２０１９年１１月８～９日に熊本出張というおいしい仕事が入りました。よくあるパターンの出張で、８日（木）午後に現地集合で会合があり、翌９日（土）ゴルフコンペというものです。レンタカーの手配、ホテルの予約を済ませ１１月１０日に思いを馳せるようになりました。ところがその後、５日（月）、６日（火）に東京出張が、７日（水）に三重県津への出張が入りました。問題は７日から８日のスケジュールです。７日夜に帰宅して、翌日朝に熊本に向けて出発するか、７日津から直接熊本入りして宿泊するかで悩みました。荷物のことを考慮すると前者がベターですが、後者を選択しました。５連泊になりますが、宅急便をうまく利用して荷物の問題は解決です（その後１１日に東京出張が入りましたがさすがに１０日は帰宅することにしました）。結果以下の通りの日程を組みました。<br /><br />１１月７日（木）　　津での業務終了後、高速船で中部国際空港へ。全日空３３５便で熊本、リムジンバスにて熊本市内。ＡＮＡクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ泊<br />１１月８日（金）　　午前中熊本観光。午後会合に出席。ＡＮＡクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ泊（取引先提供）<br />１１月９日（土）　　ゴルフコンペ参加。阿蘇くまもと空港からレンタカー。阿蘇リゾートグランヴィリオホテル泊<br />１１月１０日（日）　阿蘇神社、阿蘇山、滝めぐり。熊本駅でレンタカー返却。九州新幹線さくら５６８号で姫路へ<br /><br />今回の旅での滝めぐりは山都町の滝、その中でも五老ヶ滝と鵜の子滝をメインに考えていました。阿蘇周辺には多くの滝がありますが、１８時過ぎの九州新幹線さくら５６８号で帰る予定なので、時間も限られているため阿蘇山からは直接五老ヶ滝へ向かいました。その途中国道２１８号線沿いに聖滝がありました。聖滝は有明海に注ぐ緑川の支流である笹原川に懸かる滝です。この後予定している鵜の子滝はこの下流にあります。<br /><br />聖滝滝見難易度：１<br />参考　滝見難易度０：道路から見える、１：片道徒歩５分以内、２：片道徒歩１５分以内、３：片道徒歩３０分以内、４：片道徒歩１時間以内、５：片道徒歩２時間以内、６：片道徒歩２時間以上もしくは２時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。<br />注意　滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

熊本県滝めぐり（４）　滝メグラーが行く２２０　聖滝　熊本県上益城郡山都町

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2019/11/10 - 2019/11/10

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2019/11/10

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聖滝
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２０１９年１１月８～９日に熊本出張というおいしい仕事が入りました。よくあるパターンの出張で、８日（木）午後に現地集合で会合があり、翌９日（土）ゴルフコンペというものです。レンタカーの手配、ホテルの予約を済ませ１１月１０日に思いを馳せるようになりました。ところがその後、５日（月）、６日（火）に東京出張が、７日（水）に三重県津への出張が入りました。問題は７日から８日のスケジュールです。７日夜に帰宅して、翌日朝に熊本に向けて出発するか、７日津から直接熊本入りして宿泊するかで悩みました。荷物のことを考慮すると前者がベターですが、後者を選択しました。５連泊になりますが、宅急便をうまく利用して荷物の問題は解決です（その後１１日に東京出張が入りましたがさすがに１０日は帰宅することにしました）。結果以下の通りの日程を組みました。

１１月７日（木）　　津での業務終了後、高速船で中部国際空港へ。全日空３３５便で熊本、リムジンバスにて熊本市内。ＡＮＡクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ泊
１１月８日（金）　　午前中熊本観光。午後会合に出席。ＡＮＡクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ泊（取引先提供）
１１月９日（土）　　ゴルフコンペ参加。阿蘇くまもと空港からレンタカー。阿蘇リゾートグランヴィリオホテル泊
１１月１０日（日）　阿蘇神社、阿蘇山、滝めぐり。熊本駅でレンタカー返却。九州新幹線さくら５６８号で姫路へ

今回の旅での滝めぐりは山都町の滝、その中でも五老ヶ滝と鵜の子滝をメインに考えていました。阿蘇周辺には多くの滝がありますが、１８時過ぎの九州新幹線さくら５６８号で帰る予定なので、時間も限られているため阿蘇山からは直接五老ヶ滝へ向かいました。その途中国道２１８号線沿いに聖滝がありました。聖滝は有明海に注ぐ緑川の支流である笹原川に懸かる滝です。この後予定している鵜の子滝はこの下流にあります。

聖滝滝見難易度：１
参考　滝見難易度０：道路から見える、１：片道徒歩５分以内、２：片道徒歩１５分以内、３：片道徒歩３０分以内、４：片道徒歩１時間以内、５：片道徒歩２時間以内、６：片道徒歩２時間以上もしくは２時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意　滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

エリア

山都・熊本空港(熊本)

旅行の満足度: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: レンタカー

旅行の手配内容: 個別手配

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国道２１８号線沿いに展望所があります。

聖滝自然・景勝地
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数台分停めることのできる駐車場があります。

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展望所まではすぐです。

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展望所にある聖滝の案内板。平成２３年４月に熊本県天然記念物に指定され、平成２７年３月に国名勝に指定されました（同時に五老ヶ滝も国名勝に指定されました）。指定名称はこの案内板の通り「聖り瀧」ですが、これは「領内名勝図巻」の表記に準じています。この案内板の絵が「領内名勝図巻」に描かれていたものです。領内は熊本藩（肥後）領内を意味します。「領内名勝図巻」の製作と関連が指摘される「肥後國諸瀑布圖（ひごこくしょばくふのず）」にも描かれているそうです。それにしても「肥後國諸瀑布圖」とはなんという魅力的な画集でしょうか。

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展望所から聖滝まではかなり距離があり遠望です。

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久しぶりに望遠レンズに付け替えズームアップです。

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イチオシ

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目いっぱいズーム。滝の落ち口は二条となっていて、向かって左側はほぼ直瀑、右側は二段になって落ちていて二段目は落ちる向きが変わっているように見えます。「領内名勝図巻」の絵と比べるとよく似ていますが、二段の滝のほうが少し変わっているようです。「領内名勝図巻」の絵は１８世紀後半の聖滝で、もしかしたらその年月で姿が変わったのかもしれません。なお聖滝の名は、滝の中腹の岩が修行をしている僧侶の姿に似ていることに由来しているそうです。水量が多すぎて岩の形がどのようなものであるかよくわかりません。

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展望所の下に田んぼがあり下りることができそうです。滝に少しでも近づきたい。

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その田んぼの先から望遠を使わずに撮影した１枚。紅葉がいい感じで始まっています。

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水量豊富で柱状節理の断崖に囲まれた広い滝壺を有しており、九州特に阿蘇の周辺でよく見られる形状の滝ですね。高さは３１メートルです。山都町のホームペ－ジでは、地形図の標高差から算出した滝の高さの記載があり、それによると３１．１メートルということです。ちなみに滝口の広さは９．５メートルということです。

聖滝自然・景勝地