2010/06/13 - 2010/06/13
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GOTOCHANさん
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2010年6月に大分県の滝めぐりをしました。大分県には「日本の滝百選」の滝が4箇所あり、うち震動の滝、原尻の滝はすでに訪問済みです。今回は残りの東西椎屋の滝をメインに、その周辺の滝めぐりが目的です。
ところで、この大分県滝めぐりですが、どのような経緯で行くことになったのかがはっきりしません。通常、私の滝めぐりにはオフ会などの特殊な例を除いて、3パターンあります。1つ目は、日帰り滝めぐりです。基本単独で、日帰りですから近隣が多いですが、たまにはアプローチの長い滝にも行きます。2つ目は、妻との旅行で比較的お手軽な滝に行くパターンです。滝めぐりがメインではなく、あくまで旅行の道中で立ち寄れる滝があれば行くというイメージです。3つ目は、地方に出張した際に、仕事終了後に現地に残って滝めぐりをするパターンです。北海道や東北、九州などの遠方での滝めぐりはほとんどこのパターンです。普通に考えると3つ目のパターンですが、前日にどこで仕事をして、どこで宿泊したかなど全く記憶がないのです。しかも6月13日は日曜日で、前日の12日に仕事が入っていたことはほとんど考えられません。あるとするとゴルフコンペですが、2010年当時、私はゴルフはほとんどしておらず、地方でのゴルフコンペに参加することはありえません。それでも、写真の記録から、6月13日に大分で滝めぐりをしたのは事実で、確かに行った滝の記憶は、すべてではないですがあります。最も可能性が高いのは、福岡か久留米あたりに宿泊し、レンタカーで大分の滝めぐりをしたということでしょう。
日本の滝百選の西椎屋の滝へ向かう途中にある、余(あまり)の滝に寄り道しました。直瀑タイプの「宇佐の三滝」とは異なり、岩肌を優しく流れ落ちる分岐瀑です。「宇佐の三滝」の陰に隠れた余の滝ですが、名瀑です。
余の滝滝見難易度:1
参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意 滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
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県道50号線、国道387号線を走り、20分程度で余の滝駐車場に到着しました。駐車場には案内板がありました。
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遊歩道に入り、駐車場を見下ろします。
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遊歩道ではユキノシタを見ました。
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ガクアジサイも咲いていました。
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数分も歩くと余の滝が見えてきました。滝前の柵のところが展望所でしょうか。
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余の滝の下流には、長さ10メートルほどの滑滝があります。無名滝のようです。
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無名滝の滝壺。やはり水は茶色く濁っています。
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駐車場から5分ほど歩くと余の滝の展望所です。
余の滝 自然・景勝地
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展望所にも案内板があります。この日いくつかの滝を見てきましたが、宇佐市では滝を観光資源と考えているのでしょう、標識や案内がしっかりしており、駐車場や遊歩道などの整備など、滝を見てもらおうという努力を感じることができます。あまりにもやりすぎると観光地化しすぎてしまい、滝メグラーとしてはちょっとがっかりしますが、このあたりはやりすぎていないところも好感を持ちました(金がないだけだったりして)。
余の滝 自然・景勝地
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イチオシ
『豊前志』に「白布(しらぬの)を三段四段(みきだよきだ)にたちきりて巌(いわほ)の上にたれさらすむ」と歌われているように、ゴツゴツした岩肌を滑るように流れる様は、スローシャッターでの撮影に向いている滝です。
余の滝 自然・景勝地
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滝口を見ると、結構激しく水が吹き出しています。
余の滝 自然・景勝地
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高さ48メートルを末広がりで流れ落ちて行く様から、「末広の滝」とも呼ばれています。
余の滝 自然・景勝地
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イチオシ
岩肌の苔生した感じもいいですね。
余の滝 自然・景勝地
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よく見ると、岩肌に当たった水が複雑に向きを変えて流れ落ちているのがわかります。そして滝壺で川の流れの向きが変わり、この下に無名の滑滝へとつながっています。
余の滝 自然・景勝地
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余の滝の滝見を終えて、西椎屋の滝へ向かいました。国道387号線を走っている途中でこんな風景に出くわしました。脇道にそれて撮影しました。「宇佐のマチュピチュ」という景勝地になっているそうです。
宇佐のマチュピチュ 自然・景勝地
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(おそらく)国道387号線から脇道に入ったところにあった案内板。前の写真にある道路が国道で、上野地(かみのじ)高架橋です。現在、この付近に展望所が整備されているそうです。
宇佐のマチュピチュ 自然・景勝地
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"円錐形の山とその麓の集落、そして棚田のある風景が、南米ペルーの世界遺産である空中都市マチュピチュにそっくりなところから、「宇佐のマチュピチュ」と呼ばれるようになったとか。円錐形の山を地元の人は秋葉様(火伏せの神)と呼んでいるそうです。
続く宇佐のマチュピチュ 自然・景勝地
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