「つつじが岡公園」のツツジ_2021_開花は１～２割、桜は散り終わりでした(群馬県・館林市）

2021/04/06 - 2021/04/06

館林市の「つつじが岡公園」へ行ってきました。訪れたのは４月6日で、「つつじまつり」が始まる４日前でした。「つつじまつり」は4月10日から5月15日までの予定で開催され、その間（4/11～5/15）は入園有料になります。

訪れた日のツツジは、全体的には１～２割程度の開花でしたが、木によってはほぼ満開で、綺麗な花を楽しめました。（表紙は、宇宙ツツジです。）

サクラは散り終わっていて、木の周りには花びらが沢山落ちていました。

エリア 館林(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

館林市の「つつじが岡公園」にやってきました。前日（４月５日）来たときには雨に降られて撤収したので、この日は、青空の下でのリベンジです。

4月10日の午後に開園式があり、「つつじまつり」が開催されます。期間中（4月11日から5月15日）は有料になりますが、4月10日までは無料です。

「つつじが岡公園」は群馬県立の都市公園です。（写真右下のプレートに「県立つつじが岡公園」と彫られています。）

園内の説明板によると、
(1) 近世初代館林城主「榊原康政」が、この地にツツジを植えたのが起こり、と言われています。
(2) が、それ以前の古文書に「躑躅ヶ埼」という地名が見られ、古くから野生のヤマツツジが密生していたと考えられています。

(3) 近世の歴代城主により、手厚く保護・増殖されてきましたが、明治以後、民間払い下げなどによって、一時荒廃しました。
(4) その後、関係者の努力により復興し、昭和９年(1934)に、「名勝」に指定されました。

園内の小高い丘には、樹齢800年を超えるヤマツツジの巨樹群が自然形のままで保存され、歴史的価値が高いとのことですが、入口はロープで閉鎖されています。

無料の間は、古木群の丘には入らずに、周りから見て下さい、ということです。

なので、丘の周りを歩いて巡ります。

右は「館林市ふるさと自慢百選　県立つつじが岡公園」と刻まれた石碑です。

開花の進み具合は、木によって大差がありますが、かなり進んでいる木もあります。

膨らみ始めた蕾も沢山あります。

これは咲き始めですね。

最盛期には、全体が花で覆われるのだと思います。

こちらの入口も閉鎖されています。

これは岡の西側、ふと足元を見ると、ネコ！

この日は、このネコの他に、園内で２匹見かけました。

これは岡の西方向、日本庭園の四阿です。

岡の周囲、無料で入れるところにもツツジが沢山あります。

これも西方向、ツツジ以外の花も咲き始めています。

右奥は、沼の畔のサクラ並木です。ほぼ散り終わっています。

無料期間中は入れない、古木群のある岡を、周りを歩いて眺めます。

ここも閉鎖されています。

全体の開花は、１～２割くらいですね。

曇ってきてしまいました。

咲いてる花は、咲き始めなので綺麗です。

曇ってきてしまったのが残念です。

岡の上には展望台があって、花に覆われた岡全体を眺められます。

ホームページによると、「つつじまつり」期間中は、岡は一方通行だそうです。

でも遊歩道狭いし、最盛期には”密”になりそうですよね。人数制限とか、しないのでしょうか。

見に行く人は、不織布マスク（鼻も出さない）必須、かつ立ち止まらず、無言で歩く……、を徹底したいですね。

これは岡の北側です。右方向に「城沼」があります。

咲き始めた、岡の麓のツツジです。右の木の向こうが「城沼」です。

こんなところにも、咲いています。

北東側から見た”岡”です。

開花し始めた躑躅の向こうに、「城沼」が見えます。

咲いてる花を探しながら、岡の周りを歩きます。

綺麗に咲き始めています。

岡の東側では、サクラの花びらが地面に積もっていました。

散ったサクラの奥では、ツツジが咲き始めています。

ここは、岡の東南の角、大きなサクラの木の下で、真っ赤なツツジが満開になっています。

散るサクラと咲くツツジ、季節は確実に進みます。

岡全体がツツジの花に覆われる頃、あの真っ赤なツツジは、元気に咲いていてくれるのでしょうか。

岡の南側を歩きます。

岡の奥、満開の木もあります。

右の木なんか散り始めています。

すでに綺麗です。

岡の南側です。

青空が戻ってきました。

岡を一周しました。

岡の西側の、日本庭園の池の周りを歩きます。

北側には「城沼」があり、サクラ並木があります。

サクラの下には、花びらが沢山落ちています。

枝先には、花が少しだけ散り残っています。

サクラ並木の周りにも、ツツジが咲いています。

散り残ったサクラの花、後方は「城沼」です。

サクラの花が、たくさん散り残っているところがありました。

ツツジを見ながら、池の南側を歩きます。

池の南側で、背の低いツツジが、７～８分くらい開花しています。

その隣の色違いのツツジです。

これらは「宇宙ツツジ」だそうです。

館林市出身の宇宙飛行士・向井千秋さんが、スペースシャトル「コロンビア」で飛行したときに、この「つつじが岡公園」で採取したツツジの種を持って行って、帰還後発芽させて育てたツツジです。

日本庭園の南側で、かなり早めに開花していました。

池の畔で咲くツツジです。

”岡”まで戻ってきました。

最盛期には、この岡全体が、ツツジの花で覆われるんですね。

も少し青空が欲しいと思いましたが、それでも咲き始めの（新鮮で）綺麗なツツジを見ることができました。

（　おしまい　）