我孫子市の布佐・稲荷神社・相馬霊場（４１）・石仏

2021/02/14 - 2021/02/14

ＪＲ成田線（我孫子支線）「布佐」駅より徒歩１０分程の所に鎮座しています。手水鉢には「文化４年布佐下新田○主了禅妙覚」と彫られています。本殿裏には相馬霊場４１番があります。御祭神 倉稲魂命（うかのみたまのみこと）。御由緒、草創は明らかではないが、安永５年に相馬霊場４１番伊予龍光院写しとなっているので、創建はそれ以前であり、手賀沼にひらかれた広大な新田の産土の神として勧請されたと考えられる。霊場の本尊絵入一覧掛幅（長禅寺領布）には本尊として狐にのる稲荷の神が描かれている。我孫子市史資料　民族・文化　より
参考にさせていただいたブログは下記です。
石仏神心　88　北総石仏　我孫子市の石仏　布佐に詳しく書かれています。
http://sekibutu.blogspot.com/

エリア 我孫子(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

手賀沼湖畔を走る手賀沼ふれあいライン(３５６号線新線)の北側村道（布佐下通り）に面してます。井上家住宅から６００ｍ進みます。

布佐下通りに稲荷大明神の幟が並んで居ます。

稲荷神社の鳥居。

手水舎

稲荷神社拝殿。

稲荷神社再建記念碑、屋根葺替紀念碑など右に４基の石碑。

石造物が並ぶ。

文字青面金剛。笠付。天明四年（1784）青面金剛塔。

青面金剛像、ショケラを踏んで下部に三猿。明和八年（1771）六臂合掌青面金剛像塔。

自然石に庚申塔。明治１７年（1884）文字庚申塔。

常夜燈。

庚申塔。後列は左から天明四年（1784）文字庚申塔。

二十三夜塔、上部に勢至菩薩像。文政十年（1827）勢至菩薩像付二十三夜塔。

安産○○、上部に如意輪観音像。文久二年（1862）如意輪観音塔（為安産之也と女人講中建立）

稲荷神社再建記念碑。

稲荷神社由来。

稲荷神社の本殿。

小さな鳥居。

水神社・天満宮などの合祀社が並ぶ。

合祀社。三峰神社。

手水舎。

新四国相馬霊場四十一番大師堂。安永五年（1776）に相馬霊場４１番伊予龍光院写しとなる。

弘法大師と相馬霊場を開創者の観覚光音禅師を祀る。

新四国相馬霊場四十一番の扁額。

大師堂再建記念碑。

塀に沿って石造物が並ぶ。

新四国相馬霊場四十一番石柱。新四国道標の片割れです。「魚がし・貨物運送者？・・」との記載が、利根川・手賀沼舟運の盛んだった時代の名残を残しています。

南側は井上家が開墾した布佐下新田が広がり、手賀川が流れています。

88-6布佐下公民館の寒念仏塔。共同墓地内にあるらしいが地元の人も知らないと言われた。