プライドオブアメリカ号に乗船　Vol.7　2020　～　カウアイ島　ナウィリウィリに上陸（2）ワイメアキャニオン　～

2020/02/01 - 2020/02/08

　この旅行記を書いている時にＪＡＬから来年の１月末に予約していた便は運休というメールが来ました。手帳から削除することができずにいます。とても残念です。これで来年のハワイ行きは中止です。コロナの影響はまだ長引きそうです。１００年前のスペイン風邪は３年くらいかかって終息したようなので、あと２年くらいは巣ごもり生活が続きそうです。抗体を持つ人が増えないとどうにもならないのでしょうか？　ワクチンが待ち遠しいです。
　さて、ハワイ四島を巡る旅も７日目、明日は下船します。今日が最終の観光日です。この日はワイメアキャニオンへ午前中に行きました。太平洋のグランドキャニオンと言われるそうです。規模は小さいようですが、本物のグランドキャニオンを見たことがない私にとっては感動の時間でした。

エリア カウアイ島(ハワイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 3.5

• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

カウアイ島２日目。天気はＯＫ。今日もよい旅ができそうです。

　ナウィリウィリ港は地味な感じの港です。ほとんど車が止まっていません。最初のマウイ島が賑やかでしたので少し不安になります。

　まあ、とにかく下船してツアーの待ち合わせの場所に急ぎました。あまり人に会わないのでどうなっているのかと不安になります。

いました。人が。日本人のようです。

他のツアーの集合場所です。こんな感じで場所に集まります。
集合時刻は８：３０am。５時間の予定のツアーです。順調に戻って来ることができれば1:30pmで、午後の最終フラダンス教室に間に合います。

　来ました。ツアーバスです。真っ黒な車です。ワイメアキャニオンのこのツアーは昨日が実施予定だったのですが、ナウィリウィリ港への到着が遅れたため一日延期になりました。

　そのため日本人ガイドは手配できず、ドライバーが案内をするということになってしまいました。ＪＴ○のツアーも一日延期になったため、車の手配ができなくなってしまったそうで船会社のツアーに同乗し参加することになりました。

　久しぶりに日本語が周囲から聞こえてきて、懐かしい気持ちになりました。２週間ぶりに聞く日本語です。ハワイ島でお目にかかった柏からいらしたお嬢さんとご一緒の女性もこのツアーに参加されていて、お会いすることができて嬉しかったです。「テンダーボートは怖くなかったでしょう？」と案じていてくださりました。車窓から虹が見えます。

　明け方雨が降ったのでしょうか？路面が濡れています。だから虹が出たのでしょうね。

バスはどんどん進んで、

　カウアイ島を走りました。ガソリンスタンドが見えます。どこのガソリンスタンドも同じような作りです。

　やがて、海に出ました。ホテルらしきものが海岸に建っています。穏やかな海です。

太平洋。水平線が見えます。

　このようなロケーションの所にお住まいの方がいらっしゃるのですね。毎日海を眺めて暮らすのもなかなか良いのではありませんか？

綺麗な芝のあるところでストップしました。公園のようです。

　鶏がやってきました。何でもこの島に住みついていて全て野生と言うことです。たくましい。何を食べて生きているのでしょう？

ここは観光スポットでした。何げない岩ですが、よく見ていると、

？　水が噴き出しました。

シュッ、シュッ、シュッとその音は次第に大きくなり、

水量が増していきます。

爆発したような感じでMAXです。なるほど潮吹き岩でした。

やがて、水量が減って、

また、何もないただの岩に戻りました。周りは海水でかなり水浸しの状態です。

　近づいてくる船とマッチした風景は絵になりそうです。ちょうど良い感じで船が来ました。

潮吹き穴 自然･景勝地

　太平洋の中にぽっかりとできた自然のいたずらみたいです。人が何かに集中している風景と自然とが調和して見えるから不思議です。

　再び海岸から離れて山に向かいました。ビュンビュン車を飛ばしている感じで走っています。

やがて、地層がむき出しになっているようなところで撮影タイムになりました。

ワイメアキャニオンではありません。しかし、イメージが湧いてきます。

危ないという表示がありました。落ちる人がいるのでしょうか？

拡大するとなるほど渓谷の岩肌が見えています。層になっているのが分かります。

再びバスに乗って、

？　これは日本的です。お寺みたいな建物が見えきました。

　菩薩像が・・・。こんな所奥深い所まで日本人移民が行われたのですね。ハワイと日本との関係が如何に深いかを思わずにはいられませんでした。

半鐘ではありませんか。１２月３１日には１０８の鐘をついたのかもしれません。

　これは途中休憩で寄ったショッピングセンターです。ここも日本語で店員さんが話してくれてビックリしました。さらにビックリしたのは、

マリコ 専門店

　この種はアボガドから出ている葉です。日本で何回かアボガドの種からの発芽を試してみましたが全てうまくいきませんでした。やはり南国なのですね。なるほど驚きです。
　余談ですがジャガランダの木は育って３ｍ近くなりました。最近になって説明書きを見ると「花は咲きません」という意味の内容が書いてあるのがわかりがっかりしています。

　再びバスに乗ってガイドさんの運転手さんの「キャプテンクックの像があります」という声で慌てて撮りました。ここにもキャプテンクックは来ています。ここはワイメアという名前の町です。ここからキャプテンクックは上陸したとのことでした。

キャプテン クック像 モニュメント・記念碑

海岸沿いを走ります。綺麗な海を眺めながらドライブするので退屈しません。

　ここから山に向かいます。タブレットでGoogleの位置情報を確認すると、今どこを走っているのかが分かり、見通しが立ちます。

何の木なのでしょう？

坂になりました。勾配がきつくなってきました。

　ここの道路は濡れているので雨が降ったようです。カウアイ島は太平洋上吹く貿易風がワイアレアレ山にぶつかって雨になるので天気が安定しないとのことです。

今は晴れていても、またいつ降ってくるかわかりません。不安定な天気です。

空は明るいのですが。

着きました。ここが「太平洋のグランドキャニオン」と呼ばれている場所です。
１０３６ｍの深さがあり、幅は1.6ｋｍあるそうです。

雲がかかってきました。遠くが霞んでいます。

　左手に滝が見えました。これ以上拡大はできないので残念。もっとよく見えると様子が分かるのですが。

　晴れていてよかった。記念撮影です。柏からいらした方のお嬢さんがシャッターを押してくれました。

晴れているところを撮ります。よく見えるところが少なくなってきました。
虹が足元に出ています。虹を眼下に見る経験は初めてです。

霧？雲？　赤、緑、緑いろの地層が見えます。

綺麗な縞模様

雲がかかって幻想的です。

景色が刻々と変わっていきます。

滝が遠くに見えます。

渓谷は深い！　浸食が激しい。

　雨が激しいく降ってきてあまり長い時間いることができませんでした。滝が遠くに見えます。

ここにも鶏がいました。野生の鶏です。山の上にもいるのに驚きました。

バスに乗ると晴れてきました。下山します。

　海が見えてきました。遠くが霞んで見えます。ずいぶん高いところまで登りました。

　さらにバスは下って海が近くなってきました。ずいぶん下って来ました。天気は海岸近くになると変わるようです。

キラキラ光って海がまぶしい。輝く海。

バスの進行方向左側の座席に座っているのでステキな眺めを見ることができます。
どちら側に座るかはとても大切な選択です。

　やっと車に会いました。ほとんど車は走っていません。僻地？ではないかと思いますが。

　このトラックの壁面はおもしろいです。日本ではこんなに鮮やかな絵を描いてあるトラックは見たことがないように思います。思わずシャッターを押しました。

　大きなスーパーのようです。この建物の屋根に太陽光パネルが乗せてあるので、シャッターを押しました。

　再びキャプテンクックの像です。今度は運転手さんが停車してくれたので落ち着いて撮ることができました。

ワイメア川を渡ります。海は近いので河口近くです。川幅があります。

　しばらくして到着したのはワイメアコーヒーカンパニーでした。ツアーを申し込んだときにはここに寄ることは書いてなかったので少し得をした感じがしました。

　大きな観光バスが何台か来ています。カウアイ島でもコーヒー栽培が行われているのです。走ってきた道路の両側にコーヒー農園が広がっていました。

　試飲コーナーにはたくさんの種類のコーヒーがポットに入れて置かれていました。ローストの程度によって味が違うことが分かります。また香りをコーヒーに付けてあるものがありました。

　試飲カップに好きなものを選んでセルフサービスで飲みます。聞こえてくる言語はほとんど英語でした。

　これは香りが付けてあります。中にはチョコレートの香りのものがありました。ココナッツも良い香りです。

皆さんゆったりと長閑なバカンスを楽しんでいる感じです。

　私も一休憩しました。お土産にコーヒーを買ってきました。おいしいコーヒーでしたが、コナの方が味覚に合います。

　このような感じの試飲会場です。皆さん観光バスで来ているようで一団体が引き上げるとフロアーが空きます。

　私たちのツアーの引き上げです。船に帰ると午後のフラダンスのレッスンに間に合いそうな時間です。ここからナウィリウィリ港までは地図上３０分弱というgoogleの計時が出ました。戻ったら最後のレッスンを受けて卒業ショーに臨みます。
～　旅は続きます～

カウアイ島の地図　ワイメアキャニオンは島の西側