我孫子市の布佐・延命寺・相馬霊場（２４）・石仏

2021/04/03 - 2021/04/03

我孫子市布佐にある真言宗豊山派寺院の延命寺は、求宝山医王院と号します。延命寺は、忠変僧都が文禄2年（1539）に開山したといいます。第五世権大僧都隆宣の代には、虚空蔵堂、釈迦堂、観音堂、客殿、庫裡を備えていたといいます。寺地は、利根川の改修にともなって背後が削られ、土手に接する状態になっているが、寺領はほぼ確保されてきた。寺院の建物は、貞享元年（1684）三月二十一日に羅災、元禄四年（1691）に再建された。宝暦十二年（1762）の「御法統願書」には、虚空蔵堂五間四間、釈迦堂三間四間、観音堂方三間半、その他客殿堅十間横六間、庫堅五間横三間、惣門一宇と記されていて、当時相当な規模であったことが知られる。それは第五世権大僧都隆宣代のことで、「本堂霊仏客殿再建仕候」とあり、布川徳満寺との本末関係も当時成立した。（「我孫子市史」より）参考にさせていただいたブログは下記です。石仏神心　82-3　北総石仏　我孫子市の石仏　布佐に詳しく書かれています。
http://sekibutu.blogspot.com/

エリア 我孫子(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

観音堂から国道３５６号線を700ｍ西進すると道路右側に在ります。

国道356号線沿いにある食彩館。

栄橋袂。

国道356号線沿いにある真言宗豊山派延命寺入口。

新四国二十四番。

延命寺の門柱。

六阿弥陀第弐番。門柱脇に文政十年（1827）「六阿弥陀第弐番」の石柱があり

南無阿○○堂。右端の一番大きな名号塔は天保五年（1834）です。

二三夜庚申塔。廿三夜塔は「龍舎辛未文化八年（1811）建立」です。

判読不明。昭和２４年門柱建立記念碑。

十九夜塔如意輪観音。石塔は左から天保四年（1833）子安塔。

大師堂。第二十四番の木札有。

弘法大師扁額。

弘法大師座像。

これも大師堂。番号無し。

弘法大師座像。

虚空蔵菩薩の扁額。

虚空蔵堂。

延命寺の本堂。

延命寺の本堂に掲げられた扁額。