2020.12 Gotoトラベル岐阜ステイの冬（１）昨冬泊まった長良川温泉のお宿紹介・前編。

2020/11/01 - 2020/12/28

第５波が過ぎ去り、各観光地ではキャンペーンなども行われるようになってきました。私が住む岐阜でも、岐阜市の長良川温泉が名古屋駅への直行バスや宿泊者対象のバスツアーを運行しています。そこで、それらの紹介がてら、昨冬泊まった長良川温泉各宿のご紹介をしていこうかと思います。。1回目の今回は、長良川温泉の「長良川観光ホテル石金」「岐阜グランドホテル」「ホテルパーク」です。

631冊目　2021/10/26投稿

エリア 岐阜市(岐阜)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

コロナウイルスの第５波も落ち着き、「リベンジ旅行」なんて言葉も聞かれるようになってきました。岐阜県でも、まずは県民向けに宿泊補助キャンペーンが開始されたりしているのですが

長良川 (中流域) 自然・景勝地

私が住んでいるエリアにほど近い岐阜市の長良川温泉では、遠方からのお客さんにも安心して訪れてもらおうと名古屋駅から宿泊者向けの無料直行バスを運転したり

宿泊翌日に参加できる500円のバスツアーが運行されています。私も利用してみたいですね～。

私自身、昨年のこの時期11月から12月にかけて、Gotoトラベルを含む各種キャンペーンを利用して長良川温泉の各宿に宿泊していました。せっかくですので、上記キャンペーンの周知を兼ねて、私が泊まった長良川温泉の各宿を二回にわけてご紹介したいと思います。
（この3枚は岐阜バスホームページ「長良川温泉に泊まろう！キャンペーン」ページよりご紹介。https://nagaragawa-gifubus.net/）

ちなみに、当時（2020年冬）の状況がどんな感じだったかといいますと……。11月は隣県ながらも鉄道旅行などしていたものの、12月になって冬になっていくにつれて感染がまた増えだしていた頃（第3波）でした。どうしようかなと考えていたところ、岐阜市が「岐阜市・お得に美濃国宿泊キャンペーン」として宿泊補助のキャンペーンを開始。「このキャンペーンにGotoトラベル併用して、さらに会社の宿泊補助を併用すれば、Gotoイートで話題になった錬金術、行けるんじゃない！？　そもそも長良川温泉ってこういう機会でもないとなかなか泊まりにいけない。いい機会だから温泉三昧でまったりしよう！」と11-12月は近くの岐阜市でいろんなお宿を渡り歩いて参りました。1月になっても更に泊まりまくる予定だったのですが、第3波でGotoトラベルをはじめとして各種キャンペーンが中止されてしまったので……。

ぎふ長良川温泉 温泉

さらに余談ですが当時私が活用した「岐阜市・お得に美濃国宿泊キャンペーン」。どういうものかと言うとこんな感じの宿泊補助でした。
3,000円以上利用で1,000円割引（1名利用～）
10,000円以上利用で3,000円割引（1名利用～）
20,000円以上利用で7,000円割引（2名利用～）
これに、Gotoトラベルも一時停止までは併用できましたので、例えば一人1万円の宿に泊まると……
岐阜市キャンペーン　3000円引き
Gotoトラベルキャンペーン　3500円引き
Gotoトラベル地域クーポン　2000円発行
つまり1万円の宿に1500円で泊まることができる状態だったわけですね。
私の勤め先の宿泊補助も併用できまして、泊まると黒字になる状態でした（笑）。懐かしいなあ。

前置きはこのくらいにして……今回はご紹介するのは長良川温泉の「石金」「岐阜グランドホテル」「ホテルパーク」です。次回に「十八楼」「都ホテル　岐阜長良川」、そして長良川温泉ではありませんが、「天然温泉金華の湯ドーミーイン岐阜駅前」「アパホテル〈大垣駅前〉」をご紹介予定です。なお、長良川温泉の宿のうち、「鵜匠の家すぎ山」「料理旅館きんか」は残念ながら宿泊の機会に恵まれませんでしたのでご紹介はありません。いずれ泊まりたいなあと思うのですが……。
長良川温泉のホームページにも各宿の紹介がなされています。
https://nagaragawa.org/stay

まずは「長良川観光ホテル　石金」のご紹介です。

去年の９月に最初に泊まり、そのあとも数回宿泊させていただきました。

長良川観光ホテル石金 宿・ホテル

こちらの宿は長良橋すぐ近くの長良川沿いにありまして

目の前にこのように悠々とした長良川を眺めることができます。

長良橋 名所・史跡

さらには目の前の金華山の山頂には織田信長が居城とした岐阜城も望めます。

長良川沿いの堤防も綺麗に整備されていまして

長良川プロムナード 自然・景勝地

のんびりと散歩するのに最適です。

明るいときだけでなく、このように日が暮れていく夕方や

そしてこちらは晩と、時間帯に応じて様々な景色を楽しむことができます。

ロビーの様子。ちなみに、支払いはpaypayの使用も可能でした。クレジットカードは未対応だった気がします。

宿では感染症対策が徹底されていました。感心したのは、長良川温泉の宿はどこも、部屋にまでアルコールが設置されていたこと。ロビーなどの共用エリアだけでなく全部屋に設置できていたホテル・旅館さんってそう多くなかったのではないでしょうか。

私が泊まったのは大体が安いプランなのですが、

別館のこのタイプのお部屋でした。

別館と言っても、本館と中で繋がっていますし、そんなに離れているわけではありません。ただし、お手洗いは共同でした。

部屋には岐阜名物の鮎の形をした和菓子が置いてあります。ちなみにこのお菓子、日替わりで別の和菓子屋さんのものに変わっていくのだそうです。

部屋からは中庭の景色を楽しむことができます。

お部屋の鍵と温泉棟の鍵。

一度、本館の良い部屋に泊めていただいたことがありました。

別館は廊下と部屋の扉が襖一枚と民宿に近いスタイルだったのですが、本館はやはりしっかりした構造です。上がり框がある。

こちらが

本館のお部屋の様子。

目の前が長良川！部屋にいながらゆったりと景色を楽しむことができます。

このように夜景を眺めたり

または、早朝の静かな長良川の様子を眺めることができたり。部屋からのんびりと景色を眺めたいのでしたら、本館のお部屋がオススメです。

温泉は別棟になっており、写真右側の建物になります。本館のすぐとなりです。建てられたのが最近とのことでとても新しく、綺麗でした。

きれいな内湯。

露天風呂が温泉。鉄分を多く含んだ赤褐色の温泉に浸かりながら、金華山の岐阜城を眺めることができます。

ちなみに、一般の方も含めて利用できる足湯があるのですが、感染症対策ということで現在は休止中とのこと。
→休止していましたが、2021/10/31より再開したとのこと。12時から20時の間、利用が可能です。

さて、食事のご紹介。と言っても、夕食付プランでは宿泊できておりませんので、朝食のご紹介です。

お食事は（部屋食のプランもあるのかもしれませんが）、基本的には大広間で食べるスタイル。

この日はこちらの広間でのお食事でした。

こちらが朝食。

籠のなかに小鉢が並べられていて、きれいに飾り付けてあります。

火で炙るお魚も。

シーズン中は、このように鮎の一夜干しが提供されることもありました。

また、ある日の朝食。会場がさっきの部屋とは違いますね。

内容は基本的に同じかな?

お鍋は湯豆腐でした。

以上、「長良川観光ホテル石金」さんのご紹介でした。

実は石金さんには2020年9月に泊まったときに丸々1冊使って旅行記書いているので、よろしければそちらもどうぞ。
https://4travel.jp/travelogue/11650585

続いて、「岐阜グランドホテル」さん。こちらも長良川の堤防沿いに立地しています。

こちらの宿はシティホテルスタイルということで、レストランがあったり、会議や宴会なんかもできたりする大きなホテルです。

この日は岐阜県知事選に立候補されていた古田肇氏（当選→現知事）の決起集会が行われていました。おかげで、駐車場とても混んでたんですよね（笑）。

ロビーでチェックインして

お部屋に向かいます。

いやあ、ロビーのの天井高いなあ。

エレベーターホールに

館内廊下。

お部屋の様子です。

例によって、一番安いタイプのお部屋なのですが

落ち着いた調度で整えられており、さすがはシティホテルですね。

格安のビジネスホテルとは違います。

トイレ・バスルームがこちら。広々としています。

wifi完備。

部屋からの眺望。

高所から見渡す長良川と金華山。

お部屋には岐阜グランドホテルとパッケージに描かれた

このようなお菓子がついています。

そうそう、部屋にミネラルウォーターが置いてあったのですが、パッケージに長良川鉄道が描かれていました。

別の日にもう一泊。

同じプランなので

同じタイプのお部屋です。

景色も同様。いい眺めです。

夜になるとクリスマスツリーなのか、イルミネーションが光っているのが見えました。

さて、温泉のご紹介。大浴場は本館のB１Fにあります。入り口の前でにホテルの方が座っていてタオルを渡してくださいます。部屋から手ぶらでいけますね。感染対策ということで、ここで検温や人数管理もやっているようです。

大浴場は広々としていて

内湯が白湯。

そして露天風呂が赤褐色の温泉です。露天風呂のところに、洗い場も2つほどあります。

明るくなるとこのような感じに。B１Fなんですが、ホテル１Fが堤防に面しているので、ちょうどB1Fが堤防の下あたりになるんですね。ただ、露天風呂から景色を眺めることはできないです。
ちなみに知り合いの方によると、岐阜周辺のポッカサッポロの自販機のなかで、岐阜グランドホテルの温泉入口前の自販機が一番価格が高いとのこと。いつになるかわかりませんが、次に利用するときにしっかり値段をリサーチしてきますね（笑）。

さて朝食のご紹介。

この日の朝食会場は

最上階の展望レストランでした。

いや～

実にいい景色。

朝食の内容はこのような御前。

岐阜県産の食材を使った「ぎふの朝ごはん」です。

明宝ハムソーセージ入りのスパニッシュオムレツや

飛騨牛と糸蒟蒻の時雨煮、五平餅、清流美どりつくね、野沢菜煮たくもじ（飛騨の郷土料理・漬物煮）、飛騨リンゴジュースなど。

食後にコーヒーもいただけたかと思います。

なお、ロビーの横にあるロビーラウンジでは

軽食メニューの提供もあるようです。

テイクアウトカレーもあるようですが、一番最初にくるのが「飛騨牛ステーキカレー」４０００円というところに、利用する客層が現れている気がします（笑）。

別の日に宿泊した際は、朝食会場は別のホールでした。

メニューは同じでした。

こちらのホテルは昔になりますが、2018年の冬にも何人かで利用しました。このときは和室に泊まってましたね。

部屋のお風呂はちょっと昔ながらの感じ。

一方で友人が泊まった、別のもうちょっといい部屋のお風呂はこんな感じでおしゃれにリニューアルされていました。ほかにも部屋にマッサージチェアがおいてあったり。

部屋によってはこんな風景になります。岐阜市街地の町並みが広がっていますね。

当時はコロナ禍前だったので、朝ごはんは普通のバイキング。

こんな感じで品数豊かだったように思います。

ちなみに、岐阜は年に1,2回程度雪が積もることがありまして……。運良く（？）雪が積もると、雪化粧の金華山を見ることができます。

まあ自動車だと慎重に運転しないといけないので大変なのですが。

長良川温泉　岐阜グランドホテル 宿・ホテル

最後に紹介するのは「ホテルパーク」さん。こちらのお宿は長良川左岸になります。

長良川温泉　ホテルパーク 宿・ホテル

写真の右側、金華山の麓にある建物です。この写真は長良川の対岸から撮影。

年の瀬も近くなった師走のある日にお世話になりました。

で、お部屋に案内していただくと……

え、何この部屋！

お客さんが少なかったためでしょうか、安い部屋を予約していたのにこんないい部屋に案内してくださりました。本館に案内してくださった石金さんといい、ありがたいことです。

各種営業案内。

館内案内図。
大浴場は川の湯と山の湯があり、朝晩で男女入替となります。

いやあ、ほんといい部屋ですね。

とりあえず、座って一服。

お菓子はういろうでした。

洗面所に

お風呂も（浴槽狭いけれど）ついています。

部屋のお手洗い。ウォシュレット付。

ロビーにはこのような展示コーナーが。

岐阜の歴史案内や

ホテルパークの歴史

川端康成縁の地・大正１０年の岐阜、なんて展示も。

このあたりは長良川左岸の堤防道路も整備されていて歩きやすいです。

岐阜公園も近いですね。

岐阜公園 公園・植物園

この日は長良川沿いに歩いて、長良橋の横にあるファミリーマートまで買い出しに出かけ、

買ってきた日本酒とつまみで、長良川の夜景を眺めながら一献やっておりました。

さて温泉です。まずこの晩は川の湯が男湯でした。

内湯から展望露天風呂に出てくると

このような形で眼下に長良川を一望できます。

屋上に作られているので、よく眺められるんですよね～。明るい内に入れなかったのが心残り。

さて、一晩たった翌朝。空が明るくなっていく様子を。

部屋から、こんなに広い窓で眺めることができました。いやあ、ほんとすごいなこの部屋。

いいですねえ。ちなみに、奥の方、長良川の対岸にみえるんが岐阜グランドホテルです。こちら長良川上流側。

下流側を見ると、長良橋が見えます。そのたもとには石金旅館が。

そして、川の対岸、正面あたりに泊まれていませんが「すぎ山」があります。あと、鵜飼用の屋形船が並んでいますね。

こうして

しばし景色を部屋から眺めてまったりしたら

さて、温泉に行きましょうか。

男女入れ替わっているので、今度は山の湯です。

パウダールームもあります。

お、窓から金華山と岐阜城が見えますよ。

いい眺めですねえ。

さて、大浴場はこちら。

そして、山の湯の展望露天風呂は。階段を登って上がります。（川の湯は内湯からそのまま出ることができました）。

ここで外に出ると

このようになっています。

湯船にざぶん。

お～、山の湯だけあって、金華山がすぐそこに見えますね～。

長良川の様子も眺めることができますよ。

あ～いい湯だなあ～。

しばし景色を眺めてのんびり。

まあ、柵があるので温泉に浸かりながらだとこの景色が見えない（柵の手前に立たないと見れない）のが少し残念ではありますが、仕方ないかな。眺望のいい、素晴らしい露天風呂でした。もちろん、泉質は言うことなし。

さて、朝食のご紹介。

朝食はこちら。

おかずが色々並びます。

お味噌汁は赤だし。温泉卵もあります。

そして岐阜の郷土料理の椎葉味噌というご飯でした。

というわけで、ホテルパークのご紹介でした。屋上露天風呂からの景色はなかなかのものでしたね。あとやはり部屋。こんな部屋、なかなか私では泊まれないです。満喫させていただきました。

次回の（２）では「十八楼」「都ホテル　岐阜長良川」、そして長良川温泉ではありませんが、「天然温泉金華の湯ドーミーイン岐阜駅前」「アパホテル〈大垣駅前〉」をご紹介予定です。