2021/04/11 - 2021/04/16
651位(同エリア1516件中)
NOBAXさん
- NOBAXさんTOP
- 旅行記27冊
- クチコミ198件
- Q&A回答62件
- 55,354アクセス
- フォロワー6人
この旅行記のスケジュール
2021/04/11
2021/04/14
2021/04/16
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
奄美群島の与論島、沖永良部島、徳之島、加計呂麻島、奄美大島の5島を巡る旅行会社の5泊6日ツアーに参加しました。コロナ禍、離島で見学場所は屋外ということで選びました。緊急事態宣言が終了し、まん延防止等重点措置が大都市で適用前の間隙をついての旅行となりました。
バスガイドの話ではGOTOキャンペーン中は観光客が押し寄せて、バスもピストン輸送で客をさばいたそうですが、今は訪れる人もなく、ツアー参加者は僅か5名、旅行中、他のツアー客と会うこともなく、完全貸切状態での旅となりました。
PR
-
羽田からJALで鹿児島経由、与論島へ。途中、眼下にハートの形の宝島(鹿児島県十島村)を見つけました。
-
鹿児島-与論島間はJAL系列のATR72-600というプロペラ機で座席数は70ですが、乗っていたのは写真に写っている程度の人でした。
与論空港 空港
-
ツアーは中型バス旅ですがすべてガイドが付きました。最初に訪れたのは定番の「ヨロン駅」。与論島にはもちろん鉄道は走っていませんが、旧国鉄の周遊券指定地に与論島が含まれるようになって10周年記念として作られたモニュメントだそうです。
ヨロン駅 名所・史跡
-
続いて与論城跡へ。城といっても作りかけで放棄されたので、残っているのは石垣だけです。高台から与論の町が一望できます。
与論城跡 名所・史跡
-
今日の最後の観光地は与論民俗村。島の旧家を移築し、古民具を収集して展示する私設資料館です。
-
与論島の宿はプリシアリゾートヨロン。与論島はギリシアのミコノス島と姉妹都市となっているそうで、町にはミコノス通りがあったり、ギリシア神殿風の建物があったりしますが、施設も出来るだけミコノスに倣って白を基調とした外壁にしているそうです。昨年の台風の被害で傷んでいるところもありましたが、特に不便な所はありませんでした。
プリシアリゾート ヨロン <与論島> 宿・ホテル
-
ホテルのプライベートビーチです。人もまばら
-
ホテルの夕食。はにぶ膳だそうです。鯵に似たグルクンが名物だそうで、あちこちで唐揚げが出てきました。
写真にはありませんが「鶏飯(けいはん)」という鶏のスープのお茶漬けも島の名物だそうで、土産物屋には鶏飯用のふりかけやスープがたくさん置いてあります。 -
プライベートビーチからは美しい夕日が眺められます。水平線に雲がかかることが多いので、なかなか陽が沈むのを眺めることは出来ませんが、しばらくボーッとした時間を過ごせます。
-
2日目。グラスボートで百合ヶ浜へ。干潮になると砂浜が出現することで有名ですが、波が高いのと満潮に近かったため砂浜は出現しませんでした。ツアーでは干潮に時間を合わせることは難しいのですが、砂浜出現確率を予測するサイトもありますので、行かれる方は参考にするといいかもしれません。ホテルからはアクティビティで百合ヶ浜ツアーも出ています。
前日は波が高くて欠航だったそうで、波に揺られながらもサンゴやカメを見られたのは中吉といったところでしょうか。 -
フェリーで沖永良部島へ。2時間の船旅でした。
-
国頭(くにがみ)小学校校庭にある日本一のガジュマル。一世紀以上前の1898年に第1回卒業生が植樹したものです。
ツアーで行く場合には事前の承諾を得ているので問題ありませんが、個人で行かれる場合は授業の妨げにならないように注意する必要があります。日本一のガジュマル 自然・景勝地
-
フーチャ。潮吹き洞窟で、風が強いときは数十メートルも波を吹きあげるそうですが、この日は大人しく波が打ち寄せるだけでした。
波を吹き上げるような天気のときは立っているのもやっとだそうです。フーチャ 自然・景勝地
-
カメが何匹も泳いでいました。
-
ウジジ浜です。石灰岩が波で削られて奇岩が林立しています。丸い孔から水平線絡めて撮るのがお勧め写真だそうです。運が良ければここに沖永良部空港に着陸する飛行機を納められるそうで、お宝ショットになります。
この海岸でカナダの帆船『トゥーループ号』が台風で座礁し、何名かがが島の人に助けられました。これを記念してカナダから送られた船が展示されています。ウジジ浜 自然・景勝地
-
沖永良部島で一番の観光スポット昇竜洞です。全長3,500メートルのうち約600メートルが公開されています。
昇竜洞 自然・景勝地
-
お約束でいろいろな名前の付いた石筍、石柱、フローストーン、ケイプパイル、カーテンなどを見ることが出来ます。所要時間は30分程度。
-
田皆岬です。奄美ではマリンスポーツを楽しむのでなければ、海岸や岬、奇岩の類を見て回ることになります。
田皆岬 自然・景勝地
-
アダンの実です。奄美パークに田村一村の作品展示館がありますが、彼の代表作が「アダンの海辺(複製展示)」です。美味しそうですが食べるほどのものではないそうです。
-
太平洋と東シナ海を一望できる越山公園です。沖永良部に2つある山の一つの頂上にあります。写真は町政施行50周年を記念して建てられたモニュメント。へばりつくセミの抜け殻が面白い。晴れた日には北に徳之島、南に与論島、沖縄本島を望むことが出来るそうです。
-
越山公園から北東方向の展望。先端に沖永良部(えらぶゆりの島)空港があります。
-
世之主の墓です。石垣に囲まれた立派な作りです。
世之主の墓 名所・史跡
-
中央に世之主と殉死した奥方、嫡子3名。奄美では遺体は土葬し、数年後に骨を掘り出し甕に納めるそうです。墓石の後方に甕が並べられた墓地をあちこちで見ることが出来ます。
-
西郷南洲記念館にある西郷が過ごした格子牢。当時の場所に再現されたものです。
西郷さんは島流しにあったときにあちこちに滞在したので、各地に西郷南洲謫居跡なるものがあります。西郷南洲記念館 美術館・博物館
-
上野にあるある西郷さんと違って痩せこけています。この当時、西郷さんは自決も考えていて、あまり太っているのは具合が悪いという事で食事を控えていたそうです。
-
笠石海浜公園です。昨年、島内の児童生徒ら157人が1時間で1万5690球を植え付け、ギネス世界記録「1時間に植えた花の球根の最多数」を達成した鉄砲ユリが開花していました。
笠石海浜公園 公園・植物園
-
沖永良部島から次の訪問地徳之島へ。30分ほどのフライトで、離陸したかと思うとすぐに着陸態勢に入ります。
-
ここから徳之島。ウンブキ(方言で「海の谷、洞窟」の意)です。鍾乳洞は400m先の海底とつながる海底洞窟ですが、一般人は入口を見学するだけで、潜るには許可が要ります。
見学路に照明のスイッチがあります。ライトを点けると美しい水面を見ることが出来ます。陸の中の海 ウンブキ 名所・史跡
-
徳之島は闘牛が盛んで、道路脇にこんなモニュメントが
-
喜念浜海岸は「徳之島で一番美しいビーチ」と呼ばれています。
朝夕には闘牛に出場する牛を訓練するために砂浜を歩かせる様子を見ることが出来るそうです。サンゴが砕けた粒の細かい砂浜は踏み込むと足首が埋まってしまうほど柔らかいです。 -
海水浴やシュノーケリングを楽しむ人も多いそうです。この時期、時節柄、泳いでいる人は見かけませんでした。
-
犬田布岬は奄美十景の一つで、この沖で特攻攻撃で沈没したとされる戦艦大和の慰霊碑が建っています。実際に大和が撃沈されたのは鹿児島県坊ノ岬沖で、もう少し北になります。
犬田布岬 自然・景勝地
-
毎年、慰霊祭が催されるそうです。
-
琉球石灰岩の海蝕崖の荒々しい岬です。
-
犬の門蓋です。名前の謂れはいろいろあるようですが、大飢饉のとき野犬をここで始末したことからこの名が付いたという話もあります。遊歩道の先にはメガネ岩があります。
長年、季節風や荒波によって浸食された断崖・奇岩が見ものです。犬の門蓋 自然・景勝地
-
足場が悪いので要注意
-
オーストラリアのグレートオーシャンロードに12使徒と呼ばれる石柱群がありますが、それを彷彿とさせる景色です。
-
奇岩は侵食されて、そのうち無くなってしまうのでしょう。
-
海岸の花崗岩がムシロを敷いた様なのでムシロ瀬。奄美十景です。
ムシロ瀬 自然・景勝地
-
お約束で岩には名前が付けられていてこちらは「ろうそく岩」
-
スケールの大きい景色を堪能できます。
-
こちらは畔ビーチ。当時の皇太子と美智子妃殿下が散策されたことからプリンスビーチと呼ばれます。
-
サンゴが砕けて出来た砂浜が美しいです。
-
徳之島にはいろいろな海岸がありますが、みな表情が違っていて飽きません。
徳之島から奄美大島へはプロペラ機であっという間に着いてしまいました。 -
加計呂麻島へは奄美大島から海上タクシーで20分ほど。
-
島のペンション来々夏(ココナツ)ハウスで主人が釣ってきたシマアジの唐揚げとイカの刺身。
ここには安倍総理夫人もお忍びで、といっても10人あまりのお供連れて来たことがあるそうです。来々夏ハウス グルメ・レストラン
-
加計呂麻島は戦跡めぐりと「男はつらいよ 寅次郎紅の花(第48作)」のロケ地になったことから、ロケ地めぐりがメインとなります。
こちらは奄美大島と加計呂麻島の間の大島海峡に連合艦隊の船舶が停泊したことから、これを防御するための指令所跡 -
同じく、砲弾を格納した弾薬庫。ハブが潜んでいることもあるので、迂闊に中に入らないようにという注意がありました。
-
ロケ地のひとつ、諸鈍のデイゴ並木
諸鈍長浜のデイゴ並木 自然・景勝地
-
奄美大島の大浜海浜公園です。島々で海岸をいろいろ見て歩いたので、だんだんどこがどこやら分からなくなってきます。
大浜海浜公園 公園・植物園
-
黒潮の森マグローブパークです。カヌーツアを楽しむ人も多いようです。雨が降ってもカッパを着て漕ぐそうです。
黒潮の森マングローブパーク 公園・植物園
-
島の北端にある「あやまる岬」。ゴメンナサイをするわけではなく、丸い地形が綾に織りなす「まり」に似ているからだそうです。
あやまる岬 自然・景勝地
-
島の南部の町古仁屋ある魚屋さん「あま海」です。
海鮮丼(1,200円)がやたらと美味しかったです。島魚あま海 グルメ・レストラン
-
奄美パークです。田村一村の絵画展示館が併設されています。
鹿児島県奄美パーク テーマパーク
-
旧奄美飛行場跡地に建設されたパークで、管制塔のような展望だがあって、そこから眺めるとこんな景色です。
-
帰りの飛行機は奄美から羽田への直行便のボーイング737-800で165人乗りだったのですが、乗っていたのは50人程度でした。
奄美空港 空港
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
奄美大島(鹿児島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
56