2019 三度目のポーランド＊美しい懐かしいポドラシェ地方(９）ガイドさんと共にⅢトシェシチャンカ、オドリンキ

2019/06/02 - 2019/06/02

報道に、胸が潰れるような毎日。
ウクライナの隣の国、ポーランド
たくさん親切にしてもらった、
目配せさえ心から離れない、
出会ったたくさんの方たちを思い出します。

みんな同じ地球で生まれた地球っ子だよ、
(安易な言葉だけど）世界が平和になりますように！
と、願わずにはいられません。

アンナさんがガイドして下さった6月2日は一日でたくさん回りました。最後のこのトシェシチャンカ（Trześcianka）とオトリンギは写真が少ないので2つ目に加えてお茶を濁そうかとも思っていました。前にも書いたと思いますが、ポーランド語はおろか英語もおぼつかない、頼りにしていたポケトークとスマホ、この場所ではWi-Fiが繋がらずに使えず、せっかくアンナさんがたくさんお話して下さった中で理解できたことが少ししか無くてノートに少し書いてあるだけだったからです。帰ってから調べればいいやなんてとんでもないことでした。時間を見つけてパソコンに向かいあれこれ調べても、一体ここはどこなんだろう！？（場所のことではなくて）という思いに駆られていました。
ポーランドだけど住んでいるのはベラルーシ人、アンナさんはリトアニア人と言っていました。今回も間違ったことを書いていたらごめんなさい。
素晴らしい1日でした。


5月28日成田空港10:15→ワルシャワショパン空港14:30
　　　　→空港17:15のバス→ビャウィストク20:1５ ビャウィストク泊　

5月29日　ビャウィストク11:30バス→スヴァウキ13:45
スヴァウキ15:20バス→イェニレボ15:38
　　　　　　 Jaczno Goscinie泊　

5月30日　　宿の周辺を散策　　　　　　　　　　Jaczno Goscinie泊

5月31日　　Jeleniewo12:52バス→スヴァウキ13:10　スヴァウキ泊
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
6月１日　　ウィグリー国立公園散策　　　　　　　　　スヴァウキ泊　　　　　　　　　　
　
★6月2日　　スヴァウキ6:50バス→ビャウィストク9:10　キエムシル泊
　　　　　　　
6月3日　Pentowo,　Tykocin　散策　　　　　　　　　キエムシル泊

6月4日　ビャウィストク12:00バス→ワルシャワ14:23 ワルシャワ泊

6月5日　ワルシャワ空港15:10→成田空港6月6日8:35着

エリア その他の観光地(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

この旅行記には直接関係ないけれど、見て下さい、ポーランドとウクライナ、ベラルーシの位置はこんな風になっています。（パソコンもスマホも使いこなせず、こんな地図しかできなかった、みんな手書き、左上の白い所は海ではありません、抜けちゃっただけ）
国境に近い町プシェミシルPrzemyśl 、教会からの眺めがきれいで、おいしそうなケーキ屋さんとカフェがあって、行きたかったけれど時間の余裕がなくていけませんでした。ジェシュフRzeszówはプシェミシルから西に列車で1~1.5時間の都市で二回目のポーランドで二泊した好きな街、航空機産業の盛んな都市です。

二月末、フェイスブックを開くとフォローしているポーランド関連は、みんな、黄色と青の色で染められていました。

ソツェから15~20分でトシェシチャンカ（ Trześcianka）に着きました。オープンシャッターの家々を通り過ぎていきます。ここにもコウノトリの巣が。

大天使ミカエル正教会（名前がこれでよいのかちょっと不安）

最初は１6世紀に建てられ1835年に全焼した場所に1864年から1867年に建てられました。木造の教会です。

日曜日の礼拝が終わってしまっていたので鍵がかけられ中に入ることはできませんでした。

調べてみると中はとても美しかったです。見られなかったのが残念です。

窓の上に飾りがついています。

ポーランド語ではありませんね。

トシェシチャンカ（ Trześcianka）のことが書かれています。
ずっとポーランド語で書かれていると思い込んでいました！が、拡大してみると下には英語で書かれていました。英語堪能な友人に訳してもらいましたので、よく勉強してから書き足すつもりです（本当かな）。

トシェシチャンカ（ Trześcianka）は16世紀の街並みが保存されている美しい村です、ソツェやプフウィと共にオープンシャッターの村です。家々が並んでいるのを車から見ただけだったのでゆっくり歩いて見たかったけれど、それは贅沢ですね。

車を15分ほど走らせて来ました。まだ、どこに行くのか分かっていませんでした。
空き地に車を止めて、ここからは歩いて行きます。

向こうに遠く見えるのがビャウォヴィエジャの森の方角でしょうか。

周りには家もなくただただ広いナレフ湿原。

おー、こんな所に門がー。オドリンキの正教会の庵(Skit w Odrynkach)の入り口です。

歴史年表は1518年から始まっています。ポーランド語なので、、、。アンナさんがお話してくださいましたが、昔々、三人の修道士がこの場所を見つけ、、、と始まったような、、、。アンナさん、ごめんなさい！

木道が800m続いています。

写真を撮ってくださいました。

木道からの景色。
15時近くです、ずっと暑くて一日動き回っているのでちょっと疲れていましたが、自然に癒されます。

木道からの景色。

今は湿原が乾いているけれど、雨が降るとスキット(庵）が島のようになるそうです。

とうとう着きました。

こちらは礼拝堂。建物は新しいです。
火事で焼けてしまい、再建するときにはオドリンキの村の人達が手伝ったそうです。

扉は開かれていて中でお祈りしました。

アンナさんはどなたかとお話しされていました。

ここはおとぎ話に出てくるような雰囲気です。

お花の世話をしている方がいらっしゃいました。

来訪者のために用意されていたお水（何だろうか？）を、真似して飲みました。

向こうのほうまで見渡せて、本当にナレフ湿原の島です。

さあ帰り道です。美しい景色に見とれます。

ついまた撮ってしまいました。

木道から。

木道から。

木道から。

広い空。

車を止めてある場所まで戻った時、馬がいました。野生の馬？アンナさんが珍しいわと写真を撮っていたので真似しました。

今晩の宿まで送ってもらいます。往路とは違うビャウォビエジャの森からの道のようで両側が森です。シカやバイソンが横切ることもあるそうです。ビャウィストクが近づくとWi-fiが繋がるようになってポケトークが使えました、携帯も。
ビャウィストクの旧市街と線路の反対側（工場とかもあって現代に引き戻されたような）を通り、走って走ってキエルムシへ、一時間以上ぐらいかかったでしょうか。

懐かしいキエルムシの宿に17時過ぎに到着です。
アンナさん、丸一日ガイドさんと運転手さんをして下さって、本当にありがとうございました。日曜日だったのでお家では息子さんたちがお留守番でした。アンナさんにはガイド費と交通費（走った分）をお払いしました。

今、少しずつ読み進めています。

この旅行記へのコメント （4）

• 万歩計さん 2023/01/29 21:59:07

  次の旅行記は？

  　ひなこさん、こんばんは。ご無沙汰です。
  
  　ポーランド旅行記が中断して随分時間が経ちますが、何かとお忙しいのでしょうね。
  　次のキエルムシを楽しみにしています。前回と同じ湖畔のホテルに泊まられたのでしょうね。女将さんとワンちゃんがどうしているのか、ちょっと気になります。
  
  　　万歩計

  ひなこさん からの返信 2023/01/31 20:45:05

  RE: 次の旅行記は？

  万歩計さま、
  
  
  コメントをありがとうございます。
  覚えていて下さったのですね！、有難いことです。
  いくらなんでも2022年中にはポーランド旅行記を書き上げようと思っていたのですが、できずじまいでした。あと２つなのですけれど。
  おっしゃる通り、同じ宿に２泊でした、至福の時間でした。ワンちゃんと猫ちゃんと遊ぼうと思っていたら、もう大人になっていて遊んでもらえませんでした。
  万歩計さんがコメントを下さった日、夫と北海道に一泊だけ行っていました。
  なんとか頑張りたいと思います、ありがとうございました！
  
  
  
  
  

• cheriko330さん 2022/03/19 17:56:28

  3度目のポーランド*:;;:*

  ひなこさん、こんにちは～
  
  ひなこさんの旅行記でポーランドが一層好きになった一人ですが
  親日家の方も多く、皆さん本当に良い方ばかりですね。
  ご存知ですよね？この旅行記は、今日の新着メールに掲載されて
  いました。さすがですね。
  アンナさんのブログを見つけられたとき、ひなこさんの喜んだお顔が
  浮かんできます。小さな村々を回るのは個人では大変ですね。
  アンナさんがガイドしてさり、初対面でもお顔が分かれば、安心
  ですね。建物の美しいこと。窓飾りなども、すごく可愛いですね。
  「世界の窓」時々観ますが、この分は見逃しました。
  緑多く、長閑で牛がいたり、和む風景ばかりです。
  
  ポーランドのお隣にはウクライナ。酷過ぎて、本当にひどい話です。
  避難民の方も、たくさん受け入れられていますね。
  普通に暮らしていたのに、突然あんなことになり恐怖におののいて。
  何もできないのが空しいけど、交渉が一日も早く成立して停戦になる
  ことを祈るのみです。続きもまた楽しみにしています。
  
  　cheriko330

  ひなこさん からの返信 2022/03/19 23:49:20

  RE: 3度目のポーランド*:;;:*

  cheriko330さん、
  
  こんばんは、
  コメントありがとうございます(*^^)v
  あなたの好きなものは何？と聞かれたら、ポーランドと即答できるほど好きなのですけれど、何も知らないので能天気で恥ずかしいです。それで、購入して読まないでいた本を少しずつ読み始めました。頭に入りにくくすぐに忘れるのは困ったものです。
  今日の新着旅行記は、多分、旅行記をUPしたら全員出てくるのではないかしら？
  この一日は、私の一週間分くらいはあると思います。旅行前のメールでのやり取りは、三つの村に行きたいということと、日にちを決めただけだったんです。あとはアンナさんがいいようにアレンジして下さったので本当にありがとうございました、でした。やっぱり話せないのは悔しいですね。もうすぐ三年になり、今から思うと夢のようです。
  季節の変わり目で気候不順ですが、どうかお体に気を付けてお過ごしくださいね。
  あまり出かけられませんが、cheriko330さんの旅行記楽しみにしています。
  地元の日帰りもいいですね。
  
  ひなこ