愛するドイツの回顧録～ごはん編～　その８（２０１６年４月～５月　７回めのドイツ旅・後編）

2016/04/23 - 2016/05/07

２０１６年ドイツ旅ごはん回顧録の後編です。
初めての北～中部ドイツを旅して、終盤にはフランクフルト近郊の町へも足を延ばしました。
北～中部では雨や寒さに遭いましたが、後半はお天気に恵まれありがたかったです。
５月２日、３泊したゴスラーを発つところから始めます。

ご参考までに全旅程です。
４月２３日（土）　福岡～関空（こちらで大波乱）～香港
　　　　　　　　　　　　～深夜便でフランクフルトへ
４月２４日（日）　早朝フランクフルト着～フルダ～リューベック
４月２５日（月）　リューベック～ヴィスマール～バート・ドーベラン
　　　　　　　　　　　　～リューベック
４月２６日（火）　リューベック～シュヴェリーン～リューネブルク
　　　　　　　　　　　　～ハンブルク
４月２７日（水）　ハンブルク～ブレーメン～ハンブルク
４月２８日（木）　終日ハンブルク
４月２９日（金）　ハンブルク～ツェレ～ハノーファー～ゴスラー
４月３０日（土）　ゴスラー～クヴェトリンブルク～ヴェルニゲローデ
　　　　　　　　　　　　～ゴスラー
５月　１日（日）　ゴスラー～ヒルデスハイム～ゴスラー
５月　２日（月）　ゴスラー～ライプツィヒ～エアフルト
５月　３日（火）　エアフルト～アイゼナハ～エアフルト
５月　４日（水）　エアフルト～フランクフルト～ベンスハイム
　　　　　　　　　　　　～ゲルンハウゼン～フランクフルト
５月　５日（木）　フランクフルト～バッハラッハ～ボッパルト
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
５月　６日（金）　フランクフルト～バート・ホンブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト空港から帰国
５月　７日（土）　羽田～福岡

エリア フランクフルト(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

５月２日。
３泊したゴスラーを発ちます。
宿泊したホテル「ニーダーゼクシッシャー・ホーフ」は居心地よくスタッフさんの対応よく朝食ブッフェ最高のいいお宿でした。
気持ちのいい朝食ルームともこの朝でお別れ。名残惜しかったです。

この朝もあれこれ目移りしながらチョイス。

スクランブルエッグを作っていただきました。

前日に続いてワッフルも。

たっぷりゆっくり最後の朝食を。お世話になりました。

この日はゴスラーからライプツィヒに立ち寄ってエアフルトまで移動しました。
こちらはライプツィヒの有名店「Ａｕｅｒｂａｃｈｓ　Ｋｅｌｌｅｒ」（アウアーバッハス・ケラー）。
１５２５年創業の老舗レストランで、ゲーテが足繁く通ったといいます。
中へ一歩足を踏み入れた時の感動と驚きは忘れられません。
世界で最も有名なレストラン・ベスト１０に入っているとのこと。納得です。

ランチビアをいただきます。ドレスデン郊外で造られている”ラーデベルガー”。

オニオングラタンスープはとても濃厚で美味。
あとでお茶もしたかったのでこの一品だけで。

ランチを控え目にして臨んだのは、こちら「カフェ・バウム」。
１７２０年創業の老舗カフェ＆レストラン。
シラーやリスト、ライプツィヒ生まれのワーグナーも常連だったとか。
重厚な雰囲気の店内でした。

クリームたっぷりの大きなアイスコーヒーをいただきました。

そこからエアフルトへ移動。この日から２泊しました。
最初の夕食はトラベラーとんちゃん健康一番さんおススメのこちらへ。
「Ｈａｕｓ　Ｚｕｍ　Ｎａｕｍｂｕｒｇｉｓｃｈｅｎｋｅｌｌｅｒ」。
クレーマー橋の入口付近にあります。

いつ何時でもまずはビール。

オーダーしたのはポークステーキの上に更にお肉ソースとチーズの乗った一品。とっても美味でした。
カロリーもとっても高かったはず。（汗）

５月３日。
エアフルトの一夜めが明け、朝食は「大聖堂」前のバッケライで。
パンと玉子、ヨーグルトにジャム類にコーヒーというシンプルな内容。

「大聖堂」前の広場にはマルクトが出ていました。
トマトが美味しそう！！

葉物やじゃがいも。

いくら見ても飽きませんね。

エアフルトからアイゼナハへ足を延ばしました。
「ヴァルトブルク城」を観て、ランチはこちらでさくっと。

初テューリンガーソーセージです。長さにびっくり！

お茶タイムは「バッハハウス」のカフェ「カンタータ」で。

バッハさんの横顔と”Ｊ．Ｓ．Ｂａｃｈ”の文字の入ったチョコケーキ。
食べるのはちょっと忍びなかったですが、楽しみにしていたのでしっかりと。

エアフルトへ戻って夕食。
クレーマー橋の奥の方にあるカフェ＆レストラン「Ｎｕｓｓｌｅｉｎ」にて。
ビールは”ＷＡＴＺＤＯＲＦＥＲ”という銘柄のピルス。
調べてみるとエアフルトの南６０ｋｍほどの場所にある、バート・ブランケンブルクという町で造られているビールのようです。

食事はザウアーブラーテンを。
ドイツの代表的なお肉料理ですが、初めていただきました。
調理法は蒸し煮なので、焼いたり揚げたりのものよりちょっとヘルシー？
ソースとともに美味しくいただきました。
そして、添えられたこの小判型のようなこちらはじゃが芋団子、そう、クヌーデルでした。
実は私はクヌーデルが苦手。でもこの地方のものはＫｌｏｓｓ（クロース　＊スはエスツェット）と呼ばれるらしくメニューの表記ではそれとわからず注文してしまったのです。
ですが１ｃｍ強の厚さにスライスしてフライされたこのクロースはとても美味しくいただけました。
ほどよくもちっとして、外側は香ばしく、苦手なクヌーデルのあの食感とは異なっていて問題なしでした。

５月４日。
エアフルトの２泊はあっという間で、朝からフランクフルトへ移動します。
あと２泊したらもう帰国。早いものです。
駅構内で買ったブレッツェルとクロワッサンとＢＩＯのレモンジュースで列車内で朝食。

フランクフルトでは駅近くのホテル「エクセルシオール」に泊まります。
この時が３度目でした。
こちらのホテルは朝食後のフルーツやお菓子やコーヒーがロビーで提供されるという嬉しいサービス付きです。
この時もちょっとコーヒーをいただきました。
また、規定のチェックイン時間前でも部屋の準備ができていれば入れていただけるのもありがたい。優しいサービスをいろいろやってくれるホテルです。

この日はフランクフルトから２つの近郊の町へ出かけました。
お天気に恵まれ幸運でした。
まずはベルクシュトラーセのベンスハイムへ。
この町は前年にヘッペンハイム泊した際に訪ねるつもりが予定どおりにいかず、１年越しに訪問が叶いました。
町歩きの途中でランチを。暑かったのでいつも以上にビールが美味しかった！

食事は初のハックステーキを。ドイツ版ハンバーグですね。
ポメスもたっぷり付いてお腹いっぱいに。

ベンスハイムのあとはゲルンハウゼンへ。
ここも数年前から訪ねたかった町でしたので、この日は念願の２つの町への訪問が叶い、いい気分♪
フランクフルトへ戻って夕食は何にしようと歩いているとワイン祭りに遭遇。
お昼のハックステーキがヘビーでまだあまりお腹も空かないので、ここで夕食にすることに。

あとで調べてみると、ＨＥＲＸＨＥＩＭ（ハークスハイム）ＡＭ　ＢＥＲＧは、ラインラント＝プファルツ州ズュートリヒェ・ヴァインシュトラーセ郡の町。
地図を確認するにマンハイムの西に位置するようです。
美味しい白でした。

帰りに駅構内でフルーツを買ってデザートに。
エアフルトから移動してきてベンスハイムとゲルンハウゼンを訪ねて、よく列車に乗った日でした。

５月５日。
ホテルでゆっくりたっぷりの朝食を。

この日はフランクフルトからライン川沿いの町へ出かけました。
前日に続きお天気に恵まれて幸せでした。
以前から行ってみたかったバッハラッハを訪ねたあと、ボッパルトへ。
ゲデオンスエックからラインの大蛇行を眺めながらのビアーは最高でした。

グヤーシュとともに。

夕刻フランクフルトへ戻り、夕食は「ラーツケラー」で！と意気揚々と訪ねるとなんとクローズ・・・。
ほかのお店も閉まっているところが多く夕食難民となってしまい、結局いろんな町でよく見かけるチェーンのステーキハウス「ＭＡＲＥＤＯ」へ。

帰国して調べましたら、この日５月５日は”キリスト昇天祭”（復活祭の３９日後。復活したイエスキリストが天に昇ったことを祝う。復活祭が基準なので年によって日付が異なる）という祝日だったようなのです。
そうとも知らず町を彷徨っていたわたくし・・・・。

ドイツ最後の夜なので張り切っていたのですが・・・。
でもいただいたシーザーサラダと海老のガーリックオイル焼き、美味しかったです。

この夜も駅構内でフルーツを買ってホテルでいただきました。

５月６日。
とうとう帰国日です。
最後のドイツの朝食をゆっくりたっぷりいただきました。

帰国便は夕方発でしたので、昼間はフランクフルトからＳバーンで１５分ほどのバート・ホンブルクまで出かけました。
朝食を食べ過ぎて、お昼はお城のお庭のカフェでビアーのみに。

空港へ移動した頃小腹が空いてきて、搭乗前にスーパーで買ったブレッツェル（たっぷりのチーズのせ）とネスティを。

搭乗してまずはめずらしくゼクトを。

機内食の時にビールをいただいたようです。
ルフトハンザの定番、”ヴァルシュタイナー”。
食事はチキンと茄子とズッキーニのクリームソース。パンやお寿司やサラダとともに。

到着前にはスクランブルエッグやほうれん草のトマトソースなど。
羽田経由で福岡の自宅へ戻りました。
まさかの欠航に遭いどうなることかと慌てた出発でしたが、初めての中部～北ドイツを楽しめ、無事に帰宅できたことに感謝でした。

＜おまけ＞
購入してきたお菓子たち。
チョコにクッキーにメントス。ブレッツェルも。

クノールスープや瓶詰のシュパーゲルやオリーブ。
お土産に喜ばれます。

空港地下のスーパー「Ｔｅｇｕｔ...」で買ってきたパンたち。
大事に食べました。
またたくさん買ってきたいものです。
以上、長々お付き合いいただきありがとうございました。