忍者のように駆け抜けた、気分。　中編・伊賀鉄道

2019/04/29 - 2019/04/29

2019年4月。本当に間もなく令和、という時期のこと。

忍者で名高い（？）伊賀を、伊賀鉄道で通っていきます。
駆け抜けたのは、あくまでも、気分です。だいたい、自分は基本的に乗っているだけだし。（本気で駆け抜けた、と思ってこの旅行記をご覧になる方は、たぶんいないでしょうが）
ところどころで忍者が推されております。

エリア 伊賀・上野(三重)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

伊賀上野駅ホームから。
１番ホームが伊賀鉄道専用になっています。

階段を上がると、ＪＲ西日本用の３・４番ホーム。
画像左側が１番ホーム。

１番ホームの線路はここまで。

伊賀鉄道から降りたときに、すぐＪＲのきっぷが買えるようになっているわけですね。

大阪と新大阪とかに向かうきっぷも買えるようです。
伊賀上野からだと、結構な距離に感じられますが、90kmもないぐらいのようです。

１番ホーム側から見ると。
ＪＲのマークも付いていますし、スタイルもＪＲそのものですが、
隣の駅は「にい」と、伊賀鉄道の新居駅をちゃんと示しています。

２番ホーム側から見る。
１番ホーム側から見たものと同じスタイルですが、もちろん、隣の駅はＪＲのもの。
２番ホームは、加茂方面の列車のみが発着するようです。

線路を挟んで向こう側の３番ホーム。
３番ホームは、亀山方面の列車専用のようです。

ホームは結構昔から作られていたような感じがしますが、そう見せているだけ、だったりして。

大きな工場が隣接していたりします。

そういえば、ホームは結構長いですが、上の画像のとおり、屋根がかかっているところは短くなっており、ホームが全部使われることはあまりないのでしょうね。

伊賀鉄道にもマスコットキャラクターがいるようで、
駅名の上に載っています。
「ふくにん」というそうです。

伊賀上野駅 駅

２番ホームから見ると、やはり、「ふくにん」はついていません。

２番ホームにはこのあたりまで乗降口が来るようなことはあまりなく、１番ホームはいろいろと手が加えられている感じがします。
昔からある駅の場合、しばしば、停車する車両の都合でホームがかさ上げされたりしますが、このホームはそうしているようには見えませんが、よく見たら高さが違ったりするかな？

ちょっとくねったりした先が、伊賀鉄道となっております。

こう見ると、とても良い感じの景色。

さあ、やってきました。

目力が強くて、周囲のライトなどの存在が眼に入りません（笑）

伊賀鉄道 乗り物

乗りました。
座席は、こんな感じ。
床にもデザインが施されています。

クロスシート側は、転換クロスシートとなっています。

さすが、ここにも。

あらためてご紹介。
伊賀鉄道は、伊賀線を運行しています。
（実は、忍者線という愛称は、この旅行記を載せる際に気づいたりして）
実際に乗るまでは、旧国鉄線を転換したのかと思っておりましたがそうではなく、近鉄線から転換されたものです。転換されたのは平成19年、2007年ですから、そんなに昔のことじゃない。（え、結構前じゃないか？）
ＪＲと接続する伊賀上野駅と、近鉄と接続する伊賀神戸（いがかんべ）駅とを結んでいます。
主要駅は両端の駅のほか、上野市駅が主要駅となっています。
なに、忍者市駅？

事情を知らない人には、
「伊賀」を省略して、「神戸」の読み方を省略して、「上野と神戸との間を結んでいる路線」ということでいいのではないかと（ダメ）

伊賀上野駅を出て５～６分経ったところ。
車窓の景色は今回は少なめ。

降りました。

伊賀鉄道伊賀線は、決して長い路線ではないのですが、全線直通しない便が多く、中間の主要駅である上野市駅で乗り換えとなる場合があります。
直通する乗客より、上野市駅からＪＲ・近鉄の双方に向かって乗り換える乗客を想定しているのでしょうかね。

こうして、乗り換えるわけですが、双方なかなか派手めのラッピング。

上野市駅 駅

乗り換えました。
座席は上野市駅までと同じ感じとなっております。

上野市駅、伊賀市の中心的な駅でもあり、降りてみた方が良かったかな、とか思いつつ。

せめて、車内から見える駅前の様子ぐらいは、と思いまして。
これでも（？）忍者市駅、とか称しているらしいです。
実は、いろいろ仕掛けとかあるのかも知れません（そんなわけないか）

上野市駅からの途中の駅の様子を、一駅だけ。

四十九駅と書いて、しじゅくえき。
ATOKでも駅名が出ないし、旅行記に載せようと思ったら、地図にも登録されていません（苦笑）
2018年にちょっと移転したみたいですね。　

そして、伊賀神戸駅に到着。
ちゃんと？忍者が駅名標に付いております（笑）

伊賀神戸駅 駅

乗ってきた電車。

こちらもありました。
鋭い視線（笑）

通路を進みます。

伊賀鉄道側は自動改札になっていません。
すぐ横に近鉄の改札口。こちらは自動改札。さらに駅員さんも。
以前は同じ改札口が使えていたのでしょうが。


ということで、伊賀鉄道伊賀線を一気に乗り通してしまったのでした。
忍者のように静かに駆け抜けております（気分は）。
でも、この周辺の旅としては、もうちょっと先があるので、また別の旅行記で。