6月2日ガイドをして下さったアンナさんの車で夕方にキエルムシの宿に着きました。玄関のドアをノックしても返事がないので、思い切ってドアを開け中に入ってハロー（ポーランド語でジェンドブリだったかな）と叫びました。気が付いたホストさんがニコニコ出てきて下さってハグ。5年ぶり！懐かしくうれしいです。用意されていた部屋は以前と同じ二階の角、ベッドが3つある部屋でした。<br />3日、自転車を借りて、約2キロ先のコウノトリの村ペントウォ（Pentowo)へ、またその先2キロのティコシン（Tykocin)に行きました。<br /><br /><br /><br />5月28日成田空港10:15→ワルシャワショパン空港14:30<br />　　　　→空港17:15のバス→ビャウィストク20:1５ビャウィストク泊　<br /><br />5月29日　ビャウィストク11:30バス→スヴァウキ13:45<br />スヴァウキ15:20バス→イェニレボ15:38<br />　　　　　　 Jaczno Goscinie泊　<br /><br />5月30日　　宿の周辺を散策　　　　　　　　　　Jaczno Goscinie泊<br /><br />5月31日　　Jeleniewo12:52バス→スヴァウキ13:10　スヴァウキ泊<br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　<br />6月１日　　ウィグリー国立公園散策　　　　　　　　　スヴァウキ泊　　　　　　　　　　<br />　<br />6月2日　　スヴァウキ6:50バス→ビャウィストク9:10　キエルムシ泊<br />　　　　　　　<br />★6月3日　Pentowo,　Tykocin　散策　　　　　　　　　キエルムシ泊<br /><br />6月4日　ビャウィストク12:00バス→ワルシャワ14:23 ワルシャワ泊<br /><br />6月5日　ワルシャワ空港15:10→成田空港6月6日8:35着<br />

2019 三度目のポーランド懐かしい美しいポドラシェ地方(10)キエルムシ,コウノトリの村ペントウォ,ティコシン

16いいね！

2019/06/02 - 2019/06/03

73位(同エリア184件中)

エリア

その他の観光地(ポーランド)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

交通手段: 自転車徒歩

航空会社: LOTポーランド航空

旅行の手配内容: 個別手配

朝5時過ぎです,今日も快晴。部屋から。
6時にはすっかり明るくなりました。白鳥がいます。
部屋の中です。
一部屋一部屋違っていたので、今度はどんな部屋かなと楽しみでもあったのですが、きっと以前と同じ広くて眺めの良い部屋にして下さったのだと思います。
お茶セットと洗面所。
朝食は8時半からです。泊まっていた方は何人もいらっしゃらなかったと思います。
ホームページを見るとお手製のケーキやらポテトケーキ？などもありました、人が少ない時に伺っているので無いのかなー,私も食べてみたい。
夏にはポーランド人やドイツ人で賑わうそうなのでその時ならあるのでしょう。
好きなソファに座って、ゆっくりいただきます。
五年前には人懐こくて一緒に遊びました、今回はもう大人になって遊んでくれなかったー。
犬が増えています。
自転車をお借りししてペントウォとティコシンに行きます。私に乗れる自転車あるかなー、ホストさんがここで一番小さな自転車を小屋の奥から引っ張り出してくれました。この男性はどなたかな、自転車を調整してくださいました。
それでもやっぱり大きな自転車、傾けないと足が地面に届かなくて恐々です。
さあ、行ってきます。
一本道を行きます。
大きなトラクター？がやって来ました。こういう時には、早々と道の端に寄って自転車から降りて待ちます。ヨロヨロして怖いもので。
九時半頃です。
ここがコウノトリの村。
上は、‘’ペントウォ貴族の館‘’のような。
下の矢印はヨーロッパのコウノトリの村と書いてあります。
ポーランド語は名詞の語尾が変化します。
bocian（ぼちゃん）がコウノトリでbocianiaはその変化形です。
ヨーロッパの自然保護団体EuroNatur は、コウノトリの保護に特に力を入れてきたコミュニティや村に1994年以降「ヨーロッパのコウノトリの村」の称号を与えてきました。これらの 15 の場所は現在、ヨーロッパの文化と野生生物の遺産に大きく貢献していると国際的に認められています。ペントウォも「ヨーロッパのコウノトリの村」に認定されています。
奥に見える建物では、小学生くらいの子供達が先生に連れられてきていて、コウノトリのことを学んでいるようでした。ちょっとしたお土産を売っていたので、コウノトリのマグネットを購入しました。
イチオシ

敷地の向こうは湿原になっています。湿原にいる生物がコウノトリの餌になります。
広い敷地には数十のコウノトリの巣と展望台がありました。
木製の展望台に登りました。男性が大きな望遠レンズで写真を撮っていました。
どこの国の方か分からなかったので、ほとんど身振り手真似で、大きなカメラでいいですね、私のカメラでは見えませんと伝えたら、このカメラで見たら？と言ってくださり、私は大喜びで、覗かせていただきました。子育てをしているコウノトリがよく見えました。望遠レンズを持ってくれば良かった！ととても思いました。大きな望遠レンズ欲しかったです。
バーベキューをしているのでしょうか、楽しそうです。
「ポーランドはヨーロッパ最大のコウノトリの生息地です。特に北ポーランドからヴァルミア・マズーリ地方にかけては煙突や電柱などにコウノトリが巣を作り、夏になるとあちらこちらで微笑ましいコウノトリの家族を見かけます。ポーランドで夏を過ごしたコウノトリ達は、秋になるとアフリカに行って冬を過ごします。そして、来年の春、また暖かくなるなるころに自分たちの巣に戻ってくるのです。」ポーランド政府観光局より
秋にポーランドを訪れた時はコウノトリの巣は見かけましたがコウノトリに会えませんでした。今回は6月の初めで、ちょうどヒナが卵から生まれて子育てが始まっていて、ちょうどいい季節でした。
ヒナが見えますよね。
屋根の上にも巣があります。
嬉しくて楽しくて。
点のようですがコウノトリが飛んで行きます。
ご飯をあげていますね。
餌を取りに飛んでいき帰ってくる親鳥達、待っている子供達、見ていて見飽きることがありませんでした。
しばらく展望台にいてやっと降りてきました。
さっきの子供達ですね、どこにいくのかな。
ペントウォの写真
ペントウォの写真
ペントウォの写真
説明がありました。
未だに読めていません。
ペントウォを後にして、チコシンを目指します。
ここからチコチンなのでしょうか。
チコシンは古くから(11世紀）の町です。
行く途中の木にもコウノトリの巣。
家が見え始め進んでいくとお花屋さん。
ここはバス停ですね。
五年前には無かったような。
チコシンの紋章。
チコシンの教会です。
中は修復中でした。
広場の周りの家かお店。
チコシンのリネック（マーケット広場）
チコシンはナレフ川沿いにあります。川を渡って教会を見たところ。
船が見えたので慌てて写真を撮りました。ナレフ湿原を観光していく船だったかも。
ポピーが咲いています。
暑いのでアイスクリーム屋さんが出ていました。食べれば良かったな。とても暑くて、ぼーっとしてきました。
シナゴーク。前回見学したので外を見るだけにします。というか、暑くて見る元気がなかったです。
チコシンの町外れの民家。
さあ、帰ることにします。4キロ頑張らなくては。。。
何を育てているのでしょう。綺麗に並んでます。
こうした十字架が道の脇に建てられているのを時々みかけます。
一生懸命に自転車を漕いでいます、、、。
トラクターが行きます。
ようやく14時ころ、宿の隣（200~300m離れていますが）のレストランにたどり着きました。
暑かったのでフラフラです。
別室に遠足か子供たちがたくさんいてみんなでご飯を食べていました。なので、このお料理しか出せないと言われました。オーケーです。向こうに見えるピクルスと紫キャベツの酢漬け、小さく見えますが四人分くらいです。おいしくいただきました。
デザートはアイスクリーム。
やっと一息ついて、外に出ました。宿に帰ります。
朝、自転車を直して下さった男性が草刈りをしていました。
牛たち。
宿が見えたー。
玄関。
部屋の窓から。
夕暮れのひと時、ご主人とワン君たち。
テラスから。
燕が巣を作っています。
八時過ぎ、外に出て夕焼けを味わいます。
夕焼けの写真が多くてすみません、きれいでカシャカシャ撮ってしまいました。
これでも、少なくしたのですがやっぱり多いですね。
夕焼け
夕焼け
夕焼け
夕焼け
夕焼け
夕焼け
夕焼け
どこまでも広いポーランドの夕焼けでした。
おやすみなさい。

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3度目のポーランド＊懐かしい美しいポドラシェ地方

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この旅行記へのコメント（4）

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尚美さん 2023/02/08 13:52:24

ポーランドの初夏の香

ひなこさん、こんにちは。
旅行記から日差しや風や緑の爽やかさやら、そして草の匂いまで感じれるようでした。ひなこさんのヘトヘト具合も伝わってきました。一緒に旅をさせてもらっているようでした。
コウノトリの高いところの巣の写真が好きです。巣の中のヒナもかわいいです。良いものを見られましたね。ポーランド、また行きたいな。ポーランドは不思議です。亡くなったおばあちゃんを思い出すどころか、自分自身がおばあちゃんが生きていた頃の子どもに戻ったような気分になるんです。お互いまた行けたらいいですよね。
尚美

ひなこさんからの返信 2023/02/09 14:43:05

RE: ポーランドの初夏の香

尚美さん、こんにちは。

いつもコメントをありがとうございます。
写真を見ながら旅行記を書いていると懐かしく思い出されました。
お宿に私でも乗れる自転車があって本当に良かったです。でないとどこにも行かれない所でしたから。納戸の中には自転車がたくさん置かれていて大きな自転車ばかり、その一番奥から小さめの自転車がでてきました。
暑かったけれど、そこに立っているだけで幸せな時間が流れました。
あの時、もう行けないかもしれないから一番好きな場所に行こうと思ったのですが、コロナ禍と戦争と自分の事情で本当に行けない日々がやってきてしまい残念です。また行ける時がやってきたらいいなと希望だけは捨てないでいようと思います。ポーランドは故郷のようです。

ひなこ

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万歩計さん 2023/02/02 09:26:44

懐かしい風景

　ひなこさん、おはようございます。

　ポドラシェ地方の旅行記の続き、待ってました。相変わらずきれいな写真と心温まっる文章は、さすがひなこさんです。

　ひなこさんの最初のポーランド旅行記に触発されて、キエルムシに行ったのは２０１７年１０月でした。これはそれから約２年後ですね。女将さんも鼻の黒いワンちゃん（確かメスでしたね）も一層貫禄がついてます(笑)。
　私も自転車でティコシンに行ったのであの道は懐かしいです。ただペントウォは気気付かなかった。Google Mapで調べたらティコシンに行く途中にありました。知っていたら絶対立寄っていました。私もキエルムシのもう１軒の宿で夕食を頂きました。デザートのアイスクリームの形が一緒です。大きなウェハースが乗って。全てが懐かしいです。

　しかし現在はロシアのウクライナ侵攻を目のあたりに見て、我が事のような不安の日々でしょう。すぐ隣がロシアの子分ベラルーシですからなおさら。ポーランドが防衛予算を倍増するという記事をネットで見ました。
　この平和で美しい風景が戦乱で破壊されないように願います。
　
　　万歩計

ひなこさんからの返信 2023/02/03 20:22:42

RE: 懐かしい風景

万歩計さま、

こんばんは、コメントをありがとうございます。
今年で4年前にもなる旅行記を見て下さりありがとうございます。
万歩計さんも、あの道をチコシンまで行かれたのですね。
Pentowoは、初めて行った時には気が付かず、三回目になってあちこちネットを見ているうちに見つけました。ポドラシェ地方は特にでしょうがあちこちにコウノトリの巣がありました。
辛い歴史を乗り越えてきたポーランドがチコシンにも大きく残っていますね。

戦争が早く終わってウクライナに平和が戻りますようにと願うばかりです。

ひなこ

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