
2021/06/20 - 2021/06/20
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Charlieさん
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車の免許がないので、電車やバスで西国三十三所を巡っています。今回は、第27番の圓教寺と第26番の法華山一乗寺に行ってきました。途中、ちょっと時間があったので姫路城にも寄ってみました。
お寺には、両方姫路駅からバスで向かうのですが、本数が限られているので下調べは必須です。バスで向かう方は、時間に注意しながら楽しんでください。
▼訪れた場所
・圓教寺
・姫路城
・法華山一乗寺
- 旅行の満足度
- 4.0
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JR姫路駅に9時に到着!ちょっと電車が遅れたのでソワソワしましたが、なんとか間に合いました。
姫路駅 駅
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改札を出て、北口のバスターミナルに向かいます。途中に観光案内所があったので、ちょっとだけ覗いて地図を入手。
姫路観光案内所 (愛称:姫路観光なびポート) 名所・史跡
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北口を出て、まず神姫バスの案内所に向かいます。最初に向かうのは圓教寺、ここで書写山ロープウェイとバスの往復券を購入します。
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書写山ロープウェイまでのバスの往復券と、ロープウェイの往復券のセット。バスはICカードが使えるので心配はないのですが、ロープウェイの切符を買わなくて済むのでおすすめです。ちょっと安くもあるのかな?
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バスは9:15発、案内所からすぐの10番乗り場から出発します。
神姫バス 乗り物
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30分ほどで終点のロープウェイ乗り場に到着。バスの到着時間はロープウェイの時間に合わせてあるようで便利!
書写山ロープウェイ山麓売店 グルメ・レストラン
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ロープウェイは黄色と緑の2種類。かわいいですね!
書写山ロープウェイ 乗り物
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ロープウェイの乗車時間は5分ほど。スタッフの方が丁寧に解説しててくださるので、話を聞いていたらあっという間です。
書写山ロープウェイ 乗り物
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書写山の標高は400mないのですが、ロープウェイから見下ろす景色は最高です。
書写山 自然・景勝地
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ロープウェイを降りると、圓教寺への入山受付窓口があります。拝観費は500円ですが、もう500円払うとマイクロバスで摩尼殿近くまで届けてくれます。歩いても25分ほどなのですが、時間がないので今回はバスで移動します。
書写山圓教寺 山上マイクロバス 神姫バス 乗り物
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書写山全体に御堂が広がっており、全てを見て回るには2時間くらいかかります。帰りのバスの時間だけは把握しておきたいですね。
書写山圓教寺 寺・神社
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まずは三十三所堂。ここには、西国三十三所のすべての観音像があり、巡礼できない庶民でもお詣りしやすいように創られたとか。
西国三十三所は、日本で最も歴史がある巡礼行で、修行僧など以外には手の届かないものだったはず。そういう意味では、すごく良心的な試みですよね。庶民に広げたいという意思と、優しさを感じます。書写山圓教寺 寺・神社
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三十三所堂の向かいにあるのが食事処「はづき茶屋」。急な登り降りがあるので、ここでお茶やお水を買っておくと便利ですよ。
書写山圓教寺 寺・神社
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ロープウェイから徒歩で登って来た方が通る湯屋橋。はづき茶屋の隣にあります。
書写山圓教寺 寺・神社
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湯屋橋から見上げる摩尼殿。崖から張り出した姿は迫力があります。
書写山圓教寺 寺・神社
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階段を登って摩尼殿に到着。
摩尼殿は、西国三十三所の第27番札所の観音堂。本尊は六臂如意輪観世音菩薩で、国の重要文化財である四天王立像も安置されています。
中に入ることができ、仏像や、摩尼殿から見下ろす景色を楽しむことができます。納経所も中にあり、御朱印をいただくことができます。書写山圓教寺 寺・神社
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いただいた御朱印です。達筆!慣れていらっしゃいますね。
書写山圓教寺 寺・神社
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摩尼殿の右側を抜け、大講堂、常行堂、食堂の三之堂に向かいます。
三之堂の広場の手前右側には、姫路城の城主となった本多家の霊廟があります。全部で5棟あるのですが、写真は手前右が本多忠国公(本多家2期目の姫路藩主)で、左奥が本多政長公の霊廟です。書写山圓教寺 寺・神社
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三之堂は、向かって左手にあるのが常行堂。東向きの御堂は、ひたすら阿弥陀仏の名を唱えながら本尊を回る修行をするための道場で、内部は飾りけのない質素な板間になっています。厳しい修行道場だった雰囲気があります。
映画『ラストサムライ』でトム・クルーズと渡辺謙が挨拶を交わすシーンがここで撮影されたことでも有名な御堂です。書写山圓教寺 寺・神社
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三之堂の真ん中に位置するのが修行僧の寝食のための食堂。現在は、1階が写経道場、2階が寺宝の展示館となっており、写経をしたり、内部を見学したりできます。
書写山圓教寺 寺・神社
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圓教寺の本堂に当たるのが、向かって右側にある大講堂。本尊は釈迦三尊像。常行堂や食堂と比較すると、装飾に気が使われた建築物であることがわかります。
次は、食堂と大講堂の間を通って奥の院に向かいます。書写山圓教寺 寺・神社
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奥之院までは5分ほど森を歩きます。
途中、17世紀に建てられた不動明王が祀られている不動堂があります。木造のお堂と、背景の緑がマッチしています。書写山圓教寺 寺・神社
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不動堂の左手には、石の台の上に座る銅製の大仏さん。屋根がなく、雨風に耐え続ける過程ですっかり背景に溶け込んだのでしょう。決して大きな仏像ではないのですが、自然と一体化した優しさを感じます。
書写山圓教寺 寺・神社
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奥の院は、正面の開山堂、右手の護法堂、左手の御法堂拝殿の3つの建物の総称。三之堂同様コの字に配置されています。
開山堂は、その名の通り開山の性空上人を祀る御堂です。書写山圓教寺 寺・神社
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開山堂の右手にある護法堂は、国の重要文化財にも登録されている室町末期の2つの小さな神社。向かって右が乙天社、左が若天社です。
書写山圓教寺 寺・神社
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護法堂と向かい合って経っているのが護法堂拝殿。こちらも国の重要文化財で、開山堂に参籠した行者のための建物だったようです。
書写山圓教寺 寺・神社
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奥の院を離れ、標識に沿って歩くと金剛堂に着きます。
書写山圓教寺 寺・神社
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金剛堂から少し山を登ると展望公園があります。展望公園とは言っても生い茂った草木で街を見渡すことはできなかったのですが、広場の中央にちょっとした休憩所があるのはありがたい。お弁当を食べたり、お茶を飲んだりできるので、一休みするには最適な場所です。
書写山圓教寺 寺・神社
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圓教寺に現存する建物の中でも最古の薬師堂。兵庫県の指定文化財になっている鎌倉時代の建物です。
書写山圓教寺 寺・神社
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徳川家康の次男(結城秀康)の5男として誕生した松平直基のお墓です。
書写山圓教寺 寺・神社
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鐘楼。1331年に焼失、1332年に再建されたみたいです。広々とした空間にある鐘楼で、通りすがりに見るくらいの扱いになりがち。でも、14世紀の木造建築、立派なものです。
書写山圓教寺 寺・神社
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少し進むと榊原家墓があります。姫路藩主となった榊原政房と政祐のお墓なのですが、周りの緑と同化しているのが印象的です。本当に立派なお墓です。
書写山圓教寺 寺・神社
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マイクロバスに乗り、ロープウェイ乗り場付近まで戻り慈悲の鐘へ。
そのままロープウェイに乗って下山。下山してすぐバス停まで向かったのですが、間に合わず次のバスを待ちます。書写山圓教寺 寺・神社
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バスで姫路市内に戻ったのは12:30頃。姫路駅から一乗寺行きのバスの発車時間が13:30なので、1時間ほど姫路城付近を散歩してみたいなと思い、大手門前でバスを下車。
桜門橋から姫路城に向かいます。姫路城 (姫路公園) 名所・史跡
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いつ見ても立派な大手門。ここを通ると、姫路城に来たなと感じます。
姫路城 (姫路公園) 名所・史跡
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三の丸広場から見た姫路城。天気がよかったので、白漆喰で塗られた壁が鮮やかに見えます。さすが白鷺城。
姫路城 (姫路公園) 名所・史跡
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三の丸広場の右手には市立動物園があります。キリン推しの動物園なのですが、遊戯施設も充実しており、結構楽しめる場所なんです。しかも入園料は大人210円と安い!
時間が限られているので、三の丸広場を一周するだけで今回は断念。姫路駅に戻ります!姫路市立動物園 動物園
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姫路城から駅に繋がっているのが大手前通り。歩いて15分ほどなのですが、様々なアートが歩道に飾られていて飽きないです。
大手前通り 名所・史跡
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駅に向かって左側にあるのが大手前公園。日曜日だったからか、自由市場というフリーマーケットが開催されていました。
大手前公園 公園・植物園
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大手前公園の反対側には家老屋敷跡公園があります。
酒井藩の筆頭家老高須隼人が屋敷を構えていた場所で、今は芝生の広場と、お土産屋さんになっています。 -
大手前通りを一筋西に入ったところにあるのが商店街「みゆき通り」。カフェやレストランなどが多く、活気のある商店街です。
みゆき通り 市場・商店街
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10分ほど歩くと姫路駅に到着。一乗寺行きのバスまで30分ほどしかないのでランチを食べている時間はなく、コンビニで水分補給!
神姫バスで一乗寺を目指します。姫路駅 駅
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一乗寺までは40分ほど!姫路駅に戻るバスまで45分ほどしかないので、少し急ぎます。乗り過ごすと、次は1時間後…。
法華山一乗寺 寺・神社
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入山券を購入し、階段を上がると左手に常行堂があります。聖武天皇の勅願によって建てられたと言われているのですが、現在の常行堂は1868年に建てられた比較的新しいものです。
法華山一乗寺 寺・神社
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常行堂の反対側にあるのが国宝の三重塔。兵庫県に現存する最古の塔らしく、建てられたのは平安時代まで遡ることができるようです。
法華山一乗寺 寺・神社
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三重塔から石段を上がると本堂があります。下から見上げると本当に立派ですね。
法華山一乗寺 寺・神社
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石段の途中から見下ろした鐘楼。1629年に本堂が再建された時に建てられたそうです。
法華山一乗寺 寺・神社
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本堂。創建は650年と歴史があり、本尊は聖観世音菩薩。三重塔の他、聖徳太子及天台高僧像十幅など多くの文化財を所有しています。本堂の中に入ることができ、納経所もお堂の中にあります。
法華山一乗寺 寺・神社
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一乗寺でいただいた御朱印。非常に独特ですよね。ちょっとバランスは悪いのですが、迫力があり好きです。
法華山一乗寺 寺・神社
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本堂から見た三重塔。紅葉の時期にまた来たいなと思わせてくれる景色です。御詠歌の「春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる 法の華山」にあるように、四季を通じてお花がきれいなお寺です。
法華山一乗寺 寺・神社
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本堂の左向かいには妙見堂と弁天堂が並んでいます。
法華山一乗寺 寺・神社
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思っていた以上に時間が残ったので、更に奥の院に進みます。手すりが整備されていますが、苔が生えた石段はすてきです。
法華山一乗寺 寺・神社
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奥の院の開山堂、法華山を開山した法道仙人が祀られています。
法華山一乗寺 寺・神社
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入口付近にある放生池と弁天社。この時期は驚くほど蚊が多い池なので注意が必要です。
法華山一乗寺 寺・神社
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新築工事が終わったばかりなのでしょうか。他の建物とは明らかに異なる雰囲気の太子堂。
法華山一乗寺 寺・神社
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入口にある石造笠塔婆。兵庫県の県指定文化財になっています。
道路を渡り、予定していたバスに無事に乗り、姫路駅に戻りました。法華山一乗寺 寺・神社
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今日は姫路駅からバスで圓教寺と法華山一乗寺に行ってみましたが、姫路城までゆっくり見ようと思うと時間的には難しいという発見がありました。
姫路城はまたの機会にゆっくり楽しみたいと思います。
最後は、駅の2階から大手前通りの向こうに見える姫路城を見てから電車に乗って帰りました。天気に恵まれて本当によかった!姫路駅 駅
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