遠東航空 MD-83 福島空港チャーター便 帰路

2019/05/26 - 2019/05/26

世界的にも希少になりつつある旅客機ＭＤ－８ｘシリーズに搭乗したいがために福島空港発着のチャーターツアーで台湾は台北へ。３泊４日の旅を楽しんで帰路へ着く。もちろん帰路も遠東航空のＭＤ－８３だ。

ツアーの最終日は午前中にツアーバスがホテルで客を回収して定番の免税店経由で空港へというスケジュール。なので朝食前後の時間を利用して最後の台北町歩きを楽しみつつ、ＭＤ－８３のフライトに備える。

そしてまた楽しみたいなと思いつつ搭乗・フライトを楽しんだ遠東航空は破綻してしまい、自分自身にとってはこれが遠東航空ラストフライトになってしまった。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: 遠東航空 (運航停止)
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

今回の旅の最終日は早朝から行動開始。同行者の要望で西門町エリアを町歩き。早い時間なので歩いている人は少なかった。

西門町 散歩・街歩き

いろいろな建物や町の雰囲気、そして空気を楽しみながらの町歩きは楽しい。

朝食はこちらのお店で。同行者が調べてリクエストしてきた。

玉子と小麦粉を使った焼き物？軽い感じ、スナックといったところか？。でも美味しくいただいた。

我々がお店でこちらを食べいている最中、次々と地元の方が訪れてテイクアウトメニューを買っていく....人気のあるお店なんだね。

朝食を終えてホテルへ戻る道中。路地の向こうに北門（承恩門）が顔を出した。

先ほど食べた朝食の量が少なかったので、ホテルで朝食の追加を。

この後、チェックアウトの時間まで部屋でまったりしつつ、さて、荷物をまとめましょう。今回はパックツアーで来ているので帰りの空港まではバスが送迎してくれるので楽チンだ。

グリーンワールド 花華本館 (洛碁大飯店花華館本館) ホテル

送迎バスはパックツアーに付き物の免税店に立ち寄り....。特に買うものもないのでウィンドショッピングもせずに町へ。

昇恒昌免税店 (民権店) 免税店

やはり異国の地での町歩きは楽しい。

あ、このマークは日本と同じだな。

町歩きを楽しんだのち、集合時間までに免税店に戻る。そして再び送迎バスに乗って桃園空港へ向かった。

桃園空港にて搭乗手続き。こちらで帰りの搭乗券を受け取る。

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港

福島 Fukushima ふくしま
３つの福島がチェックインカウンターのモニタに映し出されている。これを見ると「もう帰るんだ」とちょっと寂しくなってしまうな。

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港

帰りの搭乗券は遠東航空オリジナルのもの。国内線とはデザインが違う。

ちなみに往路のチケットはANAのものが使われていた。

搭乗手続きを経ていよいよ台湾とのお別れ....出国。いまは自動ゲート化されていて通常は出国のスタンプは押されない。

台湾滞在最後の食事は空港内売店で買った三明治（サンドイッチ）。いまから思えばなんで台湾らしいものを食べなかったんだろう？（たぶん手持ちの台湾元が無くなっていたからかな？）。

LCCの搭乗に利用されているエリアの搭乗待合スペースで三明治を食べながら搭乗時刻まで時間をつぶす。

そしていよいよゲートオープン。

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港

到着時と同じようにバスを利用して駐機場へ。

オープンスポットだと解放感があり、飛行機も全体を見渡せるので好きだ。真っ先に搭乗する人も居れば、飛行機の写真を撮ったり、飛行機をバックに記念写真を撮ったり....みな思いおもいにこの時間を楽しんでいる。

これから搭乗する飛行機を撮影しつつ搭乗のタイミングを待っていたら、EVA AIRの「ぐでたまジェット」が目の前をタキシングしていった。

そしていよいよ搭乗。ドア横のマクドネル ダグラスのロゴをパチリ。

搭乗率は往路より若干多い感じか。

台湾時間の14:22に桃園空港をテイクオフ。雲の多い中のフライトながら揺れることなくスムース。水平飛行になっても雲上飛行で下界はほとんど見ることができなかった。

ベルトサインが消灯すると機内サービスが始まる。かわいいパッケージのスナックがサーブされる。

遠東航空の客室乗務員の制服はかわいかったなぁ....。機内サービス時のエプロン姿もよかったよ（同行者も同意見）。

お楽しみの機内食は「チキンヌードル」or「チキンカレー」。チキンヌードルをチョイスしていただく。もちもち麺が美味しかった。

同行者はチキンカレーをチョイス。美味しそうなカレーの香りがこちらにまで漂ってきた。

食後は機内探検。往路と同じくＬ２ドア＆ギャレイの後ろの４席がこじんまりしているスペースへ。やっぱりこの席が個室感あって良さそう。

旅友の記念写真。

機内販売で遠東航空のキーホルダーを購入。今となってはMD-83のスナップモデルを購入しなかったことが悔やまれる。

陽は西に傾き、まもなく福島空港へ着陸。少しずつ高度を下げてファイナルフェーズへ。

陽が沈んだ直後の18:15に福島空港に到着。

福島空港 空港

出国スタンプの横に帰国スタンプが押印されて無事に帰国。スタンプにあるFUKUSHIMAの文字が嬉しい。

定期国際線の運航がなくなってしまった福島空港の到着ボード。寂しいながらも誇らしげに遠東航空のロゴが掲示されている。

空港ターミナル屋上に上がって搭乗してきたMD-83を眺める。このあとは東北旅行を楽しんだ台湾からの乗客を乗せて桃園へ戻る。

福島空港 空港

ターミナルの横からMD-83を見送る。同行者と共に「また遠東航空で台湾へ遊びに行きたいな」と話していたのに、まさか最初で最後の遠東航空での旅になってしまったとは....。

福島空港 空港

お土産に買ってきた魯肉飯の素の缶詰。肉製品なので検疫でチェックしてもらい許可を得て国内持込する。

そしてもう一つの旅のお土産はこちら。遠東航空グッズだ。赤い箱は機内食が入っていたものをそのまま貰ってきた。機内で配布されるスナック菓子もデザイン４種を揃える。そしてフライトログもいただいて遠東航空のチャーターフライトの思い出がたくさんできた。

そしてまた遠東航空で台湾旅をしよう！と同行者と誓ったのだが....２度と叶わぬ夢となってしまったのは残念だ。