2010/10/21 - 2010/10/23
130位(同エリア1007件中)
Decoさん
この旅行記のスケジュール
2010/10/21
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徒歩での移動
眉山ロープウェイ以外はすべて徒歩での移動です。
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モラエス顕彰碑
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モラエス旧居跡
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バスでの移動
大阪、難波へ。
2010/10/23
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電車での移動
新大阪経由、山陽新幹線+在来線で帰宅
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この旅行記スケジュールを元に
2010年10月21日。徳島にて、以前から好きだった新田次郎の小説「孤愁-サウダーデ」の主人公・モラエスゆかりの地を歩きます。
今は閉館となってしまったモラエス館や、その姿を大きく変えてしまった旧居跡など、今では見られない景色も収録致しました。
続いて21~22日は大阪へ。司馬遼太郎記念館を見学して、23日は山陽新幹線で帰宅します。
*この旅行記内のモラエス館内の展示の写真は、インターネット上の公開にあたり、徳島市役所にぎわい交流課様より、電話にてご了解をいただいています(2021年10月8日)。
*投稿日:2021/10/11
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅、徳島までは必ず行く、と決めていましたが、元々体調が100%ではないこともあり、その先は未定でした。
でも、旅先で友人にあったり、歩き回ったりで、だいぶ元気になりました。
ここまできたら、関西は目と鼻の先、ということで大阪上陸決定!
ということで、徳島は午前中観光、眉山へ。眉山(徳島県徳島市) 自然・景勝地
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山頂からは、吉野川と市街が見えます。
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本日の一番の目的はここ、モラエス館。
建物は二階建の、ごく小さな記念館ですが、内部はしっかりと資料が展示してあり、モラエスの住居を復元した部分もありました。
モラエス館は2015年に閉館となり、モラエス関連の展示は徳島中央公民館で行われているそうです。
徳島中央公民館・モラエス展示場: 徳島市徳島町城内2-1 徳島市中央公民館3階
公開時間: 午前10時から午後4時まで
休場日: 毎週火曜日及び12月29日から翌年1月3日まで
入場料: 無料
旅行記の概要に書いたように、館内写真のネット上の公開について、電話で徳島市役所にぎわい交流課に問い合わてご了解をいただきました。その際、担当の方に親切かつ優しく丁寧に対応していただいて、嬉しかったです。担当の方、ありがとうございました。。モラエス館 美術館・博物館
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モラエス館の案内です。
【モラエスについて】
ヴェンセスラウ・デ・モラエスといっても、一般にはあまり知られていないでしょう。ポルトガル人で、元々軍人でしたが、神戸のポルトガル総領事を務め、後徳島に隠棲し、小説・エッセイ等で明治の日本をポルトガル本国に紹介しました。「おヨネとコハル」「日本精神」「徳島の盆踊」等の著書があります。
言って見れば、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と同じような立場にあった人物です。
モラエスはハーンに文学的価値では劣らないと言われているのに、それほど知られていません。
ハーンが英語で執筆していたのに対し、モラエスはポルトガル語でした。この二つの言語では、理解する人数に圧倒的な違いがあります。
また、ハーンは教師として日本に滞在し、人と接することが前提で開かれた存在だったのに対し、モラエスは徳島では、執筆に専念。人付き合いが苦手で難しい性格も手伝って、徳島の地に馴染んだとは言えない生活でした。 -
【新田次郎と「孤愁-サウダーデ」】
一般的には知られていないモラエスの知名度を、多少なりとも上げたのは、作家の新田次郎でしょう。彼の遺作であり未完に終わった『孤愁 サウダーデ』は、モラエスを取り上げ、冷静な軍人・総領事でありながら、胸の奥底に「サウダーデ」を湛えたロマンチックな人物として魅力的に描いています。
このサウダーデ、ポルトガル語独特の単語で、他言語に訳しにくいと言われていますが、あえて日本語に直せば「愛するものの不在によって引き起こされる、胸の疼くようなメランコリックな思いや懐かしさ」であり、「その悲哀は甘美さと表裏一体である」とされます。 -
写真は、新田次郎の原稿。完璧に整っていて、他の作家のように後から付け加えた部分等なく、むしろ編集者、印刷会社への組み方の指示が、赤字で丁寧に書き込まれています。
【新田文学】
新田次郎は、小説家であるとともに、気象庁に勤めた「技術者」でもありました。その文章は写実的・論理的で無駄がなく、小説執筆の際には「小説構成表」(年表のように縦軸と横軸を設定し人物の流れを時系列に当てはめたもの)を先に作成してから執筆に取り掛かっていたそうです。
一方で大変感性に溢れた部分もあり、特に自然への感性は素晴らしいものでした。その自然への感性とそこに接する人間を丹念に描き込むところに彼の魅力があると思うのです(このあたり、新田氏の長女・藤原咲さんが、「父への恋文」という本で詳しく述べられています)。
モラエス館で、モラエスの人生を正確に記録した伝記を購入しました。その本と、『孤愁-サウダーデ』では、モラエスの印象がまったく違うのです。
小説では、冷静な職業人であるが、胸の奥底に「サウダーデ」を湛えた人物なのですが、実際のモラエスは、性格的に難しい部分もあったようです。
しかし、それでは小説のモラエスが空想の産物かというと、そういうわけではなく、事実関係はほぼきっちり押さえてある。
新田次郎は、文章のタッチ一つで、まったくイメージの異なる人物を作り出しています。それとも、気難しく思えるモラエスですが、その著作の中から、細かい観察眼、繊細さや情感を感じ取っていたのかも知れません。 -
【絶筆に終わった「孤愁-サウダーデ」と藤原正彦氏による続編】
「国家の品格」で知られる藤原正彦氏(数学者であり、エッセイスト)は、新田次郎の次男にあたります。理系の人物であり尚且つ文章を書くということで、父の資質を最も強く受け継いだ人物だと目されています。正彦氏は、2000年頃から『孤愁 サウダーデ』の続編を書くと言い続けながら、発表されることなく、その間に「国家の品格」がベストセラーになったりして、やっぱり小説は難しかったのか…などと思っていたのでした。
が、このときモラエス館の方のお話では、いよいよ小説の完成(出版?)も近いのだとか。正彦氏も何度かモラエス館を訪れ、資料を借りていったそうです。
*この後、2012年に藤原正彦氏による「孤愁-サウダーデ」の続編が出版され、小説も完結しました。
読んだ印象では、史実を忠実に再現した手堅い構成となっていました。新田氏の実子であり、文章家としての資質を受け継いだ正彦氏の手によって完結して良かったと思います。 -
モラエスの書斎を復元した部屋です。
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別角度から撮影。
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モラエスが生前に残した言葉。故国ポルトガルにも帰らず、異邦人として徳島に隠棲して生涯を終えたモラエス。
彼は晩年、どのような気持ちで過ごしていたのか。故郷を思い出さなかったわけがありません。「誰か故郷を思わざる」だと思います。
私はここに記された言葉に、まさにサウダーデが感じるのです。 -
麓のロープウェイ乗場(阿波踊り会館)のすぐ前にモラエスの顕彰碑がありました。
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顕彰碑の碑文です
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ロープウェイ乗場から南に進み、山裾に広がる住宅街へ。モラエスの旧居跡を訪ねます。
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旧居へ通じるモラエス通りへ。
モラエス通り 名所・史跡
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案内板もありました。
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旧居跡に着きました。銅像のみがありました。
家などは空襲で焼けてしまい、周囲もごく普通の住宅街になっています。
ただ…残念なことに、この土地が売却されてしまい、現在は記念碑のみが残るほんの小さな三角地になってしまいました(グーグルマップで現在の写真などが見られます)。銅像は近くの新内小学校に移設されたそうです。小さいながらも緑に彩られた場所だっただけに本当に残念です。 -
少し近づいて撮影。
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こちらにも説明版がありました。
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この後、ひょうたん島クルーズという市内中心部の新町川の遊覧線に乗りたかったのですが、時間がなく、大阪行きのバスに乗車したのでした。 -
大阪に到着し、携帯から予約したホテルモントレグラスミア大阪へチェックイン。この日は当日割のような形で安く出していました。
私は大阪駅周辺は何度も宿泊したことがありますが、いわゆるミナミは殆ど宿泊したことがないのです。でも、ここが安く出していたし、難波駅のすぐ側で便利そうだし、で宿泊。
この頃はインバウンドも少なくて、のんびり旅行できたし、ちょっと良いクラスのホテルも、日によっては安かったりしました。
写真はロビーにあるチャペル?ホテルモントレ グラスミア大阪 宿・ホテル
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もう一枚、ロビーの写真。
この日は、大阪在住の友人を強引に呼び出して、「ぼてぢゅう」でお好み焼きを食べて、大阪の味を満喫したのでした。 -
翌日は東大阪市の司馬遼太郎記念館へ。難波から近鉄奈良線に乗車、河内小阪駅へ。八戸の里駅の方が近いらしいけど、停車本数は河内小阪の方が多いようだったので、こちらで下車しました。難波では、ホテルから駅までは地下道を通ればすぐなのに、なぜか15分程迷ってしまいました(^^;
駅で案内図をもらい、道を進むと、いきなりアーケード街の上に大きな案内表示が。東大阪市の観光の目玉ですね。河内小阪駅 駅
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河内小阪駅から歩くこと10分少々。司馬遼太郎記念館へ到着。宇和島で道を尋ねたおばちゃんとの約束(?)が果たせました。
中に入ると、建物までの間に司馬氏自宅があり、書斎を外から見ることができます。司馬遼太郎記念館 美術館・博物館
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ここで、「坂の上の雲」「花神」「竜馬がゆく」「功名が辻」などの名作が書かれたと思うと感慨一塩です。
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見学のご婦人たちも興味深そうにみています。
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内部は撮影禁止だったと思います。中でバンダナ、ハンカチ、ストラップ、バッジなど安いグッズを買い込みました(^^;
展示室には司馬氏の蔵書が吹き抜けの上部の方まで置かれています。
正岡子規を親身になって支え、子規も尊敬していたという陸羯南の全集があったので、ちょっと見てみたかったのですが、展示品には手を触れられないということで、残念。
このスペースは、見学というより、雰囲気を感じ取るための展示らしいのです。この後、ビデオ等を見学。松山の「坂の上の雲ミュージアム」や高知の「龍馬出会い博」は結構かしましい状態でしたが、ここは司馬文学が好きな方ばかりで、落ち着いて観賞できたのでした。
帰りにはお土産コーナーで「坂の上の雲」の扇子にハンカチ、「竜馬がゆく」のバンダナなどを購入しました。 -
最後にお庭の一画にある「花供養碑」へ。一緒に見ていたご婦人方の記念写真を撮影したら、お返しに撮っていただきました。
駅までの途中で昼食を取り、なんばのホテルへ戻り荷物を受け取り、今日のホテルの予約を入れて、梅田へ移動。
さすがに疲れてしまって、ホテルにチェックインして、その日は大人しく過ごし、翌日、山陽新幹線の中で爆睡しつつ、筑後の自宅へ戻ったのでした。
随分長くなってしまいましたが、尾道から始まるこの一連の旅行記をご覧いただき、ありがとうございました。
写真を確認したり、道中や施設をネットで調べなおしたり、ちょっと大変だったけど、改めてこのときのことを思い出しました。また、今はもう会えなくなってしまった方とも再会できたような、懐かしくも不思議な気持ちです。
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この旅行記へのコメント (6)
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- ondine24さん 2023/11/08 11:53:00
- 初めまして
- 私の沖縄の旅行記にご訪問&投票まで頂き、ありがとうございました。
Decoさんの旅行記、紀行文の様にとても楽しく、興味深く、一気に読ませて頂きました。
私は高校生の頃初めて司馬遼太郎の作品(義経)を読んでファンになり、以来、貪る様に歴史物を読み漁り、大人になる頃には紀行文とか文明論などが面白くなってゆき、お金はなかったけれど文庫本を買って色々読みました。
Decoさんの旅行記の中の、新田次郎の著したモラエスの本の事を読み、その名を何処かで目にした様な気がして…
古い本を押し入れから引っ張り出して探してみました。
すると、「司馬遼太郎対話選集5・日本文明のかたち」という文庫本の中の「日本にきた外国人」の項に、ありました!モラエスの記述が。
(たったの三行程ですが)
ドナルドキーン氏が「一般には知られていないが、徳島の文学として最高のものだ」と言っています。
新田次郎の本は「剱岳 点の記 」しか読んだ事はありませんが、孤愁 も是非読んでみたいと思いました。
因みに、過去色々読んだ本の中で感銘を受けた物は沢山ありますが、1番印象深いのは山本周五郎の「樅木は残った」です。
脚色も大分あるでしょうが、歴史に基づいたサスペンスみたいで、最後はとても感動しました。
長々と自分の感想ばかりで大変失礼致しました。
今後もDecoさんの旅の記録を楽しみにしています。これからも旅行記で色々教えて下さいね。
ondine24
- Decoさん からの返信 2023/11/08 20:10:45
- Re: 初めまして
- ondine24さん、こちらこそ初めまして。
また、拙旅行記のこのシリーズもお読みいただいてありがとうございました。
司馬遼太郎作品との出会いは「義経」だったのですね。
確かにあの小説は、所々惹きつけられる描写があるように思います。特に義経が藤原秀衡と初めて対面した場面。確か、毛越寺だったと記憶しています。義経の目を通しての奥州藤原氏三代目としての人間の大きさ、優しさ、威厳が感じられて、心に残っています。その後、毛越寺を訪れ、浄土庭園が秀衡の心を表しているかのような気がして、感銘を受けました。
司馬遼太郎は新聞記者時代に新田次郎に連載小説の依頼に行ったそうです。新田氏はきっちりスケジュールを決める人で、連載に割く時間がなくて断られたとのことですが、司馬さんは新田さんの小説が好きだったのでしょうね。それに、新田氏の次男・藤原正彦氏の文章を激賞していて、やっぱり新田氏にかなり好意的だったのだと思います。
司馬氏は、正岡子規の”写生の精神”が好きだったので、緻密に客観的に描写する新田文学との相性が良かったのかな…と思ったりもします。
「樅木は残った」は、山本周五郎でしたね。昔一度読んだことがありますが、ondine24さんのコメントを拝見して、また読んでみたくなりました。若い頃とはまた違った印象を持つかも知れませんね。
こちらこそ、どうぞよろしくお願い致します。
Deco
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- mom Kさん 2022/02/22 23:48:16
- 黒目黒髪
- モラエス紹介うれしく思います。ポルトガル人と日本人は共通性があると感じる私です。今よりある面、外国人が住みにくい日本の地で、最後を終えようとした彼の心情を考えたものです。徳島であることは、京都などの内陸地でないことも一つの理由かなあと思っています。ポルトガルの松林、人々の内気な感じ、棒鱈にひじきや鯵の干物を好むことなどにスペインから入った私は、驚き、ほっとしました。
Decoさんが引き合いに出されたハーンは、アイリッシュとか。教師という面は、なるほどと思います。松江の持つ出雲の神々のバックボーンもこれまたハーンのルーツとの類似性を感じます。
モラエスは、神戸から徳島。ハーンは、東京などから松江。自分の居場所を求めての彷徨に、私は”夢”を生きた人と感じています。
憧れの先達の跡をたどる旅、私も励んでおります。エールをありがとうございます。
- Decoさん からの返信 2022/02/23 15:30:10
- Re: 黒目黒髪
- mom kazukoさん、こんにちは。
確か、新田次郎の小説の中でもモラエスが「日本料理はポルトガルの料理を思い出させる」と感じている部分があったと思います。それにサウダーデをポルトガル人以外で最も理解できるのは日本人だともいわれているようですし。ポルトガルはラテン民族の中でも異質な感じがしますね。
ハーンの徳島暮らし、何を思い日々を過ごしていたのか。彼はポルトガルに里帰りしたこともなかったと思います。モラエスとハーン、タイプはちょっと違えど、東京ではない、古い日本の精神が残っている街が好きだったのかも知れませんね。
私自身のモラエスは理解できていない、不思議な人物です。でも、そこに強烈なサウダーデ、哀しさと優しさを感じています。
Deco
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- チーママ散歩さん 2021/10/11 21:57:43
- サウダーデ。
- こんばんはDecoさん。
モラエス。初めて聴きました。
知識がなくてすみません(〃ω〃)
サウダーデ。
これも初めてここで出会い、口にしてみた
新しい言葉。
日本語訳が、私の心深くにある「ある想い」と共鳴する感じがしました。
今でこそ両親も近くに来ましたが。
故郷離れた想い。
大切な人への想い。
人生を振り返って見ると、時々心苦しくなる想い。
きっと誰しも心にそんなサウダーデを抱えているような気がしますね。
言葉の響きもなんとなく物悲しい音に感じて心に残りました。
- Decoさん からの返信 2021/10/12 14:08:18
- Re: サウダーデ。
- チーママ散歩さん、こんにちは。
モラエスは、私も小説を読まなかったら知らなかったと思います。
サウダーデ、感じていただけたようで良かったです。ポルトガル語特有の言葉で、他の言語に翻訳しにくいのだそうですが、多分、日本人は比較的共感しやすい感覚ではないかと思います。
甘美さと苦しさが入り混じったような…それは人生そのものかも知れませんね。
この旅行記のシリーズも、今から思えば、自分の中のサウダーデを追確認したのかも知れません。人生の一コマは、繰り返すこてはできない。あの旅もあの時だけのもの。過去は二度と帰っては来ない。だからこそ貴重で懐かしい思い出です。それは私に限らず、多くの方の旅にも当てはまるのかも知れませんね。
以前、チーママ散歩さんの旅行記で過去の思い出への旅がありましたが、私はそこにサウダーデを感じていました。
私の面倒な旅行記をいつもしっかりと読んで理解していただき、本当にありがとうございます。
Deco
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