平溪線への旅の途中 ～猴トンで猫まみれ～

2019/05/25 - 2019/05/25

遠東航空の ＭＤ－８３ のフライトを楽しもうと福島空港発着のチャーターフライトを含むパックツアーに参加。メインは飛行機だったので台湾に着いてからはフリープランにしていた。

台湾到着して３日目。昨日は私の要望で ＭＤ－８２ に搭乗したいがために金門島を往復するということをしたので、本日は同行者の要望を聞き入れて鉄道の旅をしながら平溪線で十分へ行こうということに。そこで事前にいろいろ調べたところ、その途中にある猴?というところが「猫村」になっているということを知ったので行ってみよう！。猫好きにはたまらなそうな場所だろうな♪という希望を胸に滞在３日目スタート。

エリア 新北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道

ホテルで朝食をとって行動開始。９時前の列車で台北駅からスタートする。昨夜、基隆へ行くときに乗車した列車と同じタイプのものだ。まずはこの列車に乗って瑞芳駅を目指す。

台北駅 駅

土曜日の朝、そして遅い時間なので車内は閑散としている。これでボックスシートに駅弁広げることができたら完璧だったのに。

国内・海外問わず、車両基地の横を通過する瞬間は子供の用に窓に顔をくっつけて眺めてしまう。どんな車両があるのか？これから出発するのか？休んでいるのか？特別列車なのか？いろいろと想像するのが楽しい。

瑞芳駅に到着。すぐに乗り換えの為に跨線橋を渡って平溪線のホームへ。するとすでに乗車待ちの観光客が多くいて驚き。積み残しの心配はなさそうだが、かなり車内は混雑しそうだ。

瑞芳駅 駅

予想通り....というか想定以上の乗車率に驚き。現地時間で10時前ながら通勤ラッシュのような車内の様相。

ラッシュの車内から逃れるように猴トン駅（※トンは石へんに同）で下車する。この駅で下車した乗客はそこそこ居たが、混雑するようなレベルではない。菁桐行きの列車が出発していくと月台（プラットホーム）は静寂な世界が戻ってきた。こちらが本日の第１目的地。

猴ドン駅 駅

跨線橋には....メ、メ、メロン熊？そしてジンギスカンのジンくん....と見せかけての、札幌地本のモコちゃん？？

猴ドン駅 駅

猴トン駅の改札に掲げられた猫村の地図。そう、ここは猫の村。なんだか同じ産炭地で猫たちの町である夕張をリンクしてしまった。

猴ドン駅 駅

では、さっそく猫村散策。すると第一村猫発見！

猴トン猫村 サファリ・動物観察

他にも猫目当ての観光客がちらほらと。ただ、大挙して押し寄せるような感じではなく、猫のペースに合わせたゆったりとした時間が流れているようだ。

猴トン猫村 サファリ・動物観察

にゃんこたちの微睡の時間をちょっとだけ共有させていただく。

猴トン猫村 サファリ・動物観察

あら、ごめんなさい。気になりましたか？

猴トン猫村 サファリ・動物観察

肉球ごちそうさまです。

猴トン猫村 サファリ・動物観察

「何しに来たんだよ」と睨まれる。

猴トン猫村 サファリ・動物観察

お昼寝しているトコロ、失礼いたします。

猴トン猫村 サファリ・動物観察

みんな幸せそうだなぁ....。

猴トン猫村 サファリ・動物観察

からんでくる猫も。撮影してるから近づかないで～。近すぎると撮れないよ～。

文句言ったら、より懐いてきた。

猴トン猫村 サファリ・動物観察

おしおきだべ～。

猴トン猫村 サファリ・動物観察

猫村ではカフェのようなところもあるので１日居ても猫好きなら退屈しない。

猴トン猫村 サファリ・動物観察

さてそろそろ目的地の十分へ向かわないと。ということで駅へ移動する。その途中で見えた光景だ。おそらく産炭関連の施設だろう。

同じ日本の産炭地であった夕張では無策による町の衰退、そしていまは某知事になった当時市長による政策により町も鉄道も生活も切り捨てられた夕張とは正反対に歴史・遺構をうまく現代に合ったイノベーションをした平渓線とその沿線。頻繁に海外視察をしていた議員たちはいったい何を見て何を学び何を生かしたんだんだろうと疑問に思ってしまう。

平溪線菁桐行きの列車を待っていると反対方向から貨物列車が到着。

猴ドン駅 駅

鉱石を積んだ貨車の最後尾にも電気機関車が。前後に電気機関車がついた貨物列車だ。これはまるで日本の信越本線・碓氷峠のよう（碓氷峠で貨物列車は見たことはないが）。

猴ドン駅 駅

最後尾にいた電気機関車は切り離され、その後は単機で戻っていった。

ちなみに帰国後この電気機関車の模型を手に入れてしまった。それだけこの可愛いさにやられてしまったようだ。

猴ドン駅 駅

貨物列車と戯れているうちに平溪線菁桐行きが到着。

猴ドン駅 駅

車内は先ほどのような大混雑は無かったが、それでも乗車率は高く席は埋まっている。結局４両編成の最後尾に居座り流れ去る車窓を楽しんだ。

平溪線 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

後ろに去る車窓が賑やかになってきたところで車速が落ちてきてまもなく目的地の十分駅に到着する。さて、下車する準備をしよう。

十分駅 駅

第２目的地でかつ最大のイベントを目的にやってきた十分駅に到着。さて下車して....と思ったところ、車内にいたほとんどの乗客が下車して改札へ向けてゾロゾロと。これを見た我々は....さてどうしよう？。

十分駅 駅

この旅行記へのコメント （2）

• travelさん 2021/10/22 16:15:20

  初めまして！

  YS-11さん、猫ちゃん達の写真に癒されます。
  台北の猫ちゃんも日本の猫と同じような感じですね。
  最近日本では地域によっては耳に桜カットしていない猫ちゃんは捕獲されるので可哀そうです。
  
  ブダペストの旅行記に訪問頂き有難うございます。
  もっとたくさん回りたかったのに残念でした。
  プランを詰め込みすぎるので時々ダウンしてしまいます。
  
  自然を巡る一人旅が好きです。
  どうぞよろしくお願いいたします
  
  　　travel

  YS-11さん からの返信 2021/11/01 23:27:23

  RE: 初めまして！

  travel さま
  はじめまして。
  そしてお返事遅くなり申し訳ございません。
  
  当旅行記をご覧いただき、ありがとうございます。
  台湾の猫村が気になり飛行機搭乗メインの旅ながらついつい足を延ばして訪れてみました。のんびりした時間が流れていて良かったですよ。機会があれば是非とも立ち寄ってみてくださいませ。
  
  そして、travelさまのブダペストの旅行記楽しませていただきました。また訪れたくなってしまいました。これからも素敵な旅行記を楽しみにしております。