br /><br />「リフトは、乗る時も降りる時も、とまりません」と書いてありますが、このリフト頻繁に止まりました。帰りにその理由がわかりました。

    傘松公園に登るのはケーブルカーとリフトのどちらかが選べます。
    待ち時間の無いリフトを選択

    「リフトは、乗る時も降りる時も、とまりません」と書いてありますが、このリフト頻繁に止まりました。帰りにその理由がわかりました。

  • 景色を眺めながら、リフトの旅を楽しみます。<br />すこしお天気が良くなってきました。

    景色を眺めながら、リフトの旅を楽しみます。
    すこしお天気が良くなってきました。

  • 傘松駅、この石像は傘松公園のゆるキャラ かさぼう<br />ガラス越しに天橋立の絶景バック

    傘松駅、この石像は傘松公園のゆるキャラ かさぼう
    ガラス越しに天橋立の絶景バック

  • おしゃれな展望テラス スカイデッキ<br />有名観光地の撮影スポットにいる写真屋さんがスタンバイしてて、シャッターを押してくれて記念写真を撮ってもいらいました。<br />写真屋さんの有料の写真は御遠慮申し上げた。

    おしゃれな展望テラス スカイデッキ
    有名観光地の撮影スポットにいる写真屋さんがスタンバイしてて、シャッターを押してくれて記念写真を撮ってもいらいました。
    写真屋さんの有料の写真は御遠慮申し上げた。

  • テラスの上からの景色<br />斜め一文字と呼ばれています。

    テラスの上からの景色
    斜め一文字と呼ばれています。

  • 冠島、沓島遥拝所<br />二つの島は籠神社の奥宮とされて神社の神域です<br />籠神社の祭神、彦火明命と市杵嶋姫命が天降り夫婦となった神聖な島として、古くから信仰されてきました。<br />雪舟の天橋立図にも、角度的に入らない島が描かれています。<br />

    冠島、沓島遥拝所
    二つの島は籠神社の奥宮とされて神社の神域です
    籠神社の祭神、彦火明命と市杵嶋姫命が天降り夫婦となった神聖な島として、古くから信仰されてきました。
    雪舟の天橋立図にも、角度的に入らない島が描かれています。

  • 冠島 左側に小さく見えるのが沓島<br />無人島で鳥獣保護区になっているので立ち入り禁止です。<br />毎年6月1日だけ雄島まいりと言って地元の方が漁船でお参りに行くそうです。<br />冠島には老人嶋神社(おひとしまじんじゃ)鎮座していて、そこで豊漁祈願を行います。(関係者以外は参加できません)

    冠島 左側に小さく見えるのが沓島
    無人島で鳥獣保護区になっているので立ち入り禁止です。
    毎年6月1日だけ雄島まいりと言って地元の方が漁船でお参りに行くそうです。
    冠島には老人嶋神社(おひとしまじんじゃ)鎮座していて、そこで豊漁祈願を行います。(関係者以外は参加できません)

  • 公園のメインは天橋立の景色ですが、そのほかにもいろいろイベントを用意してくれています。<br />かわらけ投げ、あの輪っか、智恵の輪灯籠に似てませんか?

    公園のメインは天橋立の景色ですが、そのほかにもいろいろイベントを用意してくれています。
    かわらけ投げ、あの輪っか、智恵の輪灯籠に似てませんか?

  • ベンチで持ち込んだコンビニおにぎりランチ。<br />天橋立バックだ!<br />ソフトクリームに心が揺れますが、前回の奈良の旅でガッツリ食べ過ぎて肥大したことを思い出し断念。

    ベンチで持ち込んだコンビニおにぎりランチ。
    天橋立バックだ!
    ソフトクリームに心が揺れますが、前回の奈良の旅でガッツリ食べ過ぎて肥大したことを思い出し断念。

  • 股のぞきの台がありまして、バランスを崩さないよう手すりがあります。

    股のぞきの台がありまして、バランスを崩さないよう手すりがあります。

  • 西国札所の成相寺は、ここから専用道路を有料のバスが走っています。<br />公共交通機関を使ってお参りに行く方はこのバスを使いますが、今回は路面の修復工事期間でバスは運休中でした。<br />レンタカーで良かったわ。 お寺には明日、お参りに行く予定です。

    西国札所の成相寺は、ここから専用道路を有料のバスが走っています。
    公共交通機関を使ってお参りに行く方はこのバスを使いますが、今回は路面の修復工事期間でバスは運休中でした。
    レンタカーで良かったわ。 お寺には明日、お参りに行く予定です。

  • 成相寺に登って行くところに、股のぞき発祥の地という看板と石段があります。<br />行ってみましょう。

    成相寺に登って行くところに、股のぞき発祥の地という看板と石段があります。
    行ってみましょう。

  • 石段を登り切ると、茶屋がありました。<br />

    石段を登り切ると、茶屋がありました。

  • 傘松公園の名前の由来の松です。<br />

    傘松公園の名前の由来の松です。

  • 一段上からの景色が見れます。<br />ここが股のぞき発祥の地。

    一段上からの景色が見れます。
    ここが股のぞき発祥の地。

  • 股のぞきの図、まるで空に架かる橋のようです。<br /><br />戦時下、和服姿で股のぞきをする舞妓さんの絵ハガキがいかがわしいとして取り締まりの対象になったそうですよ。<br />今じゃ失笑もん、不自由な時代だったんだなぁ。<br />

    股のぞきの図、まるで空に架かる橋のようです。

    戦時下、和服姿で股のぞきをする舞妓さんの絵ハガキがいかがわしいとして取り締まりの対象になったそうですよ。
    今じゃ失笑もん、不自由な時代だったんだなぁ。

  • 石段を下りてリフト乗場に戻りましょう。

    石段を下りてリフト乗場に戻りましょう。

  • やっぱり天橋立の全貌が見える展望施設は外せないですね。<br />来てよかった!

    やっぱり天橋立の全貌が見える展望施設は外せないですね。
    来てよかった!

  • 12:30 リフトに乗って降りよう。<br /><br />天橋立は智恩寺側にも同じような有料展望施設がありますが、今回は寄ってる時間がありません。

    12:30 リフトに乗って降りよう。

    天橋立は智恩寺側にも同じような有料展望施設がありますが、今回は寄ってる時間がありません。

  • 結局、ケーブルカーには乗らず、下りも眺望のためにリフトです。<br /><br />このケーブルカー1927年に開通し(成相ケーブル)戦時中に金属供出して運航休止、1951年復活しました。<br />府中駅は昭和レトロな木造の駅舎です。

    結局、ケーブルカーには乗らず、下りも眺望のためにリフトです。

    このケーブルカー1927年に開通し(成相ケーブル)戦時中に金属供出して運航休止、1951年復活しました。
    府中駅は昭和レトロな木造の駅舎です。

  • 下りのリフトは絶景です。<br />降りる寸前も、何度目かのリフト停止。<br />見ると乗場でおじいさんがリフトの椅子に向かい合って棒立ちです。<br />リフトは後ろから来る椅子に乗るものですが、分かってない。係りの方が戸惑うおじいさんの体の向きを変えていました。

    下りのリフトは絶景です。
    降りる寸前も、何度目かのリフト停止。
    見ると乗場でおじいさんがリフトの椅子に向かい合って棒立ちです。
    リフトは後ろから来る椅子に乗るものですが、分かってない。係りの方が戸惑うおじいさんの体の向きを変えていました。

  • 下りのリフトでは、もう一つハプニングが。<br />上りリフトで嬉しそうにスマホ撮影していた年配女性が、スマホを落としてしまいました、一部始終を目撃。<br />絶対に降りて取りに行かないようにって、駅に書いてあったな。係りの人も大忙しだ。<br /><br />無事にリフトを降りて、ケーブルの駅から籠神社に向かいます。

    下りのリフトでは、もう一つハプニングが。
    上りリフトで嬉しそうにスマホ撮影していた年配女性が、スマホを落としてしまいました、一部始終を目撃。
    絶対に降りて取りに行かないようにって、駅に書いてあったな。係りの人も大忙しだ。

    無事にリフトを降りて、ケーブルの駅から籠神社に向かいます。

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