2020.09 紅葉を求めて久々の大雪山①…旭岳登山断念で急遽大好きな上野ファームへ

2020/09/19 - 2020/09/21

あちこち気ままにお出かけもできない今日この頃。
最近は、遊ぶほうに忙しくて、山登りからご無沙汰だったので、久々に大雪山にでも登ってみようか、と言うことになり…

気がつけば、２０１４年以来の大雪山登山！
　https://4travel.jp/travelogue/10933599　～４冊の旅行記
地元の山もかなりご無沙汰しているので、登れるかどうか不安だけど、人混みに行くわけじゃなし、と言うことでお盆明けに予定が決まった。
こんなご時世、一か月前だというのに拍子抜けするくらい宿も簡単に予約完了！
もちろん「GOTOキャンペーン」利用です。

ただ心配だったのは、高原沼温泉のシャトルバス、「密」を避けるために人数制限がかかっていたこと。
せっかく行っても行けない、なんて可能性もあるのでドキドキしながらの行程となりました。

予定では
１日目…自宅出発→旭岳登山　　旭岳温泉泊
２日目…大雪高原温泉沼巡り　　層雲峡温泉泊
３日目…黒岳登山→帰宅

が、「山の天気はなんとやら」
なかなか予定通りにはいきません。
でもそのおかげで、大好きな「上野ファーム」の秋のガーデンを堪能することができ、結果オーライか！（笑）
おまけに、憧れの「あの方」にもお会いすることができ、私としてはこれがメインの出来事？になりました。

１日目から盛りだくさんとなったので、まず「上野ファーム」だけの旅行記を。

エリア 旭川(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

★９月１９日★

午前９時過ぎ、大雪山国立公園旭岳に到着。

詳しくは次の旅行記に載せますが、この時期旭岳ロープウエイの駐車場はかなり混雑します。

が、わが家の今夜の宿は「ホテルディアバレー」と言って、旭岳ロープウエイに一番近いホテル「ホテルベアモンテ」とは系列のホテルなので、「ベアモンテ」の駐車場に止めることができたのです。（ただ空いていればですが）

大雪山 自然・景勝地

途中もろもろ省力しますが（詳しくは次の旅行記で）、結果ガスが濃く視界不良、気温も低く山頂付近では低体温症になる恐れがあるということで、今日の登山は断念して、明日再度チャレンジすることに。

往復のロープウェイ代がもったいないけど（今日はホテルの宿泊プランについていた券を使ったけど)、無理しても仕方ないですものね。
山登りは、あきらめも肝心。

旭岳 自然・景勝地

山を下りてきたのは、午前１１時。
で、この後どうしようかと…

旭山動物園にでも行く？と夫。
いやいや、先月行ったばかりだし、そもそも動物はあんまり好きじゃない私。^^;
動物園行くくらいなら、もうちょっと足を延ばせば「上野ファーム」に行ける、と言うことで「上野ファーム」で時間つぶし、いえいえ、結果オーライの予定変更となりました。

上野ファーム 公園・植物園

「上野ファーム」に着いたのは正午過ぎ。

先にお昼ごはん～。
レストラン前のアマビエ様も秋バージョン。

「ＮＡＹＡ　ｃａｆｅ」

上野ファームの入園ゲート手前にあります。
もちろん、園内に入らなくてもcafeのみでもオーケー。
リニューアルしたみたいです。

NAYA cafe 上野ファーム グルメ・レストラン

以前は、テーブルでオーダーして持ってきていただくというスタイルでしたが、今はコロナ対策？か、お会計して自分で受け取るスタイルになってました。

ソーシャルディスタンスのマークは、野菜。（笑）

今日はいいお天気。

店内よりも、外のテラス席が気持ちいいよね～。
感染対策としてもそのほうが安心だし。

目の前にはお庭も見えるし。

カレーをいただきました。

ご飯の上に、カレーが乗ったトレイが乗ったお弁当スタイル。
量はちょっと少なめだけど、野菜の甘みが感じられるおいしいカレーです。

「秋のお庭へようこそ」

そう、秋の庭を訪れるのは初めて。
いつも７月か８月。
今年も7月に来たばかりです。
　　７月の旅行記→https://4travel.jp/travelogue/11641311

２回来ることがわかってたら「年パス」買ったんだけどな～。

「上野ファーム」の園内に入ると目の前にあるプレート。

実はこの壁は、「上野ファーム」オーナーの上野砂由紀さんのご自宅。
蔦の絡まる感じもステキなおうちです。

え～と、今咲いているお花は何があるのかな～。

山登りの格好のままの私。^^;

園内に入ってすぐにある、フォトスポット。

ここの飾りつけも、秋バージョン。
顔出しして写真が撮れますよ。

最近よく見かけるカラフルな「とうきび」
「グラスジェムコーン」と言うらしいですね。
お味はまぁ…、と言ったところで、どちらかと言うと観賞用？

「とうきび」が方言だったのを知った時はびっくりしたものです。
その他地方によっていろいろ呼び方があるみたいですね～。

かぼちゃは、来月ハロウィーンだしと言うことでわかるとして、この着物のお姉さんは何の意味？（笑）

こんな方たちもいらっしゃいました～。

もちろん一緒に記念撮影。（笑）

いつもシャボン玉が飛んでいる…

子供ならずとも楽しいな。

さ～て、秋のお庭を見に行きましょう。

夏の目に飛び込んで来る様な鮮やかな色合いとはまた違った趣のお庭が広がっています。

あっ、サラシナショウマ！

「キミキフーガ」ともいうらしいです。

実は、実物を見るのは初めて。

よく聞くしよく見かける花らしいんだけど、なぜか見た記憶がない。

今回のガーデン散策での収穫はもちろんこれ、サラシナショウマでした。

パープルウォークと呼ばれているエリア。

名前がよくわからないけど、薄紫の花の並びがかわいい。

パープルウォーク、続いてサークルボーダーへと続く道。

サークルボーダー、盛夏は２ｍをこすホリホック（タチアオイ）が不思議な世界観を作っています。

サークルボーダーの奥のお気に入りの場所。

ここにもサラシナショウマ～。

いまが花盛りなのね。

「カンボク」の実も色鮮やかになっています。

葉っぱが落ちても、赤い実は付いたままがが多いらしく、どうやら鳥さんたちにとってはおいしいものではないらしいですね。（笑）

続いて、ミラーボーダーエリアへと向かいますが、こんなものがいらっしゃいました。（笑）

ハロウィーン仕様かな。
夜、遭遇したくありませんね。

「ミラーボーダー」エリアへ。

ここはまだまだ夏のにぎやかな雰囲気が残っている感じ。

エキナセアやら、フロックスやら、サラシナショウマやら、季節が重なる花が入り乱れていて盛夏とはまた違ったにぎやかさです。

奥に「白樺の小道」が見えていますがまずは「マザーズガーデン」へ。

ちなみに「白樺の小道」はこんな感じ。
わが家はその時の気分で適当に歩くので、同じところをぐるぐると回ったり、さっきも歩いたけどもう一回、とか適当なのでねうまくご紹介するのが大変。＾＾；

春には、この白樺の根元に、水仙やらチューリップやら春の花が咲き乱れるそうな。
来年は絶対、春から見に来るんだ～！

ミラーボーダーを往復して、園内入り口側からマザーズガーデンに入るときに、緑のトンネルをくぐります。

ちょっとした距離なんだけど、ここがとっても素敵な場所でお気に入り。

「緑のトンネル」←勝手に名付けてます（笑）を振り返って。

マザーズガーデンは、ここ「上野ファーム」の始まりとなった庭です。

「田んぼのあぜ道にルピナスを植えたり、農道の脇にカモミールなどを植えて魅力的な景観づくりをはじめました。さらに農場の散策も楽しんでもらおうと思い、畑だったところに一本の石畳の小道を作り、花を植えました。それが現在「マザーズガーデン」と名付けている場所です」（パンフレットより抜粋）

盛夏には、エキナセアとともにこれがお目当ての「アナベル」

さすがにもう枯れ始めてきてますね～。

と、思ったらまだまだ元気で頑張っているアナベル。

この白いこんもりとしたかわいらしい姿が大好きなんです。

ここも様々な花が咲き乱れ…

いつものことだけど、何枚撮ってもきりがない。

でもやっぱり秋になると紫の花が多くなっているのは確かですね。

リンゴの実がなってる！

久々に、射的山に登ってみようということになり、まずは途中にある見晴台のような場所へ。

ここからは、私の好きな「ノームの庭」が一望できます。
周りは畑だらけの上野ファーム、借景もばっちりです。

射的山に続く道、緩、盛夏は結構きついものがあります。＾＾；

今日はちょうどよい足慣らし。
って、本当は今頃旭岳に登ってひーひー言ってるころだったのにね。

ひときわ目を引く大木「雲竜柳」

フェイスブックで、大きな木の枝が折れたというニュースを見たときはこの木のことかと思って心配していたけど、この木はとりあえず無事でした。

標高１７１ｍの「射的山」山頂。
屯田兵の射的訓練場として使われていたことからこの名前が付いたようですよ。

手前のお地蔵さんは「縁結び地蔵」

山頂には、レインボーカラーの椅子があります。

おばさん一人座っても映えませんね。（笑）

と言うことで、おばさんがどけた後座った映えるカップルのほうが似合いますね～。（笑）

山頂（一応・笑)から、ノームの散歩道を下って「ノームの庭」へ。

なかなか気持ちの良い道です。

ここならクマの心配もないよね。

はい、私の一番好きな場所「ノームの庭」

７月の旅行記のトップの写真、いえ、だいたいいつもこの場所になっちゃうんですけどね、その写真と比べていただけると季節の違いが一目瞭然。

フロックスが優しげな雰囲気を出していますね。

シュウメイギク。

これも好きな花の一つ。
わが家の近所にも、こんもりと咲いている場所があるんですが、ごみ集積所のすぐそばなので風情無し。（笑）

ノームは相変わらずお昼寝中。（笑）

今回、夏の草が生い茂った時期より少しすっきりしたせいか、陰に隠れていたノームをちらほらと発見！
季節が違うと見えるものも違うのは、お花の他にもいろいろとありました。

７月に来た時には咲いていなかった蓮の花も咲いています。

ここに来るちょっと前、上野ファームのフェイスブックの記事の中に「強風で木が折れた」との記事を見ていましたが、この木のようです。

そばにいたスタッフさんに聞くと、折れた枝は通路側じゃないほうに倒れたので良かったですけと、とおっしゃっていました。

ウエディングフォトの撮影のようですね。

上野ファームで記念撮影なんてステキですね～。

これはルドベキアかな。

う～ん、このサラシナショウマ、ダントツ今回の主役ですね。

この時期はやっぱりダリアかな。

本当はあまり好きな花じゃないけど、ここはよく見かけるダリアとはちょっと違う。
よく見かけるダリアは「圧」が強すぎるけど、ここのは可憐な感じがして愛らしい。

面白い花と思ったら、これもルドベキアの仲間。

アスターは元気いっぱい。

ソリダゴ・ファイヤーワークスと言うらしいです。

見たことはあるけど、名前を知らなかったという花もこうやって一つずつ覚えていくのがとっても楽しい。

６０過ぎても、勉強できるって楽しいね。

園内を歩いていたら、上野ファームのユニフォームを着た方が…

もしかして、もしかして、あの方は…
この上野ファームのガーデンオーナーの「上野砂由紀」さん！
そう、憧れの人です。

ちょっとでもいいからお話したいなと思いましたが、お知り合いの方のようでなかなかお話が終わらず、残念ながら諦めました。
ま、来年は何回も来る予定だからいつかは会えるでしょう！

最後にまたノームの庭を歩いてから帰ろうとやってきました。

もう一つの入園入り口（多分団体さん用だと思うけど）の前にこんな秋らしい飾りつけがありました。

そこでなんと！再び上野さんに遭遇！

作業中ですが、お声をかけて少しだけお話して一緒に写真も撮ってもらうことができました。
とってもとっても小柄な方、素晴らしい感性の持ち主で、本当にステキな方です。

午後２時、ホテルまでは１時間ほどかかるのでそろそろ上野ファームを後にします。
思いもかけず、来ることができ、山登りじゃなく散策の２時間、楽しかったです。（笑）

下界はこんなに穏やかないいお天気なのに、旭岳はまだまだ厚い雲の中、山の上ではみぞれ交じりの雪が降っていたそうです。

明日は、晴れてくれるかな～。
と言うことで、旭岳登山はいよいよ明日！

この旅行記へのコメント （2）

• きなこさん 2020/11/22 16:36:04

  ラッキーgirl

  レインボーカラーの椅子が気になって～
  どこ？どこ？と見てたら山頂だったのね
  オバさんも夢見るgirlに見える素晴らしい～椅子だぁ
  ねぇねぇ天候まで味方に付けてるよね、ゆんこさん
  ほんとラッキーgirl！
  オーナーさんに出会えてお話までできたなんて(^_−)−☆
  私もなんだかドキドキしたよ～
  あの緑のトンネル歩いてみたい(^^)
  
  きなこ

  ゆんこさん からの返信 2020/11/22 17:13:33

  RE: ラッキーgirl

  きなこさん
  
  まだ９月の旅行記作ってます。^^;
  きなこさんはじめ他の旅行記見に行くこともできずにいます〜。
  
  > レインボーカラーの椅子が気になって?
  > どこ？どこ？と見てたら山頂だったのね
  
  インスタ映えする場所で有名らしいです。
  
  > オバさんも夢見るgirlに見える素晴らしい?椅子だぁ
  
  でもおばさんじゃ映えませんね。（笑）
  
  > ねぇねぇ天候まで味方に付けてるよね、ゆんこさん
  > ほんとラッキーgirl！
  
  天候が味方したのか、どうなのか？
  まぁ、山登りより断然こっちのほうが良かったから、やっぱりラッキーBBA
  です。^^;
  girlとは自分ではよう言いません。（笑）
  
  > オーナーさんに出会えてお話までできたなんて(^_−)−☆
  > 私もなんだかドキドキしたよ?
  
  北海道ガーデナー、今や全国にファンがいるガーデナーさんなのよ。
  あんなお庭が作りたいなとは思うけど素人には無理。
  なので、せめて目の保養に通いますわ。
  
  > あの緑のトンネル歩いてみたい(^^)
  
  まるでウクライナの「愛のトンネル」のようでしょ？（笑）
  北海道に来たら連れて行くよ〜。
  いつ来れるだろうね。
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　★ゆんこ★