西郷南洲記念館

　島津久光上洛に先立ち、西郷隆盛は先に出発し下関で待てと命じられた。だが下関に着くと、京の薩摩藩士たちが決起しようとしてい...  続きを読むると聞かされ、西郷は説得のため京に向かった。久光は下関に着くと、西郷がいないことに気づき、大島三右衛門と改名させ徳之島への流刑を命じた。
　西郷が徳之島で農民に世話されていると知った久光は、牢に入れろと言って沖永良部島への流刑を命じた。
　代官は西郷が乗るための馬を引いて来たが、西郷は「二度と土を踏めないかもしれない」と言って、あえて牢獄まで４キロ歩いた。牢獄は急遽造られたもので、広さは２坪、風雨を凌ぐ壁もなく四方が格子で打ち巡らされていた。
　西郷はフィラリアに感染し、陰嚢が肥大化して生涯治らなかった。土持政照が代官の許可を得て、自費で座敷牢を作ってくれたので、そこに移り住み、やっと健康を取り戻した。
　沖永良部島での流刑は１年半ほどで終わり、鹿児島に戻った。

　川に面した地に、復元された牢がある。私が行ったときは改築中で、中の緑色の西郷さんはブルーシートに覆われていた。和泊港から徒歩で行けるが、沖永良部島に行くのが大変。  閉じる

投稿日:2023/10/14

西郷隆盛が上陸した伊延港から約4km先にあるのが和泊集落です。沖永良部島で中心的な町になっています。その町の海の近くに西郷...  続きを読む隆盛が収監された牢屋跡がありました。以前は広々とした広場にぽつりとあった牢屋でしたが、西郷南州記念館なるものが開業して、西郷隆盛ゆかりの地として、島でみどころの場所でした。  閉じる

投稿日:2024/02/18

西郷隆盛の歴史と背景を勉強できます。西郷さんが沖永良部島に流されたとき、ここに造られた野ざらしの牢屋で過ごすことになります...  続きを読むが、あまりにも衰弱してしまい、地元に人は座敷内の牢屋に移すように嘆願し許可を得て、西郷さんを風雨の当たらない座敷牢に移すことができたという物語を知りました。  閉じる

投稿日:2023/02/06

島津久光の逆鱗にふれ、流罪となった西郷さんが牢屋に入れられていた場所です。最初の牢屋を復元したものが敷地内にあります。記念...  続きを読む館は小さいですが、説明不要と言っても説明して頂いたのですが、聞いた方がより深く知れ、良いなと思いました。牢居中に「敬天愛人」の精神を発想したと言われています。合わせて道路はさんだ南洲神社も訪れてください。  閉じる

投稿日:2021/04/29

和泊港から車で約３分、和泊町の街中にあります。文久２年（1862年）、島津久光の怒りにふれ沖永良部島へ流罪となり、１年６ヶ...  続きを読む月の牢屋生活をしたところで、牢居中の様子がわかるジオラマや獄中有感の書などの遺品や遺訓が展示されています。
記念館前には当時の牢獄を再現した牢があり、痩せてはいるが凛とたたずむ西郷さんの像を見ることができます。 また、牢居中に「敬天愛人」の思想を生んだといわれており記念碑が建てられています。説明板を読むと西郷さんは島の人々との交流もあり、尊敬されていたということがよく判りました。その遺徳を偲んで建立されたという南洲神社が歩いてすぐのところにあるので合わせて観て回られることをおススメします。  閉じる

投稿日:2021/01/25

和泊町立の小さな記念館です。
入館料大人200円で館内を案内してもらえます。詳しい説明もしてもらえます。
西郷隆盛は薩...  続きを読む摩藩の罪人として沖永良部島に約1年半流刑になりました。
屋外には西郷が幽閉されていた牢屋の再現コーナーがあります。
中に入って一緒に写真を撮ることもできます。  閉じる

投稿日:2020/09/05