プライドオブアメリカ号に乗船　Vol.８　2020　～　カウアイ島（３）フラ卒業ショー&ナ・ パリコースト　～

2020/02/01 - 2020/02/08

　プライドオブアメリカ号の旅行記は、最終編になりました。最後の目的地はナ・パリコーストです。
　全く下調べなしで向かうことになったので、どのような絶景が見られるのかがとても楽しみでした。行って見ると言葉では言い尽くせないこの世のものとは思えない景色が広がっていました。ジェラシックワールドの世界です。
　旅の魅力は想像を超えた世界が見られ、感動し、新しい自分に出会えることだと思います。最後に記憶に残る景色を見る事ができ、また余興のフラ卒業ショーまで楽しむ事ができて充実した8日間のクルーズでした。

エリア カウアイ島(ハワイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

　プラウドオブアメリカ号にワイメアキャニオンのツアーから戻って来て、ランチはバナナ１本しか食べる時間がありませんでした。すぐにフラのラストレッスン会場に行きました。

　本番に合わせた衣装に着替え、靴下をはいて床の感覚を試します。
先生に「今日はとても忙しい日です。午前中にワイメアキャニオンへ行ってきました」と言うと「それは大変！」返事をしてくれました。

　そして３０分後に迎えた卒業ショウー。フロント前のホールで行われます。
　お隣の方は日本人ですがオーストラリアに在住の方で、日本語でお話しすることができました。緊張感が高まります。

　始まりました。

先生が観客席の後ろで踊っていてくれるのでそれを見ています。

　着ているＴシャツはマウイ島で買ってきたものです。頭に付けているのコサージュはハワイ島で買ってきたものです。パウスカートは日本から持って行きました。

一曲終わって、次の曲の説明を先生がしています。

　少しぶれていますが、動いているので。
私のすぐ後ろで踊っている方は日本のＪＴ○のツアーでいらした方です。

プラウドオブアメリカのデザインが入った床の上で踊れるなんて、ラッキー！

　この動作は船で進んでいるという意味です。フラダンスは全て意味がある動作なので覚えやすいといえば覚えやすいのですが・・・。

　滑らかに、止まらないように、優雅に。これがなかなか難しい。複数のステップを踏みながら手の動きがあるので頭を使います。
　今回はカホロというステップだけなので楽と言えば楽ですが。ただかなりスクワットの状態で踊るので足腰を強くする必要があります。

　いただきました。卒業証です。先生と一緒に記念撮影を階段の前で撮りました。本当に記念の一枚です。

がんばった甲斐がありました。いただきました。卒業証書。
余興のおまけです。
ハワイ大使が発行しています。日付も入っています。記念の証書です。

　成就感でいっぱいです。次はクヒオの舞台で踊りたい！　驚くかもしれませんが、クヒオのフラショーで最後に「踊りたい人は舞台に上がってください」というアナウンスがあって踊るチャンスのあるステージの日があるのです。
　私の日本のフラの先生は踊ってくるそうです。プロなので、教えるワイキキの先生は「上手な人がいる」と思うでしょうね。

　部屋へ帰る途中で絵画のアートオークションが行われていた会場を通りました。最終日に行われるようです。

このようにたくさんあると好きな絵が一つくらいは見つけられそうです。

　透明感が綺麗に描かれている絵です。グラスの周りが幻想的です。どんな形にも色があるのだということを教えてもらったことを思い出します。グラスにも色があるのです。グレーに近い白です。光は白。

　部屋に戻ると、もうすでにナウィリウィリ港を出港していました。２：００ＰＭに出航予定だったので、フラダンスの卒業ショーをやっている時に出航したようです。

カウアイ島が遙か向こうに見えます。これからナ・パリコーストへ向かいます。

　このクルーズの最後の目的地です。「秘境」といわれる断崖絶壁が続き、船かヘリコプターでしか近づくことはできません。

　アロハカフェのデッキへ行ってみました。デッキで見ようとしている方々で混んでいました。

　船は途中でＵターンしますが、進行方向の左側にナ・パリコーストが先に見えます。右側の部屋の方は船がＵターンして引き返すまで見ることができません。それでデッキにいるようです。

　右側はガラガラです。私の部屋は左側にあります。ラッキー！　お部屋のベランダから見ることができる！　部屋へ戻りました。

　カウアイ島の北側の海岸線に沿って航海しているので島からはつかず離れずの感じです。島から遠く離れることはありません。

　地図でコースを示してありました。このようなコースです。ナ・パリ・コーストを途中でUターンします。その後ホノルルへ向かいます。

　だんだん波が荒くなってきて、白波が立つようになってきました。海が荒れている感じがします。
　太平洋上から運ばれてくる暖かい湿気を帯びていて、１年を通して吹く貿易風なのかもしれません。

　大波をザブンザブンとかき分けて船が進んでいる感じです。特別な所へこれから向かう雰囲気がしてきました。

雲も何か怪しげで、これから何か起こりそうな嫌な雰囲気でした。

？何か見える？

　島の端の色が少し変わっています。全く下調べなしでナ・パリコーストへ向かっているので何が見物なのかはこの時は分かりませんでした。

　不安になって日本人スタッフの「ミカ」さんに電話をすると「まだです。もっと船が近づきますから、すぐに分かります」と教えてくれました。

確かにまだ船から遠い。

？　これでは？

船から見るとまだ遠いです。

拡大するととても変な岩が見えました。

ナ パリ コースト 山・渓谷

一筋の糸のような滝が見えました。秘境っぽくなってきました。

　そろそろ始まりました。映画「ジュラシック・ワールド」で見たことがあるような海岸です。ここでロケが行われています。

これです！　断崖絶壁が海に突き刺さっている感じです。

　波が岩にぶつかって激しく白い波しぶきになっています。人を寄せ付けないというか上陸はできない場所です。

　不気味な感じの景色です。それこそ空から恐竜が飛んできてもおかしくはない景色です。

「神々の創ったオブジェ」と呼ばれるそうですが、この世のものとは思えない景色です。

日差しが差してきて一層鮮やかになりました。見方によっては綺麗です。

一つの半島のようでした。離れていきます。

確かにここに来ました。記念撮影。

ナ・パリコースト

ナ・パリコースト

ナ・パリコースト

ナ・パリコースト

ナ・パリコースト

ナ・パリコースト

ナ・パリコースト

ナ・パリコースト

ナ・パリコースト

どのように表現すれば良いのか言葉が出てきません。

ナ・パリコースト　不気味？　この世のものとは思えない景色？

ナ・パリコースト

ナ・パリコースト

ナ・パリコースト

ナ・パリコースト

ナ・パリコースト　これが拡大のＭＡＸです。

ナ・パリコースト

ナ・パリコースト
　船はまだＵターンをしていませんが、十分に写真を撮り、風景を満喫しました。シャッターを連続で押していて疲れました。

　ラスベガスザショーが６：３０ＰＭ～ありました。今夜が最後なので見に行くことにしました。最終日のショーはかなり内容の充実したショーでした。艶やかな美男美女が出演してダンスと歌とで観客を楽しませてくれました。

　アロハカフェのディナーは「テイストオブハワイ　ハワイ料理」でした。「コックさんたちが腕を振るってハワイ料理を作るので食べに来てください」ということでしたのでアロハカフェへ行こうと決めていました。
　豚の丸焼きには驚き・・・。マニラ以来です。

ＫＡＬＵＡという名前の豚です。表示がしてありました。

それにしても残酷。おいしい料理には残酷さは付きものでしょうが・・・。
味は、勿論、美味でした。

何とも可愛いペンギンです。とても茄子から作ったとは思えません。

海底のイメージでしょうか？ヒトデや蟹に見えます。

　このオブジェはおもしろい！　スイカから作ったのでしょうか？バラに見えます。凄い技術を持っています。

　孔雀です。スイカの赤い色をを生かして作っています。心を込めたおもてなしをしていることが分かります。食べる人を楽しませるのもおもてなしの一つです。

テイストオブハワイ　ハワイ料理
現地の方には分かるのでしょうが・・・

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理
何かの葉で蒸してあります。

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理

テイストオブハワイ　ハワイ料理
　とても全ての料理を味わうことはできませんでした。写真を撮っただけでも満腹になりそうです。
　好みのものをいただきました。とてもおいしかったです。最後の晩餐。
この日もぐっすり眠りました。

　次の日の朝、「ポッポッポッ」と何かの機械音が通り過ぎていく音で目が覚めました。見ると船が横を通っています。

見覚えのある風景。

ホノルル港 ビーチ・海

　そう、ホノルル港に戻って来ていました。アロハタワーが見えます。
　一週間のクルーズが終わって帰って来ました。なぜかこの景色が懐かしく思えます。

アロハ タワー 建造物

　コンテナを積んだ船が入港しています。無事に戻ってこられてよかった！
　ホノルルには文化の匂いがします。巡った三つの島にはない文化の匂いです。安心させる何かがあるようにこの時は思いました。

　下船は簡単でした。荷物は前日にドアの前に出しておきました。
　日本人は全員がマルディグラというホールに集合しました。全員がいることが確認できると、スタッフのミカさんが先頭になり船の中の部屋を通り抜けて出口まで案内してくれました。
　外のデッキには長い下船待ちの行列ができていました。船の中を通ることによって掻き分けないで追い超すことができます。ＪＴ○のツアーはお昼の日本行きの飛行機に乗るので長い列に並んでいると間に合わないかと思います。日本人には特別に便宜を図ってくれているのです。
　私はこの後、ホノルルに４泊するので飛行機に乗りませんが一緒に行動できてとても得をした感じです。

橋を渡りながら船首を撮影しました。デッキに下船待ちの人が溢れています。

　船尾の方角です。
　楽しい時間をありがとう。なかなか楽しいクルーズでした。
　このクルーズを勧めてくれた長男には昨年１２月に産まれた娘がいます。「大きくなったら乗せたい」と言っています。私は「お勧め」に思います。この旅行記を読んで四島巡りの様子が参考になればと考えています。また機会があったらマウイ島のオプショナルツアーでホエールを見に行くツアーに参加したいですね。

　チェックインカウンターです。まだ今夜出航するクルーズのチェックインは始まっていません。

タクシー乗り場の一歩手前までミカさんが同行してしてくれました。
サービス満点。プライドオブアメリカ号のトップが見えました。

ワイキキのコンドミニアムに着いて一息入れています。昨夜はぐっすり眠ることができたので爽やかな気分で今日も過ごせそうです。ここで４泊してワイキキ史跡巡りでワイキキのまだ踏破していないところを廻る予定です。
これでプライドオブアメリカ号の旅行記は完結です。
私のページにお越しいただき、また旅行記をご覧くださりありがとうございました。コロナの感染が心配されます今日この頃、皆様どうぞくれぐれもお体ご自愛くさい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　～　プライドオブアメリカ号に乗船　完　～