2024/03/24 - 2024/03/26
703位(同エリア1550件中)
ミチサンさん
冬は、調子が狂うほど暑い日があり、越冬は楽勝だと期待したのに。春先は期待はずれの寒さ。
どこか暖かいところに行きたいよ、で、旅行社パンフレットをペラペーラ。
一名一室同料金、奄美大島。これだ。
一応オットにも声かけすると、行くという。
ゆったり組まれた観光スケジュールが、ちょうど良い。
それでも、加計呂麻島上陸もはたし、マングローブでカヌー遊びをして、なんとなく世界自然遺産体験。
ちょっとばかり、寅さんのロケ地巡りの感じもしたけれど、いいところでした奄美大島。。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
一番最初に来たのは、あやまる岬
なだらかな丘のようなところから、海を見下ろすと水平線があっちから向こうへ伸びていく眺望の良いところ。 -
ひろびろ~としたあやまる岬公園。
海中プールは、海水で満たされた自然のプール。すごいなぁ。 -
ここは、奄美パーク。ずっと前は、奄美空港だったところに、奄美の自然や歴史を伝える奄美の郷と、この奄美を拠点とした田中一村美術館がある。
管制塔だった展望台から、奄美の郷のドーム型屋根を見下ろした。 -
田中一村記念美術館。この形は、奄美の高倉の形だと言うこと。
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エントランスの垂れ幕。
奄美の植物を緻密に描いた天才日本画家で、ほんとうに素晴らしい作品の展示でした。
大変苦労しながらの生活だったようですが、こんな素敵な作品を見ることができて幸いです。
9月に、東京都美術館で一村展があるので、是非見に行きたいと思います。 -
園内に暖かな土地で、逞しく育った植物たち。
月桃。香りが良くて、腐敗防止の作用があるそうで、お弁当にペラっと入れておくといいのだとか。
月桃茶は、アンチエイジングに効果ありとのこと。 -
タコノキ。気根がタコのようだから、とガイドさんが教えてくれました。
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幻の花、サガリバナの冬のかたち。
やはり、奄美大島でも夏になると咲くんですね。 -
ソテツは、害虫防止のため葉を落して冬越し。
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奄美の郷、展示の中にある与論十五夜踊りの面。
韓国のタルチュムの面に似ていて、安東を思い出した。 -
星の砂。懐かしい。
ほんとうにこんな星砂がザクザクあるのかと、若い頃与論島に行ったなぁ。 -
まったり観光して、早めにチェックイン。
お宿は、山羊島ホテルです。
小さな島には小山があって散策路で登れます。六十種くらいの植物が観察できるようです。 -
メニューは、洋食。
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前菜です。綺麗な盛り付け。
順にサーブされたお料理は、どれも全部美味しかった。 -
レストラン「ゆい」のカウンターで素敵な螺鈿のパネルを見ました。
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黒焼酎のプレゼント。
飲めないから味はわからないけれど、焼酎好きな婿へお土産。 -
ホテルのマスコット、かわいいやぎさん3頭いました。
展望大浴場のある、居心地のいいホテルでした。 -
朝になって、大浜海浜公園。
奄美の高倉や大きなガジュマルがある、芝生広場。 -
植物を入れると、田中一村ふうになる。
大浜海浜公園の浜辺は、海亀も産卵に来るという。生憎曇りで奄美ブルーがすっきりしないけれど、晴れたらきっと綺麗だろう。うっかりオットが入ってしまった。 -
玉石で敷き詰められた海岸、ホノホシ海岸。
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ホントに丸い石ばかりの海岸です。
波が寄せて引くとき、石が擦れ太鼓のような音がするのだとか。残念ながら、聞き取れませんでした。
波が荒いのでしょう、岩も削られ、洞窟のようになったところもあります。 -
マネンザキ展望台。ミステリーサークルのパネルがありました。知恵の発達したフグがいるもんなんですね。びっくりです。
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インドネシア(…だったか…うろ覚え)からの原木であるタコノキなのだとか。
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極楽鳥花、おっきい。
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アダン。あれ?タコノキ?
アダンのほうが、葉っぱのギザギザが鋭いように見え、タコノキの方がすっと上に伸びている、と自分ながらの見分け。 -
ヒカゲヘゴ、日陰を好みとても大きくなるシダの仲間だという。
大きく育った植物を見ていたら、田中一村さんが魅了された気持ちが少しわかるような気がしました。どれも生命力が強い!と感じたので。 -
このフェリーで、古仁屋から瀬相に向かい加計呂麻島へ上陸します。
この港にある、せとうち海の駅2階にあるレストランで、お刺身定食を、美味しくいただきました。 -
加計呂麻島にある、震洋隊基地跡。
小型のボートに炸薬を搭載して、敵艦に体当たりする部隊のことだそうです。船の特攻隊があったことを、初めて知りました。 -
震洋隊基地跡近くに、島尾敏雄の文学碑と、島尾敏雄ご家族が分骨埋葬された墓地があります。
島尾敏雄は、第十八震洋隊を率いており、この地で命令を待つも終戦を迎え、のちに小説家になった人。
オットの書棚に「死の棘」昭和52年9月25日印刷30日発行なる本がある。さすが、読書家だ。 -
他に加計呂麻島では、寅さんのロケ地があって、まあ、そんな感じ。
加計呂麻島のきれいな海は、今はとても静かです。 -
加計呂麻島からホテルに戻りました、ただいま~やぎさんたち。
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今夜の夕食は和会席、楽しみにしていたので、美味しく頂きました。
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3日目、黒潮の森マングローブパークに来ました。
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カヌーに乗ります。
まずはオールの扱いレクチャー。 -
出発し暫くしてやや開けたところに来て途中休憩。インストラクターから、マングローブの森のお話。
お天気がよければ、シオマネキでびっしりになる干潟なのだそうですが、曇りに時々小雨模様のせいで、いきもの観察もできそうになく、ただゆったりとカヌーを漕いで遊びました。でも、カヌーのゆらぎは気持ち良い。 -
引き潮時間帯なので、水深はせいぜい膝あたり。雨具にライフジャケット着用で装備はバッチリです。この緑の雨具集団が、我々のツアー団体。
ここでは、3歳から90歳まで安全にカヌー体験ができるそうです。 -
パーク内は整備された公園で、散策も気持ち良い。
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ゲートボールを楽しむ人たちも。
セグウェイやグランドゴルフなど、アクティビティもあるようです。 -
お昼を食べに、リゾートばしゃ山村へ。
芭蕉の群生林をばしや山と言うのだとか。芭蕉布の元になる芭蕉は、貴重な財源だったそうだ。
ばしゃ山村は、奄美大島でホテルやレストランなどを抱えるリゾートとのこと。 -
ばしゃ山村のレストランで、奄美名物の鶏飯を頂きます。
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錦糸卵をたくさん乗せて、美味しくいただきました。
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食事の後、少し散策。
ばしゃ山村に、コテージもある様子。 -
浜辺もきれいです。
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道を横断したところに、ケンムン村。ばしゃ山村のゆり門。ケンムンとは、ガジュマルの木に住む奄美の精霊のことなんだって。
ばしゃ山村の併設施設で、塩作りや、お菓子作り、陶芸などの体験ができるところ。 -
江戸時代に建てられた「旧安田邸」、有形文化財だそう。台風対策のヒキモン構造が特徴的なのだそうだ。
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ケンムン村の小高いところからの眺めがいい。
さあ、もう集合の時刻。
あとは奄美空港に向かい、午後の便で羽田に帰ります。
いもーれ奄美、暖かくて良かった。この歳になり知らない事をたくさん知った。良かった。
また別の季節に来て、田中一村美術館で違う作品を見たい、そう思う旅になりました。
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